ウルトラマンゼロ The Another Lyrical Story 第一章 作:フォレス・ノースウッド
こちらでも連載開始致しました。
元々本作は、なろうで滝川さんの『夜天のウルトラマンゼロ』を切っ掛けに執筆を始めました。
夜天がなければ本作は生まれなかったと言ってもいいです。
あただ……処女作かつ初期作だから、今見ると恥ずかしくてしょうがない。
この次の第一話なんて、この内容でよくグーグルで検索候補になるくらいヒットしたものです。
プロローグ
どこまでも…どこまでも…どこまでも…本当は果てがあるはずなのに、それが無いと錯覚させられてしまうくらい……星々が輝きを放ちながら、点在している広大な宇宙。
その宇宙の中の、とある無人の惑星にで…一つの激しい戦いが、行われていた。
巨人たちと、彼らより巨大な異形の怪物との死闘だ。
地球の人々と縁が深き光の人、巨人族の戦士たち。
『ウルトラマン』
その中で、特に偉大な称号を与えられた歴戦の猛者たち。
『ウルトラ兄弟』
その一人にして三兄、ウルトラセブンの息子である若きウルトラ戦士。
ウルトラマンゼロ。
その彼が別宇宙で出会い、絆を育んだ仲間たち。
鏡の騎士、ミラーナイト。
炎の戦士、グレンファイヤー。
鋼鉄の武人、ジャンボット。
彼ら若き精鋭4人で結成された宇宙警備チームの名は、ウルティメイトフォースゼロ。
そんな勇猛な戦士たちと、激闘を繰り広げているのは―――
『おのれ…ウルトラ兄弟…そして……ウルティメイトフォースゼロ!』
ウルトラマンたちの前に何度も、現れ、立ちはだかる異次元人ヤプール。
その者たちの怨念が作りだし、かつては地球、日本の都市の一つ、神戸を恐怖のどん底に突き落とし、奴の強大な怨念で再び復活した究極超獣――Uキラーザウルスだ。
巨人たちと、彼らが小さく見えてしまうほどの巨体を持つ超獣との死闘。
その戦況は、次第に巨人側に傾きつつあった。
「シルバァァァ―クロォォス!」
ミラーナイトから、いくつもの十文字の光刃が放たれ。
「燃えるマグマのファイヤァァァァァァ―――フラァァァァッシュ!」
グレンファイヤーの炎の如意棒、ファイヤースティックが火を噴き。
「必殺!風車」
ジャンボットが巨大斧、バトルアックスで嵐のように舞い。
さらに…
「ゼロ!合体光線だ!」
「ああ! いつでもいいぜ親父!!」
父ウルトラセブンの掛け声を合図に。
長兄ゾフィーの、
M87光線が。
「ダァァ!」
ウルトラマンのスペシウム光線が。
「ジュア!」
ウルトラセブンのワイドショットが。
「ヘェア!」
ウルトラマンジャックのシネラマショットが。
「ヴォア!」
ウルトラマンAのメタルウム光線が。
ウルトラマンタロウの、「ストリウム光線!」が。
ゼロの師であるレオとアストラ兄弟の合体技。
ウルトラダブルフラッシャーが。
ウルトラマン80の、サクシウム光線が。
「セェア!」
ウルトラマンメビウスのメビュームシュートが。
ウルトラマンヒカリの、ナイトシュートが。
そしてウルトラマンゼロが―――
「くらいやがれぇぇぇぇーーー!!!」
必殺のゼロツインシュートを発射。
鮮やかな光線群が一つとなり。
極太の光が、Uキラーザウルスに大ダメージを与えた。
「お前ら!行くぜ!」
「はい!」
「あいよ!」
「おうとも!」
そしてゼロは、仲間とともに、エネルギーを集め。
4人の戦士は、光の球となった。
そのままUキラーザウルスに突撃。
4つの流星たちは一つに纏まり。
4人の力が合わさった究極技。
『ウルティメイトフォースゼロアタック』が炸裂。
流星の体当たりを受けた超獣は、断末魔を上げながら青い光に包まれていくが、ヤプールは敗北が濃厚となってもそれを認めない。
「貴様らだけでも……道連れにしてやる!」
その捨て台詞が吐かれた瞬間、急激に超獣の光が強まり、周辺の空間が歪んでいく。
「不味い!4人とも早く離れろ!」
ゾフィーの警告も空しく。
時空を超えて巡り会った若き4人の戦士たちは、視界が真っ白に染まるほどの閃光に巻き込まれ。
光の中へと消えていった。
物語はそれから11年後。
ウルトラマンが存在する世界とは、別の次元に平行して存在し、〝魔法〟という地球から始まる。