「ファ〜あ〜」
どうも山瀬です、現在歩夢ちゃんと2人で登校です
「あははっ、冷君すごく眠そうだね、寝たの何時なの?」
「5時」
「'そんな遅くまで?!」
というのは嘘で俺はほとんど寝ていないあの謎のせいで全く眠れなかったのもあるしガンプラの修理をしてたまぁあんなんになるまで戦ったし腕斬られたしそりゃ徹夜するわ※普通はしません
「仕方ないよガンプラの修理やら課題やらで…睡眠なんファ〜…」
「喋ってる途中であくびされると分からないよ〜」
そう会話しながら俺達は電車に乗った
「歩夢ちゃー…ん俺眠いから虹ヶ咲に着く2個前くらいで起こし…スヤァ…」
「あ、ちょっと冷君ーーー!!」
歩夢ちゃんの声は既に俺の耳に入らずそのまま俺は夢の世界へ連れてかれた
某 虹ヶ咲学園駅にて
「うーーーーん、よく寝たぁ歩夢ちゃんサンキュー」
「もう、ギリギリまで起きなくて少し焦ったんだからね」
「悪いって許して?ね?」
頬をプクッとふくらませながらそう言ってくるが凄く可愛いので直視ができない
そしてそのまま学校へ向かって昇降口で別れた
うちの学校は私立で中高一貫であるため内部進学する人も少なくはないむしろ半分以上がそうだと思う
ちなみに歩夢ちゃんとは幼馴染だが俺は小学校3年の頃ぐらいに1度違う場所へ転校していて離れていた時期もあった高校もそのまま青藍高校と言う鎌倉周辺にある学校へ進学そして2年になってしばらくしてここへ編入し晴れて歩夢ちゃんと再会今に至るって訳
え?じゃああっちには幼馴染はいないの?っていやいやまさか何故か知んないがあっちでも仲良くしてた子もいたよ、それも高校もおなじとか
そう、今俺の方に真っ直ぐ進んでる綺麗な長い茶髪そして赤いリボンをつけた見るからに清純…って
「え?」
俺は思わず声を出して2度見した、いやいやまさかね?そしてもう一度振り向いた
そして俺が先に口を開こうと思ったら向こうの女の子が先に
「れ、冷…?」
おう、こりゃ参った俺の名前を完全に知ってるて事はあれしか居ないよね
「しずく…なんでどうしてここへ…??」
いや驚き過ぎて声が出ないんだが、マジでうんこんな事ってある?しかしそんな平気な顔でいられる時間はなかった
「なんで、急にいなくなったんですか…なんで何も言わないで編入なんかしたの?!」
突然怒りの籠った声で俺に怒鳴ってきた
「知ってるだろ…親の都合って「嘘だっ!!」
急にどっかのひぐ○しのヒロインが言いそうなセリフで遮ってきた
「冷はずっと私に隠し事をしてた…そしていつも何かを考えてた…そしてある日私の前から姿を消した」
俺は黙ってしずくの話を聞く事しか出来なかった、あ、紹介しよう今話してる奴の名前は桜坂しずく俺が鎌倉にいた時の幼馴染だ
「教えて欲しい…どうしていなくなったの…そしてなんであの時ガンプラを壊したの…そしてなんでまたここで…「どうにかなるのかよ…」
しずくはえ?と言った顔をしたが俺はそのまま続けた
「話してどうにかなるのか?!お前はそう言って深く干渉しようとしてるが俺がどんな思いでいなくなったか分かってんのかよ!あの日どうして俺がガンプラを壊す前に何があったか俺がどんな顔してたか知ってんのかよ?!」
ハッと我に返った時にはもう遅かったしまった勢いで言いすぎた
「っっ…くそっ」ダッ
「あっ…冷ちょっと…?!」
俺はそのまま走って別の場所へ行った正直あいつは俺にとってトラウマだらけだ
「(ちくしょうなんでアイツがここにいるんだよ…もう忘れてたのに…なんで来るんだよっ)」
「あれ…冷君…走ってるけどどこへ?」
「ハァハァ…くそっ!なんでアイツがいるんだよ!!」
俺はそのまま屋上へ行き1人で勝手に当たっていた
「なんで…もう捨てた記憶なのに…まだ邪魔をするか…」
蘇る地獄みたいな記憶そして泣いてるあいつの顔俺は耐えきれなかった
「冷!ハァハァここに…いましたか…」
「?!っっお前っ!何の用だっ!」
「何の用って、追っかけてきたんだよ!心配だったから!」
なんなんだよ…ほんとなんでこいつはこんな俺に…
「お願い教えて!あの日にあの後何があったの!!」
「っ?!…」
しずくの蒼い瞳が今にも涙を流しそうな勢いで聞いてきたその目には悲しみを感じた
「あの日…俺は…」
1年前
青藍高校
「しずく、今度のガンプラバトルの大会来てくれるの?!」
「もちろん♪冷が活躍するのなら見に行くよ」
「へへっ、しずくが来るなら優勝しなきゃな!」
「期待してます♪」
そう、あの日俺は大会前でしずくに優勝すると約束をした誰にでもある約束や楽しみ俺もこの時までは心の底から楽しんでいた
「お?おいそこの君?いい顔してんじゃん?俺達と遊ぼうよ」
突然俺達はチンピラ達に絡まれしずくはなんぱされた
「え、えっと俺たちこの後用事があって急いでるんで…」
「あ?誰もお前には話してねぇよとっとと消えな」
「あの…本当にごめんなさい…私今急いでるので…」
「いいじゃんこんな冴えない顔した男より俺達といる方が楽しいよ?」
冴えない…確かに俺は見た目はごく普通の高校生オマケに視力があんまり良くないので眼鏡もつけている冴えないと言われても仕方ないだろう
しかし
「あぁ?お前何さっきから睨んでんの?」
「いや…睨んでなんか…ってガハッ!!」
俺は目が人より細いのと前髪が少し目にかかってるせいでものすごく目つきが悪い不幸にも普段は流してるのに今回はかかっていたらしい
「冷!!」
「ほら行こうよ、こんなやつ置いてさ、おいお前らあとは好きなようにしろ!」
「OKー真司後で俺達も向かうわ!」
真司…もしかしてここらじゃ有名なあの…
「オラ!反撃しないのか!ならもっとやってやるよ!」
「グァッ…し…ず「オラァ!」ぐはぁっ…」
俺は手も足も出なかったでもしずくだけは守りたいその一心で
「お前達に…しずくを渡して…ハァ…ハァ…たまるかああぁぁ!!!」
俺は今の自分の力を振り絞り真司へ突進した
「冷!!」
「グアッ!てめぇ、いきなり突進して来たと思ったら!この野郎くたばりやがれ!!」
そういった途端真司はカッターを取りだし俺に斬りかかった
「お前達なんかに…渡すもんか!」
「くっそがぁ!!これでも喰らいやがれ!!」ズパっ
「っっっ!」
突然俺の頬に激痛が走り俺は倒れそうになったがしかし
「あああああっ!!返せ!しずくを返せぇ!!」
「な、なんだよくそっ!ずらかるぞ」
真司達はそのままどこかへ走り去ってった
「しずく…怖く…なかったか?」
「もうっ!!」
しずくは泣きながら俺に抱きついた
「怖かったよ…でもなんで私なんかのために…」
「ガンプラバトルの大会が終わるまでくたばる訳ないだろ?さ、早く帰ろ!」
「うん…でも後で怪我の手当しようね…」
「そんな気にしないで平気だよこんくらい」
その日までは俺は無事ガンプラバトルに挑めると思っていた
大会当日
「大会1回戦…まさかの真司と…やだなぁ」
そう、俺は真司と対戦することになっていた
「まぁこっちの方がしっくりくるだろうし全力で勝つか」
しかし試合が始まると
「審判!!こいつ不正です!!ポケットになんか入れてます!!」
「えっ?!そんなわけないだろ!何も入れてなんか…」
「君、じゃあこれは一体なんだ?」
ポケットの中にはなんと、ガンプラをダメにする物質の入った小瓶が入っていた
「なんで!?俺は入れたつもりは…」
もしかしてあの人混みの時に気づかなかったのか…
「これは不正だねよって真司選手の勝利!!」
「そんな…-?!どうして…」
しずくもその場にいたが何もしなかった寧ろ俺を軽蔑したような目で見ていたそして俺は
「なんだよ…ならいいや…」
何かが壊れてその場から去ったそして
「こんなものっ!!壊してやる!!くそっくそっ!」
ガシャンと俺はガンプラを木っ端微塵にした
「あいつも…結局は…」
その日俺はあれに荒れた部屋からも出なかったし両親とも口を聞かなかった
そしてそんなある日
コンコン
「冷ー?ちょっといい?」
「なに…用があるならそこで話して…」
突然母さんが俺の部屋のドアをノックしてきた
「じゃあ言うわね、実は貴方に招待状が届いてるの」
「なんの招待状?…」
正直心当たりがない、別に塾とかなら断ればいいか
「虹ヶ咲学園の編入招待状よ」
「え…虹ヶ咲学園?最近できたあのマンモス校?…いいや母さん入って」
俺はその後ゆっくり母さんと話した
「お父さんの転勤も決まってるし、何より向こうはあんたのガンプラバトルの才能を認めて招待しているのそれにあんた成績も良いんだし部活に入らなくても着いていけるでしょ?」
「たしかにな…この街とも正直うんざりだしな…分かった俺編入するよ」
あんなことがあったんだ、今じゃ過去の大会のことにも俺は悪人扱い正直GBN以外に居場所はないから出たかった
「じゃあ、決まりね2週間後には出るから」
そして俺は何も言わずに青藍高校から去ったそしてこれは母から聞いた話だがその後しずくは家を何度も訪ねたらしいがもう居ないとキッパリ伝えたらしい
現在
「これで十分だろ…もう話すことは無いじゃあな」
「待って!確かにあの時何も言えなくて私すごく後悔した…でもあの時の冷の顔を思い出すと毎日苦しくて…」
しずくは後ろでそう言ってるが俺は聞く耳を持たずその場から去っていった
長めかな?