99 名無しの転生者
隠屋敷ってなんなんだろうな?
100 雨
只今、出達の朝です
早く起きすぎた
(100ゲト)
101 名無しの転生者
おわ!雨じゃん
おかえり!
102 ロブスターのやつ
早いな
103 名無しの転生者
まぁスレの時間経過が違うのなんて今更だろ
104 名無しの転生者
キリ番おめ
105 雨
ほんと早すぎたから雑談しよ
厄除の面貰った!!
ここから選別行くわけでも、水の呼吸でもないのにくれたの嬉しい!
106 元錆びたウサギ
おお!!
さすが鱗滝さん
どんな柄だ??
107 名無しの転生者
元さびうさの食いつきがいいwww
108 名無しの転生者
wktk
109 元錆びたウサギ
いいだろ!
俺は原作錆兎と一緒だったから気になるんだよ!
110 名無しの転生者
でも本当いい人だナ
111 雨
んとねー、左おでこと右頬に雨と桜の花びら
可愛いやつ
112 名無しの転生者
可愛いな
113 名無しの転生者
雨のエピ衝撃だもんな
114 名無しの転生者
風流!!
115 名無しの転生者
桜好きなの?
116 雨
うん。好き
117 名無しの転生者
よかったじゃん
118 名無しの転生者
一門全員生存時空なら呪いのお面じゃないしな
119 名無しの転生者
確かに!!
120 名無しの転生者
なぁ俺それについて聞きたい
真菰ちゃんは姉弟子ポジなの??
121 名無しの転生者
俺の時も姉弟子だったけど変わるんか?
122 名無しの転生者
乱数乱数
123 名無しの転生者
だいたいフィフティーフィティーだっけか?
124 名無しの転生者
確か
詳しくは検証スレに行ってな
125 雨
うん真菰は私と錆兎の2個上
呼び捨てができちゃう仲ですね
とみぎゆはまだ来てない
ちな三番弟子さんと私の花の育手が同期らしい
一番弟子さんと四番弟子さん、十番弟子さんは水柱だって スゴすぎない??
今日は隠屋敷で教師的なことしてる七番弟子さんが迎えに来てくれる予定
126 名無しの転生者
真菰ちゃんを呼び捨てだと!!
許すまじ
127 名無しの転生者
やっば
128 元錆びたウサギ
さすがだ!
129 雨
<<126 真菰本人から頼まれたから許して
130 名無しの転生者
壮観だな
131 名無しの転生者
これなら伝説の鱗滝一門全員の腹切りで脅したあの柱合裁判の再来になるんでは??
132 名無しの転生者
えっ何それ
133 元錆びたウサギ
俺の時は俺と義勇と真菰しかいなかったけど、それだけでもだいぶ脅迫めいてたぞ
134 名無しの転生者
隊士になりさえすれば優秀だもんなぁ
135 131
《鱗滝一門の伝説の柱合裁判とは》
鱗滝さんの一番弟子に転生した人が、手鬼を倒して弟子全員を救済した上で、超強化してほかの救済まで果たしたこと。
無惨戦まで全員生存してたし、育手になって鱗滝系列まで増やしたんだ。
鬼殺隊の1/5は鱗滝さん系列だったレベルだったから、直接の弟子だけとはいえ彼らの命かけるのはリアルに脅しだった訳。
→【鱗滝さんの】目指せ全員生存!【一番弟子】
136 名無しの転生者
あと詳しいことはスレ見てくれー
137 名無しの転生者
サンクス
138 名無しの転生者
スレ貼るのは有能
139 名無しの転生者
そのスレ見てた
スレ主の語りが面白いんだよね
140 雨
へぇー
全員生存してる訳じゃないけど似た感じにはなるかもね
私もかけるし
そこまで生きてれば
141 名無しの転生者
さらっと命かける宣言
142 元錆びたウサギ
期待してるぞ
143 名無しの転生者
まぁ結末知ってるならかけれるよね
無惨討伐の要だもん
144 雨
そうそう
そろそろ時間だから落ちるね
145 名無しの転生者
待った!
実況してくれよ
146 名無しの転生者
あっ俺も知りたいぞ
147 雨
えー
七番弟子さんとの道中を実況するから許して
鱗滝さんの応援は私だけのものにしたい
148 名無しの転生者
あーまぁそういうことなら…
149 元錆びたウサギ
よし行ってこい!!
150 名無しの転生者
そうだな
俺は保守ってるから
151 雨
ありがとう
行ってくる!
152 名無しの転生者
おk
* * * * *
嘘だった。鱗滝さんの応援は私だけのものにしたいなんて。いや嘘ではないけど、1番の理由でもない。
ただ、鱗滝さんへの謝罪をスレに晒したくなかった。特に元さびうささんとか怒りそうだし。スレは自分一人ぼっちで、現世の常識が伝わらない世界で、救済なんて大掛かりなことをすることから気を紛らわすために使っているだけだ。傷の舐め合いと現実逃避に等しい。そんな所に、しかも不特定多数が見える所に私の失態を無料配信なんてできる訳がない。
「おーい。準備終わったか」
錆兎が呼んでる。行かなきゃなぁ。うん、いつまでもうじうじしてちゃダメ。鱗滝さんに謝るって決めたじゃないか。頑張るぞ!
「うん! 今行く!」
スパーンと扉を開け、走って錆兎に追いつく。
「おはよう!」
「ああおはよう。って廊下で走るなよ。今日で最後なんだから少しは大人しくしてろ」
「何よ。そんなこと言って寂しいんじゃないの?」
「いや、寂しいって言うより鍛錬相手が居なくなって残念だな」
なんだよ。私はただの鍛錬相手かい。
「そんなこと言うのは、せめて呼吸教わってからにしなよ。それにすぐ鍛錬相手の相棒は来るよ。安心して」
そうそう、あの言葉足らずで一言多いとみぎゆ幼女──いや乱数によっては錆兎死ななきゃ口数足りるんだっけか?──が来るんだから。心配はいらないだろう。
「うーん……まぁ雨依が言うならそうなのかもな」
「おっ素直」
「おいっ! そんなこと言ってないで、早く朝餉用意するぞ」
「はーい」
原作知識なんていう私以外からしたら何も根拠のない発言を、
受けとめて貰えて少し温かくなった胸を他所に、手を動かしだした。
最後の食卓は和気あいあいと進んだ。まぁ今生の別れという訳でも、選別に行く訳でもなんでもないんだから、いつも通りの空気なのも当たり前だろう。――私と鱗滝さんの間だけに少しだけ気まずい空気が少し流れていたが……。
とにかく朝ごはんも終わり、錆兎は時間もあるからと山下りの修行をやらされてるのを横目に、私は七番弟子さんが来るのを待つだけとなった。
障子をこっそりと開ける。鱗滝さんが縁側に座っている。すぅっと一回息を吸って歩きだして、隣にちょこんと座った。鱗滝さんはただじっと黙っていた。
「ねぇ鱗滝さん。ごめんなさい」
そう言った。言えた。何度転生して経験だけは人より豊富でも、やっぱり人に謝るには勇気がいる。
「ここ出る前日だったのに、あんなこと言ってごめんなさい」
「いや、いいんだ。もう出ていってしまうからって儂も早計だった。すまんな」
「ううん。鱗滝さんの言ってたことは正しい。私も知ってる。でも……それでもまだ私は受け入れられてない」
「そうだな。まだ半年だからな。儂も悪かった」
「……うん。でもね、私、桜姉さん以外にこんなに心を割かないから大丈夫だよ。鬼殺隊入っても他の人の死に囚われたりしない。だから心配してくれてるようなことにはならない、しないよ」
一息つく。呼吸と合わせて涙が零れないよう気をつけて、ゆっくりと瞬きをする。
「それにね、私、桜姉さんと約束したから頑張れるの。同じ花の呼吸が使えなくても、型の威力が出なくても。だから、それを、否定、しないで欲しい」
ああ、ダメだ。涙が零れそう。
「ああ、わかった。だが儂は否定したことはないぞ。それに雨依、お前はしっかり頑張っている。呼吸の切り替えはお前だけの長所になるはずだ。しっかり学んでこい。お前ならできると信じてるぞ」
「うん。うん! ありがとう。頑張るね!」
「鱗滝さーん。お邪魔します!零士です」
れいじ? 七番弟子さんかな? もうそんな時間だったんだと気づいた。
「むっ早いな。雨依、お前は待っておれ。錆兎がまだ帰ってきてない」
「了解です!」
って、おどけて敬礼なんかをしてみる。軍人にはなった事がないからなんちゃってだが。
鱗滝さんは早足で玄関に向かってしまう。あっという間に手持ち無沙汰になっちゃったから、縁側から足を下ろしてぷらぷらと揺らす。
「こんにちは」
「こんにちは。れいじさんですか?」
「あれ? 気配消してたのに驚かないんだ!?」
確かに消してたかもしれないけど、さすがに10回くらいバトルものに転生した経験を持ってるんだから気配くらいわかる。わからなきゃヤバい。いや魔法やら、超能力やら使われたら別だけども。
「ふふふーん。分かっちゃいました! 九石雨依です。雨依でいいですよ。今日からよろしくお願いしますね」
「ああ、栗原零士だ。よろしくな雨依。将来有望そうで楽しみだ」
「ほんとですか! やったー」
いい人そうだなと思う。よかった、この人らの元での修行なら信頼できそうだ。
「何やってるんだ零士」
ガラリと障子を開けた鱗滝さんが言う。後ろには錆兎もいる。
「いやぁー、どんな子か試そうと思って」
「全くお前は……。雨依、荷物纏めてきなさい」
「はーい」
踵を返して早足で自室向かう。荷物って言ったって大してない。いくつかの替えの服と、厄除の面、実家から持ち出した裁縫道具らに、櫛とか細々したもの。既に包んであった風呂敷ごと持って、鱗滝さんの所に戻る。
部屋まで戻る前に零士さん達と鉢合わせしたから、そのまま玄関へ向かう。
扉を出た所で零士さんが私を上から下まで見て言う。
「ばっちりだな!」
「そうだな。重ね重ね言うようだが儂はお前を信じてる。こことも菊野さんの所とも違うが、精一杯学んで強くなれ」
ああ、鱗滝さんの信頼が身に染みる。頑張らなくちゃという気概がむくむくと湧いてくる。
「はい! 頑張ります!」
「それからお前も儂の自慢の弟子だ。困った時にはいつでも相談しなさい」
「はい。ねぇねぇ錆兎はなんかないの?」
気を配ってなのか黙りっぱなしな錆兎に聞く。
「ああ、次合う時は…ってお前!! ちょっと待ってろ!」
急にびっくりしたように目を見開いて、家の中へ駆け込んで行く。
「どうしたんだ?錆兎」
「ですよね。変な錆兎」
零士さんと目を合わせて言い合う。この人とは気が合いそうだな。鱗滝さんは心配そうに錆兎の行く先を見やる。
「てか、錆兎と知り合いだったんですか?」
「ああ、鱗滝さんに紹介したの俺だからさ」
「そうだったんですねー」
なんて言い合ってると錆兎が駆け戻ってきた。
「おいっ雨依! これ、忘れてたぞ!! 大事なものなんだろう。ちゃんと確認しろ」
そういって差し出したのは、桜のつまみ細工に水色のガラス玉が2つ着いたブローチ。
「えっあっ嘘!! えっほんとだ! 付いてないじゃん!! えっ留め具壊れてるし」
「本当おっちょこちょいだな。気をつけろよ。俺が心配になる」
「えっ何よ。同い年のくせに偉そうに! でもありがとう。無くしたら死んで詫びる所だったわ」
ほんと、無くしたら頑張れなくなると思うよ。よかったぁ。
「物騒なこと言うなよ。次合う時は選別だからな。その時も抜けてたら困るぞ」
「そっちこそ! 私といい勝負できるくらいにはなってよね!」
頃合いを見計らったのか零士さんが声をかけた。
「じゃあそろそろ出発するか。鱗滝さん大丈夫ですか」
「ああ、頑張れよ」
「はい! 今まで、本当にありがとうございました!!」
ぺこりと一礼して歩き出す。ああそうだった。振り返って、「あっ! 手紙書きますねー。錆兎にも!!」ブンブンと手を振った。
「ああ」
「待ってるぞー!」
返事を確認して、今度こそ挟霧山を下り始めた。
* * * * *
160 名無しの転生者
し
161 名無しの転生者
ゅ
162 名無しの転生者
ほ
163 雨
ただいまー
挟霧山下山なう
ちな、スピードは平均的な鬼殺隊士くらいだから明日までには着くって
零士さんも驚いてた
164 名無しの転生者
おおっ
165 名無しの転生者
すげーな
もうそのスピードなのかよ
166 名無しの転生者
フーイズ零士さん
167 雨
<<165 天才ちゃんだから
<<166
零士さんイズ七番弟子さん
隠屋敷で教師的な何某やってる人
ちな既婚者
168 名無しの転生者
リア充爆発しろ!
169 名無しの転生者
くっそぉ
12回連続彼女いないっていうのに
170 雨
負け犬たちは知らん
鬼殺隊で結婚までするのは凄いことなんだぞ
171 元錆びたウサギ
それな
むしろ尊敬ものだぞ
172 名無しの転生者
わかるけどぉ
悔しいものは悔しいんだぁ
173 名無しの転生者
<<172世界線違うんだから諦めい
てか天才ちゃん自称すな
174 名無しの転生者
( ゚∀ ゚)ハッ!確かに!?
末永く爆発しろ
175 名無しの転生者
<<174 チョロwwwwww
176 雨
<<173 いやぁこの体のスペックが高くてですね
修行1年で常中だよ
鬼殺隊スピードくらい軽く出せますね
ヤバない?
177 名無しの転生者
ヤバい
178 名無しの転生者
高スペック素体うらやま
179 名無しの転生者
但し、型の威力半減という欠陥品の模様
180 ロブスターのやつ
それさえ無ければ最高なのにな
181 名無しの転生者
逆にこう考えるんだ
人脈が広がっていいなと
182 名無しの転生者
おかえりロブスター!!
183 ロブスターのやつ
えっ、た、ただいま?
184 雨
スレ乗っ取りですかね?
そろそろ零士さんに話しかけるから、お前らお望みの実況タイムだぞー
185 名無しの転生者
おお!!
186 名無しの転生者
やったね
187 名無しの転生者
どんどんぱふぱふぅ
188 雨
推理も手伝ってよ それが目的何だから
雨「隠屋敷ってどんなとこかもう1回聞いてもいいですか? やっぱ不安で…鱗滝さんあんまり説明してくれないし…」
零「ああ、あの人ちょっと説明不足だよなぁ。ってなんだ緊張してんのか」
雨「ちょっとだけですけどね」
零「まぁ打って変わって集団生活だもんな。でもみんな良い奴だから気にすんなよ」
雨「はい!」
零「隠屋敷なぁ。まず隠は知ってるよな?」
雨「はい事後処理部隊の」
みんなも知ってるよね
189 名無しの転生者
\ハーイ/
190 元錆びたウサギ
そっちの鱗滝さん説明不足なんだ
191 名無しの転生者
私隠やってたわ
192 雨
零「そいつらの仕事場だな、基本的には。隠統括を中心に、任務の報告書まとめてある場所だったり、任務振り分ける奴らの仕事だったり、あとは縫製部の詰所とかだな。珍しい所だと鎹鴉の育成してるやつもいる」
雨「へぇーそんな集まってて危険じゃないですか。孤児院もあるんですよね?」
零「いや、敷地内に柱の屋敷があって中心的に巡回してるから大丈夫だよ。今は霞柱だったはず。まぁ構成自体は医療屋敷とも同じだけどな」
新たな謎:隠統括、医療屋敷
193 ロブスターのやつ
何それ
194 名無しの転生者
隠のトップがいる世界線とか隠の仕事場が固まってる世界線もあったけど、それとも違う感じだな
195 名無しの転生者
蝶屋敷以前の治療形態は乱数だけど、そんな大きくはないらしいぞ
そこんとこどうなん?
196 雨
<<195 おk聞いてみる
雨「医療屋敷ってなんですか。病院?」
零「ん? そうだな、先そっち話すか。まっ要は病院で合ってる。外科と内科、対血鬼術用の薬学の3つに分かれてて、そっちは花柱だったかな。薬学の所では藤の香袋なんかも作ってるから隠が出入りしやすいように、隠屋敷とは結構ご近所さんだな」
雨「えっ凄っ!! 隊士のアフターフォローがしっかりしてる」
零「あふたーふぉろー??」
雨「あっその、隊士を支える仕組みがちゃんとしてるんだなぁって」
まずった
横文字出しちゃった
197 名無しの転生者
あるある
198 名無しの転生者
言い直したからモーマンタイ
199 元錆びたウサギ
治療形態しっかりしすぎじゃね?
俺の時は胡蝶姉妹ばっかに重圧かかってたぞ
200 名無しの転生者
キリ番ゲト
原作の解せない部分だよなそれ
201 名無しの転生者
<<200 わかる
18の少女に仕事負わせすぎじゃい!
202 名無しの転生者
ほんそれ
医者くらい手配しろや
203 雨
わかるわぁ
零「まぁ命かけて戦う仕事だけど、治る怪我放置して死ぬなんてことあっちゃ行けないからな。まっ俺は治療なんてできないけどな」
いやぁこの世界線だいぶ優しくない??この改変した人褒めたい
零「で、隠屋敷に話戻すと、仕事場の他に孤児院があるんだ。それは知ってるよな」
雨「うん。鬼で家族無くした子もそうじゃない子もいるって」
零「そうそう。基本的にそこの子は鬼殺隊関係の仕事についてもらう。その子らの監督と、鬼殺隊志望者の呼吸の適性を見るのが俺らの仕事。まぁ俺らを介さないで育手が直接拾うような奴もいるけどな」
204 名無しの転生者
そんな仕組みあるんだ
205 名無しの転生者
それありゃ適性のない呼吸のせいで選別で死ぬモブも減るな
206 雨
んまぁ続けるね
雨「それ気になるんですけど、どうやって見分けてるんですか?」
零「んー本人の気質とか型だけなぞってもらうとか、体つきとかだな。ほら、岩は体格ないと使えないし、雷は足腰が特に大事だろ? まぁ割と人によるけど俺はそんな感じ」
雨「日輪刀で判断とかじゃないんですね」
零「まぁ勿体ないし、俺らは育手ほど育てられる訳じゃないから。俺らはあくまで適性を判断するだけだからな。あっでも型教えるくらいは充分できるから安心してな」
雨「あっ零士さんは信頼してるんで」
207 名無しの転生者
日輪刀じゃないのはちょっと意外
208 雨
零「それならよかった。でも俺以外もみんな良い奴だぞ」
雨「どんな人か確認しても?」
零「ああ、花の呼吸の柏木はおっとりした子供好きで、風の久世はしっかりものだな。よく子供たち叱ってる印象。灰谷は指導が的確で正直育手になってもよかったんじゃないかってくらいだ。あっ炎の呼吸な。黒崎さんは岩の呼吸で俺らの中の最年長のまとめ役だ」
雨「へぇー。零士さん人のいい所見つけるの上手いんですね」
零「ええっ!? そんな事ないと思うけど??」
209 名無しの転生者
零士さん俺のところにも来て
俺を褒めて
210 名無しの転生者
<<209 どうしたどうした
211 名無しの転生者
転生なんてみんな頑張ってるはずだよ
もちろんお前もな
212 名無しの転生者
ありがとうぉぉぉぉぉぉぉぉ
213 雨
ハイハイそこまで、続けるよ
零「んで、最後が俺の嫁な! はなびはな、もう可愛いし強いし優しいしかっこいいんだ。いやぁもう最高!!! さすが俺の嫁! いや俺には勿体ないくらいだよ。いや離さないけども。いや本当可愛い。鬼殺隊やめて毎日会えるから毎日が最高すぎる!!」
雨「うっわすっごい惚気」
めっちゃ早口
まだ喋ってるけど雑音判定されてる
214 名無しの転生者
くっそリア充め
215 名無しの転生者
<<214 お前12回連続彼女なしのやつだろ
世界線違うんだから諦めろよ…
216 名無しの転生者
はっそうだった!!
217 ロブスターのやつ
めっちゃ愛妻家だぁ
218 名無しの転生者
雑音判定ってよっぽどじゃね??
219 雨
よっぽどなんだよ……
220 名無しの転生者
今音声入力にしてるん??
221 雨
もう切った
着くまでずっとこの調子っぽいもん
もう砂糖吐きそう
222 名無しの転生者
にゃんにゃんにゃんゲト
223 名無しの転生者
がんばえがんばえ
224 名無しの転生者
その嫁さんは何の呼吸なの??
雷?
225 雨
かろうじて聞きとった所によると霞っぽい
雷はいないのかな?
聞いてみたいけど口を挟めない…
226 名無しの転生者
ご愁傷さま
227 元錆びたウサギ
まぁ雷いないなら桑島さんとこ行けるかもしれないだろ
獪岳推しなんだろ頑張れよ
228 雨
はっ
確かに!?
よしよしできるかもしれないのか! よし頑張ろ!!
229 名無しの転生者
がんばー
* * * * *
次の瞬間、荷物みたいに担がれて走っているご主人様に揺られていた。
えっ何? なんなの? なんで自然にご主人様なんて思ったの、私。だって一般的なJKにご主人様なんている訳ないじゃん。それSMじゃん。私にそんな趣味ないよ。そもそも恋人なんて出来たことないし。というかここどこ?
でも、ご主人様はご主人様だ。私はご主人様のエサで、愛玩動物で、私自身は姉様に庇われて戦ったことないけど護衛でもある26番。
エサ? 人間だよ私。愛玩動物ってやっぱりSMじゃん。姉様って何? 私一人っ子だよ。数字が呼び名っておかしい。人権はどこにいっちゃったんだよ。
頭の中がぐちゃぐちゃだった。
2人の人間が混ざったみたいだった。というか、事実その通りだった。
26番の経験は私の経験でもあったし、私の記憶は26番の記憶で、26番の人生を私が歩めば私は26番そのものだったろうし、逆も然りだ。あるのか知らないけど魂なんてものが実在するなら、私と26番の魂は同一のものなんだろうって何故かすんなり理解出来た。
ファンタジーかよ。夢かアニメかマンガじゃなきゃありえないって一瞬思ったけど、周りの景色も自分の感覚もご主人様の体温も全てがリアルで、どうしようもなく現実なんだと分かってしまった。
私としての平成令和の経験は全部思い出せるのに、26番の記憶はボロボロと虫食いで2ヶ月より昔のことはほとんど覚えてなかった。
でも、仕方ないのかもしれない。こんな環境で何もかも記憶しておくのは辛すぎる。もしかしたら平成令和の平和な記憶も持っていたら、これからもっと辛くなるのかもしれない。想像さえしたくない程怖かった。
そう思ったら、どうしようもなく平成令和に帰りたかった。大学行ってやりたいことだってたくさんあった。でも、あの痛みは、今生ではありふれた、平成令和の私には人生で最初で最後の強烈な痛みは、本物だった。
平成令和の私は死んでしまったのだと理解した、せざるを得なかった。あの様子じゃあ家族全員死んでしまっただろうから、どんなに恋しくても帰る居場所はないのだと分かってしまった。
どうしようもなく泣きたくなったけど、ご主人様の前で泣いてはいけないっていうのが全身に染み付いていて、すすり声ひとつ出ることなかった。泣けないっていうのが酷く辛かった。
【雨依ちゃんの小説パートで出てきた現世という表現について】
本来の意味は現在の世、この世という意味の仏教用語ですが、この小説の転生者は転生が始まる前の平成令和の1回目の生という意味で使っています。