突然だがあることについて真剣に考えてみて欲しい。
問い 人は平等であるかどうか。
私の答えは否だ。人々は平等では無いと思う。
…そんなことないって?ううん、それはありえない。
何故なら…例えば、そうだな。
お金持ちの家に生まれてきた子供は贅沢な暮らしが出来ると思う。しかし、お金がなく貧しい家に生まれてきた子供は貧しい暮らししかすることが出来ない。
社会でもそうだ。権力がある人や無い人、弱みがある人や無い人、運がある人や無い人など…、言葉にするだけでもたくさんあると思う。
そう、この世は不平等で出来ている。
否、そうでなければならない。
ーーーーーだって、そうでなければ、私がこんな事になるはずなんて無いのだから。
設定
主人公 花里 優美 (はなざと ゆみ)
パフェが大好き 主人公はとてつもなく天才
可愛い物と可愛い女子が好き(決して変な意味ではない)
容姿 黒髪美少女
性格 明るくて前向き。とても優しいが怒ると凄く怖い
心を許している人にはたまに甘えて子供っぽくなる
趣味 料理・お菓子作り、読書
ある人物と幼馴染み(後から出てくるよ!)
↓
その人とは呪われた腐れ縁だと主人公は思っている
Aクラスのある人物とも知り合い
主人公には、誰にも言ってない大きな秘密がある
高度育成高等学校学生データベース
氏名 花里 優美 (はなざと ゆみ)
クラス 1年Cクラス
部活 ーーーー
誕生日 10月20日
学力 A+
身体能力 B+
判断力 B+
協調性 A
面接官からののコメント
筆記試験で異例の全教科満点を取っており、身体能力も非常に高く、面接試験も好印象を獲得している非常に優秀な生徒。本来なら文句無しのAクラスだが、ーーーーーを制御できる唯一の人物だと報告にあがっており、また、別除資料をふまえCクラス配属とする。
◎◎◎
4月。私はこれから通うことになる高度育成高等学校の入学式に向かうためにバスに乗っていた。
学校まで後もう少しかぁ…。
空いていた席に座りながら、私は桜の木が見える窓の外を眺めていた。
学校楽しみだなーー、早く着いてほしい。
…って言っても、学校に着くまでにまだ時間あるんだよなぁ。
ふと、膝の上に乗っている鞄に目を向けた。
そういえば、この前買った新しい本まだ途中だったな。
学校に着いたら読もうと思ってたけど……折角だし学校に着くまでこの前買った本でも読むか。外の景色をずっと見てても良いけど退屈だし。
私はバッグの中からある一冊の本を取り出た。
因みにこの本はミステリー小説。
壊れ物を触れるぐらいの優しい手つきで、愛おしそうに本を撫でる。
そして、しおりが挟んでいるページを開いて目を輝かせながら本の世界に入っていった。
うわあ、これこういう展開になるんだ。
って、そこでここくる?となると…んーー。なるほど。
「すみません、、お隣よろしいですか?」
わお、これは予想つかない展開になってきたぞ。流石すぎる。
「あのー…。」
「へ?」
突然綺麗な声が聞こえ、思わず間抜けな返事をしてしまった。
わあお、
さらさらとした綺麗な長い髪に、チラリと見える黒色のリボン。紫色の瞳に、桜色の唇。
(かわいい…この子、かわいすぎる…)
思わず、その容姿に見惚れていると彼女は綺麗なソプラノの声で「あの…?」と呟いた。
声まで美しいとは何事ですか。
(かわいい…)
そう心の中で思っていると、声に出してしまったのか彼女は少し頬を赤く染めながら困惑していた。
「あ、えとすいません…。どうぞ!席座ってください!」
「ありがとうございます。」
かわいい…!!いま、この子笑った…!微笑んだ!!
うれしすぎる。初対面の私にこんな笑みを…!かわいすぎる。
すると、その少女は私の手元にある小説に視線を向けると、途端に目を輝かせた。
「あの、もしかしてその本…ミステリー小説、ですか…?」
彼女が話しかけてきた事に驚きつつも、肯定して頷いた。
もしかしてのもしかしてだけど彼女もミステリー小説好き??来んな目を輝かしてるからありえる。え、だとしたらめちゃくちゃうれしい。
「やはりそうでしたかっ。私も好きなんですミステリー小説!」
「ほんとですか、!」
眩しすぎる笑顔きました。この子かわいすぎます。限界突破してる。
てゆかこの子ミステリー好きなのか!よし、共通点あるぞ。絶対この子と仲良くなろ。気合い入れてけ。
「はいっ。あ、あの、その制服、もしかして高度育成高等学校の新入生ですか?」
尋ねてくる銀髪美少女ちゃん。
私も思ってました。同じ制服着てるもんね、もしかして同じ新入生かな。だとしたらほんとに運命感じちゃう。
「あってます!!同じ学校ですね!うれしい。」
そだ、ひとまず名乗らないと。
「あ、私の名前は花里優美です。よろしくね。」
「私は椎名ひよりと言います。こちらこそよろしくお願いしますね、花里さん。」
ああぁぁ、笑顔…可愛い…。そして名前も可愛い…。この子最高かよ。
「あのぉ、もしよかったらなんだけど、名前で呼んでもいい…?」
「はいっ、勿論いいですよ。」
「ありがとう!ひよりちゃん…!!」
すると、彼女は優しく微笑んだ。
「では私は優美さんとお呼びしますね。」
ひよりちゃん…女神だ…やばい…。
よし、このまま幸せな時間を噛み締めよ。
「ねぇねぇ、ひよりちゃんはミステリー小説好きなんだよね!どんな作品が1番好きなの?」
「そうですね、私はーーー。」
それから私達はバスが学校に着くまで本の話で盛り上がった。
読んでくださりありがとうございます。