と、言う訳でこちらをまず投稿。前回言った神様編は間もなく準備が整うのでしばしお待ちを。
何を隠そう、今回の話は本家で言う所の良くも悪くもインパクトを与えた一花姉さんが三玖の姿でやらかす部分です。何でこんな大事な話を忘れるんだかね。
さぁ、この小説の一花姉さんはどうなるのやら。
それではどうぞ。
前回までのあらすじ!
上杉と武田が全国模試で対決する事になり、その対決に(いないもの扱いだけど)総悟が個人的に参戦!
勝つのは上杉か、武田か、総悟か?
作者としては『勝手に戦え!』、もしくは『もう結果だけ教えろ!』って感じなんですけどね。
そして翌日。
「いやー、ウイングガ〇ダムってほんと不遇な扱いやなぁ…………………」
上杉は登校中も参考書を片手にブツブツ言っているのに対して、このアニオタ総大将(適当)は色々とネタが豊富な新機動戦記ガ〇ダムWについて呟く始末。模試に対する温度差が太陽の表面温度と南極の気温位の差がある(大嘘)
「ソウゴ君、おっはー。これ、差し入れなんだけど飲むー?」
「具体的には海に沈んだり、自爆させられたり……………………………」
「……………………あ、あれ?無視?お、おーいソウゴ君ー?」
「挙句の果てには乗り捨てられたり…………………………………(不遇な扱いに)涙がで、出ますよ(迫真)」
「ソ・ウ・ゴ・君!」
「あん?何だ一花姉さんか。おはー。朝から大きな声を出すあたり、元気そうでなりよりで」
「別に出したくて出してる訳でもないんだけどなぁ…………まぁ良いや。うん、おはよー」
そう言って笑みを浮かべる一花。普通に可愛い。
「あとこれ差し入「センキュー!」…………………………おおぅ、最後まで言わせてくれない程の良い飲みっぷりですねー(取り敢えず差し入れ作戦は成功………………………なのかな?)」
「ふー……………………あれ、眼鏡掛けてる……………?」
「おっ、気づくのが早いね~。どう?少しは知的に見えるでしょ?」
「さぁ、興味ないね(ク〇ウド)………………………………不満そうに顔をふくれさせるなって。多少は知的に見えるよ、たぶん」
「ふーんだ。どうせ私は知的じゃないですよーだ」
「分かった分かった、一花姉さんは天才天才(棒読み)」
「もー、わざと棒読みしてるでしょー」
不満そうに顔をふくれさせながら一花。こちらも普通に可愛い。
「さて、ソウゴ君をからかうのはこの辺にしておいて、と。昨日の事聞いたよ?またお父さんとひと悶着あったんだって?」
「(どっちかと言うとからかわれてたのそっちじゃ………………)まぁ、俺は公的には無関係だけどな」
「フータロー君対武田君かぁ………………武田君とは私たちは2年の時に同じクラスだったけど、結構勉強もできてザ・好青年って感じだったよね」
「その好青年を模試で完膚なきまでにボコボコに叩きのめしてやるのが今から楽しみだぜ………………(暗黒微笑)」
「わー、ドSモードに入ってるー…………」
「そして、ユー達も勉強漬けなんで覚悟しておいてね☆」
「わ、私達もかぁ………………はぁい。……………それにしても、フータロー君の誕生日はもうすぐなのに言いづらくなっちゃったなぁ…………………」
一花がそう呟くと総悟も『確かに状況が状況だしねぇ』、と賛同する。
「全国で10位以内かつ武田君に勝たないといけないからな。誕生日プレゼントを渡すのは勉強の妨げに少なからずなる可能性はあるからなー…………………………………模試を乗り越えてから渡すとかが良いんじゃない?」
「んー……………………それもそうだね。後で皆にも提案してみるよ」
「………………………さて。話が一段落ついた所で、さっきから気になってたんだが、何で眼鏡をつけてたん?」
「あー、一応これ変装なんだけよね」
「変装、と言うと?」
「ほら昨日、私の出た映画の完成試写会があって……そこそこテレビで取り上げられたみたいだしさ…………………お、覚えてる?あの時の映画なんだけど………………………」
「…………………あぁ、思い出したぜ。『ここのケーキ屋さん一度来てみたかったのです〜』とか『う~ん。タマコには難しくて、よく分からないのです~。それよりもケーキを食べるのです~』とかやってたアレか………ふっ、ふふふふっ……………思い出しただけで草生える………………………………」
「もー!恥ずかしから再現しないでよー!しかも再現度高いし!」
この男の声真似はマジで精度が凄い。前にも中野パパの声真似で彼が普段言わなそうなことを言いまくり、五つ子や風太郎達の腹筋を大崩壊させたエピソードがあったりする位だ。
「(──────あぁ、本当に楽しいなぁ……………………こんな時間がずっと続けば良いのになぁ……………………)」
「おっ、皆だ。追いついたみたいだな」
「ッ─────」
しかし、現実は無常。楽しい時間に限って長くは続かないものである。
「はえー、五月はまーた何か食ってやがりますよ(呆れ)」
「(…………やめて。他の子に目を向けないで。ずっと2人きりなんて無理なのは分かってる。皆と過ごす時間も嫌いじゃない…………………………………けど。今は。今だけは………………)待って」
一花は彼の制服の手を掴んでいた。
「ねぇ、今日2人でサボっちゃおうよ」
そんな事を口に出していた。それを聞いたソウゴは──────
「え、やです(即答)」
「(即答ッ!?)いいじゃん少しだけ!今日1時間目体育だし!」
「その体育があるからサボりたくないの!今日はテニスだからな。武田を誘ってボコボコにしてやるのが楽しみだからなぁ………フフッ…………フハハハハハッ………………楽しみだなぁ……………………!」
「(………うん、これ絶対首を縦に振ってくれないやつだ)」
この後の1時間目で武田はテニスでボコボコにされる事が確定しているのは言うまでもない。テニスの〇子様を見ている総悟と対戦する時点で勝負はもう既に決まっているのだ(意味不明)
「つーか、サボりたいとか何か嫌な事でもあったん?」
「いや、そー言う訳ではないんだけど…………………………まぁ、何でも無いよ」
「そ。なら良いんだ「あ、一花さん!」ファッ!?」
教室の扉を開けた瞬間、大歓声が起こった。
「中野さん、朝のニュース見たよー!」
「女優ってマジ!?」
「うちのクラスにこんなスターがいたなんて知らなかったぜ!」
あれ、もうバレてる!?
「バレてて草。そんなに大きな映画だったん、あのタマコちゃん?」
「ま、まぁ意外とね………」
「そうには見えないんですがねぇ…………………………でもまぁ、オーディション受けて良かったな。もう立派な女優だよ、一花姉さんは」
「!」
…………………こんな単純で良いのかな?君が私を気にかけて覚えていてくれた。たったそれだけが、クラスメイトのどんな讃辞よりも胸に響いてしまうんだ。
「おぉ、武田。おはよー………………………今日のテニスでお前を〇す(生存フラグ)」
「!?」
……ソウゴ君、私の中で折角良い感じの雰囲気だったのに今ので少し台無しになったんだけど…………………………………。
私の話題でクラスは1日中持ちきりだった。そしてずっとひっぱりだこだったので、だいぶ疲れた。
「一花、先に図書館行ってるよー」
「うん、分かった。ごめん私そろそろ……」
「えー!」
「もう少しだけ良いじゃーん!」
「もっと話聞きたーい!」
「ご、ごめんね!」
私はダッシュで飛び出すと用意しておいた変装セットで三玖に変装して、何とかクラスメイトを蒔く事に成功するのだった。
「(ふぅー……………………さて、私も図書館に)」
「ふぁぁ…………危うく寝落ちする所だったぜ………………………まぁ、これも全部昨日のアニメの展開が凄すぎたのがいけないんだよなぁ………………」
あ、ソウゴ君だ。どうやら私にはまだ気づいてないみたい。
「にしても、一花姉さんは今日は人気者で大変だったなー。三玖が言っていた公開日まであと少しだし、プロモーションとかガンガンやるだろうし、こりゃクラス内だけじゃなくて校内でも有名人となるのも時間の問題だろうなぁ」
!…………………そっか。三玖から………………あれから色々とあったもんね。私の事だけ、何ていかないか…………………………………。
…………………………………いやだ。
彼には私の事だけを見ていて欲しい。私だけに夢中になって欲しい。…………………その為にはどうすれば良い?
『──────お好きにどうぞ。負けないから』
林間学校での三玖の言葉が蘇る。お好きに、か。
『──────ちなみに、その同じ人の事を好きな人がいたら二乃さんはどうします?』
『そりゃ蹴落としてでも叶えますよ、勿論──────』
家族旅行での星奈さんと二乃の会話が蘇る。…………………蹴落としてでも叶える、ね。
今の私は三玖の恰好だ──────────これはチャンスだ。
「ソウゴく……ソウゴ」
「ん?あれ、三玖?先に行ってたんじゃなかった?」
「まぁ、ちょっと色々あって。そんな事よりソウゴ、教えてあげる」
「教えるって…………………何を?」
「一花、ソウゴが好きだよ」
「……………………え?」
「凄くお似合いだと思う。私、応援するね」
「……嘘…………………………だろ?」
「嘘じゃないよ」
──────────なんて、以前の私ならやっていたかもしれない。
「ソウゴ君」
「ん?あぁ、一花姉さんか。今日は大変だっ…………………………………ん?何そのかつら?」
「あぁ、これは変装用。ちょっと蒔くのに使ってね」
「あっ、ふーん(察し)…………………じゃけん、さっさと図書館で勉強しましょうねー」
「はーい」
私が
『──────────ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。例えば、自分がどれくらい真剣なのか、とかね』
三玖の姿を借りて言うようではぶつかったにすら入らない。だって、それは私の言葉じゃないから。私自身は何も想いをぶつけてないから。それに、三玖との関係を壊すようなやり方なんて間違いでしかない。
そう、
「………………………ソウゴ君」
「ん?」
「……………………。うんん、やっぱ何でもないや」
「おk」
………………………今はまだ無理。でも、いつかこの一歩も必ず踏み出してみせる──────。
to be continued………………
一花姉さんが闇落ち回避したのは総悟のおかげと言うよりもSAOのお陰。と言う訳でみんなも次の映画も見に行って差し上げろ(命令)にしても、マザーズ・ロザリオ編は涙がで、出ますよ………………。
皆さんもコロナには気をつけてくださいね。最近は悠木碧さんだったり、鬼頭明里さんなどの有名声優さんも感染してますからね。
それでは、また次の話で。