古代ベルカから始まる神滅具保持者の旅   作:鳴海ゆの

4 / 8
遅れてすみません。

リアルでは今日から学校です。

行き帰りの電車のなかでどれだけ案が浮かぶかが心配ですが(;・∀・)

今回初めてタイトルが神滅具の名前以外になっています。

邂逅ということは誰かと出会うわけなのですがいったい誰と出会うのでしょうか?

それでは3話~初邂逅~どうぞ\(^_^)/


3話~初邂逅~

side シャドウ

 

オリヴィエの腕を治し早数年

 

俺も10才になった。

 

えっ?あれからオリヴィエには会ってるのか。って?

 

うん、一応会ってるんだけどさぁ。

 

『シャドウ!今日こそは一緒にご飯を食べましょう。』

 

『シャドウ!勉強ですよ勉強。

 

あなたは私の隣でリッドの講義を受けてください。

 

いいですか、隣ですよ、隣!

 

あ、こら逃げるな!』

 

『お風呂にいきましょう!

 

背中洗いっこして、あわよくばそのまま・・・!

 

ギャフン!なんで、叩くんですか!?

 

え?声に出てるって?嫌だなぁ~。

 

でも、声にでてたなら説明不要ですね。

 

さあ、行きましょう。って

 

また、いない!?なんで、逃げるんですか~!?』

 

『フフフ・・・。

 

どこにいくんですか、シャドウ?

 

アナタハワタシカラハニゲラレナインデスヨ・・・。

 

そのうち、ワタシナシデハイキラレナクシテアゲマス。

 

フフフ・・・フフフフフフフフフフフフフフ!』

 

怖えよ!なんだよアイツ!ヤンデレなの!?ビックリだよ。

 

『仕方ありませんよ、彼女にとってシャドウ様は自分の腕を治してくれた勇者様なんですから。

 

しかし!だがしかし!渡しませんよぉ!

 

シャドウ様は我々神滅具(ロンギヌス)のものです。』

 

うん、お前も少し黙ろうなメイビス。

 

「はあ、誰か俺を安全地帯に連れていってくれないかなぁ。」

 

「いたぞ!」

 

「確実に捕まえろ!」

 

俺の嘆きを無視するかの如く数人のおっさんが幼い金髪の少女を追いかけ回していた。

 

「見つけたぞ!永遠結晶を持つ餓鬼ぃ!

 

大人しく奴隷になりやがれ!」

 

「そうさ、それは嬢ちゃんには過ぎた代物なんだよ。

 

まちなさい、止まれ、とまれぇぇぇええええ!」

 

おっさんの目は血走り、見るに耐えない状態になっている。

 

俺ちょっと引いちゃうよ。

 

だって端から見たら幼女を血走った目でおっさんたちが見てるんだもの。

 

あ、あの子、転んだ。

 

ところで、なんだ?永遠結晶って?

 

『永遠結晶通称エグザミアといいます。

 

体内の魔力と結晶の魔力を循環させることで半永久的に魔力を産み出すことが出来る結晶です。

 

結晶その物にもそれなりの価値はありますが、その真価は高い魔力資質と組み合わせることで一軍隊より強い魔力を発揮させることです。

 

ただし、肉体がそれについてこればの話ですが・・・。

 

簡単に言えば欠陥品です。

 

強大な力はありますがそれに対する体への反動が大き過ぎます。』

 

解説ありがとう、メイビス。

 

メイビスが解説してる間にあの子囲まれちゃってるよ。

 

なるほど、でもなんで、この幼女はそんなもの持ってるわけ?

 

「まあ、いいか。

 

とりあえず助けましょうか。」

 

『オーライ、マイロード。』

 

テンション高いな、メイビス・・・。

 

『ロリコンは撲滅です!』

 

そうですか・・・。

 

「なにやってんの?おっさん達?」

 

とりあえず声をかける。

 

「なんだ、テメェは?ガキはスッこんでろ!」

 

ムカっ!なんか腹立つな。

 

確かに外見は幼いけど中身はちゃんと成人してるんだぞ!

 

「いやぁ、いい年こいたおっさん達が子供襲ってんの見て黙ってる奴はいないでしょ。」

 

「この嬢ちゃんにはなぁ、永遠結晶って呼ばれるすげぇ金になる物が宿ってだよ。

 

しかも、天然物だ。

 

天然物なら体への反動がほとんどねぇからな!

 

こいつを軍に売れば億万長者なんて夢じゃねぇぜ。」

 

ゲスな考えだな。

 

「そうかい、じゃあ、あんたら倒せばその子は自由なんだな。

 

なら、話が早い。

 

あんた達みたいな屑にこの子はやらねぇ!」

 

俺はそう言って、右手に『赤龍帝の籠手』を呼び出した。

 

『久々の俺の出番だな!

 

派手にかましてやるぜ!』

 

なんかドライグもテンション高いし・・・。

 

「泣き叫べ屑ども!今日この場に神はいない!」

 

【BOOST!】

 

『私も一応神ですけどね。』

 

メイビスは空気読もうか・・・。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おっさん達は思ったよりあっさり倒された。

 

まぁ、全員軍に突き渡したから大丈夫かな?

 

「君?大丈夫?」

 

外傷はなさそうだけど、よく見ると、服装が酷いし、線も凄く細い。

 

まるで何日も食べてないみたいに・・・。

 

とりあえず転んだ時にできた擦り傷を回復魔法で治した。

 

「・・・ありがとう。」

 

そう言って、その子はまたどこかに行こうとする。

 

「待ちなよ。君何処かいく宛でもあるの?

 

しかも、そんな何日も食べてないような体で何処に向かおうつもり?」

 

「私にはエグザミアがあるので食べなくても死にません。

 

それに、私のエグザミア他の人のよりも強大なので色々な人に狙われています。

 

一ヶ所に留まれば回りの人にも迷惑がかかります。

 

助けてくれて嬉しかったです。

 

でも、私は・・・。」

 

その声は涙声だった。

 

何故こんなに幼い子がこんな目に合わなくてはいけないのだろうか?

 

「私は愛されてはいけないんです!

 

生きていてはいけないんです!」

 

「・・・けるな。」

 

「え?」

 

「ふざけるなと言ったんだ!」

 

俺は知らないうちに声を張り上げていた。

 

「何が迷惑がかかるだ!何が愛されてはいけないだ!

 

そんなことお前がなんで決めるんだよ!」

 

彼女は目を丸くしている。

 

しかし、俺は止まらなかった。

 

「迷惑がかかるなら俺にかけてみろ!

 

危険なんて全部払い除けてやる!

 

愛されたいなら言ってみろ!

 

俺がお前を愛してやる!

 

だから、だから・・・」

 

俺も知らないうちに涙が溜まっているようだ。

 

「生きていてはいけないなんて言わないでくれ。

 

生きてこの世に産まれてきたんだ。

 

命をもってここにいるんだ。

 

例え永遠結晶を持っていたとしても、人にはない人外的な力を持っていたとしても・・・自分の産まれてきたことを否定しないでくれ。

 

その上でもう一度聞くよ。

 

君はどうしたい?選択権は君が持っているんだ。」

 

彼女の顔はもう破裂寸前だった。

 

きっと彼女は産まれてから愛されたこともこんなに優しい言葉をかけられたこともなかったのだろう。

 

「私は・・・

 

私は愛されたいです!

 

特別なことは要らないんです!

 

ただ、優しい言葉をかけてもらいたい!

 

ただ、優しく包み込んでもらいたい!

 

誰かに私を・・・

 

兵器としての私ではなく、一人の人間としての私を見てもらいたいです!」

 

彼女の顔は酷いことになっていた。

 

涙は絶えず溢れ、鼻水もたれていた。

 

俺はそんな彼女をギュッと抱き締めた。

 

服が汚れることなんてお構いなしに、只々彼女を抱き締めた。

 

「私は貴方に着いていきます。

 

私をはじめて認めてくれた貴方に。」

 

彼女の笑顔をその時はじめて見た。

 

オリヴィエに劣らない太陽のように眩しい笑顔だった。

 

「そっか、じゃあ自己紹介が必要だな。

 

俺はシャドウ。

 

シャドウ・F・バロンだ、君は?」

 

「ユーリです。

 

ユーリ・エーベルヴァインです。」

 

これが俺とユーリの初邂逅だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、というわけで出てきたのはユーリさんでした。

オリジナルの設定ですね。

ヒロイン入りになるのかいやはや自分でも先が読めません。

予定では次回はじめての×××がでる予定なのですが次の更新はいつになることやら(;・∀・)

気を長くして待っていていただけると光栄です。

では長々と失礼しました。

作者のJ・スマッシュでした。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。