古代ベルカから始まる神滅具保持者の旅   作:鳴海ゆの

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三日連続の投稿だぁ!

自分でもビックリですΣ(-∀-;)

この辺は手が進んでいいですね。

若干ですが、グロ表現がありますのでお気をつけください

また、活動報告に新しいものがあるので是非チェックしてください


6話~新しい仲間~

ユーリside

 

目を冷ました私は何処かの牢屋のようなところにいた。

 

両手を縄で縛られている。

 

うまく魔力が込められないことからこれが魔力生成を阻害しているのだとわかる。

 

「迂闊でしたね。

 

しかし、魔力が使えないくらいで私が大人しくしていると思ったら大きな間違いですよ。」

 

私は器用に立ち上がり、周りを見た。

 

すると、私と同じ様に両手を縛られた私と同じくらいの年の藍色の髪の女の子が感情の抜け落ちた顔でこちらを見ていた。

 

「起きたの?」

 

「はい、何時までも寝てるわけにはいきませんから。」

 

「そう、でも助けは来ないよ。

 

例え城が破壊されてもここの結界は解けないように作られてるから。」

 

「そうなんですか。

 

あっ、私はユーリです。

 

ユーリ・エーベルヴァイン。」

 

「リィエル、リィエル・レイフォード。」

 

「ところで、城ということは私達を拐ったのは王族なのですか?」

 

「ええ、拐ったのはここの王子ザコー。

 

奴はクズロリコン。」

 

リィエルと名乗った少女は意外と今の現状に詳しかった。

 

でも、良かった、私の永遠結晶≪エグザミア≫を狙ったわけではなかったみたいですね。

 

「リィエル、貴方やたら詳しいですね。」

 

「最近、ウルクでよく少女が連れ去られる事件が起きてたから。

 

それに、私はユーリと違って気絶させられてた訳じゃないから、周りの話がよく聞こえてきたもの。」

 

「気絶してないならどうして抵抗しなかったんですか?」

 

「ボーッとしてたら抵抗するの忘れてた。」

 

心配だ!この娘すごく心配だ!

 

「リィエルの両親は心配しないの?」

 

「私は捨て子だから・・・。

 

もう、両親の顔なんて覚えてない。

 

今も施設に入ってるけど親しい人全然居ないから多分誰も心配してない。」

 

この感情が抜け落ちた顔はそういう訳ですか。

 

寂しいと感じる前に親近感を感じた。

 

この娘はシャドウと出会う前の私だ。

 

誰にも期待せず、誰にも期待されない。

 

そんな、自分が嫌になって感情を殺し、自分をも殺す。

 

そう思うとやっぱり私はシャドウに会えて良かったです。

 

「しかし、ロリコンですか。

 

最悪ですね。その男。」

 

「うん、対した力もないのに王族としての権力を振りかざす最低の屑野郎だよ。」

 

「ぐふふふ、そんなことないよぉ~。」

 

そう言いながら私達の牢屋に入ってきたのは小太りのキモい顔のおっさんでした。

 

私とリィエルは立ち上がり、警戒して牢の奥の方まで下がる

 

そんな、私達に近づこうとするキモいおっさん。

 

「僕ちんは君たちくらいの子が大好きなんだよ~

 

本当ならなのはたんやフェイトたん、はやてたんやヴィータたんが僕の物になる予定だったのに!

 

あの屑神のせいでこんな変な時代に転生させられたときは最悪かと思ったけど、まさか、ユーリたんがこの時期に居るなんて思わなかったよ~

 

隣国の偽慢心王と雑魚の下らない試合を観に行ったらユーリたんがいるんだもの

 

それにしても、あの雑魚は笑っちゃうよね。

 

対した力もないのに力もないのにあんなに頑張っちゃってさ、ぐふふふ、ホント笑っちゃう。

 

雑魚は雑魚なりにコボルトとかとやりあってりゃ良いものを王なんかに戦いを挑むからあんな醜態をさらすんだよ。

 

ぐふふふ。」

 

うわ、想像以上にキモいですね。

 

なんで私のこと知ってるんですかね。

 

さっきから気持ち悪い笑み浮かべて何がしたいんでしょうか?

 

それ以前に神?転生?一体何のことなんですか?

 

そして何より聞き逃せないことがありましたよ。

 

シャドウが雑魚?

 

シャドウがざこ?

 

シャドウガザコ?

 

それにあんなにシャドウをバカにして・・・。

 

もういいや、こいつ殺そう。

 

「当然、もうユーリたんは僕の虜だよね。

 

何てったって僕の特典にはニコポとナデポがあるんだから

 

その可愛い体を今から僕が好きにして「死ね、屑。」ぐふぉ!」

 

私の容赦のない蹴りやそこのごみ屑の股間に直撃しました。

 

この六年間、私もシャドウと一緒に修行をしてました。

 

そのなかでもシャドウが一番私に鍛えさせたのは体術。

 

シャドウが言うには、魔法が使えなくなったとき、一番頼りになるのは自分の身体だそうです。

 

鍛え上げられた渾身の蹴りが股間に

 

ごみ屑は痛みに悶えて地面にうずくまった。

 

「死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ!」

 

私は奴の股間を容赦なく何度も何度も何度も何度も踏みつけ踏みつけ踏み潰しました。

 

その生殖器官が二度と使えなくなるまで容赦なく踏み続けた。

 

「かふゅー、みぉう、や、やみぇて。」

 

やめてというから次は顔、四肢を次々と踏み潰していく。

 

潰す、潰す、潰す、潰す、つぶす、つぶす、つぶす、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス、ツブス

 

私のシャドウをあそこまでバカにした奴に慈悲はない。

 

既にそれは人の原型を保ってはいなかった。

 

そして、数分後、屑の意識が完全に切れたところで私達を縛っていた縄が消えた。

 

こいつの魔法だったようだ。

 

「はぁ~、スッキリしました。」

 

私は多分今、物凄く良い笑顔をしていると思います。

 

「ズルい、私もやりたかった。」

 

リィエルもやりたかったみたいですね。

 

「リィエルもやればいいんじゃないですか?」

 

「わかった、やる。」

 

本当であればすぐにでもこの場所から出たかったですが、まあいいでしょう。

 

「吹っ飛べ。」

 

リィエルは屑をボールの様に蹴った。

 

すると、

 

ガシャ、ガシャ、ガシャ、ドーン!

 

リィエルによって放たれた屑ボールは鉄格子を次々と軽々と破り、煉瓦の壁すらぶち抜いて跳んでいった。

 

「・・・・・・・・・!!Σ(゜ロ゜)」

 

「どうしたの?」

 

言葉を失う私にリィエルはコテンと首をかしげて尋ねる。

 

いや、いいんだ。見なかったことにしよう。

 

私はリィエルの手を引き、リィエルによってぶち抜かれたレンガの壁から魔力羽根を出して飛び立った。

 

――――――――――――――――――――――

 

シャドウside

 

ウルクの隣国へ飛んできた俺が眼にしたのは、燃え盛る隣国の城下町だった。

 

ギルガメッシュとウルクの兵達が次々と隣国の兵達を殺している。

 

昔の俺なら眼を背けていただろう。

 

だが、今の俺は違う。

 

1を救うためなら99すら切り捨てると俺は決めた。

 

俺は地面に降り立ち、その手に『黄昏の聖槍』を持つ。

 

これが、俺が禁手の他に出来るように成った『二重武装≪ダブル≫』だ。

 

『二重武装≪ダブル≫』とは、その名の通り二つの『神滅具』を同時に顕現させるものだ。

 

「加勢するぞ!」

 

「助かります。」

 

俺はウルク軍の兵に告げると隣国の兵達のもとへ走っていく。

 

そして、次々と襲ってくる兵達の首を跳ねていく。

 

何もしてこない兵はただ隣を走り抜けた。

 

慈悲ではない。

 

奴等の相手をしている暇がないだけだ。

 

そして、俺は服装の違う兵を見つけ、そいつに槍の切っ先を向けた。

 

そいつが剣で俺を切るより先に俺は奴を突き刺すことが出来る。

 

「くっ!殺すなら殺せ!

 

この兵長リーマン!国のために命を散らすならそれも本望である!」

 

その兵、いや兵長は自分の命を乞うような真似はしなかった。

 

少し格好いいと思ってしまった。

 

「兵長か、なら、色々と知っていそうだな。

 

質問に答えろ。

 

ウルクの国で拐った少女達はどこにいる!」

 

「何のことだ!我々はそんな卑劣な真似は断じてしていない!」

 

「嘘をつくな!ウルクの少女達が次々とこの国の王子の性欲の捌け口として連れ去られていると聞いたぞ!」

 

俺がそう言うと心当りがあるのか兵長は顔をハッとさせた。

 

「ま、まさか、今まで罪を犯したと兵士達が連れてきた少女達のことか!

 

あの、ボンクラ王子め!何てことを!」

 

兵長の顔は怒り狂っている。

 

「本当に知らなかった様だな。

 

なら、その罪を犯したとして連れ去られた少女達はどこにいる?」

 

「それなら、ここから西の独房塔だ。

 

行くなら急いだ方がいい。

 

先ほど王子が独房塔へ向かった。」

 

「わかった。

 

リーマン兵士長、重要な情報の提供感謝する。」

 

俺はそう言って『白龍皇の光翼≪ディバィン・ディバイディング≫』を使って西の独房塔へ飛んだ。

 

――――――――――――

 

西の独房塔が見えた辺りのところで何かの塊がこちらに飛んできた。

 

「邪魔だ!」

 

俺はその塊に魔力弾をぶつけ完全に消滅させた。

 

そして、その奥から紅い翼をはためかせ飛んでくる少女が見えた。

 

「ユーリ!」

 

俺は鎧のフェイスプレートだけを外しユーリに近づき、思いっきり抱き締めた。

 

「良かった。

 

無事で本当に良かった。」

 

それはそのときふと気が付いた。

 

ユーリ抱き締めている筈なのに抱き締めているものが二つある。

 

俺はユーリ以外に抱き締めているものを見た。

 

ユーリと同じくらいの年の藍色の髪の女の子だ。

 

「えっと、君は?」

 

「どーも、初めて会う人に抱き締められたのは初めてです。

 

リィエル・レイフォードといいます。

 

どうぞよろしく。

 

抱き締めた責任はとってくださいね。」

 

無表情も少し、顔を赤らめ俺にそういったリィエル。

 

俺の旅が二人旅から三人旅に変わった瞬間だった。

 

 




出てきた新キャラのリィエル・レイフォードちゃん
知ってる人いますかね?いたら感想欄にカモンです。
合ってた人は次回の前書きで名前の発表があります(多分)

そして、二人目の転生者ザコー・ショボーイさんでした。
一応ショボーイ国の王子ですけどね。下はというか国名出てこなかったですね。
自分の中でのキモキャラ転生者はこんな感じですが皆さんからすればどうなんでしょう?
私気になります(エルさん風)

特典は①ニコポ(女性に効果無し)
②ナデポ(女性に効果無し)
③アンチマジックアイテムの生成能力
でした

まあ、物理的にユーリ達に殺られちゃいましたからあんまり出番なし。
そして、止めはシャドウの魔力弾
シャドウさん良いとこ取り(笑)

今回で一応プロローグ編は終わりです。

次からは聖王騎士団編が始まりますので楽しみにお待ちください

では長々と失礼しました。

また、次回の更新までさようなら(^○^)ノシ
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