あと挿入投稿したんで変な場所に入ってたらすんません。ミスってたら今日のお昼までには修正します。
総悟side
修学旅行2日目
あの後、神様の手によってホテルに戻されたのでさっさと寝たら朝になっていた(当たり前)
あの後、上杉や紙の計らいか昨日の記憶が残っている一花、三玖以外の面子にそれとなく聞いてみたが、どうやら本当に昨日の事は無かった事になっていた。
人だけでなく、ネットなどからもその痕跡は何もなかった。流石、抜かりない。
…………………ヨシ!トラブルは解決したし、こっからは修学旅行を楽しむしかねぇ!!晴れて三玖と恋人になれたのはハッピーエンドなのだが、昨日は半日潰れたし、その分楽しむしかねぇ!!
「………………あっ」
「!!」
そんな事を考えながら歩いていると、三玖とばったり出会った。…………………俺達ほんとに付き合ってるんだ。三玖が俺の女ってやつなんだ。
「あーっと………………おはよう、三玖」
「う、うん…………おはよう、ソウゴ。……………ねぇ、ソウゴ」
「うん?」
「…………………す…………………好きっ」
「ヌッ(即死)」
この後、めちゃくちゃ気絶してちょっとした騒ぎになったとかなってないとか。よし、今日から世界が生まれ変わった気分だ。はじめまして、新しき世界よ!大好き、この世界!!
ザーッ(迫真の大雨)
「この世界嫌い!!滅びろ!!(熱い掌返し)」
え、何でなん?大雨降り始めてホテルに戻る事になったんやけど!?清水寺回ってたら大雨で見学中止。ホテルに戻る事になりました☆…………………は?(ガチギレ)
「おい、ふざけんな!!神!!どうせいんだろ!!」
「呼んだ?」
「4ね!(八つ当たり) 」
「ソウゴ……………」
心なしか三玖に呆れられてる希ガス。ま、気のせいやろ(願望)
「はぁ………………すまねぇ、つい八つ当たりしちまった」
「まぁ、気持ちは分からなくもないしすぐ謝罪したから許すけどさぁ…………………君ぃ、小学生の時にチクチク言葉は使っちゃダメとか道徳の授業で教わらなかったわけ?」
「あぁ、道徳の授業の時は1週目も2週目も寝てたか三玖の事を考えてたわ」
「道徳ゼロで草(三玖も満更じゃない表情を浮かべてるし…………ツッコミ役の二乃がいないとカオスになるな……………)」
取り敢えず頭も冷えて来たので、神様と冷静に話し始める。
「あのさ、神様。天気変えてくんね?」
「そう言うと思った。こちらも色々と制約があるのでね。天気を変えなければ世界が滅びるような事態だったら干渉するけど、流石に修学旅行の為に変えるのは無理かなぁ」
「…………………だよな。はぁ、しゃーねーか」
しつこく食い下がるかと思えば、無駄だと察した総悟は意外と早く引き下がった。
「悪いね、代わりに大きめの傘をあげるよ。これで濡れないでしょ」
「おー、そういや傘持ってきてなかったから助かったわい。どうもあんがとさん」
「ちなみに、これは楽〇ポイントを回収して買ったやつな。つまり、僕の財布にはノーダメ」
「神様のくせに楽〇ポイントで買い物するのか…………(困惑)」
「(ソウゴと相合傘が出来る…………やった………!)」
と、言うわけでバカップル2人で相合傘を満喫している内にホテルに到着した。
「はー……………まさか2日連続で予定が狂わされるとは………………楽しく修学旅行を過ごしたいだけなのに、マジで泣きそう」
「よしよし」
三玖に撫でられる精神年齢30代。満更ではない様子。
「三玖はこの後どーする?」
「………私はちょっとやりたい事があるから先に部屋に戻ってる。何かあったら連絡して」
「うい」
三玖は何かするみたいなので、俺も自室に戻って更新された漫画でも読もうかと思ったら、先生に連絡事項をクラスの連中に伝えるように頼まれてしまった。
「いるか、上杉とその他2人」
「何だ、火野か。どうかしたのか?」
どうやら残りの武田と前田はいないらしい。
「30分後に大広間に集まれってよ。あと、明日回るコースもそこで決めるってよ。遅刻したらぶっ○すって先生が言ってたって伝えておいてくれ。じゃ」
「いや、最後のはおま」
ほい、台詞は最後まで聞かずにドアをクローズ。
そんな調子で連絡していると、ついに三玖らの部屋に到着する。
「(部屋は原則班の人達となんだけど、流石に三玖と2人きりはコンプラ的にNGだったんだよなぁ………)」
そんな事を考えながらノックして部屋に入る。
「おー、皆さんびしょ濡れで草」
「あ、ソウゴ君」
うっ、一花姉さん……………流石に昨日の今日ではほんの少し気まずい………。
「……………。で、何の用?」
二乃の言葉で俺は用件を思い出した。
「え?あー…………30分後に大広間に集合だとよ。あと、明日回るコースもそこで決めるとか決めないとか。来なきゃ五月の今日の晩御飯が抜きに…………そんな目をすんなよ、嘘だから」
五月がこの世の終わりみたいな表情をしていたのですぐに訂正。
「あれ、三玖は?」
「それが、用事があるから少し留守にすると言って」
「そういや四葉はど『ふー!スッキリした!』バァン(大破)」
間髪入れずにお風呂の扉が閉まった。なお、余裕で見えてない模様。
「………………四葉。お前、船降りろ(意味不明)」
『えっ!?私、船に乗ってたんですか!?』
「んなわけねぇだろ(正論)。意味不明な事を言ってるんじゃねーよ」
「あんたがね!」
二乃のツッコミが身に染みる……………何か落ち着くわぁ………………これが生きてるということか(大袈裟)。
特に何も書くことが思い付かなかったので修学旅行3日目。
「ほい、映画村に到着!天気も晴れ!勝った!第3部、完!!」
「第3部………?」
オタクの意味不明な言動はさておき。総悟と三玖は映画村にやって来た。
「しかし、やっぱエヴァはないか。俺の世界ではあったんだけどなー」
「エヴァ?」
「まぁ、ロボットと言うか人形決戦兵器と言うか…………まぁ、見た目はこんな感じ」
「へー………」
総悟はメモ帳に30秒でさらっとエヴァの顔を書く。早くて上手で、これには庵○監督も大絶賛(大嘘)
「ソウゴ、私ここで一緒にやってみたい事がある」
「と、言いますと」
「あれ」
三玖が指差した方向には着付け体験のお店があった。無論、総悟が断る筈もなくお店に突撃。そして、5分後には先に着替えた総悟が出てきた。
「ふぅ、新撰組。いやー、かっこいいな。沖田さん、大勝利~!(CV.悠○碧)なーんて…………あ」
「また会ったな」
総悟はまたもや上杉らに遭遇した。
「着付け体験か。似合ってるじゃねぇか」
「あんがと、前田。しかし、この刀が偽物で残念だよ…………なぁ、武田ァ……じゃなくて斎藤ゥ……?」
「何でわざわざ言い直したんだい!?と言うか、僕が言うのも何だけど根に持ちすぎだろう!!ちゃんとあの後5人には謝ったのを知っているだろう!?」
「確かに、俺も根に持ちすぎだよなぁ……………お前を○す(生存フラグ)」
「二重人格なのかな、君は!?」
「いつも通りだろ。とっとと行くぞ」
慣れてる上杉の先導で2人は去っていった。それと同タイミングで三玖も店から出ていった。
「お待たせ、ソウゴ」
「ぎゃあ、可愛い!!好きッ!!(反応速度SS)」
「あ、ありがとう//………ソウゴも似合ってるよ」
そうしてカップル2人は映画村を回っていく。目を輝かせる三玖を見て総悟の寿命が伸びたり、写真を取って家宝にしようと2人揃って決心したり、弓で的に当てるゲームで良いとこ見せようと全部真ん中に命中させたり…………それはそれは、楽しい時間を過ごした。
「ソウゴ、そろそろお昼にしよ?あそこに座る所があるし」
「あ、もうそんな時間か」
と、言うわけで2人は近くの椅子に腰を下ろす。
「何か俺さ、昨日までの自分と違う気がするんだよ。今なら何でも出来る気がするって言うか。世界が違って見えるって言うか」
「あ、その感覚分かるかも。私も同じ感じがしてた」
「つくづくお似合いってはっきり分かんだね。で、お昼はどうする?」
そう問いかけると、三玖は鞄からと紙袋を取り出して総悟に渡す。
「開けて見て」
「これは…………パン。もしや、三玖が………?」
「うん。本当は2日目に食べようと思ってたんだけど、色々とあって失くしちゃったから………だから、神様にお願いしてパン作りの環境を整えて貰って作り直したの。召し上がれ」
「じゃあ…………いただきます」
そして、総悟はパンを口にする。それを三玖はドキドキしながら見守る。数10秒後、飲み込んだ総悟は口を開く。
「うまいッ!!お世辞とかじゃなくてマジでうまいッ!!」
それを聞いた三玖の顔に笑顔の花が咲いた。
「力がみなぎるるぜ、こりゃ!今なら神様もワンパンやな!!」
「じゃあ、やろうか」
「降参!!(即決)……………って、神様やん」
2人の隣に神様こと創真が立っていた。暇かよ。
「いやまぁ、僕もパン作りを指導したり機材を提供したから気になってね。美味しいようで良かったよ。ちなみに、雪だるま作ろうのコ○イン的なのは入ってない(デ〇プーネタ)」
「急に何を言い出してんだあんたは!つーか、ディ○ニーに怒られるぞ!」
「あー、それなら大丈夫。僕の生前にディ○ニーは買収したから」
「フアッ!?」
どうやら創真のいた世界の某ネズミで有名な会社はは創真に買収されているらしい。まぁ、彼ならやりそうだと総悟は不思議と納得していた。
「なら良いけどよ…………いや、良いのか………?」
「ま、後はお2人で好きにしたまえ。僕は村正用の日用品の買い出しに戻るよ。あと、暇かよとか言ってた作者は後で覚えておくんだね」
そう言うと創真は一瞬で飛び去って行った。
「全く、あの神は………しかし、マジで美味しいな。結構時間掛かったでしょ?」
「うん。でも、神様が眠気とか疲れを吸い取ってくれたから特に体調に問題はない」
「はえー、すっごいサービス精神………」
神に感謝しながら、2人は改めて目の前の景色に目を向ける。
「…………ねぇ、ソウゴ」
「ん?」
「私、気付いたんだ。ソウゴの事を本当の意味で何も知らないことに」
「…………そりゃあ、俺も隠してたからな」
「それを抜きにしても、ずっと自分のことばかりで知ろうともしてなかった………だから、もっと知りたい!ソウゴのこと全部!そして、私のことも全部知ってほしい」
「(私のことも全部…………なんか…………エッ)」
理性「それ以上はいけない」
「あれ、お奉行所として時代劇にも使われてる名スポット。今日はあそこを見られただけで満足」
「だろうな(めっちゃ目がキラキラして可愛かったし)」
「さっき渡った大きな橋も好き」
「ドラマか?」
「うん。あれも、あれも。これも好き」
「多すぎィ!…………ま、知ってるけどな。彼氏だし(強調)」
そして、三玖は1番好きなもの─────人を指差した。
無論、相手は言うまでもなく────
「好き。………いや、違う。大好き」
「おぎゃあ!!(訳 俺も大好き!!)」
語彙力を失った総悟は三玖を抱きしめる。三玖も総悟の背中に手を回す。そのままチュッチュし始める。
「(好き、三玖…………大好き………♥️)」
「(ソウゴ、大好き…………♥️)」
おお、見るがいいこのバカップルを。人気がないことにイチャイチャ全開。まぁ、回りに人がいても全開するのは言うまでもない。
「ふー………………で、いつまで見てる気だ頭隠してリボン隠さず共」
「えっ!?」
「…………気づいてたんだ、ソウゴ君」
神様が去った後から隠れて見ていた一花、二乃、四葉、五月がぞろぞろと出てくる。無論、あんなイチャイチャを見せられて全員顔が赤いのは言うまでもない。
「三玖とイチャイチャしてる時にふと気が付いたぜ。まぁ、一花姉さんはご存じだろうが…………………つまり、そゆことなんで」
「うん、そう言うことだから。…………………じゃあ、ソウゴ続きしよ♥️」
「うん(即答)」
「うん、じゃないわよこのバカップル!!」
「そ、そうです!こんな公共の場でふ、不純です!!」
「失礼だな、純愛だよ(cv.シ〇ジ君)。と言うか、盗み見してる方が不純だと思うんですけど(たぶん正論)」
「た……………確かに!」
まぁまぁ理の適っている事を言われて誰も反応できない。流石は精神年齢40近く。これまでSNSでクソリプユーザーを論破して顔を真っ赤にさせてきただけはある(何を四天王)
「つーか、何で皆ここに集合してるんすかねぇ……………」
「いや、私は偶々事故で…………」
本当である。一花は三玖とソウゴが行かないとこに行こうとしていた。だが、三玖は消灯ギリギリまで帰ってこず加えてすぐ寝落ちしたので聞き出せず、かと言って総悟に聞こうにしても何か気まずくて聞き出せずにいた。そんな事情もあって寝不足になった一花は気が付いたらこの映画村に来ていた。三玖とソウゴがいる事に気づいた時にはもう時既にお寿司(誤字じゃないよ☆)だったのである。
「私はフー君目当てでここに来たのよ。まぁ、途中で見失っちゃったけど………………」
二乃はそんな感じで特に補足無し(適当)
二乃『もっと何か書きなさいよ!』
「私は、えーっと……………理由は特にはないです!」
「わ、私も…………」
四葉は自覚なしの嘘である。無意識の内に上杉を追いかけてきたのだ。五月だけは『何か皆いるし……』的な感じで来たのでマジで特に理由はない。
「ふーん。まぁ、何でも良いけど俺と三玖のイチャイチャの邪魔はしないでくれよなー。邪魔したら武田をそこの池に突き落とす。ふっ、女子には手を出さない俺って人間の鑑やな」
「突き落とそうとしてる時点で鑑ではないわよ(正論)」
それは二乃のおっしゃる通りである。
「まぁ、フー君じゃないなら別に良いけど」
これは少なくとも正論ではない。まぁ、作者も読者も武田なら別に落ちても気にしないだろう、たぶん
「ソウゴ、あとここにも行きたい」
「イキマース!(即答)」
三玖をお姫様抱っこして総悟はダッシュで皆の元から去って行った。三玖の顔が惚けていたのを皆は見たのは言うまでもなく。
「三玖と火野さん、お似合いのカップルだね!」
「で、ですが公共の場であ、あんな………流石に今度改めて言っておかなくてはいけません!絶対!」
四葉と五月が話してる最中、二乃は一花に小声で話し掛ける。
「……………一花、あんた」
「大丈夫」
二乃が何か言う前に一花はそう制した。
「完全に吹っ切れた、って訳じゃないけど…………でも、大丈夫。今でもソウゴ君の事を想っている。それだけで十分だから」
「…………そ。なら言うことはないわ」
「…………二乃」
「なに?」
「頑張りなよ」
「…………ん」
かくして、色々とあった修学旅行は何とか無事に幕を下ろした。
後日、上杉は懐かしの公園で零奈に会っていた。
「これ、渡しておいてくれ。いつぞやの誕生日のお返しだ」
「これは………………」
上杉が渡したのは5人分のハンカチだった。しかも、それぞれのトレードマークの印が付けられており、上杉が作ったのは言うまでもない。
「ハンカチ作りが出来る場所があったからな。値段も高すぎずだったし、手作り感があれば喜ぶって火野も言ってたからな」
「うん、分かった。皆に渡しておくね。……………それじゃあ、私はこの辺で」
「零奈」
ハンカチの入った袋を持って立ち上がる零奈に上杉は呼び止める。
「お前には感謝している。あの日、お前に出会わなければ俺は今に至るまでずっと1人だったかもしれない。お前と出会えたおかげで今の俺がいる。だから………………一度しか言わないぞ」
「…………………」
「ありがとう」
1人になった後、上杉は空を見上げながら3月の旅行の事を思い出していた。最終日に五つ子の祖父との会話で知った。零奈は彼女達の母親である事。そして、その名を名乗っていた彼女は5人の内の誰かである事を。
「……………お前は誰なんだ?」
その問いに答えてくれる者はいない。故に、答えは自分で見つけなければならない。
「俺や火野にも言えない何かがあるから正体を隠してるって所か…………俺はあいつらの先生だからな。なら、生徒の悩みは解決してやんねーとな」
そこには初期の上杉はいない。立派に彼女らの『先生』を全うする上杉の姿があった。
零奈がハンカチの入った袋を持って帰路についていたが、その足が止まる。視線の先にいたのは一花だった。
「何でここに、って言いたげな顔だね。…………これ、落とし物だよ」
一花は写真を見せる。それはかつて掃除の際に拾ったもの。一花をこの場に導いたもの。小学生の修学旅行の際に撮った例の写真だ。
「けど、ビックリしたよ。てっきり演技が苦手だと思ってたからね──────────
─────四葉」
零奈─────いや、四葉はウィッグと帽子を取って静かに一花を見据える。
「あはは……他の皆の演技じゃなくて、『昔の私』を演じるだけだからそんなに難しくなかったよ」
「………………ねぇ、四葉。6年前、フータロー君と出会ってたのは四葉だって私は打ち明けても良いと思うけどなー」
「……………私もそれに同感です」
肯定の言葉とともに現れたのは五月だった。彼女は誰よりも早い段階で薄々気付いていた。そして、最後にもう1人。
「言っておくが俺は何も言ってないからな、約束だし」
最後に現れたのはこちらも早い段階で知っていた総悟だった。
「もう一度聞くぞ。四葉は今のままで幸せになれんの?」
「……………答えは同じですよ、火野さん。私の『幸せ』は姉妹の皆が幸せになってくれる事です。だから、これでいいんです」
四葉は手に握るウィッグと帽子を見て思い出していた。過去を。自身の過ちを。
to be continued……………
作者は神様から逃げるので、次回の投稿は未定です。
と、言いつつもう出来上がってるので早めに上げます。
では、逃げよ!