神楽との戦いも飽きた頃
「どうした…?その程度か…?まさか俺に本気を出させないで終わるのか…?」
「ぐっ?!何故だ…何故俺がお前なんかに…?!」
弱い…全く相手にならない
「お前がどうして今まで勝ってたか…教えてやるよ。まず1つ神楽貴様は自分より下のレベルの奴としか戦ってねぇからだよ…」
俺は冷たい声でそう言った
「お前は井の中の蛙だったんだよ…それで満足してそれをやめなかった…そして2つ…お前は機体とお前本来の力よりも「反則」に触れた…この時点でお前は俺には勝てねぇって事だ。」
「なんだと…?!」
そう、過去にコイツは何度も初心者狩りを行っていたそのため付いたあだ名が最強ではなく最凶って訳。
「お前は負けるのを恐れて…初心者狩りをしてた…違うか?ましてはその負けた人のパーツを奪ってたとはな…まぁ俺からしたらどうでもいいが、公式大会でせこい真似をしてしずくにでかい傷を負わせたのだけは勘弁ならねぇな…」
俺はそろそろ限界を感じ武器を構えた
「貴様の過去にやった事の愚かさ…その身に刻み込めっっっっ!」
「っっくそがァァァァ!!」
「っっっ…このっ…バカ野郎が…」
神楽は完全に逆上し俺に襲いかかったが…
「機体が泣いてるよ…最後の最後までお前は禁じ手を使って勝とうとしたんだからな…」
「なにっ?!」
神楽は機体内部に以前俺に反則負けをさせた例の物質をぶちまけようとしたが
「終わりだ…神楽…」
俺の機体は一瞬で量子化してそのまま神楽の機体全てを五体を切り刻んだ。
「お前の敗因…それは逃げ続けた事だ…それを忘れずに次に繋げるんだな」
片目を負傷してもなお俺は最後まで優勢だったけど…まぁあいつだからな…相手が…
まぁそんなことより
「せつ菜さんの覚醒が気になるしちょっと向かうか,。」
俺はそのまま出力を上げてせつ菜さんの方へ向かった
その頃せつ菜は
「どうされました?ミアさん…?まだこの程度じゃないですよね?」
「くそ…っ!!この僕が…なんでこんな暑苦しいやつに…」
「その答えは自分で出すべきものでしょ?ミアさん…?」
「(っっ?!…来る!)」
「おーやってるやってる派手にやってるねぇ!機体が炎の如く動いてる」
戦闘を行ってる場所から少し離れた場所で俺は見物をしていた
せつ菜さんは相変わらず暑苦しく戦っているが今までとは比べ物にならないほど動きのキレが増している
「っっそりゃあぁあ!!!!」
「この…さっきから調子に乗って…」
ミアさんが反撃に出ようと機体を前進させるが
「甘いっ!そこですねっ!!」
一瞬で見切り、敵の懐に入りそのまま
「獄炎斬!!」
と技名を放ちそのまま赤黒い炎を纏った刀で斬りこんだ
「くっっっ!…ま…だ…行ける…」
ほう…間一髪爆破を凌いだか、だが力の差は歴然だな。
せつ菜さんは既に次の一撃の準備をしていた、ここまでの行動を読むとは最早天才の一言だろう。
「ふふっ…分かってましたよ♪ダメージを抑えるために動くのを…でも失敗でしたね♪これで終わりです…!!」
「なっ…そんな…嘘だ…僕が負けるなんて…そんな…嘘だあぁァァァァァ!!」
さっきよりも重い居合斬りで機体を烈火の如く真っ二つに一刀両断、流石に俺も驚いた
「勝負あり!!勝者は優木せつ菜&山瀬冷コンビ!!」
「「わあぁぁぁぁあっ!!!」」
ドッと歓声が湧いた、正直うるさい
「冷さん!やりましたね!!私達勝ちましたよ!」
「せつ菜さんこそアレ凄いですね、俺正直驚きましたよまさかあんな隠し玉を」
本当に俺は驚いた、あんな短期間であの形態を手に入れるなんて。
そしてそこに
「ぐっ…くそぉ…山瀬…こんなはずでは…」
ボロボロのごmじゃなくて神楽がやってきた
「………どうだ?片目のやつに負けた感想は、俺はお前に負けたくないがために強くなったわけじゃあない…お前のような卑怯な奴にならず自身の限界を超えるためにここまで来た…お前のような奴は一生そこで這いつくばってろ…」
そしてもうひとつ言い忘れていたことが
「最後に1つ…次しずくや同好会の皆に手を出したら…その時は…覚悟しろ…?」
「っっ?!?!?」
そう言うと神楽はいそいそと出ていった、なんかすごくすっきりした気分だ。
と言ってもこれからなんだけどね本当の戦いは
「せつ菜ちゃん!冷!!2人とも最っ高だった!!私最後までドキドキしてたもん!!」
と、先端緑の侑が目をキラキラさせながらこっちに来た、この状態は後々歩夢ちゃんから聞いたがトキメキ状態と言うらしい。
「別に俺一人で勝ったわけじゃないし、むしろせつ菜さんの方が活躍したんだからそっちに行ってくれ」
「あれ〜?もしかして〜冷〜?照れてるー?」
「お前のような女子力皆無の奴に褒められても嬉しくもなんともないね単細胞…」
「なっ?!この!!山猿の癖にぃぃぃ!!」
「山猿このワード絶対にしずくだな…教えたの…あいつ覚えとけ…ってそれ所より逃げよ」
「待てぇぇぇぇ!!冷いいぃぃ!!」
こいつ!会場が体育館だからって追っかけて来るなし!てか周りの視線が痛い死ぬほど痛い!敵さんのランジュの顔を見てあんな奴にドン引きされてるよ!マジでやめくれ侑!!
「お前そんな動けんならスクールアイドルやれよぉぉ!!てかまじ追っかけてくんな!!鬼みたいな顔しながら追っかけてくるとかホラーゲームにも負けてねぇぞ!!」
後ろを振り向けば鬼の顔をした侑が追っかけて来ている、が、校内トップの足の速さと体力を持つ俺には敵うはずもなく
「冷のバカ…ゼェ…昔はチビだったのに…ゼェ…」
「いや身長は関係ないから、ほら普段動いてないからいいダイエットになったんじゃないの?最近肉付き気味とか言ってたよね?」
俺は倒れてる侑に向かってにやにやしながら追い打ちをかけた。いやぁ我ながらなかなかのカスだと思うよ?若干ランジュやミアは引いてるけど、まぁほっといてとりあえずいい気味だわ
「冷男ってあんな鬼畜だったっけ…?しず子…?流石に先輩に同情しちゃうよ…」
「うん…元々あんな感じ…かな…?普段は温厚だけど1度スイッチ入るとあんな感じ…かな」
おーいしずくさーん聞こえてますよーそれにかすみちゃん俺程の聖人はこの世に存在しないよとおもうよ
「でも…冷さんそれでも優しいし仲間想い…知り合って間もないのに…」
優しいか?優しいかよ?もうこの子本当にいい子だと思うよ?
と内心璃奈ちゃんを称えてたが
「でもやっぱり…クズ…」
「( ゚∀゚):∵グハッ!!」
ストレートに言われた
「璃奈ちゃん…流石にストレート過ぎ…俺傷つくよ…」
「アハハ…ほら冷君起きて、次の試合始まるよ」
「ハッ!そうだった!次は…しずくか!!」
俺は歩夢ちゃんに起こされ一瞬で復活、侑のようなゴリラに起こされると萎えるけど歩夢ちゃんは俺の特効薬でもある
そして次はしずくと…
「しずくがあいて…?無問題ラ!!ランジュにかかればすぐよ!」
はい、出ましたよ似非スクールアイドル部の見るからにばkそうな顔をした部長。無問題とか言ってるけどアイツ舐めてかかると死ゾだぜ?
俺も過去に負けたし
「で、では…ゼェ…桜坂しずくちゃん対ショウ・ランジュさんの試合です…」
死にかけのアナウンスが流れそのまま試合が始まろうとした、てかなんであんなに声死んでんだろ←犯人
「ランジュさん…御相手お願いします!!」
「ふっ…ランジュの相手になるかしらね…?」
みるからに馬鹿にしてるがしずくは気にもとめずに試合モードへ入っていった
さぁ、一体どこまで進化を遂げたか…拝見させて貰うよしずくあの時よりも更に強くなったってのはわかる
「では…ゼェゼェ…ガンプラバトル…ゼェ…レディー……」
「「GO!!!」」
死にかけのアナウンサーと同時に掛け声をし一気に戦闘が始まった、てかあのアナウンサーどうしたんだろ本当に大丈夫かな←犯人
「桜坂しずく!ウィングガンダムゼロ・Desired rain!!行きます!」
おや?機体が変わっているではないか、翼がコバルトブルーになっている、そして全体的な色が薄い青から濃い青にかけて染まっている、要所要所白も入ってるのが良いな
そして…
「ショウ・ランジュ!上帝ガンダム!!行くわ!」
ゴッドガンダムベースか…なるほど中国語で神ということか
お互い勢いよく出撃したが
「行きます…rainblast!!」
先手を決めようとしたのはしずくいきなりあの大技を放った
「何…?」
どうやらランジュにとっては初の技らしく
次の瞬間
雷鳴と共に無数の水色のビームが雨の如く降ってきた
「なっ?!何よあれ!!くっ!!」
「はあぁぁぁぁああぁ!!」
更にしずくは攻撃の量を上げて一気に戦況を自分のものにした
しかし
「見つけたわ…穴を…♪」
この時俺に凄いやな寒気が走った
こいつ…もしかして…!
「っっ?!ならもっと…攻撃するまで…!!」
「やめろ!しずく!!やつの狙いは…」
「えっ…?!」
「ふふふ…所詮はしずくね!!こんなの全部弾き返せば良いだけなのよ!!中々良い技なのにね…!!」
そう、こいつは格闘特化の機体つまり普通に殴ったりすればビーム等を弾くことも可能だ、そしてそれを倍の速さで返す事も出来る…まずいぞ
「ぐっくぅ…まだ…まだです…!もっと…あぁぁあぁぁっ!!」
質量を上げるが倍の速度でかえってくるランジュのカウンターに押されていた
そして
「そして…この一撃で…全て返すわよ!行くわ…石破天驚拳!!」
不味いあんなのをもろに受けたら…しずく…避けるんだ!
俺は心の中でそう叫んだが
「くっっ…まだですよ…まだ私は押し負けてませんよ!!ツインバスターライフル最大出力!!」
ツインバスターライフル最大出力?!まさかついにコントロールできるように…
「行きます… Maximum rain!!」
ゴォォォ!!っと青色のビーム砲がしずくの機体から見えたそして
「なっ?!まだそんな力が…?!ちっ…!!」
ランジュの石破天驚拳を押し返しそのまま消した
「なんなの…どっからあんな出力が…流石に驚いたわ…」
「まだまだこれからですよ!!ランジュさん!!」
ハハ…全く驚いたもんだよ…こんなに強くなるとは
俺は心の中でワクワクとホッと一息ついた、いや確実にあれは負けたと思ったよ?
「そんな威勢でいられるのも今のうちよしずく!そらっ!!」
「っっ?!(来る!!)」
不意打ちの如くランジュは攻撃を仕掛けるがどうやらしずくは読んでたらしく
「無駄です…」
「なっ…(攻撃が避けられた?!)」
しなやかに攻撃をいなし次の瞬間
「たぁっ!!」
「あがっ…?!」
なんと見事に蹴りを加えた
いやお前格闘専門か?と思うぐらい思い一撃を放った
そのままランジュは吹っ飛んで行った
そして
岩にめり込んだランジュに向かって
「行きますよ…rain・blastorigin!!」
先程のrain・blastの派生技originをランジュに放った
これには
「っっっ?!そんな…よけなきゃって…動かない…!!」
まぁ避けられる訳もなく
ドォォォォンと全部受けたが
土煙が経つ中
「………やはり耐えてましたか…」
なんとランジュは耐えていた
そして
「やってくれたはね…流石にもうここまでされたら…」
「むっ…!」
俺はつい声が出た、奴から凄い気迫が感じる…もしやと思い
「しずく!!お前の機体も今すぐ変身しろ!!早く!!」
「え?ぇ?!はっ、はい!!」
これは流石にやばい…!この気迫…!
「っっあっ…ぁぁぁぁぁああぁぁぁ!!」
「なっ?!っっぐっううっっ!!」
次の瞬間物凄く辺り一面が光った
「一体何が…そしてこの禍々しい…力…まさか…?!」
俺の中で何か胸騒ぎが起きた、しずくは無事かそして次攻撃が来たら確実にやばいと
「しずく!大丈夫か?!大丈夫なら今すぐ敵から距離をおけ!こいつはやばいぞっ!!勝ちたければまず離れろ!!」
俺は観客席からそう叫んだ
が
「っっっ(声…あれ…私は…)」
しずくside
急に周りが眩しくなったと思ったら何故か吹き飛ばされていた
「一体…これは…何が起きて…いたた…」
機体は知らぬ間に物凄い損傷を受けていたが動けないわけではなかった。しかし私自身が意識を保つのに精一杯だった
そして冷の叫び声…あれ…離れろ…離れろって…ランジュさんからかな…でも今私…
「良いから!!死ぬ気で動かせえぇぇえ!!お前なら出来るだろ!!怪力馬鹿野郎!!」
怪力馬鹿野郎って…冷…私これでも女の子なんだからさ…もうちょっと優しい事言ってよ…ほんと…
「相変わらずですねっ!!」
攻撃が来ると同時に私はフルスピードでかわして一旦ランジュさんから離れそして
「私の曲…自分を隠さずにさらけ出す…自分と向き合う…それと同じように私は…貴女との勝負に向き合います…行きますよ…」
私は新たなシステムを起動させる準備に入った
しかし
「ははははっ!!しずく!!ランジュから逃げられるとでも思ってるのかしら!?ほらほら避けなさいよ!!」
最早狂人と見るべきなのか頭がおかしいくらいの勢いで拳を連続で私に向けてきた
「逃げる…?まさかそんなことはしませんよ…私は貴女との勝負に向き合うって決めました…そしてその為にこれを使います…。」
そうこれが新たな力…
「SolitudeRainっ!!」
私がそう叫んだ途端機体は瞬く間に水色に染まり変化を遂げた、そして機体だけでなく気候も雨に変わりやがて嵐になったそして更に翼はより幻想的になった
「さぁ…行きますよ!ランジュさんっ!!っっはあぁぁっ!!」
「ふっ…所詮はしずくよ…その程度の変身で何が出来るって…」
私は直線的な攻撃をあえて仕掛けてランジュさんを釣る作戦に出た
「そんな単純な動き!子供でも分かるわっ…っって?!そんな?!消えた?!」
「ここですよ…私は…」
「なっいつの間に…?!」
見事にランジュさんは私の作戦に引っかかり
「この雨…ただの雨ではないんですよ?私の雨…つまり貴女に自由はないんですよ…」
そう、気候が変わったということは私の世界になったということここからは私のステージだ
「っっしずく!!ならこれならどうかしらね!」
「?!っうぐっ?!…」
ランジュさんはそう言うと一瞬で間合いに入り私の機体の腹部を殴った
「っっ…その…程度…ですか?…なら私も…」
「あら…?ダメージはかなり受けてるのにそんなに余裕…うっぐふっ!?」
反動で動けなくなった隙に私はお返しの膝蹴りをお見舞いしそのまま
「たぁぁぁあっ!!」
勢いで吹き飛ばした
「ハァ…ハァ…あんまり肉弾戦はするもんじゃありませんね…私は…」
蹴ったがしかし私の脚部もかなりダメージをおったやはり格闘は不向きである
「っっっっあぁぁあ!しずくっ!!」
ランジュさんは凄い勢いでこちらに向かって攻撃を仕掛けに来た
「っっ!!まだそんな力が…良いでしょう…!」
激しい攻防戦が始まった、流石に殴るのは機体的にもキツイので私は独自のソードで攻防戦を繰り広げた
「(重い…こんな一撃をもろ喰らえば私は…)」
ランジュさんの攻撃はとても重かった、1発でも当たれば速攻で勝負が決まってしまうそんな連打だが
「私だって…ぁぁあぁぁっ!!」
冷に鍛えてもらったこの剣技…負ける訳には…
「?!…連打の中に穴…そこですっ!!」
ランジュさんは連打のし過ぎか疲労が溜まったのか少し動きが鈍り隙が出来た私はすかさずそこを狙い
「これで…最後ですっ!RainBreaker!!」
剣先により力を込めて胴を狙いそのまま
「たあぁぁぁぁぁあっ!!!」
「決めろおぉぉぉしずくうぅぅぅっ!!」
冷の叫び声と共に…
「っっっぐっっうっっ?!…」
ランジュさんの機体を貫いたが…
「…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……うっ…」
勝負が着いたと同時に雨が止んだ
「流石…ランジュさん…私も…やられ…っ」
私はそこで意識を手放した
長くなったァ