三玖を愛する転生者の話   作:音速のノッブ

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五等分おもろいな→三玖可愛いな→五等分の転生もんの小説少ないな→じゃあ転生モン書くか

こんな感じの経緯で生まれたのが当作品。見切り発車はしてる、だが後悔はないッ!反応が良かったり、気がのったら続きをやります。

それではプロローグをどうぞ。


プロローグ

「ん…………………は??どこだ、ここは……………?」

 

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!目を開けたらよく分からん西洋造りの部屋に立っていた。な、何を言っているのか分からねぇと思うが…………俺も分からん……………。

 

「そ、そうか!夢かこれは!そりゃそうだよな、目を開けたら知らん場所に立ってるなんて夢しかあり得ないよな!そりゃそうだ!ハハハハ!」

 

「………………おーい、1人でぶつぶつ喋ってるそこの君ー、そろそろ良いかーい?」

 

「ん?」

 

後ろを振り向くと─────玉座にふんぞり返っている白いスーツの偉そうな男がいた。ああ、これはアレだ。結構横暴でわがままなめんどくさいタイプの

 

「だーれが、横暴でわがままなめんどくさいタイプだっつーの」

 

「なっ…………思考を読まれた、だと………!?」

 

「まー、僕は神様だし。そんくらい朝飯前だからねー」

 

「は?」

 

神様?GOD?俺の前で座ってるこいつが?

 

「そうには見えないけどな…………俺の中だと神様って言ったらもっとじーさんみたいなイメージなんだけど」

 

「君は縄文時代レベルの時代遅れだね」

 

「あぁ!?」

 

変な言い回しだが、イラッとさせるには充分の悪口だ。

 

「夢の中でもイラッとさせるな!現実では膨大な大学の課題でストレスが溜まってるんだから、せめて夢の中ではストレスフリーにさせろや!」

 

「……………ああ、君大学生だっけ?」

 

「おうよ!彼女歴無し=実年齢の童貞大学生だ!」

 

フッ、決まったぜ。俺の定番の自己紹介の台詞が!

 

「で、名前は?」

 

「スルーすんなよ!つっこめ!無視されるのが1番恥ずかしいだろうが!…………………名前?火野 総悟だよ」

 

「じゃ、総悟君。君、死んだんでよろしくねー」

 

「おう!………………………ん?シンダ?」

 

「そう、シンダ」

 

「……………………いやいやいや!夢の中だからって冗談きついぜ!俺がそう簡単に死ぬわけないだろ!」

 

俺は安全第一な主義だ。信号も守るし、曲がる時も左右の確認も徹底するし、未成年飲酒もした事がない。

 

……………まあ、正直守るのが当たり前の事だが。

 

「…………………やれやれ。どうやら事故のショックでど忘れしてるようだね……………」

 

そう言うと自称神様は指をパチンと鳴らすと視界から消え、辺りは真っ暗になると、目の前に映像が写し出される。

 

「あ?………………これは……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「はー、いつも通り課題が大量……………頭にきますよ!」

 

大学からの帰路を歩きながら、講義で配られた鬼のような内容の課題の資料を見て教授に対して悪態をつく。あー、マジめんどい。

 

「こりゃ至福のアニメタイムはお預けか。五等分の花嫁見返したいってのに」

 

俺はアニメやラノベ、漫画が大好きなオタク大学生だ。数あるお気に入りの漫画の中でも現在ダントツで好きなの五等分の花嫁。内容も面白いし、ヒロイン5人がマジで可愛い。異論は認めぬ。その中でも俺が大好きな推しは三久だ。俺のハートはデレた時の可愛さと魅力、そして成長していく様子に心奪われた。

 

「俺もあんな可愛くて魅力的な女の子との出会いがあればなー。しかし、悲しいかな現実はねぇ…………」

 

そんなことを考えながら歩いていると、俺の目先をボールが転がって、それを取りに来たと思われる小学生位の子供が道路に出て行くのが見えた。

 

「俺もあれ位の頃は課題だの復習だの考えずに楽で良かったのになー。あー、羨ましい!…………っと、いけね。早く帰って課題やらねぇ…………………ん!?」

 

その時、俺は子供のいる道路の向こう側からかなり早い速度で走ってくるトラックに気づいた。運転手が居眠りでもしているのか道路にいる子供に気づいていないらしく、スピードを維持したまま子供に迫っていた。

 

「ま、マジか!?くそっ!」

 

何もしなければ間もなく起こる大惨事が頭の中を過った瞬間、俺は背負っていたリュックを放り捨てて無我夢中で走り出していた。

 

「間に合え───────!」

 

間一髪、俺は子供を大きく突き飛ばした。これで轢かれる事はないと安心する間もなく、鈍い音と伴に大きく吹き飛ばされた。頭を何度も打ち付け、50メートル程飛ばされた所で漸く止まったが、俺は恐らく助からないのを何となく感じていた。

 

(…………クソ………まだ……………完結まで見届けたい作品が何個もあるのに……………………)

 

そして俺の意識はプツッと途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………そう、だった……………俺、子供を庇って助けた後に轢かれて……………死んだ、のか…………?」

 

「そう、君は死んだ。漸く思い出したようだね?」

 

「お、おう……………それじゃあ、あんたもガチの神か?」

 

「うん、ガチの神だよ。神様って言っても色々といるんだけど、その中でも僕は序列第1位の神様─────要は1番偉くて最強の神様なんだけどね。まっ、何はともあれ信じて貰えたようで何よりな事で。毎回信じて貰う為に当人しか知らない黒歴史とか暴露してるんだけど、その手間が省けてラッキーだね」

 

「やり方がえぐいな!」

 

もっと他にやり方は無いのかよとは思うが─────嘘を言っているようには見えないし、状況的にどうやら本当に神様のようだ。

 

「…………そ、そうだ!あの子供は!?」

 

「君が突き飛ばしたときに擦りむいた位で命に別状はないよ。埋葬された集合墓地にもお参りに来て君にお礼を言っていたよ」

 

「そ、そうか…………無事なら良かった………」

 

「ちなみに君が助けた子供、50年後の日本の内閣総理大臣になるんだよねー」

 

「へー………………って、総理大臣ッ!?」

 

「うん。世界から戦争を無くした男として歴史に刻まれる事になるよ」

 

「さらっと言ってるけど、めっちゃ凄い事してんじゃん!!」

 

話が一段落ついた所で神様はさて、と話を切り出す。

 

「君のこれからについて話そうか」

 

「俺のこれから?」

 

「そう。選択肢は色々とあってね。天国に行くか別の世界に『転生か!?』…そ、そうだけど」

 

もしかしてと思って言ってみたが…………喜べ、オタク達よ。転生は実在したぞ!空想だけの存在ではなかったのだッ!!

 

「どうやら転生を君はお望みのようだね?」

 

「おう!転生ってどんな世界にでも行けるのか?例えば」

 

「漫画やアニメの世界も行けるよ」

 

「よっしゃあ!あんた最高だぜ!!」

 

「て、テンション高いな。ちょいと落ち着け」

 

おっと、思わず気持ちが高ぶっちまった。だが、転生と聞いて落ち着いてられるのが無理な話だ。何故なら全オタクにとって転生は悲願だからな(違う)

 

「それで、何の世界に転生したいの?」

 

「五等分の花嫁の世界で!」

 

勿論他にも転生してみたい世界もあるが、どうせ転生するなら俺が大好きな三玖のいる世界に転生してみたい。

 

「オッケー。あと、転生特典を3つ何か決めてね。乖離剣でもエクスカリバーでも、何でもOKなんで」

 

五等分の世界にいらねぇだろ、そんな物騒な兵器………いつ使うんだっつーの…………。

 

「そうだな……………じゃあ、1つ目は金持ちの家の子になる、だ。今までずっと貧乏生活だったから、第2の人生は金持ちを体験してみたい」

 

「なるほど。じゃあ1つ目はそれで」

 

「2つ目は…………俺専属のメイドがつくようにしてくれ!」

 

「…………………」

 

神様から生暖かい視線が送られてくるが…………気にしねぇ!メイドは男の夢なんだよ!

 

「それで3つ目がかなり重要なんだが──────好きな時にあらゆるアニメや漫画、ラノベを見れるようにしてくれ!」

 

3つ目を聞くと神様は苦笑する。

 

「君はオタクの鑑だね」

 

「まーな。その自覚はあるぜ?でもまぁ、人の趣味なんてそれぞれだろ?」

 

「あぁ、その通りだとも。それに、僕も人間だった頃からアニメとか漫画は好きだったから変だとは思わないよ」

 

へー、神様でもアニメとか漫画好きなんだ……………………ん?ちょっと待て。今、何か結構重要そうなワードが飛び出てきたぞ!?

 

「人間だった頃からって………………え、神様って元は人間だったの!?」

 

「まーね。死んだ後に何か現世での功績のせいか神様の役職を与えられたんだよねー」

 

「へー、そうなのか。現世での功績って具体的には?」

 

「まー、世界一の金持ちになったり、大国同士の戦争を丸く納めたり、地球に降ってくる隕石を破壊して地球滅亡の危機を救ったり、後は宇宙からの侵略者を撃退したりとか色々と」

 

「いや、規格外過ぎるだろ!特に後半の2つ!」

 

そりゃ序列第1位にもなりますわ!この神様、人間の頃から俺tueeeの領域を超えてやがる!つーか、本当に人間だったのかも疑わしく感じるぜ…………。

 

「うん…………こりゃアレだ、絶対あんたを敵に回さない方が良い気がするな」

 

「気分次第で世界の1つや2つ、1秒で消せるからねー」

 

よーし、気がするじゃなくて絶対敵に回さないようにしよう!

 

「あ、でも普通にタメ口で良いからね。そっちの方が楽でしょ?」

 

「タメ口で良いのか?そりゃありがてぇ。正直、敬語とか面倒だからな」

 

「同感だよ。……………よーし、話してる間に準備完了。そうだ、言い忘れてたけど初期キャラクター以外の知識は殆ど封印させて貰うからね」

 

「え、なんで?」

 

「だって、この先何が起こるか分かってるとつまらないだろ?」

 

「んー、それもそうか。分かった。それで、どうやって転生するんだ?」

 

「ついて来てくれ」

 

神様につれられて西洋風の部屋から出て少し長めの廊下を抜けると、虹色に光る扉があった。

 

「この扉の先へ行けば、転生開始さ」

 

「へー。何か魔方陣とか出てくるのかと思ってたが…………何か呆気ないと言うか」

 

「じゃ、もうちょっと面白いバージョンにしようか」

 

そう言うと神様は扉を2回ノックする。

 

「ほい、変えたよ」

 

「扉に特に変化はなさそうだが……………まぁ、良いや。それじゃ、世話になったぜ神様!」

 

「じゃ、第2の人生楽しんでねー」

 

「おう!」

 

そう返事して俺は扉を開ける。そして扉を潜り抜ける。扉を抜けた先には新たな世界が────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………え?」

 

─────何故か宇宙にいた。え、何で?どゆこと?

 

「………………って、宇宙服着てねぇ!ちょ、これ死ぬ!!窒息して死ぬ!!」

 

「いや、もう死んでるじゃん」

 

「あ、そっか。それなら大丈夫………………って、言うとでも思ったか!何で宇宙にいるんだよ!?」

 

「君が呆気ないとか言うから、もっと面白いverにしたんだけど?」

 

唐突に俺は嫌な予感がした。目の前に見える青くて丸い惑星が転生先の地球だろう。と、言うことは………………

 

「…………も、もしや……………ここから地球へ落下して転生………?……………やっぱ普通のにし」

 

「行ってらっしゃーい!」

 

神様なのに悪い笑みを浮かべた神様の光り輝く拳のパンチで、俺はとてつもない速さで地球へと飛ばされて行った。

 

「ギャァァァァァァァァァァ──────!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の事は恐怖の余りよく覚えていない。大気圏突入寸前の辺りでもう記憶がない。気付いたら生まれた赤ちゃんが入れられる病院の新生児室らしき部屋にいた。産まれたてだからか余り目も耳も見えないし聞こえないが、何となく分かった。

 

(あのドS神、次会ったらぶん殴ってやらぁ…………!)

 

こうして俺の第2の人生が始まった。

 

to be continue……




こんな駄文を読んでくれてありがとうございます!次回やるとしたら……………修学旅行の話かな?

まぁ、次回があればその時にお会いしましょう!
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