鬼滅冥人奇譚 GHOST OF SUNRISE   作:明暮10番

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時を越えて候ふ 壱

 青年に先導され、山道を歩く仁。彼はずっと真っ正面を向いているが、首からぶら下がる白蛇が代わりに仁を監視していた。

 

 仁にとって驚きなのは、蛇が人の言葉を介しているかのような素振りを見せたところだろう。

 彼自身、ここまで人に従順な蛇を見た事がない。本当に神の使いではないかと、幾度も思うほどだ。

 

 

「……して、これから何処へ? 産屋敷とはどのような所だ?」

 

「黙って歩け。あと産屋敷様は場所ではなく家名だ」

 

 

 血で染みる口布を煩わしそうに触りながら、一瞥もせずただ歩く。仁への警戒心は未だ解いておらず、その気迫は背中越しでも伝わって来ていた。

 隙がなく、加えて強く、妖しげな剣技を操る者。仁よりも一回り歳下だろうが、純粋な実力差で言えば彼を凌駕している。このような武士がいようとはと、感心せざるを得ない。

 

 

「……お主が剣を振るう時に見えた大蛇……あれは何だ?」

 

「黙って歩けと聞こえなかったのか?」

 

「…………」

 

 

 質問に答える気はないようだ。以降、仁も会話を止め、無言のまま付いて行く。敵意を向けられ、いつまた斬られてもおかしくない状況ではあるが、自身がこの山にいる理由も明瞭としない以上、他はない。

 

 

 暫く歩くと香ばしい木々と湿った土の匂いが、甘い花のものへと変わった。鬱蒼とした深緑の奥、薄紫の光が現れる。

 

 

 光の下へ向かうと、枝より垂れた藤の花が天蓋のように仁を包んだ。変哲もない緑葉の木々はなくなり、辺り一面が藤の木ばかりとなっていた。薄紫の光とは、藤の花を透かした陽光だ。

 

 すっかり頭上を覆ってしまった花々を手で撫で付け、感嘆の息を吐く。本来ならばこの季節では見られない、狂い咲きの藤。遠く流れて来た紅葉が混ざる姿は、あまりにも奇麗だ。

 

 

 

 

 藤の花々を更に抜け、広場に出る。中央に顔を目元以外すっかり隠した、奇妙な黒装束の男がちょこんと立っていた。

 刀などの武装はしていない。武士ではなさそうだが何者だろうかと、仁は小首を傾げる。

 

 

 青年はその男の前に立つと、やっと仁の方を向いた。その後ろで男は深々と頭を下げている。青年の部下なのかは分からないが、立場は下の人物だとは容易に察せる。

 

 

「ここからはコレに従え」

 

 

 それだけ仁に言うと、彼はさっさと立ち去ろうとして踵を返した。なので姿を消す前に声をかける。

 

 

「一つ、問いたい。これだけは答えてくれぬか」

 

「お前の質問は一切受け付けない」

 

「蒙古が再び、鎌倉へ使者を送ったと聞いた。ここが何処かは分からぬが、まことか?」

 

「は?」

 

 

 仁の妙な質問に、思わずパッと振り返った。頭のおかしい者を見るような、心底呆気に満ちた眼だ。心なしか白蛇も同じ眼をしているようにも見える。

 

 

「なに? 蒙古? 鎌倉?……お前、『元寇(げんこう)』の事を言っているのか?」

 

 

 青年から返って来たのは答えではなく、更なる問いだった。仁もまた「元寇」と言う聞き慣れない言葉に眉を顰める。

 

 

「元寇? お主らは蒙古をそう呼ぶのか?」

 

「……おい、頭は大丈夫か? まさかだが、気でも違っていやしないだろうな? ともすればここで俺はお前を斬る」

 

「待たぬか……何故斬られねばならぬのだ」

 

 

 青年の眼が更に開かれ、ぎょろりと威圧が込めて仁を睨む。

 

 

「これからお前は、俺にとって大切な『あるお方』と会う。気違いが何か粗相でもしてみろ。起こってからじゃ遅いだろ」

 

「俺は正気だ。気が違っているように見えるのか?」

 

「この『大正』の世で『鎌倉武士』を気取った奴なんざ、誰だって気違いに見るだろ」

 

「なに?」

 

 

 またしても聞き慣れない言葉が彼より放たれた。

 意味を聞こうと口を開いた折、青年は眼を向けたまま背を向けた。

 

 

 一陣の風が吹き、花々が藤浪を立てる。気が付けば青年と白蛇の姿は、舞い上がる土煙を残して消えていた。

 

 

「消えた……?」

 

 

 辺りを見渡すものの、気配はない。隠れたのではなく、颯爽と走り去ったようだ。それも影さえ消すほどの神速で。

 立ち昇った土煙から眼を守りつつ、仁は当惑の表情を見せていた。

 

 

「……彼奴(あやつ)は何者なのだ……まことに人の子か?」

 

「あ、あの〜?」

 

 

 煙が晴れた際に、仁の真隣からおずおずと声がかかる。ちらりと見やれば、黒装束の男が腰を低くして立っていた。先ほどから入る隙を伺っていたのだろう。

 その黒装束の被る頭巾には白い刺繍が施されており、儀式的な礼装のようだとも仁に思わせた。ただ服は着物ではなく、襟を全て留め具で留め、脚部には股引きを履いていた。

 

 仁にとってはおよそ見た事のない服だ。そして何よりも驚かせたのは、服の素材だろう。

 

 

「その服は絹か?」

 

「え。今度は俺に質問責めですか?」

 

 

 思えばここまで殆ど、質問しか口に出していない。まるで子どもだと気付かされ、己が情けなく感じたのだろう。顎を掻き、苦笑い気味に眼を伏せた。

 

 

「分からぬ事ばかりなのだ。彼奴はおのれの事も、お主らの事も話さなかったからな……これでも気が乱れておるのでな」

 

「は、はぁ……まぁ俺も、いきなり呼ばれたんで何の事やらさっぱりなんですがね……」

 

「鬼狩りを生業とする者とは聞いておる。されどお主は刀を持ってはおらぬな。戦えるのか?」

 

 

 男は首を大袈裟に振って否定する。

 

 

「とんでもない! とても俺ら、あんなのの相手になんざ出来ねぇですって! もっぱら使いっ走りか後片付けばっかッス」

 

「ほぉ……戦える者、戦えぬ者と役割を分けておるようだな」

 

 

 仁の穏やかで、とっつき易そうな雰囲気に安心でもしたのか、男の口調は同年代とするような砕けたものへとなっていた。

 

 

「ところであんたは? なかなか歳食ってそうだが……入隊希望か? まだ最終選抜は二日目だけど」

 

「成り行きに任せておる。元より行く当てもないからな……入隊するかはさておき、まずは示された方へ行く他あるまい」

 

「なんか大変そうだな、あんた……そういや名前は?」

 

 

 名乗ろうとした時、二人の頭上でけたたましく鴉が鳴く。見上げれば藤が囲む青空の中、あの喋る鴉が忙しく旋回していた。

 

 

「ガァーーッ!! 至急、産屋敷邸ヘ連行サレタシーッ!!」

 

「またあの鴉か」

 

「わーわー! すみませんって! 今からやりますやります!!」

 

「至急ゥーッ!! 至急ゥーーッ!!」

 

「分かったっつのッ!!」

 

 

 不満げに鴉を睨み、ぶつぶつとボヤきを零しながら、男は衣嚢(いのう)から布と栓を取り出した。それを仁へと突き出し、握らせる。

 

 

「これは?」

 

「目隠し布と耳栓だ」

 

「……どうしろと?」

 

「お館様の屋敷は隠されていてな。一部の人間しか場所を知っちゃ駄目なんだ」

 

「成る程。だからお主が案内をするのか」

 

「いや。俺も良く知らん」

 

「……なに? ならばどうやって……」

 

「まぁまぁ、とりあえず行こうぜ」

 

 

 男は仁に背を向け、腰を落とす。背中には大きく「隠」の字が刺繍されていた。

 

 

「何をしておる……」

 

「あんたをおぶるんだよ」

 

「……本気か?」

 

「本気だよ。ほら、目隠しと耳栓したら乗ってくれ。じゃないとまた鴉にドヤされる」

 

 

 更に背中を突き出し、おぶられるよう急かす。

 大の大人が一回りも歳下の者におんぶをされると言うのは些か恥ずかしい。だが、これも相手側のやり方だろうと仁も腹を括る。

 

 

「…………」

 

 

 目を布で覆い、後頭部で端同士を結んで固定する。次に耳穴へ栓を突っ込んだ。頻りに鳴いていた鴉の声と風に揺れる藤の騒めきが消え、自身の呼吸と心音だけが聴覚を支配する。視界も布越しに薄ぼんやりと陽光が残るのみだ。

 

 準備が済むと、ゆっくりゆっくりと前へ踏み出し、一瞬の躊躇の後に男の背へ伸し掛かる。戦闘は出来ないとは言っていたが非力ではないようで、仁を軽々と持ち上げた。途中で転ばれる心配はなさそうだ。

 

 

 仁を背負い、立ち上がれば、すぐに走り出す。やはり気恥ずかしさは残るものの、心地良いとはとても言えない揺れを感じながら想いを馳せる。

 

 

 

 これからの事、青年らとの会話で生じた違和感、鬼とは何ぞや、それを狩る者の正体……疑問は尽きない。

 それでも脳裏にはやはり、去り退いて久しい故郷の景色が何度も過ぎっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産屋敷之譚

あああああ時あをて越え候ふ

時を越えて候ふ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目と耳を塞がれた状態とは言え、動きがあればすぐに悟れる。自分は騙され、賊の住処までおんぶされたとなれば間抜けだ。片時も刀から手を離さず、残りの感覚を研ぎ澄まし、警戒は続けた。

 

 途中、何度か足が止まっては背中から剥がされ、またおんぶをされる。どうやら最初の男とは別の者が、仁を引き受けたようだ。

 おぶられ、また誰かに引き渡され、暫くしたらまた別の者へ。何十回かの交代を続け、既に何刻かの時が過ぎた。

 

 

 

 地面に足を下ろし、目隠し布を外された頃には、太陽は真上まで来ていた。

 

 

「到着です」

 

 

 最初の男と同じ装束を着た者が、仁へとお辞儀をする。目元と声で、やはり別人だと気付く。

 彼から目を離し、目を光に慣らしながら辺りを見渡した。そこは大きな屋敷の前だ。

 

 

 塀で囲まれた中庭には白磁のような玉砂利が一面に敷かれ、池は錦鯉の立てる波に揺れ、立派な松の木が中央に凛と立つ。厳密に場所を隠してあるだけに、やはり人里離れた地に建てられているのか、沈み込むような静寂が辺りを支配していた。

 

 屋敷の方もかなりの規模だ。隅から隅まで目で捉え切れないほど縦横に大きく、されど贅を尽くした様相ではなく、あくまで質素。絢爛、より雅やかと言う表現が相応しい。

 

 

 一通り場所を確認した後、どこへ向かえば良いか聞く為に男の方へ向き直る。

 しかし彼は既に仁へ背を向け、一目散に去ってしまった。声をかけた頃にはもう遅い。

 

 

「待て……行ってしまったか。鬼殺隊とやらはせっつく者が多い……」

 

 

 長い榑縁(くれえん)に沿って進むと、沓脱石(くつぬぎいし)を見つけた。縁側に腰掛け、石の上で草履(ぞうり)を脱ぎ、屋敷に上がる。

 

 

「頼もう! 上がらせていただくぞ!」

 

 

 これほどの屋敷だ、下人の一人や二人はいるだろうと期待して呼ぶ。だが声は閑散な庭を飛び行き、遠くへ消えるばかりだ。

 長閑に思えた静けさも、ここまで極まれば不気味だ。訝しげに思いながらも仁は、家主を探そうと一歩二歩と踏み出した。

 

 

「家来や下人もおらぬとは、武家ではないのか?……さりとて呼ばれたのだ、誰かはおるだろう。ふむ……探すか」

 

 

 人の気配に注意しながら縁側を進む。ひたひたと、板敷きを踏み鳴らす音が響いた。軒先は玉砂利から反射した陽光に当てられ、いやに明るい。

 

 

 少しばかり進むと、襖が開かれた部屋に気付いた。背で光を浴びながら、薄く影が覆う廂間(ひさしのま)を覗く。上質な畳から漂う藺草(いぐさ)の香りが妙に心地良かった。

 その先、更に奥へと誘うように、襖が開かれている。

 

 

「…………」

 

 

 縁側から畳へ踏み入り、屋内へ。最中、仁は畳縁へ視線を向けた。

 畳縁からは様々な事が分かる。家紋が拵えてあったり、そうでなくとも模様が描かれた「有職縁(ゆうそくべり)」でかなりの有力者とも察する事が出来る。そしてこの家の畳縁には、幾房の藤が描かれていた。

 

 

「……また藤の花……何がしら藤に所縁のある家なのだろうか」

 

 

 縁を踏まず、敷居を跨いで次の部屋、次の部屋へと続けて進む。

 進むたび陽光が届かなくなり、代わりに影が射す。とうとう襖が開いていない部屋で止まってしまった。

 

 

 

 その部屋の中央には経机(きょうづくえ)があり、机上に箱が置かれている。

 何かと近付いた折に、箱だと思ったそれは本のようだと気付く。

 

 

「見た事もない作りの本……」

 

 

 どんな書籍かと目を落としたものの、黄色い表紙に書かれている文字を見てギョッとする。平仮名でも片仮名でも漢字でもない、奇妙なものだったからだ。仁にとってはおよそ、文字か絵かの判別がつかない。

 

 

 

『DRACURA』

 

 

 

 本へと手を伸ばす。

 指先がもう少しで付くところで、仁は急いでそれを引っ込めた。

 

 

 

 向かって左手の襖より、人の気配を悟ったからだ。パッと目を向けたと同時に、襖が開け放たれた。

 

 

 

 

 敷居の先に正座して待つは、鮮やかな着物を纏った二人の童女。一方は黒、もう一方は白の髪色をしており、それぞれ左右対称となるよう藤の花を飾っていた。

 仁は二人を見た時、愕然とした様子で目を見開いていた。その二人の童女は、姉妹にしては良く似た顔立ちをしていたからだ。

 

 

「……!」

 

 

 まるで人形のように端正な顔立ち。それが二つ、一切微笑みを絶やさずに仁を眺めている。目を疑う彼の手前で姉妹は同時に手に付き、深々と頭を下げる。

 

 

「大変お待たせしました。ご足労をおかけしてしまった事、まずはお詫び申し上げます」

 

「予定よりもご到着が早く、こちらの都合でお出迎えが遅れてしまいました。不行き届きで誠に申し訳ございません」

 

「ここからは私どもがご案内を務めさせていただきます」

 

 

 黒髪の方、白髪の方と交代で話しかける。やっと仁は気を取り戻し、一礼の後に問いかけた。

 

 

「して……俺を呼んだ訳は?」

 

「その件につきましては、お館様の口よりご説明させていただきます」

 

「………………」

 

 

 姉妹は美しい所作で立ち上がると、「どうぞこちらへ」と言いながら部屋の奥へと誘う。それぞれが逆の腕を広げ、扉を開くかのように仁を促した。

 年齢に対して、あまりにも早熟し過ぎている。生じる違和感が仁にとって不気味であったが、この二人の墨で塗り潰したかのような、感情のない瞳がまた底知れなさを感じさせる。

 

 

「……お館様とやらに会えば疑問は晴れると期待するぞ」

 

「残念ながらご期待に添えられないかもしれません」

 

「答えられない事もあると?」

 

(つまび)らかにする事が良い事ではないと言う意味です、『境井様』」

 

 

 仁の眉が浮く。目覚めてからは、山中にいた炭治郎以外に名乗りはしていない。特に追われる身となってからは、家名の名乗りは避けていた。

 

 

「境井の名をどこで……?」

 

「残る話はまた後ほど」

 

 

 姉妹は互いに頭を傾け、別室への移動を更に促す。

 これ以上は家長と会わない限りは分からないと踏んだ仁は、姉妹の方へと歩み寄る。

 

 

 隣の部屋に入り、姉妹の間を抜ける。開けた襖を閉めた後に彼女らは仁を追い越し、更に奥へと誘う。そのまま目的の部屋の前で姉妹は正座をし、黒髪の方が中にいる者へ呼びかけた。

 

 

「失礼致します。境井 仁様をお連れしました」

 

「ありがとう。さぁ、中に引き入れておくれ」

 

 

 襖の向かいより、穏やかな男の声が聞こえる。姉妹はそれを合図に、座りしまま襖を開いた。

 

 

 

 

 部屋は六畳ほどの客間。床の間には陶器に生けられた藤の花がしな垂れていた。隅には障子があり、向こうは丸窓のようで陽光が円形に差し込んでいる。

 その窓の前に二人の男女いるが、視界に入れたと同時にまたしても仁は目を疑う事となる。

 一人は女。案内役を務めた双子に良く似た顔立ちの人で、すぐに母親なのだろうと気付けた。

 

 

 

 仁の度肝を抜いたのは、彼女の夫と思われる男の方。すっと仁の方を向く彼の顔には、ある特徴があったからだ。

 

 

「お主が……!?」

 

 

 自身に対する驚きの念を察した上で、男は日の光を浴びながら穏やかに、ゆったりとした口調で挨拶をする。

 

 

 

 

「案内が遅れてしまって申し訳ない。済ませなければならない事があってね……」

 

 

 その男の頬骨から上全て、額から頭部にまで及ぶ範囲が赤紫の痣に支配されていた。目は白く濁り、痣の中には木の根のように腫れが浮き上がっている。

 

 

 

 

「私が産屋敷家当主、『産屋敷耀哉』。こちらは妻の『あまね』……本当は二人きりで話すべきだけど、目が殆ど効かない身でね。妻を側に置く事、お許し願いたい」

 

 

 ぱたんと、背後で襖が閉まる。




今昔ウダウダ零れ話
・「元寇」の言葉自体は、鎌倉時代以降に呼称された。当時は単に「蒙古襲来」などだった為、仁には元寇の意味が分からなかった。

・蒙古襲来の六年前から、元国の使者が三度来日し、国書を幕府に渡している。しかしその全てを拒否した為、元国の侵攻を幕府は警戒し防衛の準備を進めていた。ゴースト・オブ・ツシマ内で仁が「蒙古の噂が流れ始めた頃(政子之譚より)」と、ある程度の襲来を予期していたのはこの為。

・ブラム・ストーカー著『吸血鬼ドラキュラ』は1897年刊行で、大正時代の日本にあっても不自然ではないハズ。ただし日本語訳版の登場は、戦後まで待たなくてはならない。


・9ヶ月空きで申し訳ない。その間にプロットの変更などをしている為、合わせるようにサブタイトルや内容など1話から全て、少しばかりの変更を加えています。読み直してみてね。
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