戦姫予測シンフォギア 〜未来へのREAL×EYEZ〜 作:絆蛙
うわぁ、サブタイトルのネタ切れ感半端ねぇ・・・。
そしてこの話書いてて自分でも思ったんですけど・・・シンくん、君ほんとに人間?自分で書いててそう思うとか訳わかんねぇなこれ()
『---りん■■浮か■だ■■■・・・』
暗い、暗い何処か。不安で、辛くて、怖くて、それでもやらなくちゃ行けなくて、毎日毎日と続くナニカ。
だけど、どうしようもなく怖くて耐えれなかった時。いつも
『--りん■■落っ■■た地べ■■・・・』
その人はいつも真っ白で、顔も姿も霧がかかったように見えない。
私はその歌が、歌声がとても好きで、聴くだけで安心することが出来た。
けれど、私にはソレが何なのかは、一切分からない。そして今日も夢が覚める。覚めてしまうと理解した瞬間、そこで真っ暗な世界へと切り替わった---
「---?」
声が聞こえる。男の人の声だ。
でも、確かに温かくて、月の光に包まれているように安心出来る・・・そんな優しい声。
「お---セレ---?」
体が優しく揺らされ、もう少しだけ意識を沈ませていたい気持ちを少し抱きつつも、欲に従わずに逆らい、意識を浮上させる。
「セレナ。ご飯出来て---」
「ッ!?」
「あ、おい!?」
ぼーっと朧気になっている意識から少しずつ鮮明になる視界。
ある程度見えるようになると、かなり近い位置にあった男の人の顔に驚いて、慌てて下がり---思い切りヘッドボードに頭を打った。
「痛っ!?」
「ちょ・・・大丈夫か?」
「ぁ---は、はい」
打った箇所を抑えながら顔に熱が籠るのを感じつつ、心を落ち着かせる。
先ほどの衝撃で目が完全に覚めた私は、その人を見た。白髪で赤い瞳、それだけだと少し怖い印象を与えるだろうけれども、私を見るその人の瞳はとても優しい。それに、頭をぶつけただけなのに少し大袈裟な様子には思わず笑ってしまう。
「とりあえず、なにか冷やすものを---」
「いいえ、大丈夫です。ちょっとぶつけちゃっただけですから」
このままだと無駄に心配かけてしまうため、素直に言っておきます。
なにより、今はこの人に迷惑を掛けたくないから。
「そうか・・・ちょっと失礼」
「わっ」
だけど、その人は私に一言だけ入れると私の頭に触れる。
手から感じる温もりに安堵と嬉しさを感じるが、撫でるように触れられた手がすぐに離れて少し寂しく感じた。
「確かに、大丈夫そうだな」
「あはは・・・今のシンさんより大丈夫です。私の方は、ほぼ痛み消えましたし」
「・・・否定出来ないな」
表に出さないようにしながら苦笑いした彼---シンさんの左腕を見て、次に右腕を見る。
左には包帯が丁寧に巻かれていて、右腕にはギブスが付けられていた。
両腕は
実際には骨は折れてないみたいだけど、心配した私たちが無理矢理した感じ・・・だったような。
「まあ、着替えとかあるだろうし外で待っておく」
「あっ・・・そ、そうですね。少し待ってください!」
部屋を出ていく後ろ姿を見ながら、慌てて返事する。
手を振りながら部屋を出ていったその後ろ姿も、先ほどの様子も、
「・・・良かった」
もし、彼が変わっていたらどうしようって思ってたから、本当に良かった。私が知る人が別人になってたら? それほど怖いものは無い。私は今のシンさんしか知らないから、別人になってたらどう対応したらいいか分からなくなると思う。
もちろん、
同じ境遇の私たちだったけど、昨日思い出したと聞いて少し不安でした。
「着替えなきゃ」
あまり待たせるのも申し訳ないため、慌てて部屋着に着替えて髪の毛などもしっかり確認。何も乱れてないと分かると、部屋を出る。
「お待たせしましたっ!」
「じゃ、行くか。アズ待たせてるしな」
「はい!」
先に行ってくれても良かったのに、待っててくれたことに心が温まります。
「おそーい」
「悪いな、アズ」
リビングに戻ると、シンさんにアズと呼ばれた愛乃姉さんに頭を下げる。
「ごめんなさい愛乃姉さん。私が頭打ってしまって・・・」
「そうだったの? 大丈夫?」
「はい、平気です」
シンさんと同じように心配してくれたことに、嬉しいという思いがふつふつと湧き上がってくるのを感じる。
「ん、それならいいけど。じゃあ、食べましょうか」
「そうですね!」
私とシンさんも席に着き、手を合わせて頂きます、と感謝を込めて言います。
今日の献立は鮭と味噌汁、目玉焼き、白米と言ったモノです。愛乃姉さんは家事も得意ですし、美人さんなので少し羨ましかったりします・・・。『家事は理由があって昔出来なかったけど、アーク様の為に必死に練習した』と愛乃姉さんは言ってましたけど。
「・・・やっぱり食べづらいな」
両腕が怪我してるため、左手でも少し食べづらそうにしてるシンさんの姿が見える。
すると---
「はい、アークさま♡」
「いや別に後で---」
「あーん♡」
「・・・・・」
気づいた愛乃姉さんが、有無を言わせずに口元に近づけ、少し迷いつつシンさんが食べている姿があった。
「アークさま、おいしい?」
「・・・ああ」
質問の答えを聞くと、ニコニコと愛乃姉さんが嬉しそうに見つめていました。
「・・・シンさんっ」
「なん---むぐ?」
名前を呼ぶと、此方に顔を向けながら口を開けたタイミングで、息を吹きかけておいたご飯をそっと口の中に入れる。
「どう・・・ですか?」
「---いや、味は変わらないし美味しいが、先に食べててもいいんだぞ?」
むぅ・・・そういう訳で聞いた訳じゃないんですけど・・・。この場合優しいというべきなのか、それとも・・・?
「アークさまにも食べて欲しいんだもの。あ、それとも恥ずかしい? そんなアークさまも可愛いけど♡」
「・・・うん、まあそれでいいか」
あ、もう諦めたような表情をしてます。愛乃姉さん、こういうの強いからなぁ・・・。下手に口出して何度からかわれたことか・・・でも、愛乃姉さんがそんな愛情表現と言えることをするのはシンさんだけ、というのは分かってます。
実はそんな一途な愛乃姉さんも可愛いなぁ、とは密かに思ってますけど・・・シンさんも嫌ではなさそうです。普段はしないけど愛乃姉さんが顔赤めるくらいの反撃をたまにしてて凄いと思ってますし。
「そ、そういえぱ・・・その、記憶って・・・?」
何か話題を逸らそうと考え、浮かんだのはやはり記憶でした。昨日は思い出したとは聞きましたが、全ては聞けませんでしたから・・・。
「ん、ああ。全部ではない・・・というか全部は思い出せない、が正しいか? オレの記憶にあるのは二年前のライブ。それと、どういう経緯で
そう言って、見抜かれていたのか私の頭を撫でながら優しい眼差しで見てくる姿に少しドキッとする。
「そ、そうですよね・・・えへへ、良かったです」
心地よい感覚に身を委ねがら、自然と笑みが浮かぶ。
そして先ほどの言葉を考えると・・・こうなった、というのは恐らく・・・
「滅ぼす? ---アークさまを私だけのにするなら---まあセレナはいいにしても・・・」
綺麗と思えるほどニコニコとした笑顔なのに、物騒な事と一緒にぼそぼそと何かを呟いてる愛乃姉さんから、凄く黒いオーラのようなものが見えます・・・。
「いや、まだやる気は・・・あぁ、そうだ。明日はアイツの所に行くが、セレナも来るか?」
「いいんですかッ!?」
物騒な言葉については忘れ、シンさんの言葉に体が前のめりになる。
「お、おう・・・」
「あっ、すみません・・・」
身を引くシンさんを見て、自らかなり接近していることに気づくと、顔が赤くなるのを感じながら席に座る。
「・・・まぁ、何か準備するならしといてくれ。どちらにしてもオレは行かないといけないし」
「はい!」
元気よく返事をするが、先を考えるとちょっとだけ暗い気持ちになる。
正直、私は戦って欲しいとは思ってないですし私自身も戦いたいとは思ってません。でも、もし戦わないといけないのなら、きっと---どちらにせよ、私自身も強くはならないといけませんよね・・・出来るなら傷つけるなんてしたくないけど、するかどうかは別として自分や大切な人を守るための力は必要になる。
だから明日は
◆◆
「さて、じゃあ準備は良いな?」
次の日になると、少しはマシになったのか両腕の包帯やらギブスを外したシンが、黒のベルトを付けて二人に聞いていた。
「はい!」
「私も大丈夫」
明るく返事するセレナと、特に変わらず返事するアズ。
そんな二人の対比に苦笑いしたシンは、ベルトの上部を押してアークゼロへと変身を遂げる。
変身を終えると、傷つけるものではなく、二人を護るためにオーラで身を包み込んだ後、抱えて飛んで行った。
---ここで一つ。
皆さんは特に約束したわけでもなく、事情や経緯などを話した訳ではなく、唐突に家に来て遊ぼうなどと言われて『良いよ』と答えられるだろうか? 幼い頃ならそれは出来ただろう。
しかし、成長すると自然とやりたいことなども出てくるのが人間。
例えば大人。仕事などで忙しいのに突然来た友達に言われたら、予定を潰してても遊ぶ人などたくさんは居ないだろう。
特に、現代社会はゲームという娯楽や動画がたくさんある。もちろん、遊ぶ人もいるだろうが、申し訳なく思いつつ断る人も居るはずだ。
分かりづらいのであれば、会社で例えよう。
有名な会社の社長にアポを取らずに会えると思うだろうか? それは否。普通は追い返されるだろう。
アポを取らずに会える場合もあるだろうが、フィクションだろうが大抵は帰らされる。無理矢理入ろうとしたら物理的に帰らされることもあるかもしれない。
他にも、裏口からの侵入・・・つまり不法侵入者が居たとしよう。人によっては警察に連絡を。人によっては倒そうとするだろう。
じゃあ、もし己に人智を超える力があるなら? 相手は泥棒、または目的の分からない相手、もしかしたら人を殺すことに快楽を覚えた殺人鬼かもしれない。
そんな相手をそのまま放置する? いいや、力があるなら当然、捕まえるためにも自身を守るためにも、逃げるためにも迎撃する。
つまり、だ。何が言いたいのかと言えば---
「来た---うおっ!?」
当然、侵入者は迎撃されるのである。
「シンさーん!?」
変身を解除した瞬間、明らかにシンだけを狙った攻撃---とてつもない突風がシンだけを吹き飛ばしていった。
「セレナ、大丈夫よ。アークさま受け止めてたし」
アズの言葉通り、シンは変身解除したにも関わらず手からバリアのようなモノを貼っており、ただ風に吹き飛ばされただけだ。
いや、正確には完全に防ごうとしてセレナとアズを優先したからこそ、間に合わずに一人だけ吹き飛んだのだが。
そしてアズは特に慌てるようなことも無く、シンを吹き飛ばしたであろう犯人が居る方を向いた。
そこには---
「おい・・・オレはお前に
「もー怒らないの。そんな怒ってもアークさまは吹き飛んじゃったから答えられないと思うのだけど? ね、
「・・・ふん」
何処か不機嫌そうな表情で見下ろすのは、赤いドレスに金色の綺麗な髪を三つ編みにし、顔は整ってるといえる童顔の一人の少女---キャロル・マールス・ディーンハイムだった。
〇偽名:
本名:アーク(?)
エボルトの縺帙>縺ァ両腕諤ェ我中。
莠コ髢捺?でバリアを貼繧九↑
〇偽名:
本名:アズ
物騒なことをよく言ってるが、純粋にアーク様が大好きなだけ。
セレナは認めてるというかアズからしたら妹感覚。
〇セレナ・カデンツヴァナ・イヴ
記憶喪失らしいが、何故記憶喪失なのかは不明。しかし、夢でそれっぽいのは何度か見てる。
シンが何か変わってないか心配だったけど全く変わってなかったから安心。
因みにシンの何気ない優しさや気遣いにドキッとすることが結構ある。
アレってなんですか
〇キャロル・マールス・ディーンハイム
シンくんが何度か言ってたアイツこそがキャロル。
彼女からしたら見つけることの出来ないはずのシャトーに家にでも帰ってくるような感覚で何度も侵入されてるから、我慢出来ずにふっ飛ばすのは仕方がないね。
(殺さないようにかなり手加減されてる)錬金術で(変身解除してるとはいえ)シンくんをあっさりと吹き飛ばしてる点から彼女の強さが分かるだろう。
セレナァァアアアアアァアァ!!(大人セレナだとアルトくんの歳上になっちゃうので少女版)生存させるか
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生存させろ
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(しなくて)いいです
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アークの意志のままに・・・
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アークワンはよ
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(いっそヒロインにしても)ええんやで