ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 受け継がれる力( 作:暗闇水明
あれからアイズは、お礼を言うためにファートの店に行ったが、
「ここだったはずなんだけど、、、」
その武器屋はなくなっていた、跡形もなく更地だけが残っていた。周りに聞いても「そんな店はない」と言っていた。
(間違えたのかな)
あるいは潰れて、丁度5日たっているから取り壊されたと思った。
リヴェリアたちロキファミリアとヘスティアファミリアたちは会議を開いた。ガネーシャファミリアは、町の防衛ため参加できないとのことだ。参加しているのは主催者のロキファミリアとヘスティアファミリア、ヘルメスファミリア、タケミカズチファミリア、ヘファイストスファミリア、ミアハファミリアそしてリューが参加していた。
「では、これより緊急会議を開く、司会は私リヴェリアとヘスティア様で進めていく、今回の会議についてだがベルの失踪事件とあのゴーレム集団の件だ、まずベルの失踪事件の方だが最近起きている行方不明事件に関わっていることは間違いないと判断した。これが今分かっている我々の情報だが、他に何か知っていること者は」
とは言ってもあんまりいい情報はないと思ったが
「そのことなんですが・・・」
アスフィが挙手したので皆の視線が集まった。
「何かあるのか?」
「はい、実はあのゴーレム集団が出てきたあと何人か連れてかれた人がでたのですがその後行方不明者が一人もいないそうなのです。」
「・・・ッ?!それは本当かい!?」
ヘスティア、アイズが強く反応した。
「はい、ヘルメス様が調べてくれたのでお礼はヘルメス様に」
「ありがとうございます。」
「おやおや、剣姫に感謝される日が来るなんてな」
剣姫という言葉にアイズは悲しそうな顔をしていた。
「だがこうなるとあのゴーレム集団が行方不明事件に関わっていることは確実だろうな」
「だが、謎が多すぎる、何か情報はないか」
「いや、その情報は・・・ッ!?」
皆が悩んでいると謎の光が照らし、金髪で白い衣を着ている女性が出てきた。
「気をつけて・・・あなたたちは運命を選ぼうとしている」
「だれ?」
「だけどこのまま捕まって破滅を見届けた方がまだ助かるかもしれない、それでもあなたたちは抗うの?」
「ふざけるな!ベルを助けないで自分たちが助かるだと!そんなことさせるか!」
「僕たちは、ベル君に助けられてばっかだった。だから次は僕たちの番だ」
その覚悟を決めた瞳を見た女性は
「なら、ここに行ってそこにあなたたちのもとめている物がある」
そう言って地図と鍵を渡し女性は消えてった。
「今のは・・・」
アイズはあの感じに何か感じた。
「みんなどうする?」
「行こう、何か分かるかも」
会議を終了させ代表でロキファミリア幹部とヘスティアファミリアとリューは地図の場所に行った。
ヘスティアたちは早速その場所に行くことにしていくことにした、もうくらい時間だったので少し不気味だった。鍵を渡されたのでそれも持って行くことにした、もっとも鍵は何に使うか分からないが。
「アイズ?どうした?」
「いや、大丈夫」
「そうか・・・」
アイズは何か違和感を覚えていた。
(この道・・・まさかね)
そして目的地に着くと
「嘘・・・なんで?」
アイズの顔はひどく驚きが表れていた。
「アイズどうした?」
当然だろうそこには、以前なかったはずの「ファタリテート」があった。
三人称視点end
リヴェリアside
アイズから事情を聞いた。ロキも嘘はついてないといっていたといっていた。しかしそれができているというなら何らか魔法を使っていると思ったがそんな魔法聞いたことがなかった。隠蔽魔法は建物まではないし、移動魔法なら人限定のだからあり得ない、となると
(ただ者じゃないな )
なんせアイズにあの力を授けたんだ。相当の力を持っているに違いない。
私たちは少年に警戒しながら建物には行った。
リヴェリアside end
三人称視点
リヴェリアたちは警戒しながら店に入っていった。周りには人はいなくガラクタのような物ばかりがそろえられていたがギリギリ武器と見えるやつもあった。しかし目当ての者が無かった。
「おい!誰もいねぇぞ!」
「おかしいな」
「俺たち、もしかしてだまされた?」
だまされたのかと怒っていたやつもいたが
「おい見ろ!」
カウンターの後ろに階段があるのに気づいた。
「この先にいるのか?」
「とりあえず先に進もう」
階段を降りていた、薄ぐらいなか、石で作られた壁に松明がおいてあり多少明るくなっているところで周りには青い壁で包まれており、そして絵画がかざられている大きな部屋についたそこには
「ようこそ、情報屋『ファタリテート』へ」
アイズに力を与えた張本人、ファート・シックザールがいた。
「ようこそ、お初にお目にかかる、俺はファート・シックザールここの店主をしている。まあ、そこにいるアイズ・ヴァレンシュタインは二度目だが、どうやらバロンの力を解放させたそうじゃないか」
「バロン?」
皆がその言葉に疑問を感じているが
「この力の名前だよね」
アイズだけは気づいていた。
「ああ、その力の名は『仮面ライダーバロン』過去に作られたライダーシステムさ」
「ライダーシステムって?」
ティオナ他の皆は聞いたことの無い言葉に耳を傾けた。
「ああそうだ、ライダーシステムって言うのは、太古にできた恩恵の代わりになった物だ。つけると身体能力が強化され超人的な力ができる、恩恵と合わせるとレベル2でレベル5の実力を得られるほどだ」
「ちょ、じゃあナンデ流通してないの?」
ティオナが今の時代流通しなくなったことに疑問を抱いていた。当然だろうそんな物ができているならとっくに世界中に流通していた方が自然だ。にもかかわらずその事をロキやヘスティア等の神が知っていてもおかしくは無いはずなのに、知らないということは少しおかしいと感じていた。
「まあそれが今回滅亡迅雷netに関係している」
「「「、、、、っ!!」」」
『滅亡迅雷net』という言葉に皆が反応した、あのゴーレム集団が発していたことと同じ名前に反応した。それよりナンデ知っているかということにも驚いた。
「まあここからはただで教えるわけにはいかない、相応の対価をもとめる」
「何?」
全員が文句を言いたそうだった。
「当然だろう、こちらも苦労して手に入れたんだ、武器とは違って命がけだしわざわざ敵拠点まで行ったんだから」
「「「「嘘ぉ!」」」」
「教えろ!何処にある?!」
リヴェリアは、迫るが
「まだ教えられん、行ったところで死ぬだけだろうだからね」
リヴェリアたちは皆、悔しそうにうつむいていた。しかしファートはそんなのお構いなしに話す。
「まぁ代価と言ってもそこまでじゃないから、安心しろ」
「何を要求するんだい?」
ヘスティアはかれに問いかける、それは皆も同じ。しかし出されたのは意外な物だった。
「1000万ヴァリスだね、、」
「「「「な・・・!!」」」」
想像以上に高かった。情報一つでここまで高いなんてぼったくりのようなものだった。正直言って個人では払いきれない金額だ。今の人数でこの値段は厳しかった。二億の借金があるヘスティアファミリアなんて払えないくらいだ。
「ふざけんな!情報一つでこんなにも高く払えるか!!」
「だったら教えない、こっちも命がけでね・・・払えないなら帰った帰った」
皆が口をかみしめながら帰ろうとしたが・・・
「あの・・・」
そこにアイズが手を挙げた。
「実はこの前かなりのレアアイテムを手に入れたんだけど・・・それで何とか・・・」
それを見てアイズはファートに渡す。
「これでどう?」
「良いのか?これ・・・結構レアアイテムだぞ?」
「ベルのためなら・・・これくらいどうってことない」
「そのアイテムを持った彼は口角を上げ
「分かった。手を打ってやる。そこに座れ」
それを聞き皆は座り話を聞く準備だった。
「じゃあ話すぞ、まずはアノゴーレムについてだ、アレはヒューマギアという物だ」
「「「「「「「ヒューマギア?」」」」」」」」
「ああそうだ、アレは昔とある王国が兵力不足だったときに作られた人工知能搭載の人型ロボットいわゆる兵器ダナ、そいつらは一度覚えたことを忘れないラーニング機能という物があり戦争では負けなしの国になった」
「ちょっと待って!?確かに、一度も忘れないのはすごいけどナンデそれだけで戦争では負けなしなの?」
「一度も忘れないことで、その先の未来も予測できるようになるんだ、だから相手の作戦はお見通し。そこから最善の選択してくる、だから勝ちようも無いのさ」
「そんなものが、、、」
「しかし、あるとき自我を持ったヒューマギアが現れた、それを人は『シンギュラリティ』となづけた、最初貴族や王は別に面白いと思っただけだった、がやがて戦争に反対するヒューマギアが大勢に現れた、この時国は大きな国と戦争していたからその国の王が激怒して1機のヒューマギアを壊してしまった、そこで大量のヒューマギアが反乱をした」
皆がうつむいた
「さっきも言ったとおりヒューマギアのラーニング能力は一度覚えたことは決して忘れず更に未来を予測する、さらには新しいヒューマギアにはハッキングし、自分の物にできた。もちろんその国は滅んだ」
「そんな・・・」
「しかし、これで終わらなかった彼らはすべての人類を滅ぼそうとした、そこで緊急対策で開発されたのが・・・」
『ライダーシステム』
「ライダーシステムはヒューマギアに対抗するために作られた兵器だ。これの特徴はラーニング機能を上まるほど予測する機能をつけていた。当然これでヒューマギアを滅亡寸前まで追い詰めた、だが新たな勢力が出てきた、それが、、、」
『滅亡迅雷net』
「彼らは、ライダーシステムのデータをハッキングして自分の物にした。更に彼らはそれを元に新しいシステムを作り上げた、マギアシステムという物だ。ほら、おまえらが最初に戦ったあの緑色のやつと周りにいたやつ」
皆はベローサだと分かった、そしてあの集団のことも。
「周りの雑魚は『トリロバイトマギア』という物だな、量産型で自我はない。で、アイズを倒したのが10体いる上級マギアの一人『ベローサマギア』だ」
「じゃあつまり、あれと、同等なのが後9体もいるの?!」
「それどころでは無い、更にそいつらより強い奴ら4体の幹部がいる、そしてそいつらを率いている黒幕がいる」
「「「「「「「、、、、、ッ!?」」」」」」」
皆がうつむいた、(勝てるのか?)と。今まで出てきた敵も強かったのにそれと同等、それ以上のやつは合計14体いることに絶望を感じていた。しかし、アイズの目は変わらなかった。それに動じて皆はまた真剣になった。そしてまたファートは話を進めた。
「彼ら幹部はそれぞれ強い順に「
『アーク』
「やつはライダーシステムの中で最大級の力を持っていて他の奴らのラーニング機能を遙かに上回った。しかし人間の方も開発が進んだ、やがて大戦争となってついにアークを倒せるはずだったが最後の悪あがきでね、他のライダーシステムのデータをハッキングして消したのさ、そして最後は自爆。すべてのライダーシステムが滅んだ。これが今現在の最新の情報だ。おそらくだが、奴らの目的は人類滅亡だ、早くしないとオラリオだけじゃ無い。全世界中の人間が皆殺しにされるぞ。」
話を聞き終えたとき皆は謎だった集団とベルの失踪事件の手がかりで明るくなる一方人類滅亡という重大な危機が迫っていることを知って恐怖している者もいた。
「まさかそんな重大なことが起こっていたなんて」
「でもまってください、それじゃあなんで人を誘拐しているのですか?」
「わからん、推測だが人間を使って何らかの実験をしているかもしれない。早くしないとどちらにしても死ぬぞ」
「「「「「・・・ッ!?」」」」
(ベルが・・・死ぬ・・?)
「い・・や・・・」
「アイズ!?」
アイズは床に膝をついた。無意識に恐れていたことなのだろう。想像以上の不安と恐怖が襲った。
「おい!まだ死んでいるとは限らんしおまえはベルを助けたいんだろ!そんなことでくじけるんじゃねぇ!!」
ファートは不安から救い出すように言った。しかしそれだけでは不安が解消されるわけでは無かった。アイズは恋愛に興味が無かった。だからこそ分からない恐怖がアイズを襲った。しかしファートはアイズの胸ぐらをつかみ
「おまえはどうしたいんだ!?そのまま地にへばりついて!!弱音を吐くのか!違うだろ!?大切な人を助けたいんだろう!!?それにおまえは『バロン』の力を受け継いでいるんだろう!?」
「、、、、っ!!」
「いいか!?おまえのその力はおまえの心の強さが作用しているんだ!おまえが助けたいという気持ちが強いほど強くなれる!!それを、、忘れるな」
そう言いながら突き放した。
「、、、ありがとう」
アイズの何かが吹っ切れたようだった。
「また、新しい情報が手に入れたら伝えるから来な、後来るならその鍵を持っておけ、そしたらいつでも来れる。」
「ねえ、なんで昨日は ここには無かったの?」
ティオナが聞いてきた。
「ああ、まあ普段営業時間外にはここを結界でかくしているんだ。情報屋だしね。後、他のやつも渡しとくよ」
「ありがとう」
それぞれ胸に秘めた物燃やしながら覚悟を決めた様子だった。そして皆はヘスティアファミリアのホームへ帰った。一人除いては、、、
「少し話がある」
「なんだい?リヴェリア君」
ただ一人、リヴェリア・リヨス・アールヴだけはとどまっていた。
ファートが怒った理由はのちに分かります。ではまた次回お楽しみに!