三玖を愛する転生者の話   作:音速のノッブ

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今日は後書きで言い訳と言うか解説と言うか……………………取り敢えずそんな感じのが載ってます。アニメでも京都の子の正体がバラされてるから、心置きなく解説できますねぇ!


第6巻
7つのさよなら その4


翌日の月曜日、俺は上杉と一緒に登校していた。五月は朝飯で毎度のごとくおかわりしまくったせいで学校に行く準備が出来てなかったので、本人に断って先に出ていた。

 

「……………四葉が昨日部活に行っていた可能性があるだと!?」

 

「多分と言いうか、ほぼ確定な気がする」

 

「テスト期間中は部活はないんじゃなかったのか……………あいつにはあとで話を聞く必要があるな…………!」

 

リボンを掴みの刑の執行が確定。

 

「2人も行く必要はないだろうし、話を聞くのはお前に任せるわ」

 

「分かった…………ったく、こんな時に限って面倒なことになっちまったもんだ………………」

 

それは激しく同意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、一花姉さん、三玖、五月(家に帰ってこいと言う一花姉さんの説得には首を縦に振らず)に勉強を教えていると上杉が30分以上遅れて合流。曰く、四葉に関しては俺の予想通り部活だったらしい。上杉は辞めるようには言ったが、四葉は例の問題集を部活と並行して進めているようで、勉強と部活を両立させるつもりらしい。ちゃんと両立させてくれるなら俺としては特に言うことはないのだが。四葉が部活の方行った後、上杉は学校に来ていた二乃と会って説得を試みたらしいが、結果は残念賞だったらしい。試験なんてどうでも良いと拒絶されているとか。

 

「………………火野」

 

「うん?」

 

「明日から放課後の勉強会での3人の面倒は途中までお前に任せて良いか?俺は二乃や四葉の説得をするから今日みたいに後で合流する」

 

…………確かに2人とも説得側に回るよりもそうした方が良いか。四葉は兎も角、二乃は何とかしないとな。

 

「分かった。勉強面は俺に任せな」

 

「ああ。頼む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな会話から3日後の水曜日。この3日で上杉による二乃への説得は成功する事はなかった。四葉はともかく、正直二乃の説得は無理なんじゃないかと思ったりした───────上杉が諦めてないようなので言わないが。さぁ、今日も教えるとすっかな………………ん?

 

「…………お、四葉」

 

「あ、火野さん。実は、あの問題集は明日で全て終わる予定なんです!」

 

「!」

 

マジか!あの量のプリントを部活と平行してやってたのか。ちゃんと両立出来て………………いや、でもちゃんと出来てるのか?あの問題集には暗記系の問題とか結構入っている。用語とかごっちゃになって覚えてたりしてなければ良いんだが。

 

「(…………ちょっと問題出して確かめてみるか)四葉、少し確」

 

「中野さーん。練習行くよー」

 

「あ、はーい!それでは火野さん、今日は別の場所で走り込みですので失礼します!」

 

「あ、ちょ……………早いな、オイ………」

 

バックを持って電光石火のごとく行っちまったよ……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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それは偶然だった。上杉さんが走り込みしている公園にいたのは。いつもタイミングを見計らっていたけど、忙しそうだった事や私自身も部活があったので中々実行するタイミングがなかった──────あの思い出と、この想いを消すタイミングが。

 

けど──────今がその時だ。

 

最後尾を走っていた私は前を走ってる先輩達にバレないようにこっそり離れて、そのまま荷物が入ってるバックを取ってきて茂みに隠れる。誰もいないのを確認してバックの中に入っている服装に着替える。この服はいつその時が来ても良いように出来る限り常備していた。

 

私は嘘をつくのが下手だ。姉妹のふりを演じるのもあまり上手く出来ない。けど、今回は違う。

 

────昔の私(・・・)を演じれば良い。上杉さんと京都で会った頃の私を。私にとっては姉妹のふりをするよりもよっぽど容易いことだ。

 

「─────また落ち込んでる」

 

風が吹く。帽子が飛ばされないように私は手で押さえる。

 

「やっぱり君は変わらないね、上杉風太郎君」

 

「……………お前は…………」

 

「久しぶり。イメチェンしたのかな?5年前に京都で出会った頃とは見違えたね」

 

上杉さんはハッとした表情で生徒手帳から写真を取り出す。─────多分、あの写真だ。確か清水寺で撮ったんだっけ。

 

「もしや…………京都の…………元気そうでなにより……………じゃ!」

 

「え!」

 

まさか逃げるとは思いもせず、慌てて上杉さんの服を掴む。

 

「放してくれ!俺はまだお前には会えない!…………あっ」

 

「こ、これを返して欲しかったら言うこと聞いてね」

 

上杉さんの手から生徒手帳を奪って人質……………いや、これは物だから……………って、そんなことは何でも良くて。

 

「じゃあ…………逃げられないようにあのボートに乗ろうか。池の真ん中まで行ったら返すよ」

 

「くっ…………」

 

仕方なくと言った表情で、上杉さんは私とボートに乗る。

 

「………そう言えば、俺はお前の名前を知らない」

 

「私は……………………零奈」

 

………ごめんなさい、お母さん。ほんの少しだけ名前を借ります。

 

「えっと…………あれから勉強して学年一位になって、家庭教師もしてるんだって?」

 

「……誰から聞いたんだ?」

 

「……か、風の噂で…………」

 

危ない…………何とか咄嗟に誤魔化せた。…………誤魔化せたよね?

 

「風の噂………?まぁ、確かに俺は家庭教師をしてる。同じ学年1位の奴とな。しかも五つ子の家庭教師をな」

 

「うんうん…………………あっ。す、凄いね五つ子って!漫画の話みたいだなー、あはは!」

 

「お、おう…………だが、そいつらは困った馬鹿ばかりなんだ」

 

「…………………」

 

「長女は夢追い馬鹿。女優を目指してるんだとよ。成功するかは分からんが、まぁ根気だけはある。だが馬鹿だ」

 

「次女は身内馬鹿。姉妹贔屓ですぐ噛みつく…………だけかと思っていたんだが、今はよく分からん。だが馬鹿だ」

 

「三女は卑屈馬鹿。初めは暗くて覇気のない顔をしてたが…………火野と仲良くなってから生き生きしてるように見える。あ、火野ってのは俺と学年1位の奴の事な。だが馬鹿だ」

 

「四女は脳筋馬鹿。やる気もあって頼りになるが、1番の悩みの種だ。けど、姉妹の中で1番素直かつお人好しな奴だ。だが馬鹿だ」

 

「五女は真面目馬鹿。あいつとはまず、相性が悪いが、本当はやればできる奴だ。このままじゃもったいない。だが馬鹿だ」

 

……………………。上杉さん、私達の事をそんな風に思っててくれてたんだ…………本来の目的も一瞬忘れて素直に嬉しかった。

 

「…………ひとりひとり、真剣に向き合ってるんだね。きっと君はもう必要とされる人になれてるよ」

 

「……………同じことを俺は五女───五月に言われた。だが………………俺はあの日から何も変われてない」

 

「……………そっか。なら、君を縛る私は消えなきゃね」

 

「…………え?」

 

その時、水が吹き出して私達に水がかかる。

 

「……噴水だ!逃げろー!」

 

「また俺に漕がせるのかよ……!」

 

「もー、遅いよ風太郎君(・・・・)!」

 

…………………あ。つい名字じゃなくて名前で呼んじゃった。でも……………それくらいは神様がいたら許してくれるよね。だって………………私が名前で呼ぶのはこれで最後になるんだからっ………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「お疲れ様」

 

「はぁ…………はぁ………」

 

乗り場のところまで2人を乗せたボートは帰ってきた。結局1人で漕いだので、体力のない上杉は息切れを起こしているが。零奈は先にボートからあがる。

 

「約束通りこれ(生徒手帳)は返してあげる。でも……………これ(写真)は返してあげない」

 

「は…………?どうして…………」

 

「………私は…………………もう君と会えないから」

 

上杉にとっては意味が分からなかった。突然現れたかと思えば、突然もう会えないと告げられる─────意味が分からないのは当然だ。そんな上杉の心情を知らずなのかは零奈は去ろうとする。

 

「………ま、待ってくれ!どういう事なん…………!?」

 

急いで追おうとして焦ったせいか、上杉はボートから足を踏み外す。水面に顔面から落ちる寸前───────

 

「……………さよなら」

 

──────悲しそうにも見える零奈からの別れの言葉が上杉に告げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………」

 

零奈──────否、四葉は変装を解いてすぐにジャージ姿に着替えて茂みから出てくると、丁度部長と遭遇した。

 

「あ、中野さん。何処に行ってたの?途中から姿が見えなかったけど」

 

「その…………トイレに行ってまして。すみません」

 

「なーんだ、それなら良かった。てっきり帰っちゃったのかと思ったよ」

 

「………あのー、私そろそろ帰って勉強したいのですが…………」

 

「何言ってるの、3年の先輩も受験があるのに来てくれてるんだよ?」

 

「うっ……………そ、そうですよね。帰ったら先輩に悪いですよね……………」

 

四葉は横目でチラリと上杉が陸に上がって何処かに去っていくのが見えた。

 

「(……………上杉さん、ごめんなさい。でも、私だけが特別であっちゃダメだから…………)」

 

「ほら、中野さん。止まってないで走るよ」

 

「………………はいっ!」

 

切り替えるように無理に明るい声を出し、四葉は走り出す。別れを告げたのにも関わらず、釈然としない気持ちを抱えたまま───────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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PM 6:30

 

家に帰って俺の自室にて五月の勉強の面倒見ていると、何故か今日は遅れても勉強会に来なかった上杉が家を訪ねてきた。二乃のホテルから帰るついでに寄って来たらしい。上杉の奴、何か髪がいつもよりサラサラしてね?気のせいか?とりあえず 自室に招き入れて話を聞くと──────────

 

「え?二乃がプリントを破った事を謝ってた?」

 

「ああ」

 

上杉によると、今日は何故か二乃が部屋に入れてくれたらしく、色々と話した時に謝っていたとか。正直、謝ってくるとは思ってなかったので少し驚きだ。

 

「…………にわかに信じがたいです。二乃がそんなにすんなりと謝るとは思えません」

 

五月は二乃に対して疑心暗鬼らしい。まぁ、その気持ちも分からなくはないが。

 

「本当だ!お前もいつまでも意地を張ってるんじゃねーよ。ほら、この前二人で映画行ってたんだろう?また……」

 

「そうは言いますが、上杉君。あの後観たい映画の話で揉めたんですよ、『恋のサマーバケーション』と『生命の起源〜知られざる神秘〜』のどちらが面白そうかで。昔に比べて好みが変わってしまったのです。絶対に『生命の起源〜知られざる神秘〜』の方が面白いですよ!」

 

「いや、こっちの来年1月公開のこのアニメ映画の方が100倍面白いに決まってるだろ(断言)」

 

「別にお前も張り合わないで良いわ!」

 

「………………思ったけど、今なら俺も二乃の部屋に入れて貰えるんじゃね?上杉が行けたなら」

 

「どうだかな…………明日また行くつもりだが、お前も来るか?」

 

「……………そーね。久しぶりに二乃と話せるかもしれないし。五月、悪いが明日の勉強会は最初は各自自習ってことで。そんなに長居はせずにすぐに学校に戻って来るつもりだけど」

 

「はい、分かりました」

 

後で一花姉さんと三玖にも伝えとこっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、放課後。予想通り二乃の部屋に入れた。ちなみに、四葉に確認テストをしようと思ったのだが………………授業の間の休憩やお昼は一花姉さんと三玖に問題集の質問をされまくったので訊きに行く時間もなく、ならば放課後にと思って行ったらもうどこにも姿はなし。今日の最後の授業が体育(ちなみにバレーボール)だったから片付けとかで遅くなったので、グラウンドに陸上部自体の姿が見えないのでまた何処か別の場所に走り込みでも行ってしまったみたいだ。今日はお疲れだろうと夜に電話で確認テストをすることを決めて俺は二乃の部屋に上杉と来ていた。

 

「つーか、いい部屋泊ってんなー。にしても2人とも、喉渇いた………喉渇かない?(迫真)」

 

「確かに、何でも良いから飲みたいな。学校からここまで意外と遠いから喉が渇いた」

 

「じゃあ、ルームサービス呼ぶけど何頼む?」

 

「俺はアイスティー」

 

「俺も火野と同じのでいい」

 

「アイスティーね」

 

二乃は部屋にある電話でルームサービスを呼ぼうと受話器を手に持ち――――――そして元あった場所に戻した。

 

「……………………よくよく考えたら、何で当たり前のようにいんのよ‼しかも今日はこいつ(火野)もいるし‼」

 

「おいおい、何を今更のようにツッコんでるんだ。少し会わないうちにツッコミの熟練度が低下したか?練習するか?」

 

「しないわよ!」

 

つーか、俺らを部屋の中にいれたの二乃やろ。なのに何で『当たり前のようにいんのよ‼』って言われなくちゃいけないんですか(正論)

 

「にしても、昨日のしおらしさは何処に行ったのよ。寝たらリセットされてずうずうしくなったわけ?」

 

「……………昨日の1件は勿論ショックだった。だが、零奈から1つ学んだ事もある。それは「あっ、おい待てぃ(唐突)」……なんだよ、火野」

 

「零奈って誰の事だゾ?」

 

「あんた、こいつに昨日の事を話してないの?」

 

(聞いて )ないです。

 

「簡単に言うとね──────」

 

二乃によると、昨日上杉は5年前に出会った女の子────『京都の子』に再会したらしい。だが、真意を明かさず『もう会えないから』と言い残して別れたらしい。

 

折角会えたのに、それは残念だな…………にしても、彼女の言葉の真意も気になるなー……………。

 

「こいつ、昨日はかなり落ち込んでたわよ。あんな表情を見たことがなかったもの」

 

………………………ふむ。

 

「……………それを見た二乃は放っておけなくて部屋に入れたのか」

 

「!?………べ、別にそう言う訳じゃないわよ!ただ、その…………暇潰しに話し相手が欲しかったから入れただけよ!」

 

「oh…………This is Japanese ツンデレ! 」

 

「追い出すわよ!」

 

…………ふっ。久しぶりな感じがするなー、この二乃との漫才みたいなやり取り。

 

「さて、茶番はさておき。その…………零奈さんから何を学んだのよ?」

 

「脱線から漸く戻ってきた…………………俺は零奈から、人が変わっていくのは避けられない。過去に執着するのではなくて、今を受け入れていかなきゃならない─────って事を学んだ。だから二乃。お前も仲直りして帰ろう」

 

──────それは正しい。人は色んな経験をして成長─────変わって行く生き物だ。過去に執着せず、受け入れるのも人生において必要な場面は必ず出てくるだろう。

 

「…………そんな簡単に割り切れないわよ。これは独り言だけど…………」

 

二乃は俺達に語り始める。『過去』を───────言い換えれば『弱さ』とも言えるのかもしれない。

 

「私たちが同じ外見で、同じ性格だった頃は全員の思考が共有されているようで居心地がよかった」

 

「…………でも。それは五年前から少しずつ変わっていった。外見も変わって、好きな事もバラバラになった─────五つ子なのに『同じ何か』が共有されなくなっていった」

 

「皆は五つ子から巣立っていった──────私だけを残して。私だけが未だに殻を破れていない。あの頃を忘れられないでいる。だから……………髪の長ささえ変えられずにいるの」

 

「……………だけど、無理やりにでも巣立たなくっちゃ(変わらなくちゃ)ならない。私一人だけが取り残されたままは嫌だから」

 

───────なるほどね。漸く理解した。姉妹への愛が誰よりも強く、そして過去への固執故に巣から飛び立てていない二乃にとっては変わっていく姉妹が寂しかったのかもしれない。それと同時に自分だけが取り残されて───────自分だけが変われていないのかと苦悩していたのかもしれない。

 

「……………まぁでも、俺から言わせれば変わらずにいることも大切だと思うぜ」

 

「……………どういう意味?」

 

「二乃が自分でも分かってる通りお前は変わらなくちゃならない。けど、二乃が過去―――昔から抱いていた『姉妹が大好き』って思いは無理やりにでも変わったり、忘れたりする必要はないだろ?」

 

「それは……………………そうね」

 

「過去から変わらなくても良い事は突き通し続ければ良い。『変わらなければならないこと』と『変わらなくていいこと』の区別はちゃんとしておけよ。『変わらなければならないこと』が変われれば、二乃はもう巣から飛び立ててると思うぜ」

 

「「……………………」」

 

………………あれ?何か変な事を言ったか?

 

「……………ドSの癖にこういう時だけ良い感じの事を言ってて、無性にムカつくわね」

 

「いつものお前からは想像も出来ない言葉だったな……熱でもあるのか?」

 

「しばくぞ」

 

人が折角真面目にアドバイスしてるってのに、失礼な!

 

「『変わらなければならないこと』と『変わらなくていいこと』、ね………………ま、確かにその通りだし覚えておくわ。……………そうだ上杉。丁度良いから頼みがあるんだけど」

 

「なんだ?」

 

何だろう…………?

 

「あんたの従弟のキンタロー君に会わせてくれないかしら」

 

「「!?」」

 

実を言うともう目の前にいるんですが、それは…………。

 

「林間学校の時、しっかりお別れできなかったの。だからもう一度会ってちゃんと一区切り付けたいのよ。どんな結果になろうと、今の関係のままじゃ嫌だから」

 

――――――さっきの俺の言葉で表せば、二乃の中では『変わらなくていいこと』じゃなくて『変わらなくちゃいけないこと』って訳か、キンタロー(もう1人の上杉)との関係は。

 

……………………どうする、上杉?選ぶのはお前自身だ。

 

「……………………分かった。あいつもお前に話したいとか言ってた気がするし………………1時間後に会う約束を取り付けておけば良いか?」

 

「ええ、それで良いわ。私も色々準備したいから」

 

――――――やる気(変装する)のようだ。

 

to be continue‥…




と、言う訳で原作とは違って四葉自らがさよならを告げる展開にしてみました。この展開を後に活かせる……………ようにストーリー構成を頑張ります。

そこまで原作と会話を変えなかったのは、五つ子は昔は同じ性格だったので『昔の五月』=『昔の四葉』と言えて、原作で五月が零奈への変装を頼まれたときに『昔の五月のままでいい』と四葉が言っていたじゃないですか。なので原作の零奈は『昔の五月』≒『原作の零奈』とも言えなくもない訳で、そうすると『この小説の零奈』ともイコール関係を結べる気がします、多分。

図にすると 

『原作の零奈(五月)』≒『昔の五月』=『昔の四葉』=『この小説の零奈(四葉)』 → 『原作の零奈』≒『この小説の零奈』

的な感じで会話は大きくいじらなかった訳です。ガバガバ理論じゃない事を祈るが、もしそうだと感じたら……………………目を瞑ってください(震え声)

何で演技が苦手な四葉が『零奈』が上杉に四葉とバレずに完遂出来てるかどうかに関しての理由付けとしてはまぁ、上の図が頭にある前提として述べると本編でも触れた通り四葉の中で

昔の自分を演じる>>>>姉妹に(を)変装する/演じる

的な感じのがあったわけです。姉妹のフリを演じるのがゲームのレベルで言う『ハード』なら昔の頃の自分を演じるのが『ノーマル』的なレベルの差がある感じです。だからギリギリだった訳じゃないけどバレなかったみたいなもんです。

……………………作者は現実世界においてもこう言ったのも含めて誰かに説明するのがあまり上手じゃないんです。なので、これで納得してくれたなら嬉しいのですが腑に落ちないとか、『ガバガバ理論で草』とかだったらすみません。つーか、逆に誰か分かりやすく説明して欲しいくらい(他力本願)

『俺のこの説明の方が分かりやすいですよ的』な人がいれば感想とかで書いてくれたら採用して書き換える可能性が微レ存…………?

取り敢えず理由とか理屈とかは放っておいて、原作とは違って『京都の子』の四葉が自分自身でさよならを告げたって事だけ覚えておけばおkです。500字も使って理屈とか説明しないで最初からそれだけ言えばよかったのかなー、なんて気もしますが総悟が一花姉さんに言っていたように『何事もチャレンジ精神』なので理屈の説明に思い切って挑戦してみた感じです、うん。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。よし、寝よ……………………。
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