ファミ通App分室番外編   作:MstaR☆(みすた)

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ファミ通App分室の3人がポケットソード&シールドに挑戦!今回はマックスレイドバトル2戦目!荒れ狂う砂嵐の中、牙を剥く大怪獣にみんなは勝つことができるのか……!?


ファミ通App分室番外編:戦場は大荒れ!?要塞怪獣を攻略せよ!『ポケットモンスターソード&シールド』に3人が挑戦!

ファミ通App分室番外編:戦場は大荒れ!?要塞怪獣を攻略せよ!『ポケットモンスターソード&シールド』に3人が挑戦!

 

 

 

 

 

〜2戦目!〜

 

 

歩夢「今回も引き続きマックスレイドバトルを紹介していくよ。」

 

 

璃奈「前回はジャラランガに辛くも勝利を収めた私たち。」

 

 

愛「次なる強者を求めて、今宵もワイルドエリアを彷徨うのであった……。」

 

 

歩夢「え、今回はそういうテンションなの……?」

 

 

璃奈「……とまあ、茶番はこのくらいにして、」

 

 

愛「次はどんなポケモンが出てくるんだろ〜!」

 

 

歩夢「……やっぱり、強いのかな?」

 

 

璃奈「ジャラランガと同じ難易度だと……これ、初心者さん勝てないんじゃ……。」

 

 

 

[さあ、準備ができましたよ!]

 

 

 

歩夢「えっと、このシルエットは……。」

 

 

愛「めっちゃ強そうじゃん!?」

 

 

璃奈「……。」リナチャンボード、ムムム

 

 

愛「りなりー?」

 

 

璃奈「みんなごめん。1回はやられるけど、許して欲しい。」

 

 

歩夢「……いいよ、みんなで頑張ろ?」ピク…

 

 

愛「愛さんもさっきやられちゃったし、気にせずいこ〜!」

 

 

 

[うんうん]

 

 

 

愛「そんじゃ、レッツゴー!」

 

 

 

 

 

 

〜マックスレイドバトル開始〜

 

 

 

バンギラス『バ ン ギ ラ ス……』ガオー

 

 

 

璃奈「……!」リナチャンボード、マジ

 

 

愛「今度はバンギラス!?」

 

 

歩夢「このポケモンは?」

 

 

璃奈「バンギラス。岩と悪タイプのポケモン。」

 

 

愛「めちゃくちゃ強いよ〜?」

 

 

歩夢「なんだか、ラスボスみたいな風格してるね。」

 

 

璃奈「金銀ではラストダンジョンの隠しキャラ的な扱いだった。」

 

 

 

[対するこちらのポケモンは……]

 

 

 

歩夢「私は地面と鋼タイプのドリュウズでいくよ。」

 

 

愛「愛さんはダーテング!今度は大活躍しちゃうぞ〜!」

 

 

 

[ルリナさんを蹂躙してたコノハナの進化した姿ですね]

 

 

 

愛「まだ根に持ってる!?」

 

 

璃奈「くさタイプだけに?」

 

 

歩夢「あはは……。そうだ、璃奈ちゃんのポケモンは?」ピク…

 

 

璃奈「私はペリッパーでいく!」

 

 

歩夢「ええ!?ペリッパーはバンギラスの岩技で弱点を突かれちゃうよ……?」ピクピク…

 

 

愛「……だからいいんでしょ?ね、りなりー。」

 

 

璃奈「うん。」

 

 

歩夢「へ、へ〜そうなんだ!」ピクピク…

 

 

愛「まあまあ、見てればわかるって!」

 

 

 

[なにやら作戦があるみたい……?]

 

 

 

璃奈「スタッフさんのポケモン、可愛い。」

 

 

歩夢「エルフーンだ

 

 

 

[そうでしょうそうでしょう!]

 

 

 

愛「草、フェアリータイプのエルフーンなら岩、悪タイプのバンギラスに相性バッチリじゃん!」

 

 

 

[そしてそして!なんといっても]

 

[この子の強みは]

 

[特性のいたずらごころ!]

 

[相手より先に変化技を使えちゃうんです!!]

 

[パワーだけがポケモンじゃない!]

 

[ちっちゃくてもちゃんと戦えるんだぞ〜って感じで]

 

[愛おしくなってきません!?]

 

 

 

歩夢(またスタッフさんがおかしくなっちゃった……。)ヒソヒソ

 

 

璃奈(暴走モード。ビートくんの時と同じ。)ヒソヒソ

 

 

愛(ビートくん、エルフーン ……あ、そっか!」

 

 

歩夢璃奈(愛ちゃん(さん)!?)ヒソヒソ

 

 

 

[ちょっと、聞いてます?]

 

 

 

歩夢璃奈「!」コクコク

 

 

 

[ならいいですけ

 

 

 

愛「スタッフさんの好み、それはずばり……モフモフだ〜!!」ビシッ!

 

 

 

歩夢璃奈「……え?」

 

 

 

スタッフ「……。」パサ…

 

 

 

愛「……あれ、違った?」

 

 

 

[そうです!そうなんですよ〜!!]

 

[さすが愛ちゃん!さすが過ぎます〜!]

 

 

 

愛「照れますなぁ///」

 

 

 

[やっぱりモフモフは正義ですよね!!]

 

[もうモフモフをモフモフしてるだけで世界がラブアンドピースしちゃいますよ〜!!]

 

 

 

愛「え?……うん。」

 

 

 

[愛ちゃんはどの子のモフモフが好きですか!?]

 

[モココ?ワタッコ?チルタリス?それとも

 

 

 

璃奈「……えい。」ポチ

 

 

歩夢「あ、スタッフさんの技ボタン押しちゃった!?」

 

 

 

[ちょっと!?まだモフモフトークは

 

 

 

 

 

 

〜ターン1〜

 

 

 

ーーバンギラスのすなおこしーー

 

『すなあらしがふきあれた!』

 

 

 

歩夢「いきなり砂嵐!?しかも岩タイプってことは……。」

 

 

璃奈「要塞化する……本来なら。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

歩夢「え……?」

 

 

愛「まあ見てなって!」

 

 

 

ーーペリッパーのあめふらしーー

 

『あめがふりはじめた!』

 

 

 

璃奈「天気の取り合いは勝った。」

 

 

歩夢「そっか!璃奈ちゃんの狙いって……。」

 

 

愛「そう!天気を奪って、みんなに有利な展開を作ること!」

 

 

璃奈「岩タイプのポケモンは、砂嵐の中だととくしゅ技に強くなる。だから雨でかき消した。」

 

 

 

[さすがです]ショボン

 

 

 

愛「あれ?スタッフさんテンサゲ?」

 

 

歩夢「無理やり進行したから……。」

 

 

璃奈「進めなかったらこの回はモフモフトークで終わってた。」

 

 

 

『エルフーンのリフレクター!』

 

 

 

愛「りなりーグッジョブ!」

 

 

璃奈「エルフーンは特性いたずらごころのお陰で先制して壁を貼れる。」

 

 

歩夢「こ、これで強気にバトルを進められるね。」ピク…

 

 

 

[私のアピールチャンスが……]

 

 

 

『ドリュウズ のアイアンヘッド!』

 

 

 

愛「お、なかなか良いダメージ出すね〜!」

 

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

みんな「!?」

 

 

 

璃奈「これは不味い……!」

 

 

歩夢「……ふう。ドリュウズは軽症みたい。」

 

 

愛「ダーテングもまだまだいけそう。」

 

 

 

[エルフーン ちゃんも余裕です!]

 

 

 

璃奈「……ペリッパー、次は耐えられるか怪しい。」

 

 

愛「そんじゃ次はこっちの番!」

 

 

 

『ダーテングのグラスミキサー!』

 

 

 

璃奈「HPバーが止まった、ということは……!」

 

 

 

『バンギラスはおいこまれてこうげきがはげしくなった!』

 

 

 

愛「ふう〜、何とか届いた。」

 

 

 

[ナイスです!まずは第一ステップクリアですね]

 

 

 

歩夢(与ダメージは私の方が上なのに……)

 

 

 

『バンギラスのめいちゅうがさがった!』

 

 

 

歩夢「……!?」

 

 

愛「っしゃ、やりい!」ガッツポーズ

 

 

璃奈「これは大きなアドバンテージ!?」リナチャンボード、⁉︎

 

 

 

[もってますね〜]

 

歩夢「……。」

 

 

 

『ペリッパーはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

璃奈「 」

 

 

愛「どんまいどんまい!」

 

 

歩夢「まあ、全員に当たったら1人くらいは怯むよね……。」

 

 

 

 

 

 

〜ターン2〜

 

 

 

歩夢「バンギラスのバリアは……あと4枚残ってるね。」

 

 

愛「あちゃ〜、このターンでダメージを与えるのは厳しそうだね。」

 

 

歩夢「そうだ、ペリッパーがダイマックスするのはどうかな?」

 

 

愛「う〜ん、それもアリだけど……。」

 

 

璃奈「岩技2回は耐えられない。それに、雨があっても特殊アタッカーにダイマックスは切りたくない……。」

 

 

 

[ダイロックは追加効果で砂嵐にしてきますからね]

 

 

 

歩夢「でも、ペリッパーが1番遅いわけだし、みんなが攻撃してバリアを剥がせば、こっちがやられる前に倒せるんじゃないかな!?」

 

 

愛「早く倒したいならそれが正解なんだけど……。」

 

 

璃奈「愛さんが怯んだら負けちゃうかも……。」

 

 

歩夢「……わかった、2人の作戦に合わせるね。」

 

 

 

[作戦がまとまったようなので……]

 

 

 

 

『エルフーンのエナジーボール!』

 

 

 

[ガンガンいきましょう!]

 

 

 

『ドリュウズのアイアンヘッド!』

 

 

 

愛「……来るよ!」

 

 

 

『バンギラスのほのおのキバ!』

 

 

 

璃奈「あ!スタッフさんの方に……!」

 

 

歩夢「草タイプのエルフーンに炎技は不味いよ!?」

 

 

 

[うわわ!?]

 

 

 

歩夢「あれ?……全然効いてない?」

 

 

愛「りなりーの雨とスタッフさんのリフレクターのお陰だね!」

 

 

 

[ありがとう璃奈ちゃ〜ん!]

 

 

 

璃奈「えへへ///」

 

 

 

『バンギラスのワイドブレイカー!』

 

愛「また全体攻撃!?」

 

 

 

『みかたのこうげきがさがった!』

 

 

 

歩夢「そんな!?」

 

 

璃奈「攻撃ダウン、ドリュウズには痛い……!」

 

 

 

『ダーテングのリーフブレード!』

 

 

 

愛「あちゃ〜、隠し球だったんだけどな……。」

 

 

歩夢「持ってたなら早く使ってよ〜……。」ピクピク…

 

 

愛「え?いや〜、さっきは命中ダウンに期待して撃ったからさ……///」

 

 

歩夢「ここに来て運!?」

 

 

 

『ペリッパーのねっとう!』

 

 

 

歩夢「やった!バリアが無くなったよ。」

 

 

璃奈「勝負はここから……!」

 

 

 

『バンギラスはおいつめられてこうげきがはげしくなった!』

 

 

 

 

 

 

〜ターン3〜

 

 

 

歩夢「バリアは0枚、攻撃のチャンスだよ!」

 

 

愛「このままドリュウズがダイマックスして攻めるのがいいかな。」

 

 

璃奈「私も賛成。私とスタッフさんはサポートに徹するのが良いと思う。」

 

 

 

[ですね!]

 

 

 

歩夢「それじゃあ、いくよみんな!」

 

 

愛璃奈「オーー!!」

 

 

 

[はい!]

 

 

 

『もどれドリュウズ !』

 

 

 

歩夢「まずは私が!いくよドリュウズ 、ダイマックス!」

 

 

 

『ド リュ ウ ズ……』ガオー

 

 

 

[そのまえに……]

 

 

 

『エルフーンのおきみやげ!』

 

『バンギラスのこうげきととくこうがガクッとさがった!』

 

『エルフーンはたおれた!』

 

 

 

歩夢愛璃奈「スタッフさん!?」

 

 

 

[これで長期戦も大丈夫……]

 

[あとは頼みましたよ……ガクッ]

 

 

 

歩夢愛璃奈「スタッフさ〜ん!!」

 

 

 

[あ、いつものあれお願いします]ケロッ

 

 

 

愛「普通に続けるんだ……。」

 

 

璃奈「ワクワク……!」リナチャンボード、ワクワク

 

 

歩夢「うん。ここはあの技で!」

 

 

 

 

 

 

歩夢「……!、穿て、貫け、突き抜けろ!!研ぎ澄ませ!ダイスチル!!」

 

 

 

『ドリュウズのダイスチル!』

 

『みかたのぼうぎょがあがった!』

 

 

 

愛「おお!ナイス!」

 

 

璃奈「リフレクターも相まって要塞化できた。」

 

 

 

[カッチカチですね]

 

 

 

歩夢「あ、またバリアが!」

 

 

璃奈「また4回攻撃しないと……。」

 

 

 

『バンギラスのダイロック!』

 

 

 

璃奈「うわわ!?」リナチャンボード、⁉︎

 

 

愛「りなりーー!!」

 

 

歩夢「璃奈ちゃーーん!!」

 

 

 

[璃奈ちゃーーん!!]

 

 

 

璃奈「ごめん……私、もうダメみたい……ガクッ。」

 

 

愛「そんな、りなりー……。」

 

 

歩夢「また、来る……!!」

 

 

 

『バンギラスのワイドブレイカー!』

 

『みかたのこうげきがさがった!』

 

 

 

歩夢「また!?」

 

 

愛「これじゃあまともなダメージを与えられないよ〜……。」

 

 

歩夢「置き土産とリフレクターのお陰でこっちもダメージは低いけど、このままじゃジリ貧で負けちゃう……!」

 

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ダーテングにはあたらなかった!』

 

 

 

歩夢「これはラッキーだね!」

 

 

愛「ラッキー?……違うね。」

 

 

歩夢「ああ、今のは幸運の方で、ポケモンのラッキーのことを言ったわけじゃ……。」

 

 

愛「あはは。違うって!」

 

 

璃奈「愛さん?」

 

 

愛「これは偶然なんかじゃない……必然だよ。」

 

 

 

[さすがもってる人は違いますね]

 

 

 

愛「……ほんと、持ってて良かったよ。『のんきのおこう』をね!!」

 

 

歩夢「え!?じゃあ最初のターンに威力の低いグラスミキサーを使ってたのは……!」

 

 

愛「いや〜、気づいちゃった?実は、命中ダウンを引くまでグラスミキサーを撃ち続けるつもりでした///」テレテレ

 

 

璃奈「のんきのおこうを持って相手の命中を下げる戦術って……。」

 

 

 

[歩夢ちゃんのスカンプーがやってましたね]

 

 

 

愛「そゆこと!……まあ、手っ取り早く勝ちたいならリーフブレード連打が正解なんだけどさ……。歩夢みたいに勝つまでの過程を、ポケモンバトルを楽しむ戦い方も、愛さん大好きだから♪」ニコ

 

 

歩夢「……!?」

 

 

 

[ルリナさん……]スッ…

 

 

 

璃奈「愛さん、有利タイプで蹂躙するのは楽しかった?」

 

 

愛「もう!だから今こうして工夫してるじゃん!」

 

 

歩夢「……。」ジー…

 

 

愛「歩夢まで!?……いいもん!今からすんごいの、見せてやるんだから!」

 

 

 

『ダーテングのわるだくみ!』

 

 

 

歩夢「え〜!?ちょっと、何してるの愛ちゃん!?」

 

 

 

 

 

 

〜ターン4〜

 

 

 

歩夢「バンギラスのバリアはあと4枚。」

 

 

愛「ねえりなりー。ペリッパー、まだあの技持ってる?」

 

 

璃奈「うん、あの技はペリッパーの大事な個性の1つだから。」

 

 

愛「よっしゃ!じゃあこのターンで決着つけるぞ〜!」

 

 

歩夢「ええ!?バンギラスのバリアはあと4枚も残ってるんだよ!?」

 

 

愛「大丈夫、大丈夫!愛さんにど〜んと任せなさ〜い!」

 

 

 

[すごい自信ですね]

 

 

 

愛「ちゃ〜んと勝算があるからね!それに……。」

 

 

璃奈「このターンで決めないと、ダーテングとドリュウズがやられて負ける可能性が高い。」

 

 

歩夢「そ……そうだね。」ピクピク…

 

 

 

[ドリュウズ、ダーテングともに体力は半分以下ですね]

 

 

 

璃奈「だからここはリスク覚悟で決めにいく必要がある。」

 

 

歩夢「それはわかったけど、ダイマックス技を入れても、まともに攻撃できるのは1番遅いペリッパーだけだよ?1人で仕留めるのは厳しいんじゃないかな?」ピクピク…

 

 

 

愛「チッチッチ。」

 

 

歩夢「愛ちゃん……?」

 

 

璃奈「仕留めるのは『私じゃない』。」

 

 

歩夢「え?でも素早さ的に最後に攻撃するのは璃奈ちゃんじゃ……。」

 

 

璃奈「素早さ的には、そう。だけどペリッパーには『あの技』がある。」

 

 

歩夢「あの技?」

 

 

愛「それとこのターン、歩夢とスタッフさんには攻撃技を使って欲しいんだよね。」

 

 

 

[了解です!]

 

 

 

歩夢「……。」

 

 

愛璃奈「歩夢(さん?)」

 

 

歩夢「……言われなくても攻撃するよ。マックスレイドバトルは攻撃回数を稼ぐことが重要なことくらい、ちょっと考えればわかることだから。」ピクピク……!

 

 

璃奈「歩夢さん……?」

 

 

愛「もしかして、怒ってる……?」

 

 

歩夢「え?いや、全然怒ってないよ?別に、わざわざ弱点突かれるポケモン持ってきたり、小細工ばっかりで全然攻撃しなかったり、わざと威力の低い技で舐めプしたせいでこんなピンチになってることなんて……ぜ〜んぜん、気にしてないよ♪」ピクピク…

 

 

璃奈「顔が引きつってる……。」

 

 

愛「……ねえ歩夢?」

 

 

歩夢「まだ何かあるの?」ニコニコ

 

 

愛「歩夢はさ、ポケモン……楽しめてる?」

 

 

歩夢「もちろん。同じポケモンでも個体差があって、強い子を探すのも楽しいし、ワイルドエリアを回って強力な技レコードを集めるのも好きだよ。」

 

 

愛「……。」

 

 

璃奈「強さを追い求めるのが歩夢さんにとってのポケモンなの?」

 

 

歩夢「そうもなにも、ポケモンって手持ちを強くして強力な敵と戦っていくゲームだよね?」

 

 

璃奈「まあ、ゲームの本質はそうだから、間違いではない……けど。」

 

 

愛「違う……。」ボソ

 

 

歩夢璃奈「愛ちゃん(さん?)」

 

 

愛「違う、そんなの間違ってるよ!!」

 

 

歩夢「急にどうしたの!?」

 

 

愛「それじゃあ、戦闘向きじゃないポケモンは!技は!…………歩夢にとって意味のないものなの……?」

 

 

歩夢「……意味はあるよ。序盤や中盤で、手持ちや技が揃うまでの繋ぎとして活躍してくれるよね。今回も、イーブイやスピードスターはとっても頼もしかったよ。」

 

 

璃奈「……。」

 

 

愛「でも……対戦終わってから、1度も手持ちに入れてないじゃん……!」

 

 

歩夢「それは……。」

 

 

愛「……イーブイが役目を終えたから?」

 

 

歩夢「……うん。」

 

 

愛「じゃあ、もうイーブイは連れて行ってあげないの……?」

 

 

歩夢「うん。もう頼もしいポケモン達が揃ったか

 

 

愛「ふざけないでよ!!」

 

 

歩夢「……私は至極まともだよ。」

 

 

愛「だからって、もう用済みなの……!?」

 

 

歩夢「……ねえ愛ちゃん。」

 

 

愛「……なに。」

 

 

歩夢「…………バニプッチ、どこやったの?」

 

 

愛「!?……今は進化して、ボックスにいる。」

 

 

歩夢「えっと、確か……そうそう。……『じゃあ、もうバニリッチは連れて行ってあげないの?』」

 

 

愛「違う!今はタイプ相性が不利なだけで、きっと活躍できる時が!」

 

 

歩夢「な〜んだ。あれだけ好きがどうのこうの言って……結局便利な駒なんじゃん。」

 

 

愛「そんなわけ……!!」

 

 

歩夢「……、良い?愛ちゃん。ゲームに登場するキャラクター達はある程度目的を定めて作られたものなの。」

 

 

愛「『もの』って……!!」

 

 

歩夢「ポケモンだったら……ピカチュウやイーブイみたいに、ビジュアルで新規プレーヤーの心を掴んで序盤に活躍するポケモン、エルフーンみたいに味方を支援することで輝くポケモン……。

 

 

璃奈「……。」

 

 

歩夢「……そして、ドリュウズみたいにエンドコンテンツとして対戦で一戦を張るポケモン、みたいにね。」

 

 

愛「それは否定しないけど……!けど!」

 

 

歩夢「だから、不向きな場所に無理やりポケモンを持ち込むのは、いい加減やめてくれないかな……?ましてやピカチュウみたいな

 

 

璃奈「歩夢さん!それ以上はいけな

 

 

歩夢「戦闘向きじゃないマスコットを協力プレイに持ち込んで迷惑をかけるなんてもってのほか……!」

 

 

愛「迷惑って……ピカチュウが、ダーテングが何をしたっていうの!?私はただ、みんなのことが好きなだけ

 

 

歩夢「……テメーの偏愛を、他人に強い

 

 

 

机「バァンッッ!!!!!」バァンッッ!!!!!

 

 

 

歩夢愛スタッフ「!!??」

 

 

 

璃奈「…………今は、目の前の敵を倒す事に集中して……!!!」リナチャンボード、「 」

 

 

歩夢「璃奈ちゃん……!?」

 

 

愛「りなりーせめて何か描こ?ボード真っ白は怖いな〜……なんて。」

 

 

 

[えっと、今の状況は……]

 

[バンギラスのバリアが4枚残ってて]

 

[あと2回ダウン取られたらこちらの負け、]

 

[ドリュウズとダーテングがピンチで、]

 

[だからこのターンで決めちゃおう!]

 

[こんな所でしょうか]

 

 

 

璃奈「スタッフさんありがとう。……歩夢さん、早く技を選んで。」

 

 

歩夢「わかった。……フフ。」

 

 

愛「……。」

 

 

璃奈「歩夢さん?」

 

 

歩夢「フフ……。普段の私なら絶対にこんな事はしないけど……いいじゃない。乗ってやろうじゃん、その作戦とやらによお……!」

 

 

 

[歩夢さん、なんかキャラ変わってません……?]アタフタ

 

 

 

 

 

 

〜改めてターン4〜

 

 

 

バンギラス『……!!』

 

『バンギラスはみかたのとくせいをかきけした!』

 

 

 

璃奈「みんな、いこう……!」

 

 

 

『ペリッパーのでんこうせっか!』

 

 

 

歩夢「……!」

 

 

 

[この技は!?]

 

 

 

璃奈「これが私の切り札。特性で雨を降らせるポケモンの中でもペリッパーは……ペリッパーだけは、先制技を使うことができる!」

 

 

歩夢「……。」

 

 

 

[最初のジムでも使ってましたね]

 

 

 

愛「そゆこと!だから愛さん、ピンと来ちゃったんだ〜。」

 

 

璃奈「これで、無防備なバンギラスをダーテングが攻撃できる!璃奈ちゃんボード、ムン!」リナチャンボード、ムン!

 

 

 

[よ〜し、次は私が!]

 

 

 

『エルフーンのエナジーボール!』

 

 

 

璃奈「これでバリアはあと2枚!」

 

 

 

[それじゃあ歩夢さん、カッコよく決め

 

 

 

歩夢「フフ。……クク、アッハッハッハ//////」

 

 

 

[やっぱり歩夢さん人格変わってません!?」

 

 

 

璃奈「……これが本当の歩夢さん。」

 

 

愛「外で見せた事は無かったんだけどね……。」

 

 

歩夢「急所、外し、運ゲーに舐めプをかます雑兵ども…………な〜んだ///やっっっぱりクソゲーじゃない///」

 

 

 

[今回は無理そ

 

 

 

歩夢「いいねぇ……ゾクゾクしてきた♡これだからクソゲーはやめられないのよ//////……見せてやろうじゃない、破滅を招く大悪手!……でも手を下すのは私じゃあない。フフ。……堕ちろ!ダイアーク!!!」

 

 

 

『ドリュウズのダイアーク!』

 

 

 

[このダイマックス技は……!?]

 

 

 

璃奈「ダイアーク!?」

 

 

 

『バンギラスのとくぼうがさがった!』

 

 

 

愛「……!?」

 

 

璃奈「バンギラスが無防備になった!今ならいける……!」

 

 

歩夢「……ほら、お膳立てはしてやったんだ。これ以上遅延かますんじゃねえ、さっさと終わらせな!!」

 

 

 

[フィニッシュホールドですよ!愛ちゃんも行っちゃいましょう☆]

 

 

 

愛「…………、萌えろ、アガれ、万に宿いし生命の風よ!撚り集まりて燃え上がれ!リーフストーム!!!」

 

 

 

『ダーテングのリーフストーム!』

 

『バンギラスはたおれた!』

 

 

 

歩夢「グラスミキサーじゃ、ないだと……!?」

 

 

愛「切り札は最後まで取っておくものだよ?」ドヤァ…

 

 

 

[リーフストーム……?]

 

 

 

璃奈「リーフストームは、即時瞬間火力では草タイプ最強を誇る大技。でも代償として……。」

 

 

 

『ダーテングのとくこうがガクッとさがった!』

 

 

 

璃奈「撃った後に能力が大幅に下がる、ハイリスクハイリターンな技。連続で撃てる技じゃない。」

 

 

 

[だからさっきのターンは]

 

[わるだくみを使って瞬間火力を上げたんですね!]

 

 

 

愛「そーゆーこと!必殺技みたいでロマンがあるよね〜こういうの。」ウンウン

 

 

歩夢「……。」

 

 

 

[生粋のエンターテイナーですね]

 

 

 

歩夢「とにかく、勝てて良かったね。」

 

 

璃奈「うん。……でもこれ、」

 

 

愛「ポケモン始めたての人もやるんだよね……?」

 

 

 

[ワイルドエリアに行けば挑戦できます!]

 

 

 

愛「自分で言っちゃうのもなんだけどさ、愛さん達ですらこんなギリギリの戦いになるってことは……。」

 

 

璃奈「初心者さんは絶対クリアできない。」

 

 

歩夢「初見殺し要素としてはありじゃない?」スン…

 

 

璃奈「確かに、金銀のミルタンクやサイクリングロード下のジュプトルみたいに、トラウマ要素もゲームの愛嬌ではあるけど……。」

 

 

愛「協力プレイ前提で、これはちょっとやり過ぎかも……。」

 

 

 

[ま、まあテストプレイも兼ねてましたし]

 

[開発さんに報告しておきますね]

 

 

 

愛「よろしく!」

 

 

歩夢「むー……。」

 

 

璃奈「というわけで、みんなが実際に挑戦する時にはもう少し優しくなってるはず。」

 

 

 

[いや〜それにしても、今回も激戦でしたね]

 

 

 

歩夢「うん。一時はどうなるかと思ったよ♪」ニコニコ

 

 

スタッフ(!?)ゾクッ…

 

 

璃奈(歩夢さんはこういう人だから、慣れて欲しい。)ヒソヒソ

 

 

スタッフ(が、頑張ります……!)ヒソヒソ

 

 

歩夢「というわけで、今回までポケットモンスターソード&シールドをレビューしてきた訳だけど……。」

 

 

愛「楽しかった〜!!」

 

 

璃奈「新しい冒険の舞台、とってもわくわくした!」リナチャンボード、ニッコリン♪

 

 

歩夢「まだまだ色んなことができるから、是非自分でもプレイしてみてね♪」

 

 

愛「まだ見ぬ冒険が君を待っている!……なんてね。」

 

 

璃奈「それじゃあ、続きがあるかはわからないけど……みんな!」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜!」

 

[またね〜!]

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

 

 

 

璃奈「久しぶりのゲームレビュー、あっという間だったけど……楽しかった!」リナチャンボード、ニッコリン♪

 

 

スタッフ「私も、皆さんとご一緒できて良かったです♪製品版が出たらみなさんのSwitchとソフトをアップデートさせて頂くので、また呼ばせて頂きますね。」

 

 

愛「え!?じゃあこれ、もしかして……!!」

 

 

スタッフ「今回のお仕事の報酬です♪」

 

 

歩夢「え!?いいんですか……!?」

 

 

スタッフ「今回の番組が好評だったら、また続編をやるかもしれないので。」

 

 

歩夢愛璃奈「ありがとうございます!」

 

 

璃奈「……じゃあ、ストーリー攻略は録画しておいた方が良い?」

 

 

スタッフ「流石にそこまでしなくても大丈夫ですよ。ストーリーの収録は予定していませんから。」

 

 

愛「じゃあさ、じゃあさ!個人的に収録して実況プレイ配信するのは!?」

 

 

スタッフ「発売後なら良いですよ。あ、でも発売初日にクリアまで配信とかは止めてくださいね?」

 

 

愛「あはは……。」

 

 

璃奈「する気だったんだ……。」

 

 

スタッフ「それじゃあ、今日の予定は終わったので後は自由時間ということにしましょうか。」

 

 

歩夢愛璃奈「はーい。」

 

 

 

 

 

 

〜フリータイム〜

 

 

 

歩夢「ねえ愛ちゃん。……このあと、勝負しようよ。もちろん、嫌だなんて言わせないよ……。」

 

 

璃奈スタッフ「!?」

 

 

愛「へえ、奇遇だね。……ちょうどあたしも、歩夢と一戦交えたいと思ってたところなんだよね。」

 

 

璃奈「!?」リナチャンボード、アワアワ…

 

 

スタッフ「えっと、ポケモンで……ですよね?」

 

 

歩夢「うん、ポケモンの怨みはポケモンで晴らさないとね。」

 

 

愛「人の好きなポケモンをさんざん侮辱しておいて、被害者面も大概にしなよ……!」

 

 

璃奈「2人とも

 

 

歩夢「璃奈ちゃんはどっちの味方、とは言わないけど……私の傷み、わかってくれるよね?」

 

 

璃奈「……否定は、しない。」

 

 

愛「……ごめんりなりー、2人きりにして欲しい。」

 

 

スタッフ「……⁉︎」アタフタ

 

 

璃奈「……スタッフさん、行こう。」

 

 

スタッフ「え!?ちょっと璃奈ちゃ

 

 

 

ドア「バタン……!」バタン…!

 

 

 

『to be continued …』

 

 

 

 

 

 




〜緊急速報!!〜




ーーその昔、あるトレーナーは言ったーー



「強いポケモン弱いポケモン、そんなの人の勝手。本当に強いトレーナーなら好きなポケモンで勝てるように頑張るべき。」



ーーそれがいつしか、言葉が一人歩きして、色んな解釈を持たれるようになったーー


ーーポケモンはトレーナーの愛情次第でどこまでも輝ける、と捉えたものーー


ーーはたまた、どんなポケモンを使っても勝てば愛を示せる、勝たなければ愛を示せないと捉えたものーー


ーーこの言葉を盾にして多くのトレーナーが、自分だけが……自分だけは正しいと、各々の正義を振りかざして、終わりの見えない傷みの連鎖に組み込まれたーー



ーーそんなある日、あるところに、ピカチュウを愛するトレーナーと、ドリュウズを愛するトレーナーが相対峙したーー


ーー2人のトレーナーは、自分のポケモンに対する愛情が正しいと信じて、全身全霊で戦い抜いたーー


ーー戦いは激しく、両者ともーー





璃奈「そんな偉大なる先人に擬えて、私からはこの言葉を。



ーー好きなポケモン、憎いポケモン、そんなの人の勝手ーー


ーーだけどーー







ファミ通App分室番外編:『ポケットモンスターソード&シールド』最終章:雨降って虹が咲く

もうすぐ脱稿!(大変長らくお待たせしました)
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