社畜生活、ソウなんです。   作:相川相

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2.業務紹介

 

 社会とは何なのか。

社会人になった人はみな一度は思うと思う。

知り合い曰く、

 

【他人と他人が協力し合うのが社会】

 

とよく言ったもんだ。

 

 

(今日も空が青いな…)

 

 俺は会社に出勤していていつもなら業務をこなしているのだが、何故現在進行形で心にそう思い描いている。

 学生時代教卓から見て右後ろ角もしくはそこの一個手前の席に座っている時授業がつまらないのか教科書を立てたりして窓を見ながらものふける主人公みたいに窓を眺めたりするには訳がある。

 

 俺の会社は上層本部長を中心として各課に分けられている。全部で六つ。

 

【接待課】、【事務課】、【営業課】、

【コンテンツ課】、【キャリア課】そして俺がいる【総合雑務課】である。

 

 各課それぞれ任せられた業務をこなすのだが、俺のいる課は他と違い少し特殊になっている。

 

例えば、接待課は他の御社がうちに招かれた時に接待を行いより良い交友関係が築けるという目的があるように他の課もそう言った目的をこなす。

 

  俺がいる雑務課は他の課が何らかの原因で人手が必要になった時に出動する事もあれば書類作成時のミスの多い書類をこっちに回されて直したりと、要はお手伝いさん課だ。

 

良い言い方をすれば全課の仕事をこなすことができ、情報を集め全体を把握する事が可能なエリート集団!

 

【裏の支配者】(ドンッ!!)

 

悪く言えば全ての面倒を押し付けられる雑用である。

 

そんな訳わからん課の課長を務めてるのが

俺何だが、空を見ながら黄昏てる理由は一つ!

 

(仕事が全くねー!!)

「暇だな…」

 

 暇という事は逆に言えば他が優秀すぎてミスがないという事

ミスが無ければ仕事も回って来ない事だ。

 

「退屈だな〜」

 

面倒を押し付けられるのは嫌だが何も無いっていうのも考えもんだな。

人間丁度いいぐらいの仕事が楽しいって思えるから

 

(こんな風に平和でいられるのも構わんが決まって何かあるんだよな〜)

 

「相〜川〜さ〜ん!!」

 

(ほら来たぞ、退屈な時に面倒の塊が向こうから歩いて来た。)

 

「暇してんスか?暇なら話しましょうよ〜!」

「確かに暇だし否定はしない、話なら時間も潰せるな〜」

「それなr」

「だが断る!!」

「何で何っスか!しかもそれジョ◯の台詞じゃないっスか!」

「あのな〜、いくら暇とはいえタイムカード押してる時点で仕事は始まってんだよ。」

「他にする事あんだろ、掃除とか。」

「掃除なら昨日白神ちゃんが掃除してくれたっスよ!」

「ああそうか、ってかお前もやれよ!」

「そんな事言って仕事来たらどうするんスか?」

「この状況だぞ、逆に来て欲しいね。」

 

 (さて、ここでフラグを立ててみたがもしこれがマンガならあり得ない程の仕事が…くる!!!)

 

なんだか遠くから歩いてくる足音が聞こえてくる。

まさか本当に注文が来たのではないかと内心後悔していると、ドアに手がかかる。

 

「おつかれさまです。」

「白神か、何か用事か?」

 

 中に入って来た白神は挨拶をしながら俺らのそばに寄って来た。

 

「相談ならオレが聞くっスよ!、他の課から仕事が舞い込んで来たなら一緒にやれば早いし!」

「いえ、もう定時なのでお先に失礼します。」

 

「...おつかれさまっス。」

「また明日な,白神。」

 

白神の言葉で俺は気づいた、もう外の世界は青色から紅色に変わっている事に。

 

 

...夕刻五時...

 

 

「相川さん…」

「元晴………帰ろっか…」

「ハイッス!!」

 

(こんな日もたまにはいいか。)

 

現実は思い通りにならないものだ。

 




ちょくちょく他作品の小ネタとかメタ発言を入れてみましたけど
今後もそういったネタを入れようか悩んでますので
良かった感想下さい。
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