これからの展開的な都合により、中園優の、剣術を操る程度の能力を時を操る程度の能力に変更しました。
紅魔館の主、レミリアスカーレットはダイニングルームで食事をとっていた。
「咲夜の料理はいつも美味しいわね。」
「ありがとうございます。お嬢様。」
そう言って深々とおじぎをする紅魔館のメイド長、
(さっきからお嬢様の様子がおかしい。何を深く考えているのかしら。ちょっと聞いてみようかしら。)
咲夜がレミリアに喋りかけようとした瞬間、レミリアは昨夜に話しかけた。
「あn「咲夜。」は、はい。」
「面白い人間を見つけたわ。」
「・・・面白い人間ですか?」
「ええ、ここから近くの森にいると思うから今から拾ってきてくれないかしら?」
「はい、わかりました。ではお嬢様、行ってまいります。」
そう言って咲夜はダイニングルームから出て行き、森へと歩いて行った。咲夜がいなくなった後、レミリアは上機嫌に食事をしていた。
(少し暇だったから色んな者の運命を覗き見ていたけれど、まさかあんな面白そうな人間を見つけてしまうなんて、今日はついてるわ。早く咲夜帰ってこないかしら。)
1人で色々と考えながら食事をしていると紅魔館の門番の
「あら美鈴。どうしたの?
「さっき咲夜さんが外に出て行ったのですが咲夜さんはどこにいったのですか?」
「咲夜から何か聞いていないの?」
「はい。ちょっと行ってくるわ、と言われただけでした。」
「そう。なら昨夜が帰ってくるまで待っていなさい。その時に一緒に説明するわ。」
「わかりました。では私は門番の仕事に戻ります。」
そう言って美鈴はダイニングルームを後にした。美鈴が出て行った後も、レミリアは考え事に耽っていた。
(あれ、ここどこだろう。)
優は気が付くと、森の中にいた。昼ぐらいだろうか。周りは木々が生い茂り、小鳥のさえずりも聞こえてきた。それで1人で地面に横たわっていた。
(ちょっと頭の中を整理しよう。俺は死んで、沙也加さんという神様にあって、くじ引きで能力を2つもらって、そして今俺がいるであろう東方projectの幻想郷というところに転生して、今は森の中で地面に横たわったいるのか。)
「とりあえずこの森からでないと。」
そう呟くと、優はよいしょと起きあがり、森から出ようと歩き出した。
およそ1時間後
(結構歩いたと思うのになんで森から出れる気配すらないんだよ。どんだけ広いんだよこの森。)
優は結構な時間ずっと歩き続けているのに、森から出れそうな気配すらしなかった。歩く事をやめて近くの木にもたれて休憩しようかなと思い始めていたその時、突然後ろから声をかけられた。
レミリアの命で、お嬢様が言っていた面白い人間を探すために1人で紅魔館の近くの森に入っていった昨夜は、少し焦っていた。
(見つからない・・・。一体どこにいるのかしら。恐らくその人間も移動しているはずだから見つかりにくいとはいえ、さすがに1時間経ってるから既に見つかっていてもおかしくないはず・・・まさか、妖怪に食べられた!?急がなければ!)
まさか妖怪に食べられたのでは?と考えた昨夜は全速力で走り出した。
およそ数分後
昨夜は1人で歩いている、外の世界の服を着た少年を見つけた。
(ん?あそこに誰かいる。きっとあの子ね。良かった、まだ食べられていなかったのね。妖怪に食べられる前に早く連れて帰らないと。その前にこの子であ合っているか確かめてみましょう。)
今見つけた少年が、お嬢様が言っていた面白い人間だと確信した昨夜はその少年に話しかけた。
「あの、すいません。」
「・・・ふぇ?」
いきなり後ろから声をかけられたことにより、優は数秒固まった挙句、変な声を出しながら後ろを向いた。
後ろを向いたら、銀髪でメイド服姿の女の子が立っていた。その女の子は、優の変な声を無視して喋り始めた。
「ええと、私はこの森の近くにある紅魔館というところでメイド長をしている十六夜咲夜と言うの。あなたの名前を聞いてもいいかしら?」
「名前?な、中園優です。」
「1つ質問いいかしら?」
「質問?ええと、いいですよ。なんですか?」
「あなたは人間かしら?」
優はその質問に疑問を感じた。
(その質問って人間以外の人型の何かがいるみたいなセリフだな。まさかこの能力ってその人間以外の何かと戦うためなのかな?)
「あの・・・聞いてます?」
「ああ、すいません。少し考え事をしてました。勿論人間ですよ。けど、その言い方だと他の人型の何かがいるという事ですよね?」
優がそう聞き返すと、咲夜は何かを確信したように話しだした。
「ええそうよ、人間以外にも妖怪とか神とかもいるわよ。」
「へぇ、そのための能力なのか。」
「能力?まぁ、後で聞くわ。それで私が優に接触した理由だけれど、あなたに会わせたい人がいるの。」
「会わせたい人?一体誰なんですか?」
「ふふ、それは会ってからのお楽しみよ。」
「そ、そうですか。」
「ええ。じゃあ、ついてきてくれるかしら。」
「いいですけど、どこにいくんですか?」
「この森を出たすぐ近くにある紅魔館という館よ。」
「とりあえず、森から出られんですよね。」
「まあ、そうゆうことになるかしら。」
「なら良かった。」
会話を終えると二人は森を出て紅魔館へ行くために歩き出した。
深い森の中を黙々と歩いていると咲夜が優に話しかけた。
「さっき能力について何か言っていたわよね。いやその前に、あなたは外の世界から迷い込んできたの?」
優はその問に正直に答えようか悩んだのだが別に隠す必要はないだろうと考え正直に話し始めた。
「いや、違います。」
「え、違うの?」
「はい。俺は転生してここに来ました。」
「転生?ちょっと詳しく聞かせてくれないかしら。」
「はい。まず俺はこの幻想郷ではなく、たぶん咲夜さんの言う外の世界に住んでいました。それである日交通事故で車に轢かれて死にました。確かに死んだはずでした。なのに気がつくと誰かの部屋のベッドで寝ていて、起きたら目の前に沙也加さんという神様がいました。沙也加さんは、あなたが死んでしまったのは私のせいだと言いました。それで死なせてしまったそのせめてもの償いとして、ここ幻想郷に転生させてくれました。それで気づいたら森に居て、森を出るために歩き続けていたらあなたに話しかけられて今に至ります。ちなみに容姿は生前と同じです。」
「こう言ってしまうのは悪いけど運が悪かったわね。」
「ええほんとに。て、こんな胡散臭い話を信じてくれるんですか?」
「ええ、幻想郷ならそうゆうことが起こっても不思議ではないもの。」
「そ、そうなんですか。ま、まあ今から新たな人生を楽しむんですよ!」
「ふふ、これからが楽しみね。ところでさっき能力について何か言っていたけれどもしかして能力を持っているの?」
「あ、言い忘れてました。能力は神様から二つ貰いました。」
「二つもですか、珍しいですね。」
「そうなんですか。それでその能力の名前ですが、魔法を使う程度の能力と時を操る程度の能力ですよ。」
「時を操る能力はともかく魔法がつかえるのは大きいわ。後で今の用事が終わったらあなたを魔法が詳しい人に紹介してあげるからその人に魔法の事を色々と教えてもらうといいわ。」
「え、いいんですか?」
「いいのよ、あなた良い人みたいだから。」
「そ、そうですか。ありがとうございます。」
2人は、歩きながら雑談をしていると、いつの間にかに森の出口までもうすぐのところまで来ていた。またしばらくして森を出たら、2人はある赤い建物が目に入った。
「ここが紅魔館よ。」
「で、でかい・・・。」
優は紅魔館のあまりの大きさに絶句して立ち尽くしていたので、咲夜に置いていかれていたことに気付かなかった
(。こ、こんなに大きな建物初めて見た・・・。)
「何つったっているの?置いていくわよー。」
「あ、すいませーん。今行きまーす!」
そう言って咲夜の元へそそくさとと走っていった。優が追いついくと、咲夜は門の前で寝ている門番に話しかけていた。
「美鈴起きなさい。お客様が来たわよ。」
咲夜が美鈴を起こそうとして話しかけてから数秒後、美鈴はゆっくりと瞼を開けた。
「ふぇぇ・・・。」
「良く眠れたかしら。」
「ええ、とてもきもちy・・・て、咲夜さん!?帰ってきてたんですか!?」
「はぁ・・・また眠っていたのね。もう今日のお茶はなしね。」
「ええー!楽しみにしてたのにー。」
「ふふ、冗談よ。じゃあ、門番のお仕事頼むわよ。」
「はい、任せてください!」
「優、行くわよ。ついてきて。」
「あれ、お客さんですか。」
「ええ、人間のお客様よ。」
「こ、こんにちわ。」
「こんにちわー。ゆっくりしていってくださいねー。」
「は、はい。」
門番との挨拶を終え、二人は紅魔館の中へ入っていった。
2人が玄関ホールに入ると、変な格好をして背中に翼を生やした少女が、二人が帰ってくること待ちんぞんでいたかのように話しかけてきた。
「あら咲夜。お帰りなさい。」
「ただいま戻りました。レミリアお嬢様。」
「ちゃんと連れてきてくれたようね。咲夜、私は今からこの子と客室で話すから紅茶をだしてあげて。」
「承知しました、お嬢様。」
(翼が生えてる・・・。)
レミリアに紅茶を出すように言われた昨夜は、その場から一瞬で消えるようにしていなくなった。
「え?消えた?」
「違うわ。能力を使ったのよ。」
「あ、そうだったんですか。ところで咲夜さんが言っていた会いたい人ってあなたなんですか?」
「ええそうよ。あなた面白そうだから。とりあえずついてきて。あなたには用があるの。」
「あ、はい。」
2人は長い廊下を終始無言で歩いていた。
(それにしてもなんで殆どの窓が閉まってるんだ?それに床も壁も天井も真っ赤だし・・・。それにいつまで歩くのだろうか。かれこれ五分は歩いてる気がする・・・。)
「着いたわよ。入って。」
(ふぅ。やっと着いたか。)
客室に入ると咲夜が紅茶をテーブルに置いているところだった。
「とりあえず、座ってちょうだい。」
レミリアがそう言うと優はソファーに、ちょこんと座った。
「そんなに緊張しなくてもいいわよ。」
「は、はぁ・・・。」
「まずは自己紹介ね。私はレミリアスカーレット。この紅魔館の主をやっているわ。さて、あなたの名前を教えてくれるかしら。
「ええと、中園優です。」
「優ね。・・・あなた、ここの執事になりなさい。」
「・・・え?」
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