二つのセカイ(世界)   作:カラスの餌

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あは


24話 流星の光と銀河の光

 

「さぁ!始まりました!!代表内定選手権第1試合!中継はGBNから、直接お送り致します!」

 

 

 

<お!待ってましたァ!>

 

 

<今年の内定戦楽しみ(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク>

 

 

<初日からあの人ってやばww>

 

 

<やっべぇ、興奮がww>

 

 

<今年はどのような機体が出るんだ…?>

 

 

いよいよ内定選手権の開幕だ、SNSではハッシュ付きで盛り上がりのコメントで、溢れかえっているのが先程から目に入る。 そしてここにいる観客達も、それに負けじと熱を放っていた。

 

 

 

「いよいよ…か」

 

 

俺は1人で、控えの場所で盛り上がってるのをのんびりと見物をしていた。 なんせメインイベントなのに、第1試合になったのだからな。

 

 

 

「さぁ!さぁ!お待ちかね!第1試合の選手の入場です!」

 

 

「「わぁぁぁぁぁっ!!」」

 

 

アナウンスと共に、観客の雄叫びが聞こえた。アナウンサーもそれに負けないように、選手の名前を叫んだ

 

 

「先ずは……国内25位そして世界ランク140位…関西の流星群…片岡ァ!流ぅ!星ぃい!!」

 

アナウンスと同時に、SNS、観客の叫び声が辺り一面に響いた。

 

「「「「うぉぉぉぉお!!」」」

 

 

<流星きちゃぁぁあ!!>

 

 

<大阪大会の覇者ー!!!>

 

 

<流ー星!流ー星!>

 

 

しかし片岡は、そんな騒ぎも気にせず機体を出し俺が来るのを待っていた。少しはファンの応援に応えてやってもいいと思うんだがな。

 

そして次の入場のアナウンスが始まると同時に、観客の声はピタリとやんだ

 

 

「そして…次に…国内いや…!世界を圧倒的な力で制し、デビューしてからここまで無敗、その強さは、類を見ず、底がない…国内、世界1位…蒼き伝説…チャンピオン…山瀬ぇえぇ!!れぇぇぃぃい!!!」

 

 

「「「「うおぉおぉおぉぉぉおお!!!!!!!」」」

 

 

 

名前を呼んだ瞬間、SNSや観客は急に騒ぎ出した

 

 

<チャンピオン出るのはぇぇぇぇwww>

 

 

<去年みたいに圧倒期待してるよー!>

 

 

<また日本を優勝へ導いてくれー!>

 

 

<凄い…王者の風格が…>

 

 

ふむ、外野が騒がしいけど、盛り上がるのは別に悪いことでは無い寧ろ、そっちの方が俺的には熱が入るからね。

 

と言うか、片岡がさっきから、ジロジロ見てて怖いんだが

 

 

「それでは両選手から一言!先ずは片岡選手から!」

 

そう言うと片岡は、マイクを手に取り俺の方を向いて、こう言い出した

 

「山瀬!俺がお前の時代を終わらす…俺が勝って世界選手権3連覇へ導いてみせる!」

 

と、威勢よく俺にそう言った。と言うか関西弁飛んでこなくて少し残念。

 

 

「片岡選手ありがとうございました!では次チャンピオン、山瀬選手!」

 

 

そう言うと俺にマイクが渡された。しかし渡されたのはいいけど、 正直な話俺はこうやって大勢の前でスピーチとかは得意では無いのと、あんまり好きではない。

 

俺はその場で思いついた事を口にした

 

 

「勝つ、それだけです。そして、チャンピオンの座は揺るがない事をここに証明する。そしてガンプラの楽しさをこの試合で少しでも多くの人に伝えたいです。」

 

 

すると、ネットでは

 

 

<チャンピオンかっけぇ…勝つだけではなく試合一つ一つに楽しさを伝えてくれるなんて…>

 

 

<いや…山瀬さんかっこよすぎでしょ…>

 

 

 

<俺もああいうプレイヤーになりたいよォ>

 

 

 

次々と、応援のコメントが寄せられた。 正直照れくさいが、嬉しい気持ちでいっぱいになって試合前から、1人で感動していた。

 

いやー、うん、涙ちょちょ切れですわ!

 

そして俺は歩夢ちゃんとしずくの席に向かって、人差し指を立て、1番のポーズをした。

 

 

すると

 

 

 

「冷くんってば…ほんとに…」

 

 

「嬉しいけど…わざわざ私たちに…恥ずかしい…」

 

 

 

何故か顔が赤くしながらも、同じ1番のポーズをしてるのが見えた。風邪でも引いたのかな?それとも興奮しすぎてるのかな。

 

 

 

「では、両選手、ガンプラの中へ!」

 

 

審判の合図と共に俺たちはガンプラのコックピットへ転送された

 

 

「ガンプラバトルネクサスオンライン…日本代表内定選手権…レディー…」

 

 

 

 

会場が一瞬静かになり、次の瞬間

 

 

 

 

「「ファイ!!」」

 

 

今戦いのゴングが鳴った

 

 

 

「片岡 流星、スターゲイザーシャイニング 行くでぇ!」

 

 

お、本来の喋り方だな。そうだよ、そう来なくちゃ面白くない本気で本当のお前が見たいんだ、俺は。

 

 

「真・シューティングOOクアンタ・ギャラクシー、山瀬 冷、出るっ!」

 

 

お互い、勢い良く出撃した後互いのガンプラが対面した

 

 

「山瀬、お前の力、どんなもんか見せて貰うでぇ!」

 

 

「かかってこい、全力でな」

 

 

 

片岡は、飛んでもスピードで突っ込んできた。

 

なるほどスピードを武器に相手を翻弄していくタイプの戦い方か、悪くないな。

 

 

だが、それだけで勝っていけるほど、この戦いは甘くはない。

 

 

俺は、直ぐに量子化をし姿を晦ました。

 

 

「なっ!どこだ!どこに行ったんや…?!」

 

 

無論、片岡は困惑をしていた、それはもちろん俺の量子化は完全なるステルス状態になることが、可能なのだ。

 

当然の如くレーダーや追跡装置なんか使っても見つかるわけも無い

 

 

「そらよっ!」

 

 

「なっ…どこからっ…?!」

 

 

静かなること林の如く…ってな感じで、俺は音も立てずに背後に姿を現し、GNソードvシューティングで重い斬撃を与えた

 

このGNソードVシューティングは、元のクアンタのGNソードVを改造し、ベースは変えないまま改修した俺だけのオリジナルの武装だ。

 

ちなみに、斬撃に関しては多分改修前の5倍は性能は上がっているだろうね。

 

 

てな、感じの武器の一撃をくらった片岡は今の一撃で片腕を失った。

 

 

「中々、やりおるな…せやけど、俺のガンプラのスピードはまだまだこんなもんやないぞっ…!」

 

 

「そうか、なら最高速度を見せてもらうよっ!トランザム・ギャラクシー!」

 

 

「「「うぉおおおぉぉぉ!!!!」」」

 

<チャンピオンの髪型と目の色と髪の色が変わった!>

 

 

<きたあああああ!チャンピオンの十八番!!>

 

 

<待ってました!>

 

 

<きた!この青い輝き!!>

 

 

 

俺はトランザム・ギャラクシーを使い一気に勝負を決めようと出たと同時に、観客は凄い勢いで、叫び出した。

 

 

 

良いね…これだよ…こういうのを伝えたいんだ…

 

 

 

「やっぱこうでなくっちゃ!!こい!片岡!!」

 

 

「行っくぜぇぇえ!!スターゲイザー!」

 

 

そう言うと片岡のガンプラは有り得ないくらいの速度、正に流星の様な速度でこちらへ、全力の一撃を放って突進してきた

 

 

「大阪のダイバーの力見せたる!くらえシャイニング・ストライクっっ!!」

 

 

 

「この一撃で決めるぞ!シューティング・ブレイブっ!!!」

 

 

 

俺は居合の技で、片岡のシャイニング・ストライクに応戦、お互いの技と技のぶつかり合いで、会場は光に包まれていた。

 

 

「っっくっ!!…スターゲイザぁぁぁあ!!!」

 

 

 

片岡は押しにかかるが、俺のガンプラもちょっと出力を上げて、更に押し返した。

 

 

 

「冷君…っ頑張って…」

 

 

「冷……」

 

 

 

そして、俺の中に2人の声が聞こえた

 

 

「っっ……いっけぇぇぇぇえ!!」

 

 

俺は更に少しだけ出力を上げそのまま、技を決めスターゲイザーにトドメを刺した

 

 

そして、試合終了の合図が出た

 

 

「第1試合只今の結果…勝者チャンピオン山瀬!!」

 

 

「「「「「うぉおおおぉぉぉ!!!!!」」」」

 

 

<いや圧倒的ww>

 

 

<片岡の気持ちに応えて技で応戦はつカッコよすぎる>

 

 

 

<流石チャンピオンですわ…>

 

 

様々な、感情が湧いてる中片岡は俺の方に向かって笑顔でこう言った。

 

 

「完敗や、チャンピオン。俺の負けや。真剣に向き合ってくれて、ありがとな」

 

 

「こちらこそだよ、片岡。君のガンプラ、その名の通り光り輝いていて良かった。またいつか勝負しような」

 

「おうよ!」

 

 

そう言って互いに握手をし、試合を終えた。

 

 

そして……

 

「冷君おつかれ!すっごくかっこよかった!」

 

 

「冷、お疲れ様です♪私も熱が入ってしまいました♪」

 

 

「ありがと〜!いやー楽しかったぁ」

 

2人がなんと、控え室で待っていたのだ、呼んだつもりはないのだが一体誰が…

 

 

「おう…冷…勝ててよかったな…」

 

「ん?」

 

後ろでなにやら聞き覚えのある、声が聞こえた。

 

 

俺は恐る恐る振り向くが、そこには鬼がいた

 

 

「なんだあのガンプラはぁ!ワシに黙って作りやがって!」

 

 

「い、いいだろ!俺のオリジナルっぅぅうギブギブ」

 

 

何故か知んないが、俺はおっちゃんにチョークスリーパーを決められる始末となった。

 

 

そして……別会場では

 

 

「第2試合勝者、クジョウ・キョウヤ!」

 

 

<流石!>

 

 

<戦い方がもうイケメン>

 

 

<やっぱ今年の日本3連覇しちゃうんじゃね?>

 

 

「冷君、僕も代表入りが、決まったよ…また世界大会で…共に日本を連覇へ導こう…!」

 

 

 

 




へたでごめんさい
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