魔法少女リリカルなのはStrikers~二つの翼を持つもの~ 作:ジェナス
魔法というものが軍事、科学、歴史などありとあらゆる物として受け入れられている世界があり、その世界では次元世界として幾つもの世界を行き来できる技術も存在している。そしてそんな世界が幾つもある中でもやはり、中心になる世界がありその世界はミッドチルダと呼ばれていた。だがいくら魔法という物があっても次元世界の中心であるミッドチルダから離れた辺境の世界では政情も不安定であり治安も悪く、テロ組織の拠点もそんな辺境の世界に集中していた。
『こちらアーロン01、クラウディアへ至急航空支援を要求する』
そんな中、次元世界の軍隊のような立場にある時空管理局の陸戦魔道士部隊がとあるテロ組織の拠点に強襲をかけていた。しかし、想定以上の戦力に母艦である次元戦艦《クラウディア》に援護を要請していた。
「こちらクラウディア、対空攻撃が激しすぎる。このままでは航空部隊は投入できない。対空兵器を今の70%以下にまで低下させてくれ」
援護要請を受けたクラウディアだったが敵拠点の対空攻撃が激しく航空魔道士による航空支援が出来ないでいた。
『AMFが濃すぎてその対空兵器を護るドローンを破壊できないから要請しているんだよ! 俺達に特攻でもしろって言うのか!!』
この世の事象のほとんどはその事象に合ったエネルギーが必要だ。もちろん魔法もその法則から外れてはいない。よって魔法を生むエネルギーである魔力を無効化してしまう
「艦長! このままでは」
「ああ、彼を出そう」
地上部隊を助けるためには航空部隊を壊滅の危機にさらさなければならず、かといって航空部隊を助けるためには地上部隊を壊滅の危機にさらさなければならないという悪循環にはまってしまい困惑したオペレーターに対して今作戦における最高司令官であるクラウディア艦長クロノ・ハラオウンはとある決断を下した。
「!? いくら彼らでもあの対空攻撃では、それに彼が使うのは」
「分かっている。だがこのままでは地上部隊が壊滅してしまう。それに彼が使うのはしっかり局が許可したものだ。今回の作戦でも使用は許可されている」
クロノの判断に反論をする副官だったが、目の前の状況を見て副官は黙ってしまった。その行動を納得としたと捉えたクロノは自身が座る椅子に備え付けられている受話器を取ると一言、通信相手に伝えた。
「仕事だ」
その瞬間戦艦クラウディアの隣に白亜の戦艦が現れ、その艦首から一筋の青白い炎を引きながら1機の戦闘機が戦闘空域へと飛び立っていった。
数十分後、今回の作戦目標は達成された。テロ組織構成員の90%が死亡という形で。
次は設定関係です。