ありふれた転生者は世界最高   作:TNKエース

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おっ、じゃあ戦うのは任せた。

おっ、じゃあ戦うのは任せた。

 

さて、その翌日から早速訓練と座学が始まる。

 

原作通りにステータスプレートを渡され、

メルド団長が「むしろ面倒な雑事を副長(副団長のこと)に押し付ける理由ができて助かった!」と笑いながら喋りかけてくる。

 

何で保留にした面々が訓練に参加しているかだって?

天之河の説得(笑)でとりあえず訓練だけは受けて戦争に参加するのは志願制(多分、

天之河の強制参加)にしたそうだ。

 

「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに一緒に渡した針で指に傷を作って、魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ?そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」

 

「アーティファクト?」

 

 アーティファクトという聞き慣れない単語に天之河が質問をする。

 

「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属(けんぞく)

けんぞく

達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通はアーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

 

そう言って他の面々は針に指を刺し、浮き出た血を魔法陣に塗りつけた。

俺も同じ様にする。

 

 

 

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如月悠里 17歳 男 レベル:1

天職:錬成師

筋力:10

体力:10

耐性:10

敏捷:10

魔力:10

魔耐:10

技能:錬成・言語理解

===============================

 

ハジメと同じか……よし。

 

そしてメルド団長が天之河のステータスに驚き、次にハジメのステータスを確認する。

 

そして、

 

「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」

 

歯切れ悪く説明するメルドに対してハジメは乾いた笑い声を漏らす。

そしてそれを嘲笑うかのようなクラスメイトの視線

馬鹿だな。

 

「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」

 

そして下衆(檜山大介)がニヤニヤと声を張り上げる。

 

「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」

 

「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」

 

「はっ?何でハジメが戦う必要あるんだ?」

 

「「「「えっ?」」」」

 

俺の言葉に馬鹿達が疑問の声を上げる。

 

「錬成師は生産職だろうが……だったら後方で強力な武器を作ってこの国の兵士達の戦力を底上げするのが得策だろうが」

 

その言葉に八重樫や白崎、清水や永山達がハッと気づく。

 

「はぁ!じゃあ戦争から逃げんのか!?」

 

下衆が馬鹿な発言を繰り返す。

 

「さっきも言ったが……生産職は生産職らしく後方で武器を作るべきだろう……そんな事も分からないのか?」

 

俺は下衆の頭を優しく小突く。

下衆は言い返そうと何かを考えるが

 

「ちょっと待ってくれ」

 

今度は天之河が声をあげる。

 

「何だ?天之河」

 

「つまり君はこの世界の人の為に戦わないと言うのか!?」

 

御都合主義解釈か……

 

「適材適所だ。俺やハジメの様な生産職に前線で戦わせるなんて、

前衛の坂上に治療要員として専念しろと言っている様なもんだ」

 

俺の言葉に坂上も「そりゃそうだ」と納得する。

 

「クラスメイトが戦うって言うのにか!?」

 

馬鹿だぁ!!(知ってた)

 

「戦争に参加するのは志願制だろ。

そもそも俺はお前らのクラスメイトじゃない」

 

正論of正論で天之河は「うっ…」と漏らすが、

 

「そ、それでも!「デモもねえよ。

そもそもお前は飯も武器も無しに全員で戦えって考えか?

メルド団長さんよぉ、

それで魔人族に勝てるか?」

 

「無理だな。俺達の様な前線で戦う者が居るから後方で食料や武器等が作られ、それが前線に送られて兵達が戦える。ユーリの発言は正しい」

 

「そんな……」

 

「それによ……天職自体は普通だが…俺達は異世界人だ……この世界に産業革命を起こして戦争及び戦後の事とかも備えておかないとな……」

 

「戦後の事か……だいぶ先だな」

 

メルド団長は戦争が終わった後を考えるが、先の事よりも今の事を考えようと意識を切り替えた。

 

「まっ、最低限の護身術程度には訓練に参加するが……基本は武器とかの研究開発に専念だな……」

 

「確かに、なら午前中は訓練に参加してもらうぞ」

 

「りょ〜かい」

 

その後、畑山先生がチート天職である作農師である事が判明した。

 

 

 

 

 

さて、午前の訓練を終えて、軽く汗を流してから昼食の時間を終えて、

俺とハジメは錬成師の授業を始める。

 

錬成で出来る事は原作通りに物質の形状変化、結合、加工、更には精製や熱処理も出来るとの事だ。

 

正しく鍛治師と同じ……いや、それ以上の事が出来る……

 

「ククク、思ったよりチート職じゃねえか。錬成師」

 

俺の言葉にハジメや教師役の錬成師がえっ?とした顔だ。

 

「こんだけ出来りゃ、火薬の生成から銃火器の製造……いや、こりゃガチで産業革命を起こしてみせるか……」

 

俺の言葉を理解できない教師役の錬成師から魔法陣が刻まれた手袋を貰い、手始めに鉄鉱石からナイフを作り出し……

 

「あ〜〜、こりゃダメだ」

 

造形の甘すぎるナイフっぽい何かを見ながら、出来の悪さを呟く。

 

「こっちもだよ」

 

ハジメも出来損ないのナイフを掲げる。

 

「まぁ、初めてならそんなものでしょう。此処から少しづつ慣れていきましょう」

 

俺とハジメは何度も鉄鉱石からナイフを作り、夕方になる前にはちゃんとしたナイフが作れる様になった。

 

「良くできました。

この品質なら普通の武具店で売られても問題ないレベルです。

次はもっと品質を高めつつ早さも仕上げる様にしていきましょう」

 

意外とスパルタ……俺達は更に錬成のレベルを上げていく。

 

訓練を終えて夕食や風呂を終えた後、俺は武具倉庫からショートボウと矢弾を手に入れる。

 

こっからは楽しい楽しい知識チート様の時間だ。

 

俺は知識を使い、弓と矢に手を加えていく。

 




錬成にオリジナル要素を入れました。
こういったのを入れないと、ハジメがドンナーを作れないと思うので、
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