鬼滅冥人奇譚 GHOST OF SUNRISE   作:明暮10番

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──序幕 第壱話──

 一閃の後、薄青の空に鮮血が飛ぶ。

 氷晶舞う、凍りきった湖畔の上での事だ。

 

 

 鎧の隙間を縫うように切り下ろされた一撃を受け、巨漢が倒れた。

 多量に流れた血と、言葉に尽くせない痛みにより、男は短い呻き声を喘がせたのみ。後は何も言う事が出来ず、氷床の冷たさを感じながら息絶える。

 

 

 

 続け様に槍を構えた男が突撃をする。

 その突きを紙一重で躱し、懐へ潜り込む。

 男が応じるよりも早く、首根を刃で突かれた。

 

 

 仲間が一人一人と倒れる毎に、またもう一人一人が応戦する。

 しかし結果は、屍が増えるだけに終わった。

 

 ある者は首。ある者は腕。ある者は腹。

 次々と撫で斬りにされた。

 

 

 

 

 

 最後に挑んだ男が、湖氷の上に伏す。

 だがまだ絶命には至っていなかったようだ。動かない足の代わりに、腕を必死に駆動させ、生き延びようと這う。

 

 もはや寒さや冷たさは感じない。

 生への執着と、死へと誘う痛み、そして純然なる恐怖が混ざり合い、他の感覚を消した。

 

 生きる、生きるのだと、無様に氷上を這う。

 

 

 

 途端、男は血を吐き、断末魔の叫びをあげて死ぬ。

 

 這っていた男の背に、刀の切先が突き立てられていた。

 刃は男の皮と筋、臓物とを破り、男にとどめを刺してやった。

 

 

 

 生なき肉の塊と化したその男から、行き場もなく流れた血。

 血は氷にできた僅かなヒビに入り込み、その筋をただ真っ直ぐと行く。

 

 傍に逸れず、ヒビを縫って、真っ直ぐと真っ直ぐと。

 

 

 

 

 

 流れ行く血は、途端に遮られて止まる。

 ヒビの上に置かれた、誰かの爪先に当たった。

 

 

 血が触れたのは、武者草鞋。それを履く脚には脚絆(きゃはん)が巻かれ、裁付(たっつけ)を身に付けた腰へと登る。

 身体には鈍色の鎧。腰に丈夫な縄が巻かれ、その中に小刀と、太刀鞘が差されていた。

 

 首に巻き、背中からはためく、裾がほつれた外套。

 そこには褪せた白で、二つの三角を縦に重ねたような形の、「家紋」が描かれている。

 

 

 

 

 

 

 死体から太刀を抜き、血を払ってから鞘に収める。

 敵がいなくなったと確信した彼は、白い息を、黒い面頬(めんぽお)の隙間から吐き出した。

 

 

 開かれたままですっかり乾いた眼を、休ませようと男は瞼を閉める。

 面頬と目元は返り血に塗れ、とろりと滴らせていた。

 

 

 もう一度、息を吐く。

 目を開いた。

 

 

 

 

 澱んだ瞳に、(ほむら)が写っていた。

 

 

 

 

 彼の目線の先、湖畔の端にある空き地。

 大きな焚き火が立ち上り、もうもうと白煙をあげていた。

 

 

 火の傍らには、多くの死体。

 老若男女問わず、裸の死体が数多く野晒しにされていた。

 赤子のものもあった。

 

 

 炎の中に、人骨を見つける。

 殺した人間を、火に焚べていたようだ。

 

 

 

 

 火葬だ。

 だがそこに、情や思い、喪服の念はない。

 

 殺した人間の処理に過ぎなかった。

 衣服を剥ぎ、物を盗り、邪魔になるので要らない人の身体は処分する。

 

 残すべき骨さえも、割れ果てて炭となるまで火に晒し続けていたのが、その証拠だ。

 或いは人間を燃やすとどうなるのかと、楽しんでいたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 いずれにせよこの火に、安らぎなどない。

 彼は焚き火を崩し、氷の上に落とす。

 暫くすれば、火は消える。

 

 

 男は雪の上に座る。

 それから火の中にあった人骨を一つ一つ、拾い上げた。

 

 

 

 

 

 まだ燻る、氷上の燃え滓を見やる。

 

 

「……(ほむら)消え」

(炎は消えた)

 

 

 

 

 野晒しにされた死体を見やる。

 

 

雪間(ゆきま)()しつつ さもらふに」

(雪の中で座りながら 見守るばかり)

 

 

 

 

 焼け跡に転がる、砕けた遺骨を見やる。

 

 

(うしな)う悲しび 今ひとかえり」

(亡くした人を思えば 一段と悲しくなる)

 

 

 

 

 嘆くように首を垂れてから、拾った骨の欠片を持って立ち上がる。

 

 

 

「……蒙古どもの火などで、成仏できようか」

 

 

 男はゆっくりと、顔を上げた。

 

 

「俺が弔ってやろう」

 

 

 面頬に付いた血を拭う。

 

 

 

 

 

「仇は討つぞ。必ず」

 

 

 彼は真っ直ぐと、今は見えない敵の姿を、見据えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その男には、様々な逸話があった。

 

 一度死に、再び冥土から蘇ったと聞く。

 

 たった一人で数多の軍勢を相手取ったと聞く。

 

 剣技と弓術に長け、百戦錬磨の兵を悉く討ち取ったと聞く。

 

 

 

 

 その男には、様々な逸話があった。

 

 闇に紛れ、気配を消し、軽やかに影を縫ったと聞く。

 

 誰にも気付かれる事なく闇から襲い、最後の一人が気付いた頃には皆が殺された後だったと聞く。

 

 血を浴び、滴らせ、月光の下で迫るその姿は鬼であったと聞く。

 

 

 

 

 その男には、様々な逸話があった。

 

 困った者を放ってはおけず、身分に関係なく助けて回ったと聞く。

 

 優しく、情に厚く、民の死を誰よりも悲しんでいたと聞く。

 

 戦えない者を守る為、立ち向かい続けたと聞く。

 

 

 

 

 

 その男には、多くの名があった。

 

 武士が滅んだ後に現れた、「民の希望」。

 

 素早く、そして強き武者、「烈風武士」。

 

 宵闇に紛れ敵を討ち取る、「影の侍」。

 

 何千の兵を前に退く事なく戦い抜いた、「對馬の英雄」。

 

 殺された者の無念を背に報いを与えた、「仇討つ守り人」。

 

 

 

 或いは「亡霊」、そして「鬼神」とも恐れられた。

 

「謀反者」、「恥知らず」として蔑まれた。

 

「一族の面汚し」と呼ぶ者あれば、「まことの武士(もののふ)」と呼ぶ者もある。

 

 

 

 

 

 何にせよその男は、一つの名を以て伝説となった。

 

 闇に堕ち、闇を駆け、侍の道に反しようとも、民を救う為に立ち上がり続けた男。

 

 その不屈と、正義の意思は、国に忌まれ生き様を消されようとも、果つる事はなかった。

 

 

 

 

 

 男はこう呼ばれる。

 呼ばれ続ける。

 

 

 

 

 

 

 

──────「冥人(くろうど)」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風が冷たい、秋の暮れ。

 ここは瀬戸の内海を望める、備後(びんご)安芸(あき)のちょうど境に位置する港町、尾道(おのみち)

 年貢米を紀伊(きい)へと輸送できる利便性から、各地の豪商がここに店や蔵屋敷を構えていた。

 

 街は栄え、人で溢れ、山陽道随一の港町としてその名を轟かせている。

 

 

 

 

 夕暮れの尾道に入った、黒い着物と袴姿の男。

 小刀と太刀を腰に下げ、顔を隠すほどの菅笠を被っている。

 

 

 ふらりと立ち寄った小道で、男は街道を逸れて水路に車輪を突っ込ませてしまった荷馬車に出会した。

 

 

「如何した?」

 

 

 男はすぐ、その馬車の方に行く。

 馬車の持ち主であろう男は、駆け寄って来た彼の姿を見て恭しく頭を下げた。

 

 

「あぁ、お侍様! お見苦しいところを見せてしまい、申し訳ありません……」

 

「水路に落ちたのだな?」

 

「えぇ。馬がなぜか、興奮しちまったようで。蔵まで運ばなければならないと言うのに……」

 

「それは災難であったな。どれ、ちょうど手は空いておる。手伝ってやろう」

 

 

 侍は草鞋を脱いで素足となると、躊躇なく水路に足を突っ込んだ。

 そのまま馬車を押そうとする彼に、馭者の男は大慌て。

 

 

「いえいえ! お侍様の手を煩わせる訳には……!」

 

「遠慮はいらん。それにこの大きさ、一人でやれば明朝までかかるぞ」

 

「しかし……」

 

 

 菅笠を取り、道端に置く。

 素顔を見せながら彼は、にこりと微笑んだ。

 

 

「心病むな。見ての通り……俺は牢人だ。畏まる要はない」

 

 

 そう言ってから彼は、馬車を押し始めた。

 馭者は彼に感謝する。

 

 

「あ、ありがとうございます!」

 

 

 牢人は馬車を押し、馭者は手綱を引いて馬を踏ん張らせる。

 車輪はがたぴしと軋むものの、なかなか持ち上がってくれない。

 

 

「ふんぬ……ッ!! なかなか重いな……荷を一旦だけ下ろせぬか?」

 

「日が昇っている内に運ばないとで! 積み直しに時間がかかってしまいます!」

 

「ならば、まだ人手がいるぞ!」

 

 

 すると偶然通りかかった、立派な着物姿の男が二人に駆け寄って来る。

 

 

「手を貸そう!」

 

 

 その男も侍だった。

 馭者が何かを言うよりも早く草鞋を脱ぎ、彼も水路に入る。

 牢人の隣に立ち、一緒に馬車を押した。

 

 

「面目ない!」

 

「ははは! 困った時はお互い様と言うやつだ!」

 

 

 二人が押して、やっと車輪が上がる。

 くっと大きく持ち上がった瞬間に、馬を強く踏ん張らせ、やっとの事で水路から脱出できた。

 

 

「あぁ、やった!」

 

 

 馭者はすぐさま二人の元に行き、お辞儀をする。

 水路から上がった彼らは手拭いで足を拭いていた。

 

 

「ありがとうございます! この御恩は忘れません!」

 

 

 後から来た侍は、溌剌とした笑顔で馭者に話しかける。

 

 

「良い良い! 急いでおるのなら早う行かぬか! 日没が近いぞ!」

 

「ありがとうございます、ありがとうございます! お二人方とも、御達者で!」

 

 

 何度も感謝を述べながら、馭者は馬と共に道を行く。

 二人はそれを見送りつつ、脱いだ草鞋を履いていた。

 

 

「助力に感謝致す」

 

「いやいや、良い良い」

 

 

 侍はのっそりと立ち上がり、少し乱れた装いを整えた。

 

 

「我が大父(おおじ)は、仏心に厚い方であった。困った者あれば助けよ。大父上の教えだ」

 

 

 それを聞くと牢人は、感慨深そうに頷きながら立ち上がる。

 

 

「立派な方だ」

 

「数々の戦を超えた猛者でもある。俺もその名に恥じぬよう、努めておるのだ」

 

「ならば鍛錬も並ではないでしょう。さぞ、腕の立つ武人でもあられるのでは?」

 

「よせよせ。褒めても何も出ぬぞ」

 

 

 足を拭いた手拭いを懐に戻しながら、侍は牢人に話しかけた。

 

 

「して、お主もまた、なかなかの手練れであろう」

 

「なぜ?」

 

「勘と言う奴だ。それに一つ一つの所作が良く出来ておる。良家の出身と見た」

 

「今はしがない牢人であります」

 

「牢人かぁ」

 

 

 侍はぱちんと手を叩く。

 

 

「ならば我が家に仕えぬか? これも何かの縁だ、父上に便宜を図ろう」

 

「馬車を押しただけで決めて良い事ではないでしょう」

 

「いやいや! 俺には分かる……お主は、稀代の侍だ。それに優しい心の持ち主でもある」

 

「お止めくだされ」

 

 

 二人はやっとの事で顔を見合わせた。

 誇らしげに微笑んでいた侍は、牢人の顔を見ると途端に眉を曲げる。

 

 

「ん? お主、どこかで会った事は?」

 

 

 牢人はぴくりと、表情を強張らせた。

 

 

「……いえ。初見かと」

 

 

 すぐに顔を背け、端に置いていた菅笠を取ろうと離れる。

 

 その間、侍の男は口元に手を置き、記憶を探っている様子だ。

 

 

「それはなかろう。これでも、記憶には自信がある!」

 

「他人の空似と言う事もありましょう。この世には三人、顔が似ている者がおると聞く」

 

「いや……見たのだ。間違いなくな……どこだったか……」

 

 

 うんうんと唸りながら思い出そうとする間に、牢人はその場を去ろうと支度を整えていた。

 

 

「……では、それがしはこれで。申し入れの件はまた後日にでも──」

 

 

 菅笠を胸の前に持って来た時に、侍はぴたりと表情を消す。

 

 

 

 

 

 

 

「……思い出した。確か、對馬國だ」

 

 

 牢人は足を止める。

 

 

 

 

「俺はあの時……将軍様のご下知(げち)を受けた父上と共に……援軍として参ったのだ」

 

 

 侍は信じられないものを見るかのような顔で、彼から一歩だけ離れる。

 

 

 

 

「その時にお主を見た……あれは、志村殿の本城を奪還した時……」

 

 

 牢人はゆっくりと、菅笠を被る。

 

 

 

 

「血を吐く、蒙古の軍勢……嘆かれる志村殿……」

 

 

 腰に差している刀の柄へと、互いに手を運んだ。

 牢人は先ほどから鯉口を手で隠したものの、もう意味はなかった。

 

 

 

 

「……荷馬車を押している時に、鯉口の家紋は見たぞ。やはり、覚えがある」

 

 

 侍は腰を据える。

 

 

 

 

「……お取り潰しにあった……」

 

 

 牢人もまた、腰を据えていた。

 

 

 

 

「……謀反者の、家紋……」

 

「………………」

 

 

 

 

 侍は鍔に指を置き、(はばき)を見せた。

 

 

 夕陽がぎらりと、双方を照らす。

 最後に一つ、牢人は彼の名前を聞いた。

 

 

 

 

 

 

「……お主。家名は?」

 

「……男鹿(おが)

 

 

 

 

 

 牢人もまた鍔を親指で弾き、鎺まで出した。

 

 

 

 

 

 

「……この、外道めがッ!!」

 

 

 男鹿の叫びを合図に、二人は刀を抜く。

 さっきまでの朗らかな空気はもうどこにもない。殺気が二人の間に流れている。

 

 

「記憶に自信があると言うのは、確かなようだな」

 

「黙れッ!!」

 

 

 男鹿は一気に牢人へと詰め寄り、白刃を差し向ける。

 即座に攻撃を刃で受け流すものの、牢人はサッと身を引き、反撃をしない。

 

 

「よせ! お主とやり合うつもりはない!」

 

「おのれになくとも俺にはあるッ!! 恥知らずめがッ!!」

 

「蒙古は全て退けた!」

 

「さりとておのれの罪は消えぬッ!」

 

 

 振り下ろされた男鹿の刀を、牢人は刃文で受ける。

 刃に刃が食い込み、二人は一瞬の膠着状態になる。

 

 

 押さえ込まれる男鹿の刃を、牢人は自身の刀を寝かせ、相手の刃を滑らせる事で攻撃を流す。

 

 しかしやはり、彼は距離を離すだけで反撃をしようとしない。

 

 

「将軍様は首を所望しておられるッ!!」

 

 

 姿勢を整えながら、男鹿は叫ぶ。

 もう太陽は大方沈み、夜が訪れようとしている。

 

 

「おのれが主君に背いたからだッ!! 御家人たる父上への下知は、すなわち俺への下知でもあるッ!!」

 

「お主にはもう関係のない話だ!」

 

「ほざけ外道めッ!! どの口が言うッ!!」

 

 

 刀を垂直に構え、突きの姿勢を取る。

 

 

「おのれの咎を思い出せッ!!」

 

 

 牢人の心臓に目掛けて突かれた攻撃を、後ろに転がる事で回避する。

 

 それは男鹿も読んでいた事。

 後ろに転がせたところで彼は、突きをした際の勢いを生かして大きく前へ飛び、斬りかかった。

 

 

「おのれは自分の『伯父』に……志村殿に何をしたッ!?」

 

 

 牢人は素早い男だった。

 男鹿の追撃を、更に横へ転がる事によって回避し切る。

 

 

「人を人と思わぬ鬼畜めがッ!!」

 

 

 次に放たれた追撃さえも受け流し、間合いを取った。

 

 

 

 太陽は落ち切り、夜が来る。

 

 

「おのれはぁあ……ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 夜が来()

 

 

「おのれはぁ────」

 

 

 牢人は悪くなる視界の中で、何とか男鹿の姿を捉え続けていた。

 次に来る技を流すべく、姿勢を整える。

 

 

 

 

 

 しかし、あれほど雄弁だった男鹿の声が、聞こえなくなった。

 代わりに響いたものは、鈍く耳障りな、肉を切る音。

 

 

「…………!?」

 

 

 顔に生温かいものが付く。

 漂う生臭い匂いからして、すぐに血だと気付いた。

 

 

「……男鹿?」

 

 

 既に来ているハズの、攻撃が来ない。

 暗闇の中で男鹿は、立ったまま静止してしまった。

 

 

「どうした、男鹿」

 

 

 再び名を呼ぶ。

 応答はない。

 

 

「おい────」

 

 

 

 次の瞬間、彼はばたりと倒れた。

 途端、男鹿の腹から伸びた何かが、彼の足元に落ちる。

 

 

「ッ!?」

 

 

 暗がりからでも見て取れた。

 

 赤黒く、枝分かれのような青筋が走った、それは腸だった。

 男鹿から飛び出た腸が、牢人の足元まで伸びている。

 

 

「なに……ッ!?」

 

 

 自分ではない。一切、こちらからは斬りかかってはいない。

 

 牢人は何事かと理解するよりも先に、何かが眼前に飛び出して来た。

 何もないところから、突然に。

 

 

 

 

「は……ッ」

 

 

 牢人は刀を構え、防御を行う。

 だがその、何者かから放たれた一撃は、想像もつかないほどに重厚な一撃だった。

 

 

 

 

 刀ごと突き飛ばされ、男は地面に倒れる。

 

 

 

 

 

 

 

 顔を上げた時、眼前に広がっていたものは、血走った獣の目であった。




「試作劇『KI-JIN』」の連載版です。
せっかくなんで、黒澤明監督をリスペクトした作風を目指したいと思っています。

鬼滅の刃の時代を、大正四年(1915年)と設定。
大正四年は大隈重信が総理大臣で、黒澤明監督もまだ五歳の頃です。
よろしくお願いします。


「TRICK 時遭し編」と「DIE HARD 3.5」もよろしく〜ねっ。


・『哀悼の鉢巻き』を入手
 炎消え
 雪間座しつつ さもらふに
 喪う悲しび 今ひとかえり
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