第一王子は廃嫡を望む 作:逆しま茶
プロローグ/聖女は婚約破棄を望む
『――――娘さんには聖女としての才能があります』
父親の顔なんて知らなかった。
誰にも見向きされない親子だった。ただ、お母さんと二人で支え合っていた。
貧しい生活に疲れていたお母さんは、私が聖女になれれば辛い生活から抜け出せると喜んで。それは、私も嬉しかった。
お母さんだけは、私の味方をしてくれていたから。
楽をさせてあげたかった。
だから私は、その話を受けた。
聖女に相応しい家、相応しい服、相応しい食事。
カビたパンも、隙間風で震える家も、ツギハギだらけの服も不要になった。
けれど、そうして満たされた私が知ったのは――――。
私は―――――。
私は、興味を持たれない存在から、価値ある
路傍の石が、宝石の原石として価値があると、高く売り飛ばせると知った人たちの手で。
『――――聖女として、この程度は出来て下さいませんと』
学ぶことは多かった。
これまで誰も教えてくれなかったことを、何故知らないのかと呆れられる日々。子ども以下だと馬鹿にされて、それでも歯を食いしばって書物を睨んだ。
遊ぶ時間は無くなった。お母さんと話す時間も、外を出歩くことも。
辛かった。苦しかった。
それでも、これまでも頑張ってきたんだから――――そう思っていた私は。
私と対照的な笑みを浮かべる、豪華なドレスで微笑むお母さんを見た。
『よくやったわ、メルナ。貴方が王太子殿下の婚約者に選ばれたの』
『――――お前が新しい聖女とかいう女か。見た目は存外悪くないが、聖女に任命されるまで俺の相手ができないなど父上も面倒なことを言う』
粘つくような目だった。
見下す目だった。“聖女”という、強力な魔法を持つ、金の卵を生む鶏を見るような。それでも縋るような思いでお母さんに言ったのだ、嫌だと。
『――――何を我儘を言っているの。……また、あの日々に戻りたいの!?』
………戻りたかった。
でも、もう戻れないのだと知ってしまった。
私は、優しかったお母さんも失ってしまったのだと。
私は――――私はどうしたらいいの?
誰も答えなんてくれない。求められるままに、私は聖女になっていく。
心を殺す。笑顔を貼り付ける。
求められる所作を繰り返す。操られた人形のように。
私が、聖女になる。
かつて食べた粗末な食事の味も、お母さんの笑顔も、薄れていく。
聖女が、私になる。
私らしい動きも、思いも、塗りつぶされていく。誰も、“私”なんて求めていないのだから。
―――――私は、どうしたいんだろう。
あの王太子との婚約を断るだけの力はない。
私にできることはない。
―――――私は、どうしたかったんだろう。
せめて、一人になりたい。
そんな思いで教会に行った時だった――――星を眺める男の子を見つけたのは。
『――――悩んで、いるのですか?』
本当は、悩んでいるのは私の方だったけれど。
聖女としての“私”が笑顔を浮かべ、その子に声をかける。
元気にしてあげたい――――その思いは嘘ではなかった。けれど。
その男の子は強い瞳で星に手を伸ばしていた。
『家業に向いてる才能が無くても、それでも―――――やっぱり、諦めたくないんだ』
『貴方なら、きっとできますよ』
その言葉は、不思議と口を突いて出た。
励まそうという思いからではなく、自然と。そう思わせる何かを、その子は持っていた。
『ありがとう、アンタも優しいんだな』
『私は―――――』
私は、優しくなんて、ない。
優しいのは聖女だからだ。力があるから。余裕があるから。立場があるから。そんな、人を肩書で見て、モノを見るように価値をはかる人間が優しいハズなんて無くて。
『俺の廃嫡うんぬんとは訳が違うもんなぁ』
『――――すごい重い事情だった…!?』
てっきり街の職人とかそういう話だと思ったら!
いやまあやけに服装とか整ってるなーとは思ったけれど!
『いいんだよ、理由なんてなんでも。ただ俺はアンタに元気を貰った。だから優しいと思った。それだけでいいんだ。結局、自分で見たものが全てだろ?』
少年はそう言って笑った。
『じゃあ、俺もアンタが困ってる時にできる範囲で力になるよ。自分以外にも頑張ってる人がいると思えれば、ちょっと気持ちが楽になるだろ? だから、一緒に探しに行こう』
約束だ、そう言って差し出せる手は。
『な。親切なお姉さん?』
『――――うん』
聖女にあてたものではなくて。
“私”を見てくれた人が、一人でも居てくれる――――その思いで生きていれば、意外なことに私のことを見てくれている人は意外といてくれて。
それはお屋敷のメイドさんだったり、孤児院の子どもたちだったり。
男の子と一緒に街を駆け回った。
助けを求めている人はどこにでもいて、聖女としても私としても、彼らの笑顔を見ることは嬉しかった。
だから、それがどんな結果になったとしても、後悔だけはしない―――そう思っていた。
「―――――メルナ、お前との婚約を破棄する!」
春らしい明るい色のドレスに身を包んだ女子たちがヒソヒソ話を始め、男子たちはニヤニヤしていたり眉を顰めていたりと反応は様々だが、それでも共通しているのは視線がこちらに集中していることだ。
春の訪れを祝うパーティ。
学院生が殆ど全員揃ったそのめでたいはずの席で、どうしてか私はそんな大事件に巻き込まれていた。
……嘘だ。巻き込まれた、というには語弊がある。思いっきり当事者だ。
以前から思っていた通り、王太子は好きじゃない。
だって、結局のところ目当ては“聖女”の名前と、魔法だ。
どうしてこの国の中だけとはいえ聖女と呼ばれるようになってしまったのか――――。
でもせっかくあるなら使わないと損ということで。
便利な回復魔法として困っている人には遠慮なく使っていたのだが、治療費がとか、教会に支払われるべきお布施がとか、色々なところから文句が殺到した。
「お前は俺の婚約者でありながら他の男に色目を使い、いたずらに民心を惑わし、教会の経営を圧迫さえしている。よって俺は、お前との婚約を破棄し、――――真の聖女であるイデアと婚約する!」
そう言われ、目線を向けるとそこにはとんでもない美少女がいた。
男の理想を具現化したようなゆるふわタレ目に、とんでもないサイズの胸。そのくせウェストは細く、一体どうやったらそんなスタイルになるんだと思わず遠い目をしてしまう。
というか、全く見たことがない女子だけれど何者なんだ。
「……えーと、別に婚約は破棄でもなんでもいいんですが。その、どちら様ですか?」
「何だ。イデアのことが気になるのか? お前と違って本当の聖女だよ彼女は。その力も、心もな」
聖女は時代により人数は変われど、常に数人くらいは普通にいるものだった気がするのに、“真の”聖女とはどうなのだろう。
とりあえずこんな状況でも人形のようにニコニコしている彼女……イデアさん?が半端じゃなく肝が太そうなのは間違いなかった。
……でもこの人、本当に大丈夫なのだろうか? そんなに魔法が強いなら顔くらい見たことあるはずなのに。しかもこの美人具合と性格の濃さだ、一度見たら忘れるハズもない。
ちょっと気になったが、私がなにかするとでも思ったのか威嚇してくる王太子殿下がうっとうしいのでさっさと踵を返すことにした。
会場のざわめきが大きくなる。
マナーも何もない異常事態だが、王太子は何か満足げだ。けどなんでもいい。妙なイチャモンを付けられる前に逃げた方がいいこともある。
幸いにも、と言ってしまっていいのかは分からないが誰も私を止めることはなかった。
パーティ会場を抜け出し、春先の寒空の下で星を眺める。
徐々に冷たくなる指先の感覚に、どうやら夢ではないらしいとメリナは少しずつ笑みを深めていった。
「――――やたっ! 自由の身だぁ!」
うっかり聖女として祭り上げられたせいで教会に召し上げられるわ王都の学院に入れられるわ婚約させられるわと散々な目に遭ってきたけれど、後悔しないと思っていた人助けで糾弾されるのならそういう運命だったのだろう。
あと向こうから言い出してくれたお陰で、比較的ダメージも少ないだろう。何だかよく分からないイチャモンをつけられたとはいえ、事実無根なわけだし。
なんなら今度こそ素敵な人に……は、無理かなぁ。
悲しいことに聖女とは戦略兵器であると同時に金の王子……ならぬ玉子(卵)を生む鶏扱い。あの王太子より下の相手とくっつかされたらどうしよう、と盛り上がりかけた気分が急転直下で落ち込む。
「――――ぁぁああ、自由が欲しいよぉ」
「その望み、叶えてあげようか」
「誰っ!?」
仮にも聖女と呼ばれるだけの者。
自分には常に規格外の強化魔法をかけているため、肉体能力のみならず気配察知などの感覚も強化されている―――のだが。
その感覚をあざ笑うように背後に現れた少年――――何故か同じ学院の制服を着ている――――から距離を取るべく、一瞬で近くの屋根の上まで跳躍して身構える。
が、少年はそれを気にした素振りもなく手を広げると、軽薄な笑みを浮かべて言った。
「僕は怪しい者では――――あるけど。別に君を害するつもりはないよ。ただ、ちょっと協力してほしいことがあってね」
「………」
怪しさが服を着て歩いているようなあまりの胡散臭さに、本気で困ったメルナは眉根を寄せ。しかし敵対しない相手をいきなりぶん殴るのは流石に躊躇われる。
そんなメルナの戸惑いを理解しているように、少年は嗤った。
「――――
―――――――――――――――――――
ラグノリア王国、剣術修練場。
まだ日が昇るかどうかという時間帯に剣を振るう、金髪の青年二人と、それを見守る厳しい騎士とプラチナブロンドの少女がいた。
くせ毛の青年―――ルーク・ラグノリアは持ち前の“適応”魔法で身につけたアリオスとティナ、そして相手であるカイル・ユーウェン自身の剣筋を組み合わせて剣を振るう。対するカイルは剣に炎をまとわせて豪快な一撃必殺を狙いつつもルークの攻撃は的確に手甲や胸当てで受け止めていく。
「――――チッ、浅い!」
「うおりゃああああっ!」
燃え盛る大剣での豪快な一閃―――当たればタダでは済まないだろう攻撃だが、ルークはアリオスのように鮮やかに大剣の腹を踏みつけると跳躍。空中では十分に剣に力が乗らないと判断し、カイルの顔面に膝蹴りを食らわせる。
カイルの顔が蹴りの衝撃で揺らぎ――――不敵な笑みとともにその顔がひび割れる。
「――――全・変・換! 俺のマグマを浴びてけぇッ!」
その下から現れるのは赤く輝くマグマ。
完全に物理的な衝撃を無効化したカイルだが、ルークは素手をカイルの鳩尾に叩き込みつつ叫ぶ。
「全変換――――そのマグマ、貰ったッ!」
「なにぃっ!?」
ルークの手が赤く輝く。それはまさしくカイルのマグマの輝きであり――――その魔法に“適応”し、自分のものにした証だった。今の所、発動のためには既に適応した相手の全変換に触れることが必要な貰い火とでも言うべきものだが、知らなければ凄まじく厄介な能力に見えるだろう。
が、所詮はモノマネ。
出力で本家に負けている以上は猿真似と言ってもいい。ただ、厄介な魔法を持つ相手でも有効打を与えられるという点では間違いなく意味がある。
「「―――爆熱拳!」」
互いにマグマの拳が突き刺さり――――ダメージが大きいのはルークだが、先に立ち直ったのもまたルークだった。
「ぐぐっ、おま、その回復力ずるっこいぞ!」
「お前の火力の方もズルいだろうが!」
互いに攻撃が通るが、ほぼ同じ能力になれば後はただの殴り合いにしかならない。剣があれば、炎の魔法と剣術を組み合わせた魔法剣が使えるのだが、生憎とカイルには剣を溶かさないだけの精密さがない。
そして、ルークにはそれがあった。
ルークは躊躇いなく落ちていた剣を拾うと、刀身に炎を奔らせつつ横溜めに構えた。
「迸れ――――火燕斬り!」
「それ俺の技――――ぎゃあああっ!?」
拳では剣に勝てないのは道理である。リーチ的に。
審判をしていたユーウェン卿が手を挙げ、派手に吹き飛んだカイルは放ってフィリアがルークに駆け寄る。
「勝負あり!」
「………ルーク様!」
一応フィリアもルークの方に向かいつつノールックで時間回帰をカイルにかけており、カイルの受けたダメージは綺麗サッパリ消えているのだが、イマイチ釈然としない表情で起き上がるカイル。
一方カイルから借りた全変換マグマが消えないルークは微妙な表情で赤く光る右手と握った剣を見ていたのだが、フィリアがその手を握るとすぐに元通りになる。
「ん、ありがとなフィリア――――どうした?」
真剣な顔でルークの手を見つめるフィリアに、ルークも流石に気になって問いかけ。フィリアは眉をひそめて言った。
「……ルーク様、今のはどうやって消すつもりでしたか?」
「…………いや、普通に時間経過で消えるかなって」
実のところ何も考えず、できそうだからやってみたのだが。
そんな考えを察したのか、フィリアは少しムッとしたような表情をしたが、すぐに平静を取り戻して言った。
「――――…いえ。とても危険ですから、わたしが居ない時に絶対に使わないで下さい」
「いや流石に戻らないなんてことは――――」
言いかけて、ルークは口をつぐむ。
生まれた頃から実質全変換で戻っていない少女が目の前にいるからだ。いや、フィリアが星そのものになったわけでもなし、フィリアの場合は全変換は別にあるのだろうが。ただ、身体のマナが全変換に近い状態なのは間違いない。
マナを水に例えるのなら、全変換はそれを蒸気にして扱うこと。フィリアは沸騰中の水というべきもので、余波として蒸気が出まくっていても一応本体は水だ。規模を考えたら沸騰した海とかそういうレベルだが。
流石に気まずくなったルークだが、フィリアはどこか達観したような目をしていて。
「――――ルーク様のことですし、きっと使いますけど」
「何だその嫌な信頼!?」
流石に危ないものを考えなしに使ったりしない。
いや危ないことが分からなければ使うが。
「目の前で困っている人がいて、ルーク様は全変換すればなんとか助けられそうです」
「いや迷子とかだったら流石に……使わんぞ?」
「………泣いていてもですか?」
「それ見捨てるほうがおかしいよな」
はぁ、とフィリアが呆れたように溜息を吐く。
なんかティナとかリュミエールに似てきてないか、と思ったルークだがフィリアは慈愛と決意に満ちた目で言った。
「――――ルーク様が困った時は、きっとわたしが助けます」
「なんで困る前提なんだおい」
なんとなく気恥ずかしくなったルークはフィリアの頬をぐにぐにと引っ張り。以前と比べて明らかに柔らかくなってきたその感触に僅かに驚く。
「……あ、なんか気持ちよさが上がってる」
「ぅにゅぅ………」
ほぼ骨と皮だったフィリアも、最近ようやく不健康な体型を脱してきた。いや全く年齢相応ではないんだが。ルークがポケットから取り出したチョコレート――――わざわざリュミエールの実家を通して手に入れた割とお高い品―――をフィリアの口に放り込むと、幸せそうにその顔が緩む。
「いっぱい食べて大きくなれよー」
「………ルーク様は、大きい方が好きですか?」
いきなりこの子は何を聞くのか。
思わず吹き出したルークに、フィリアは至って真面目な顔で聞く。
「ぶっ」
「ししょー……リュミさんにミルク貰って飲んでますけど、ルーク様の好みが知りたいです」
そういうお年頃なのだろうか。
とはいえルークとしてみれば廃嫡されない限りは政治的な結婚するしかないわけで。お相手はほぼリュミエールかセシリアしかいない―――いや、もうひとりいたか。
もうひとりのお相手候補である公爵令嬢に目を向ける。
日を受けて輝くプラチナブロンドの髪も、紫水晶のような瞳も確かに愛らしい。が、令嬢としての所作とか――――は、最近何か身につけ始めているが。魔法がポンコツな王太子と結婚させられてもむしろ喜びそうだが。
………まあ、コイツの場合選択の自由がないからなぁ。
とりあえず魔法をなんとかしてから、とルークは自分の心の微妙な葛藤をぶん投げつつ生温かい目をフィリアに向けた。
「うんうん、俺はお前のそういう優しいところが好きだぞ」
「………………子ども扱いされてます」
頬を膨らませて不満げなフィリアの頭を手を乗せ、ルークは言った。
「よしよし、可愛い可愛い」
「……………もっとちゃんと撫でて下さい」
ちょっとだけ恥ずかしそうなフィリアに、こうして頭を撫でられるのもいつまでだろうか、とルークも少しだけ惜しく感じた。
――――――――――――――――――――――
「――――公爵令嬢には本来不要なもの」
リュミエール・イルミリスは知識を重視している。
最高の王の、最高の伴侶たらんとするリュミエールは常に己を磨き続けている。政治、経済、魔法、貿易から災害への対処など、知るべきことは無数にある。
けれど―――――意を決して向かい合うのはこれまでは不要なものとしてきた魔法の専門書だ。遺伝に魔法の練度は関係がない。そもそも全変換が使えても氷になってどうするのか。それなら知識を磨いた方が役に立つ。そう思っていた。
「けれど、あの人のため――――いいえ、私には必要なもの――――!」
誰より知識を集め、誰より努力を重ね、誰も届かぬ高みに君臨する。
それこそが公爵令嬢―――。
あの場において、最も敵にダメージを与えられたのはユーウェン卿だろう。トドメは刺したが、一人ではそんな隙を作り出すことはできなかった。失態だ。
けれど、今するべきことは落ち込むことではない。学ばなくては。磨かなくては。次こそは必ず、自分の力であの人に魅せつけてみせる。
「負けないわ。私だって――――――頭撫でられたいのにぃ!」
「……リュミちゃん、うるさい」
ミリアは、途中まで良かったのになぁと遠い目で空を見た。
というかこの子撫でたい側だったのでは…? いやまあ羨ましくなったんだろうけど。
どうでもいいあとがき と アンケートご協力のお願い
ナデシコとエヴァを混ぜたようなダークでハードでヒロインが可愛いロボット(?)小説が書きたいとか血迷い始めたので、アホの作者がアホなことをする前にさっさと二章を始めることにしました。どう考えてもエタるフラグでしかない……。予告と書き溜めは犠牲になったのだ…。
あと鉛筆とそのへんの裏紙でフィリアの顔を考えてたんですが、ちゃんと描ければ可愛いのかなーというところ。ペンタブ買ってお絵かきして画才を磨いて見せられるレベルのものにしたくなりますが、やはりどう考えてもエタ(ry
アンケートについて
ヒロイン達のテコ入れ必要度合いをみるためアンケートをさせて頂きたいので、よろしければご協力お願いいたします。(最終的にアンケートでルートを決めるかもです。もちろんそこまで続けばですが…)実は感想欄の印象だけで書いてるフシがあるので、実際のものと乖離してないかなと。今回は票数が少ないヒロインの救済を目的にしています。
今回は主題が主題なのでテコ入れ以前の問題のメルナ(聖女)は弾きます。ハーレムは筆者と殿下の胃が死ぬので許して下さい。
今の時点で好きなヒロインは?
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フィリア
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リュミエール
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セシリア
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ティナ
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テコ入れなぞ無粋…。