三玖を愛する転生者の話   作:音速のノッブ

17 / 126
夜食は太るんでやめましょう。五月みたいにな…………おっと、誰か来たようだ


2人きりの夜食

取り敢えず今日はここまでと言うことで寝ることに。

 

『ソウゴは私のベットを使って良いよ』

 

『じゃあ、上杉さんは私のベットを使って下さい!私と三玖は一花の所で寝ますので!』

 

と、言う訳で三玖のベットなうです。布団から三玖の匂いがしますが…………夜の運動(意味深)はしないように理性が自制しておりまする。三玖の匂いで(ピー)とかあり得んだろ………そこまで暗黒面に堕ちてないわ。つーか、三玖がわざわざベットを提供してくれたのに、流石にそう言うのはまずいだろ!

 

「しかし、三玖の部屋は和風テイストですな………あの木刀もここに飾れば画になるんじゃね?」

 

違和感/zero説濃厚だったりして。

 

「…………って、下らない事考えてないで寝るか」

 

布団を掛けて俺は目を閉じるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

 

「………くっ…………ね、眠れねぇ………!」

 

だ、ダメだわ!やっぱり三玖の使ってるベットで寝てるからか興奮が収まらず、理性はデンジャラスビーストモード寸前。このままでは1人で夜の大運動会(意味深)を開催しかねない…………!

 

「ふ、ふざけるな!エ○ァの旧劇みたく『最低だ……俺って……』になってたまるか!アニメでも見て発散じゃあ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに1時間後

 

「ふー、何とか冷静になれたな…………」

 

リビングにてOPの主題歌が1億再生されて話題となったアニメ『ダ○ベル何キロ持てる?』を静かに笑いながら見てたらデンジャラスビーストモードはとっくに引っ込んでいた。

 

「やれやれ、30年近く生きてても俺の頭は思春期の考える事と同じってか?成長してるんだかしてないんだか、これもう分かんねぇな。………にしても、何か腹減ったな」

 

時刻は12時近くだった。飯を食べたのはかなり前だから腹が減っても多分不思議じゃない。

 

「確か夜食に適したミニカップラーメンを2つ位持ってきたっけ。お湯でも沸かして食うか。えーっと、カップ麺はどこだ?無駄に物を持ってきたから探すのも面倒だな…………」

 

ゲーム機や黒ひげ危機一髪などを掻き分けてカップラーメンを探す。

 

「お、あった」

 

数分後に探し当てると同時に扉が開く音がする。振り返った俺の視界に入り込んできたのは────

 

「……………誰かと思えば火野君ですか」

 

「何だ五月か…………こんな夜遅くまで勉強か。偉いな」

 

「…………足手まといにはなりたくないだけです。火野君は何をしているのですか?」

 

「まぁ………色々とあって寝れなくてよ。腹でも減ったから小腹を満たし『グー』……………ん?今何か鳴ったよね?」

 

「き、気のせいです!」

 

「いや、今完全に鳴ったよね?つーか、五月の方から鳴ったよね?」

 

「な、鳴ってません!火野君の気のせ『グ───』………き、気のせいですよ………

 

顔を真っ赤ながら消え入りそうな声で言われても説得力が皆無なんですがねぇ…………。

 

「………2つあるけど………食う?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「…………」」

 

沸かしたお湯を入れて3分間待ってる間、五月は俺から少し距離を置いて目も合わせてくれない。ついでに無言の状態も続く。

 

「(き、気まずい……………何とかこの状況を打破せねば…………)う、上杉ってシスコンなの知ってたー?」

 

「………………」

 

話し掛けた結果、反応すらしてくれない結果だけしか残らなかった。何て虚しいんだ…………。

 

「(こんな気まずい空間で食うとかちょっとした地獄ですやん!この際だから贅沢は言わないから二乃でも良いからどうにかしてくれー!)」

 

心の中で他力本願していると、遂に五月が沈黙を破ってくれた。

 

「…………火野君は知っていますか?私と上杉君が諍いを起こしてしまった事を」

 

「………あー、うん。まぁ、一応」

 

「…………どうも彼とは馬が合いません。些細なことでむきになってしまいます……………私は一花や三玖のようにはなれません」

 

「そうか?そのアホ毛をぶち抜いて髪を整えれば三玖になれるんじゃね?一花の場合はばっさり切らないとダメだろうけど」

 

「そう言う事ではありません!真剣に言ってるんですよ!」

 

すまんすまん、おふざけが過ぎた。

 

「無理に一花や三玖みたいにする必要はねーよ。少しずつ信頼を築けば良いと俺は思うぜ。そもそも、別に五月が気に病む必要はねーよ。悪いのはあのガリ勉野郎だし」

 

「…………そうでしょうか」

 

「そうに決まってるだろ」

 

……………まぁ、全面的に擁護する訳ではないが上杉が五月に思わずああ言う風に言ってしまったのも理解出来なくはない。突然クビの件を聞いて焦りや動揺してしまうのは無理もないだろう。

 

そう話してる間に3分が経ち、2人で静かに麺をすすっているとまた五月が話し掛けてくる。

 

「1つ火野君に聞きたかったのですが………火野君はどうして私達の家庭教師を引き受けたのですか?」

 

「へ?」

 

「三玖に聞きましたが、火野君も私達と同じく余りお金に困っている訳でもないそうですね?それなら、どうしてなのかと気になりまして……………」

 

「あー……………まぁ、先生みたいに誰かに教えたりするのに憧れていてね。良い機会だからやってみたいなーって………」

 

─────まぁ、決して嘘と言う訳ではないが、1番の理由は『三玖とお近づきになって良い感じの関係を築きたいから』なのだがそれは黙っておこう………今はね。

 

「では、将来は先生に?」

 

「……………かーもね」

 

その可能性は微レ存かなぁ…………。

 

「…………ごちそうさまでした」

 

「ん。……………まー、これはただの独り言なんだが。もし上杉の奴が素直に頭を下げてきたらそん時は許してやって欲しいなー…………って思ったりして」

 

「……………………」

 

五月は一瞬立ち止まったが、何も言わずに部屋へと戻って行った。

 

「ま、後はあいつに任せるか…………あー、眠い。さっさと歯磨きして早く寝よっと」

 

腹も膨れたからからか、現に三玖のベットに入ってもデンジャラスビーストモードは発動せず、数分で眠りについたのだった。睡眠欲>> 欲になった瞬間である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー、(自主規制)しなかったか………総悟君が(見せられないよ!)したらこの小説にR18タグつけなきゃいけなくなるから危なかったよー。この小説はそういう系じゃないんだから」

 

メタい事を呟く男は無論、神様。仕事終わりに転生者をリアルタイムで見れるテレビで総悟の様子を見てみると、何やら子供には刺激が強すぎる事をしそうだったので面白さ半分、ひやひや半分で見ていたのである。

 

「これ五月ちゃんともワンチャンあるんじゃね?三玖ちゃん一筋縄なのも良いが、五月√…………いや、三玖ちゃん以外の√も見てみたい気もするなぁ……………まぁ、俺は誰と結ばれようが祝福するけどね。さーて、僕も寝るとし…………ん?」

 

リモコンで消そうとする神様の手はドアが開かれる音で止まる。

 

「あ、三玖ちゃんだ…………お、総悟君の布団の中に入って寝始めちゃった。客観的に見たらナニとは言わないけど、事後のカップルみたいに見えるな……………うん、明日の総悟君の反応に期待だネ!」

 

これを他の姉妹に見られたら総悟の立場が危ういのだが、神様にあるのは心配ではなく総悟のリアクションに対する期待。神様と言うか、ただの愉快犯もどきじゃねとかは言ってはいけない。

 

果たして、隣に推しの三玖がいた時の総悟の反応はいかに!次回へ続く!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、でも…………これで総悟君が目覚めて野獣と化して(ピー)し始めたら確実にR18じゃん…………大丈夫かな…………」

 

to be continue………




次に投稿する時にR18タグが付いてたら…………まぁ、そう言う事です。

あと、何で朝っぱらの5時に投稿したかと言いますと、五月の回であるからとか『5時に投稿したら何人アクセスするかなー?』って、実験的な面もあったりなかったり。

本日も読んでいただき、ありがとうございました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。