「本当の勝負はここからです!」
驚いた…いや…驚いたよ全くよ…
「まさか…ゼロをミキシングビルドしただけかと思ったら…覚醒とはな」
「ふふっ、冷と勝負するために磨いたんだよ?」
「上等…行くぜ!しずく!」
俺はそのまま一瞬で間合いに入って量子化した
「見えてますよ♪」
「なっそんな馬鹿なっ?!」ドギャァン
なんつう反応速度だよ、俺のあの速度に着いてくるとは…まさかあれにゼロシステムも…?
「ちっ、これは少しまずい…「ふふっ、そんな興奮しなくてもっ」「なっ?!」ドゴォォンっ!!
「ぐああああっ!」
俺はあのヤバそうなサーベルでぶった斬られ勢いで吹っ飛んだ
「へへっ…こいつは参ったな…俺負けるかもな」
「まさか、あの程度で負けは許しませんよ…まだ隠してるでしょ?」
「まさかお前ごとき使うとは思ってなかったよ…」
トランザム・ギャラクシー…そう俺はそれより上の形態も習得したしかしコイツはそれすら知らないだろう…
「トランザムギャラクシーをお前に使う気なんかなかったが…こうなりゃプライドもくそもねぇ…行くぜ!」
「そう来なくては勝負になりませんよ」
途中煽って来たが俺は気にせず
「トランザム・ギャラクシーっ!!」
粒子が機体を一瞬で青緑色に染まり俺自身の姿にも変わった
「さぁ…決着をつけよう」
「そうですね…っはああっ!」
ガキインとお互いの太刀がぶつかり合った
「どうした…押されてるけどそれがろ 本気か?」
「まさかこれが本気なわけないでしょ?」
そう言うとしずくはパワーを上げて押してきた
「ちっ…ぐおおっ…なんてパワーだ…」
やばい押されてるこのままじゃ
「まだまだ上げますよ!はあああぁぁあっ!」
「ぐあああっ?!」
トランザムギャラクシーでも勝てないなんてな…参ったなこりゃ…
俺はそのまましずくに吹っ飛ばされた
「ははっ…強いな…しずくは…」
俺はもう戦う気力がなかった
「これで…最後です…!!」
あれを使いたいとこだがなんかなんだろ…この気持ち…
「私の…最期の一撃… Flowing in the rain!!」
辺り一面が突然の嵐になり激しい雨が降り出した
「行きますよ…」
そしてしずくの機体ウィングはその雨の中光を放ち翼を広げて空高く舞い上がった
その姿はまるで女神だった
そして翼を広げたそのウィングは勢いよく急降下してきた風をまとい
雨水と共に落ちる光それはまさに1粒のしずくそのものだった
放たれる瞬間俺に走馬灯が流れた
「これって…昔の記憶か…」
次々と鎌倉にいた時の記憶が流れてくる
「そうか…俺ってば…」
家が近くて近所の公園で1人演技してる女の子を見て俺は呆気にとられてそれから沢山関わる中になり…
「俺は…」
そして次第にしずくは俺にとってかけがえのないものになって…
「あぁ…クソ野郎だな…」
そして…いつしか誰よりも幸せになって欲しいと願っていた…
「たあああぁぁっ!!」
しずくの攻撃の声が響いてる中俺は
「ごめんな…しずく…そして…ありがとう」
と一言そのまま俺は
カッと一瞬一帯が光とてつもない風が周りに吹いた
そしてその風も去り静寂な雨音が響いた
かの俺と言うとそのまま大の字に倒れて雨に当たっていた
「冷…」
しずくは俺の名前を呼びながら歩いてこちらに向かってきた
「なんだよ…」
雨音が響く中俺はしずくにそう言った
「私の…勝ち…だよね?」
「あぁ…完敗だ…煮るなり焼くなり好きにしてくれよ」
俺は返す言葉がなかったあんだけ大口叩いたのによ
「じゃあ私のお願い…聞いてくれますか…?
「……あぁ」
俺は静かに答えた
「これからも…私の横にいて欲しいです…」
「っっ?!……」
俺は驚いたが顔には出さなかった
「ダメ…?」
駄目なわけない…でもなんで…突然俺の中に罪悪感が現れた
「ダメじゃない…けどどうして…俺は」
「理由なんて必要ない…ただ一緒にいたいから」
雨音が響く中しずくは優しい声で
「おかえり…冷」
しずくは優しい笑顔でそう言ったその瞬間俺の中のしずくに対する悪は剥がれて言った気がした
そして
「必死にあの日の自分にならないためにもがいてたんだね…辛かったね…苦しかったね…ごめんね…何もしてあげられなくて」
涙を流しながらそう言った
そして俺は自分でも無意識にしずくのことを抱きしめていた
「しずくが謝ることはないよ…俺が弱かったから…もっとしっかりしてれば…それよりも俺はしずくを傷つけるような事を…」
もうしずくは傷つけたくない…これ以上辛い思いはさせたくない…俺はそう思った
そしてしずくは
「さぁ、帰りましょう…!冷」
雨が止みしずくの立ってる場所に日差しが指していたまるで曇った心を照らしてるみたいだった
そして現実世界
「おかえりっ!冷君!」
「歩夢ちゃん……っ…うん!ただいま!」
「仲直り出来たみたいだね、良かった」
歩夢ちゃんは満足満足と言いながら頷いていた
「それでさ冷君私のお願い聞いて貰っても…いいかな?」
急に歩夢ちゃんがそう言ってきた
「なに…かな?」
「しずくちゃんを大切にしてあげてね…♪」
「な?!それは歩夢ちゃんどう言う意味…?」
俺は理解出来なかった歩夢ちゃんは笑顔だがそこはどこが暗かった
「きっと…しずくちゃんを大切に出来るのは…冷君だけだから…」
「っっっ…じゃあ俺と歩夢ちゃんはどうなるの…」
そう聞くと歩夢ちゃんは黙った、しかしプルプルと歩夢ちゃんは震えていたそして
「別れよう…」
涙を流していた
「やだ…」
「え?…」
「絶対に…嫌だっ!!歩夢ちゃんは俺が守るって決めたんだならどっちも幸せにしてやるっ!!片方だけなんか…俺には出来ない!だって…どっちも」
俺は深く息を吸って
「大切な人だからっ!!!」
「っっ!」
歩夢ちゃんは少し驚いた顔をしていた
「俺は絶対に2人を守るし幸せにする…欲張りな俺だからな…俺が世間でクズだろうとなんだろうと言われようが…」ギュっ!!
突然歩夢ちゃんが抱きしめてきた
「ありがとう…冷君…ホントにありがとう…!」
「歩夢ちゃん…いや歩夢…そしてしずくもそこにいるんでしょ?」
物陰でしずくが隠れていたが出てきた
「絶対に…2人とも守るから…そして俺はガンプラバトル頑張るから…これからもよろしくお願いします…!」
「「はい…!!」」
2人は眩しい笑顔で答えた
そして…1つ光が見えた頃GBNには危機が迫っていた
「なんだ…あれは…」
「隊長!大変です!!あの赤い空かに裂け目が…!!」
「なんだと?!」
「聞こえるか…GBNの連中共…このセカイは直に壊滅的な状況に陥るだろう…覚悟しとくんだな…」
戦闘シーン難しい