三玖を愛する転生者の話   作:音速のノッブ

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さて、と。突然ですが総悟君の設定を新しく追加と言うか公開です……………………が、これは林間学校編で前田の前で三玖が一花に変装している回で明かさなければならない設定だったんですが……………………その頃はもう鬼のように色々と忙しすぎたんですっかり忘れてました、はい。最近まで気づかず申し訳ないっ!最初の方にも書いとかなきゃ。

………………とは言え、上述したその回で『今だけはcv.伊藤〇来じゃなくてcv.花澤〇菜に聞こえる』とか書いたので『みんな何となく自己補完してたんじゃね?なら問題ねーかなー』とか思ったりもしたんですが一応名言しておきましょう。

・五つ子が姉妹の誰かの声真似や変装している時は総悟には変装している相手の姉妹のcvで違和感なく聞こえる。五つ子が声真似や変装を止めればcvは元に戻って聞こえる。なお、総悟が変装の正体を見抜いていたりしても、そのまま声真似や変装を続けていると総悟には声真似・変装をしている相手のcvで聞こえる。

(例)三玖が一花の声真似や変装したりすると、総悟にはcv.伊藤美来からcv.花澤香菜に聞こえる。『私は三玖だよー』って感じで正体を明かせば元に戻る。総悟が変装の正体を見抜いたりしても、そのまま三玖が一花の声真似や変装をしていると総悟にはcv花澤香菜で聞こえる。

……………………まぁ、こんな感じで一応明言しておきます。これで何か矛盾とか生じたりしたら感想でもメッセージでも何でも良いのでこっそり教えてください。即座にサイレント修正しますので。

それでは、どうぞ。


スクランブルエッグ Ⅱ

「この島随一の観光スポット、誓いの鐘でございます。この鐘を二人で鳴らすとその二人は永遠に結ばれると言う伝説が残されているのです」

 

「…………………は、はは……どこかで聞いたことある伝説だな。そういうのどこにでもあるんだなー。コンビニか!」

 

江端さんの解説を聞いてそうボケる上杉。

 

「(まさかのマルオさんまでいるとは…………和解したのかなー?)」

 

「……………火野、つまらないとかでも良いからせめて何か言ってくれ…………」

 

初端から滑る上杉。つまらなさすぎて総悟は完全スルーして別の事を考える始末である。ほんとくっそつまんねぇな

 

「………さて、ここで昼食にしようか。全員準備を始めてくれ(それにしても、一体誰なんだ火野君の側にいる女性は………零奈さんに雰囲気が似ている気がして気になってしまう…………)」

 

マルオも上杉のくっそつまらないボケに聞く耳を持たず星奈さんの事を気にする始末である。

 

おい火野。いつの間にあいつらは父親と和解したんだ?

 

俺も知らなかったな。進級したから、とか?…………あれ、そうすると俺らの立場は?もしかしてクビ?ちょ、訊いてくるわ

 

嫌な予感がした総悟は近くにいた一花に話し掛ける。

 

「あのー、一花姉さん」

 

「あはは………ごめん、忙しいから後にしてくれる?」

 

「え、あ…………うん…………よつ」

 

「う~緊張するなぁ…………」

 

「………………」

 

総悟は余所余所しい壁があるのを感じた。

 

「…………すみません、星奈さん。俺、イルカに慰めて貰いたいです…………」

 

「この時期にイルカはいませんが…………」

 

「…………次は俺が行くか」

 

少し凹んだ総悟に変わって上杉が事情を聞こうとすると

 

「あんたら、さっきからどうしたのよ?」

 

「に、二乃ッ……………!」

 

こちら側の様子を変に感じたのか二乃からやって来た。上杉の脳裏には否応なしにあの時(告白された)時の事が思い浮かぶ。

 

「言いたい事があるならハッキリ言いなさい、フータロー」

 

そして上杉→フータローの呼び方の変化。上杉も色々と困惑する中、この会話を聞いていた三玖が反応する。

 

「二乃、今フータローって言ってたけど…………いつの間に呼び方変えたんだ」

 

「まぁね。私達も出会って半年が過ぎたじゃない?だからそろそろ距離を詰めてもいいと思わない?」

 

「まぁ…………確かに(私も常々ソウゴとの距離の詰め方を考えてるし…………)」

 

「あ、そうだ!あだ名とかどうかしら?三玖、何か考えなさい」

 

「何で私が……………」

 

口ではそう言いつつも三玖は上杉のあだ名を考えてみる。

 

「上…………風……………フー……………フー君、とか?」

 

「フー君…………良いわね、それ」

 

「…………思ったけど、フータローをあだ名で呼ぶならソウゴもあだ名で呼ぶの?(呼ぶならソウゴのあだ名は私が考える……………!)」

 

「火野?………………火野は別にそのままで良いわ」

 

「なんだよ、てっきりソー君とでも呼ぶのかと思ってたわー」

 

そう言うのは無事に凹みから回復した総悟。

 

「ソー君?……………何かキモいわね」

 

「は?(キレ気味)」

 

「ほら、二乃準備するよ」

 

気を利かした三玖が二乃の背中を押していった。

 

「(……………よくよく考えたら二乃からソー君呼びはないな。ふつーに火野で良いわ)」

 

「い、五月………」

 

総悟がそんな事を考えている間に何故かこちらを見つめる五月の視線に気づいた上杉が話し掛けようとするが──────

 

「五月君、何をしてるんだい?江端から弁当を受け取ってくれ」

 

「お、お父さん!あ、あの…………」

 

「さあ準備を始めよう」

 

「先日は…………」

 

「久々に全員が揃ったからね。家族水入らずの時間だ」

 

完全にバリアを張られており、上杉は完全に蚊帳の外の状況であった。

 

「……………俺達、完全に嫌われてるな」

 

「そーね……………まぁ、お前は色々と言ったし娘さんを頂いて行ってるから俺より上杉の方が嫌われてるんじゃね?機会があったら謝っとけば?」

 

「………それもそうだな」

 

土下座でもしようかなと真面目に上杉が検討していると先を進んでいたらいはと勇也が戻って来た。

 

「遅いよお兄ちゃー…………あれ、何で皆いるの?」

 

「らいはちゃん!」

 

「やはり上杉さんも家族でいらしてたのですね」

 

「じゃあ、あの人がお父さん?」

 

「む…………似てるわね……」

 

「……………そう?」

 

三玖は不思議そうだったが、二乃の呟きは金髪姿の上杉(キンタロー)を知っているが故である。ふと、勇也は5人の奥にいる人物を見つける。

 

「ん?ありゃ……………」

 

「おや、雨が降ってきたね」

 

「いや、今は雲一つない快晴ですけど」

 

「山は天気が変わりやすいものだからね。下山して宿に行くとしようか。江端、片づけを頼むよ」

 

「雨なんて一ミリも降ってないんですけども」

 

「……………急に雨が降るとは残念なものだ(強引)」

 

不思議そうな総悟に対して意地でも雨が降ってると言い張ってマルオは去って行った。

 

「あはは、仕方ありませんね…………」

 

「じゃあね、ソウゴ」

 

四葉と三玖はそう言って残りの面子も去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何かもう色々とわけわかめ…………………」

 

「どうも皆さん余所余所しいかったですね」

 

ハテナマークが大量に浮かんでいるワイ将軍の隣に星奈も来て同意する。

 

「それと…………………どうも私はマルオさんからちらちら視線を感じてたような気がします」

 

「え?」

 

マルオ氏から視線?

 

「何だろう……………何処かで会った事でもあるんですか?」

 

「いえ、全くないですね……………………まぁ、私の気のせいなら良いんですが」

 

それなら良いんですけどねー。

 

「おい、火野。ちょっと良いか?」

 

上杉は俺を皆から少し離れた所へ連れて行く。

 

「おっす、どうしたスベリ―風太郎?」

 

「やめろ!傷口に塩を塗るな!」

 

ちゃうちゃう。総悟君はねぇ、傷口に塩じゃなくてタバスコを塗る派なんだよ(鬼畜)

 

「えーっと、何を言おうとしてたんだ……………………そうだ、さっき五月から後でお話があるって言われたんだが」

 

ほほう。

 

「それは…………つまり皆が余所余所しい状況についてか?」

 

「恐らくな」

 

まー、取り敢えず後で説明してくれるだけ良き良き。このまま理由も不明なまま精神的な壁が設けれれるよりは遥かに良い。理由を聞けば解決策も考えれれるし。

 

……………しかし、皆が余所余所しい理由は何なんだろう………んー…………………………

 

「!………………なるほどな」

 

「まさか……………………分かったのか?あいつらが余所余所しい理由が」

 

俺は良い感じに『全てお見通しさ』と言いたげな表情を浮かべて言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「分からん!」

 

「じゃあ何でちょっといい顔したんだよ!?」

 

その後らいはちゃんに頼まれて上杉家の写真を撮ったり、辺りをぶらついてから上杉一家と一緒に宿に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森の中を歩くと大きな旅館が見えてきた。名前は虎岩温泉。見た目から老舗な雰囲気が漂っているが、中に入るとさらに老舗な匂いがした。

 

「ここが私の好きな小説で舞台になった旅館ですか…………!」

 

星奈さんは辺りを物珍しいような様子で見ている。にしても、偶にはこういうThe旅館みたいな旅館に泊まるのも良いな。

 

「そういや五月の奴、後でっていつなんだよ?」

 

確かに後っていつなんだ?

 

「あそこにいるスタッフの人に五月の部屋を訊いて行ってみるか?」

 

「客の個人情報を教えるわけないやん。そんなことしなくても電話すれば良いだけやろ」

 

「確かに…………じゃあ悪いが火野が電話してくれるか?ここ最近電話を使ってなかったもんだから充電してなくてな」

 

「はー、つっかえ…………」

 

地震とか非常事態が起こったときに安否確認とかで携帯使うやろ。充電位しとけや、この猿ゥ!…………よし、電話しまーす(切り替え完了)

 

「…………ん?あ、いた」

 

電話する直前にふと中庭を見ると五月がいるのを発見した。フロントで鍵を貰っていた星奈さんに俺は声を掛ける。

 

「星奈さん、ちょっと所用を済ませてくるので先に部屋に行っててくれますか?」

 

「了解しました」

 

「悪いらいは、親父。俺も行ってくるから先に部屋に行っててくれ」

 

と言う訳で俺と上杉は中庭へ。そう遠くに行ってない筈だが…………

 

「…………なっ!?おい火野、あそこに五月がいるぞ!」

 

「え?…………ファッ!?」

 

嘘やろと思って上杉が指さす方を向くと旅館の2階の廊下を歩く五月の姿が見えた。

 

「いつのまにあんな所へ…………たまげたなぁ」

 

「兎に角俺達も行くぞ、火野!」

 

つー訳で俺達も2階へレッツラゴー。到着する頃には上杉はもうバテバテ。そして五月は……………………あ、トイレに入って行った。

 

「ついでに俺もトイレ行ってくるから五月が出てきたら捕まえておいてくれるか?」

 

「分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お客様」

 

「すみません」

 

「不審者が女子トイレ前にいると聞きまして」

 

「すいません」

 

「他のお客様が怯えていますので」

 

「すいません」

 

トイレから出てスッキリして出てきてみれば上杉が女性スタッフから注意されてた件。確かに五月が出てきたら捕まえろとは言ったが何も女子トイレの前で待つ必要はないでしょーが。そんなことする奴はたぶん変態だと思うんですけど(名推理)

 

「やれやれ、とんだ目にあったぜ…………」

 

「女子トイレ前に堂々と立ってたらそうなるのは当たり前だろうが。馬鹿じゃねぇの(辛辣)」

 

「うっ……………………えぇっ!?」

 

突然上杉が大きな声を挙げる。

 

「どった?」

 

「……………………スッ(無言で指さす上杉)」

 

「……………………ファッ!?」

 

上杉が指さした方を向くと、先ほどの中庭に五月の姿があった。

 

「お前、女子トイレの前に立ってたんじゃないの?」

 

「そ、その筈なんだが……………お、おかしいな。いつの間にトイレから出てたんだ?全然気付かなかった………………」

 

「はぁ~~~(クソデカ溜息)」

 

上杉ェ……………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう疲れたから一旦風呂入ってさっぱりしましょうよ~、って感じで俺と上杉は入浴中。上杉は混浴で家族で入るらしい。俺は男湯、しかも今現在は貸し切り状態で満喫中。

 

「ぬわああああん疲れたもおおおおん………」

 

肩まで温泉にどっぷり浸かりながらそう呟く。しかし、結局の所皆はなんで余所余所しいんですかねぇ。これもう分かんねぇな。

 

「痴漢でもして嫌われた?」

 

「んな訳あるかっての……………って、うおっ!?」

 

いつの間にか隣にいるやん、神様!驚かせやがって、どうしてくれんの(憤怒)

 

「まー、そう怒んなって。久し振りに会いに来てやったんだからさ」

 

「……………まぁ、確かに久しいな。ここに来たのは疲れを癒しにか?」

 

そう尋ねると神様はいつになく真剣な表情を浮かべて首を横に振る。

 

「………………ここへはあくまで寄り道。君が最近元気にしているか見にね。本命としてはちょっと調査しに来たんだ」

 

「調査?」

 

「そ。最近、この世界で魔力を行使している痕跡が見つかってね。現地調査ってわけ」

 

魔力?

 

「魔力って………ここは剣と魔法の世界じゃないんだぞ?」

 

「そう、ここは剣と魔法の世界じゃない。だからこそ妙なんだ。魔力の反応が見つかるなんて」

 

確かに。当然ながらこの世界にはこの〇ばとかFaeみたいに魔法とか魔術は実在しない。なのに魔力を行使した反応があるのはおかしい。

 

 

「何だろう………………もしかしてこの世界に魔法の力を持って転生者が来たとか?ほら、特典で魔法が使えるようにとか願って」

 

「それも疑ったんだけど、この世界に転生者は君しかいないんだよね……………………大方、僕のアンチの仕業かなー」

 

アンチ?

 

「僕って人間上がりの1番偉い序列1位の神様なんだけど、実はこれはかなりイレギュラーでね。本来なら序列1位は神界人から選ばれるんだ」

 

「そもそも神界人ってなんだ?」

 

「詳しく話すと3時間位掛かるから……………………シンプルに人間を遥かに超越した力を持ち、世界を管理する使命を請け持つ存在。神界()と、人を名乗っておきながら人とは異なる存在、とでも言っておこうか」

 

へー……………………まぁ大体分かった。要は幼女〇記とかで言う存在Xみたいな創造神的な感じでしょ(多分)

 

「僕が寿命で死んだとき、丁度先代の序列1位の神様である神界人が辞任する事になってね。普通なら序列1位の神様は総選挙的なので選ばれるんだけど、今回は僕の1個前の第1位から既に指名が入っていてね」

 

「それがあんた、って訳か」

 

「世界を何度も救いまくってる功績もあったから選ばれたらしい。まぁ、他にも下らない理由はあるんだけどね。でまぁ、面白そう(・・・・)だったしで序列1位の神様に就任した訳よ」

 

「……………………何か、理由が面白そうって軽過ぎねーか?緊張とかしないわけ?日本で言えば総理大臣になるみたいなもんだぞ」

 

「好奇心が緊張に勝った瞬間的な?そもそも人間だった頃から緊張とか無縁だったからねー。でまぁ、就任したはいいものの……………………大ブーイングの嵐でね。毎日デモばっかよ」

 

あらら。

 

「だったら、逆に見返してやろうと思ってね。色んな事をやって成果を出して行くうちに段々支持してくれる人が増えてきた。そして1年経つ頃には殆どの神界人が僕の事を支持してくれるようになったのさ」

 

盛大に掌返しさせてやったって訳か。やっぱこの神様はすげーや。人間だった頃から格が違い過ぎたんだろうな。

 

「じゃあ、さっき言ってたアンチの話に戻ろうか。僕はさっき殆どの神界人が支持してくれるようになったと言った。だが、あくまで殆ど(・・)。少しばかりとは言え今でも僕の事を気に食わない神界人は一定数いる。そう言ったアンチはよく嫌がらせしてくるんだ」

 

「例えば?」

 

「不意討ちとか爆殺とかその他色々」

 

もう嫌がらせってレベルじゃねぇぞ、おい。アンチって言うか殺し屋みたいなもんじゃねーか!

 

「なんつーか、壮絶な人生…………いや、(じん)生を送ってるな…………」

 

(じん)生とは上手く言ったもんだね。まぁ、取り敢えず退屈はしないねー」

 

嫌がらせ(?)を楽しんでやがる……………この神様頭おかC。

 

「誰の頭がおかCって?」

 

「いひゃいひゃい」

 

バレてたし!すみません、嘘です!だから頬を引っ張らないで(懇願)

 

「………………まぁ、そんな訳でだ。今回の魔力反応も恐らくそのアンチの仕業だ。何でこの世界で魔力を行使してるのかは知らんが、厄介事を起こす前にその芽を摘み取ってくるとしようって訳さ。野放しにして君や三玖ちゃん達に何かあってからでは遅いからね。そうなったら色々と報告書とか作らなきゃいけなくなって、それはめんどいから避けたい」

 

「途中まで良い感じにカッコ良かったのに最後の一言で色々と台無しなんですがねぇ………………」

 

「……………………さてと。じゃ、僕はそろそろ行くよ。取り敢えずこちら側の問題に君達を絶対に巻き込まない事は約束するから、風呂だけにさっぱり忘れて旅行を楽しみたまえよ。では、アディオス!」

 

そう言い残すと神様は温泉のお湯に波紋の1つも立たせずに一瞬で目の前から消えた。

 

「……………………俺も出るか」

 

出たらお風呂上がりの王道を征く、コーヒー牛乳を飲みますかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んっんっんっんっ…………………… FOO!↑ 気持ちい~!(爽快)」

 

コーヒー牛乳(130円)がうますぎィ!この爽快感、悪魔的だっ……………………!

 

「さて、この後はどうすっかな~」

 

卓球台とかあるらしいし、誰か誘って遊ぶのも一興だが……………………

 

「おい火野」

 

「ん?誰かと思えば上杉じゃん。どったの?」

 

「この紙をお前に見せようと思ってな」

 

何々……………………今日の0時に中庭へ?この字は……………………五月っぽいな。

 

「ふーん……………そんなに何か重大なのか?わざわざ深夜に且つ中庭って事はよっぽど誰かに聞かれたくないって内容なんじゃね?」

 

「みたいだな。ま、そういう訳だから忘れるなよ」

 

「おk」

 

ま、取り敢えず余所余所しい理由が聞ける目途が立った所で……………………

 

「上杉、卓球しようぜ」

 

「え?……………いや、俺運動苦手なんだが」

 

「安心しろ、俺も卓球は初心者だしそこまで激しい動きもしないからな。ねっ?」

 

「……………………やれやれ。仕方がないから付き合ってやるよ。だが、やるからには俺が勝つ(火野は俺と違って運動神経抜群だが、まぁ卓球は初心者らしいし俺にも十分勝機があるだろ)」

 

「いいね、そうこなくっちゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総悟vs上杉 対戦結果

 

1回戦 11-2

 

2回戦 11-1

 

3回戦 11-0

 

結果:総悟全(圧)勝

 

「…………………………………………お前、絶対卓球やってただろ。絶対プロだろ」

 

「いや、そげなことはないです(ガチ)」

 

「見るからにこれはお兄ちゃんが弱すぎるだけだよー」

 

「ぐはっ!」

 

観戦していたらいはからの言葉が心にクリティカルヒット。そして2度と総悟と卓球はしないと心に誓う上杉であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AM:0:05

 

「ヤバいヤバイ…………………完全に寝落ちしてたわ…………」

 

星奈さんが寝てるので暇つぶしに電気を付けてアニメとか見るには出来なかったのでボーっとしたたらいつの間にか寝てて気づいたら日付が変わっていた。慌てて部屋を出る俺君。

 

「上杉と五月はもう中庭にいるのかな………………いっそげ~」

 

階段を静かに駆け下りて1階へ。……………………って、受付におじいちゃんがいるやん。無言で全然動いてないし、しかも夜だから若干怖いな……………ちゃんと生きてるよね?幽霊とかじゃないよね?幽霊だったらドラ〇もんの歌を歌いながら逃げるよ?

 

「あっ」

 

「あれ、五月じゃん」

 

中庭の方から五月が。これは……………もう終わってたか………。

 

「あー、すまんな遅刻して。寝落ちしちまってさー。それで結局何だったんだ?」

 

「え、えーっと……………………取り敢えず中庭へ……………」

 

「は?何でもう一度わざわざ中庭へ行く必要何かあるんですか(正論)こ↑こ↓で良いでしょ」

 

「え、えっと………………火野君は私達との関係をどう思っていますか?」

 

関係?

 

「関係……………そりゃ友達でしょ?」

 

「………………」

 

「あと、教師と生徒……………………そうだ、上杉風に言えばパートナーもそうだなー、うん」

 

「いいえ。もう私達はパートナーではありません」

 

「え?……………………まぁ確かに最近は授業とかやってないけど、あくまで教師の春休みって感じでまた近い内にやる予定だからな。5人揃って笑顔で卒業させるのが俺らの目標だからね」

 

「もう結構です。後は私達だけでできそうです。この関係に終止符を打ちましょう」

 

「そっか。私達だけで出来るなら心配はな……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………は?終止符?即ちクビ?

 

「う、嘘やろ………………なななななななな何で急に!?」

 

何を言ってんだこのcv.水瀬い〇り!?思わず五月の肩を掴んで揺らす。動揺していたせいか力加減を間違えて、五月の太腿の裏をぶつけてしまった。

 

「痛っ」

 

「す、すまん!け、けどどうして急に言」

 

言葉は最後まで続かなかった。唐突に視界が回転したかと思えば気づけば天井が映っていた。…………………いや、天井だけじゃない。受付にいたおじいさんも映っていた。背負い投げされたのか?無意識に受け身を取ってたのか痛みは全然ないが。

 

「…………、………」

 

「え?何です?」

 

「……………、…………」

 

「あんだって?」

 

聞き取りづらいのでおじいさんの口元で耳をそば立てた。そして耳に飛び込んできたのが

 

「わしの孫に手を出すな…………………殺すぞ…………………………」

 

「………………………」

 

これ色々ともう………………………分かんねぇな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………てか、孫って事はこの人5人の祖父なの!?

 

to be continued…………




終盤だけ見ていた神様「あー、やっぱ偽五月の正体は□□かぁ……………………さて、早く終わらせてかーえろ」

一体誰なんだ偽五月の正体は……………………まぁ、皆もう今まで見てて分かってたり、既に知ってたりするかもだけどね(意味深)

上の意味深な言葉をどう捉えるかはお任せします。取り敢えずは明かされるまでをお楽しみに。

それと原作がラブコメとはとても思えない新用語、神界人については後々詳しく書きます。

あと、久し振りに登場したフリーダム神様が序列1位になりたての頃の話も案としては浮かんでいますが、これを話にするかはまだ未定。ただ、見たい人が多ければするかも。

そうでもなければ没になるだけです(無慈悲)

そういや『シン・エヴァンゲリオン劇場版』アマプラ配信初日の視聴者数歴代トップになったらしいですね。流石、社会現象を巻き起こしたアニメだ。面構えが違う。

本日も読んでいただきありがとうございました。この次も、サービスサービスぅ!
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