戦姫予測シンフォギア 〜未来へのREAL×EYEZ〜   作:絆蛙

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最近帰ってきたら寝落ちが多くてデイリーすら受け取らないレベルなので小説書く時間がマジでなくて困るぜ・・・。
あっ、どうでもいいんですけど私、最近大人セレナがめっちゃ来てるんですよね。私の中でブームです。なんでだろう?確かに実装された時から良いなぁとは思ってましたけど何故急に・・・くっ!書きたい!書きたい・・・んだけど三期書き終えるまでネタバレなしの特別編はきついッ!三期四期が主人公について、って感じ(予定)ですからねぇ・・・一期は伏線やら装者、二期はあの人たちって感じですし(作者は)お寿司食べれない。
とまあ、なので誰か私に世界やら星の白金などのスタンドをください。時間止めて書きます(片方は正確には止めてないけど)

じゃ、どぞー今回はタイトル通り分かると思いまーす。色々ね?



第十二話 ソノ目的とは、一体?

 

 

---時は一ヶ月と一週間前に遡る。

アークゼロとネフシュタンの少女---クリスが二課の装者とエボルとの激闘を繰り広げている中、彼女たちはゆったりと歩みを進めていた。

 

「どうかした?」

 

ふと、橙色がかかった茶髪の少女---セレナが立ち止まったのに気づいたのか黒の長髪で一部に赤のメッシュが入ってるもう一人の人物---アズは首を傾げた。

 

「あ、いえ・・・こうやって見ると、本当に愛乃姉さんって魅力的だなぁって思って」

 

じーっと視線を向け、セレナはアズを見つめる。

 

「そう?」

 

「はい、仕草とか動作とか・・・スタイルも良いですし、ちょっと羨ましいです」

 

「そう言われても、私にとっては自然体だからね。まぁ・・・()()()()()()()()()()時から、というのもあるけど」

 

アズの言葉が理解出来なかったのか、セレナは首を傾げる。

 

「ん、気にしないで。それより急にどうしてそんなことを?」

 

「あっ、そうですよね・・・ええと」

 

疑問は思ったようだが、深堀はするつもりないのか素直に話を戻したセレナは何処か言いづらそうな様子になる。

 

「・・・実は最近、シンさんに子供扱いされてるような気がするんです。だから、愛乃姉さん見たいな感じになればその・・・見てくれるかなって」

 

「あー・・・アークさまからすると、子供扱いはしてないと思うよ? ただアークさまは優しいから心配してるんだと思う。セレナはセレナのままの方がアークさまも私も、キャロルも良いと思うけどね」

 

「そうでしょうか・・・?」

 

「セレナにはセレナの良さがあるから。気にしないの」

 

「・・・分かりましたっ」

 

「じゃあ、仕事果たしに行きましょうか」

 

「はい!」

 

アズの言葉に明るく返事をしたセレナは、再び一緒に歩みを進めていった。

場所は---あるところにある豪邸。

なお、その道中でセレナがシンのことでアズに揶揄われたのは余談である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セレナはここで待っていて」

 

「分かりました。気をつけてくださいね」

 

「もちろん」

 

何度か来たことがあるのか、周りを見渡すセレナとは別でアズは迷うことなく一直線にある部屋の前に辿り着いた。

アズがセレナに待機するように言うと音も立てずに部屋へと入っていく。

部屋へ入ると、少し周りを見渡してから足音を殺しながら歩みを進める。

そして目的の人物を見つければそこへ歩いていき、声をかけた。

 

「そんなにクリスが心配?」

 

「誰だ!?」

 

気づいてなかったのか男が懐から取り出した拳銃を向けるが、顔を驚愕に染めた後に拳銃を落とした。

 

「久しぶりね、迅」

 

「お前は・・・アズ・・・か? なっ、なんでここに?」

 

「私はアークさまからのお届け物を届けに来ただけ。他に用なんてないわ」

 

驚く迅とは別で、無表情でそう返したアズは懐から取り出したフォースライザーとプログライズキーを投げ渡した。

突然投げられたため、思わず反応して受け止めた迅はそれを見つめる。

 

「これは・・・?」

 

「クリスが心配ならそれで一緒に戦うといいわ。渡すものは渡したから。じゃあね」

 

冷たい態度で必要な情報だけを最小限話すと、アズは踵を返して去ろうとする。

 

「ま、待って! アークって・・・? それにどうして僕にこれを?」

 

「・・・アークさまはあなたも見たことあるでしょ。フィーネと話してた黒い仮面ライダーのこと。渡した理由については簡単よ。アークさまからの指示。私はあなたがどうなろうが興味もないしどうだっていいんだもの」

 

呼び止めてきた迅に対し、ため息を吐いて顔だけを向けたアズは心底どうでも良さそうな表情で見つめていた。

 

「用はそれだけ? だったら帰らせてもらうわ」

 

「いや・・・最後に」

 

「なに?」

 

仕方がなくと言うようにアズは去ろうとせず、迅から発せられる次の言葉を待つ。

すると迷いがあったのか一度俯いた迅は覚悟を決めたように上げ、続く言葉を発した。

 

「なんでお前が()()()()()()んだ・・・? それは良いことだけど、聞いた話ではお前はタダでさえ安静にしないと行けなかったのに、ある時---」

 

「行方を眩ませた?」

 

「・・・あぁ」

 

顔だけ迅へと向けていたアズは体も反転させて正面から見つめる。そして、続くはずの言葉を自ら喋ることで遮っていた。

先程とは別で、無表情ではなく嫌なものでも見るように。

 

「親しくもなかったあなたにとって、どうでもいいでしょう?」

 

「それは・・・でも、同じ孤児院で---」

 

「暮らした仲間とでも? 私はお前たちとは違う。一緒に生きてきたわけでも、暮らした訳でもない。だけど、一つだけ答えてあげましょうか。私が生きてる理由は生きるための希望を見つけたから。それ以上、話すつもりはない」

 

「希望・・・」

 

再び俯いたのを見たからか、アズは興味を無くしたようで再び踵を返して出口へと向かっていく。

 

「そうだ、滅は、皆は何処に行ったか知ってる!?」

 

「・・・アークさまのこと以外、興味はないわ。私に聞かないで」

 

今度は振り向くことすらせず、アズはその場を去っていった。

残っていたのは、立ち尽くしたままベルトとプログライズキーを見つめる迅だけだ---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆

 

そして現在---

 

「仮面ライダー迅・・・ねェ。またこれで戦力差はほぼ互角に持っていかれたわけだ」

 

二課の装者は三人と仮面ライダーが一人。対する相手はアークゼロと仮面ライダー迅、ネフシュタンの少女。

 

「・・・まるでラスボス戦だな」

 

「でも、人数はこちらに分がある。私たちはサクリストD、デュランダルの回収をするだけで倒す必要性はないわ」

 

状況を整理する奏と翼。

しかし、この場の全員がそれぞれの武器や拳を握る中、一人---アークゼロだけは何も動作を取ることなく、静かに佇むだけだった。

 

「だったら---こういうことかァ」

 

瞬間、誰もが油断することなく居たのにも関わらず、エボルはネフシュタンの少女の目の前に居た。

 

「なっ!? コイツ、いつの間に・・・!」

 

そして驚愕するネフシュタンの少女が反応する前にエボルは拳を握り締め、そのまま拳を突き出そうと---

 

「っ、させない!」

 

する前に反応した迅がライダーキックを放つが、エボルは避けて反撃の蹴りを繰り出す。それをギリギリのところで迅は避けるが、僅かに掠ったのか少し飛ばされ、着地を果たした。

それが皮切りとなり、ツヴァイウィングはネフシュタンの少女に。迅はエボルに挑みに行く。

そうなると、残されるメンバーは・・・。

 

「回収させてもらう」

 

「・・・ッ。させない!」

 

一瞬の躊躇い。しかし、確かな意志を持って響はアークゼロの前に立ち塞がる。

だが、アークゼロは視線を向けず、未だに静止を続けるデュランダルを見ていた。

 

「好きにすればいい---守れるのであればな」

 

アークゼロは指先から荷電粒子砲を放ち、響がギリギリのところでそれを避ける。

するとアークゼロがデュランダルに向かって跳躍しようとした。

響は即座に妨害しようと殴り掛かり---躊躇った。

 

「遅い」

 

その隙を逃されることなどなく、響はあっさりと投げ飛ばされる。

 

「翼!」

 

「分かってる!」

 

翼が振り向きざまにアークゼロに斬撃を放つが、アークゼロはただの蹴りで逸らした。

そこでネフシュタンの少女が翼に鞭を放つ。

それを奏が受け止め、大きく弾くと---

 

「避けて!」

 

「・・・ッ!」

 

ネフシュタンの少女がわざと倒れ、奏に対して迅が突撃した。

 

「うわっ!?」

 

飛行能力を利用した突撃のため、ギリギリのところで身を逸らす奏。

そこをネフシュタンの少女が鞭を横薙ぎするが、剣を巨大化させた翼によって受け止められ、アークゼロがアタッシュアローから翼に対して放った矢をエボルがスチームブレードで叩き落とす。

 

「今度こそ!」

 

「待て!」

 

翼を剣ごと吹き飛ばしたネフシュタンの少女が跳躍しようとし、奏がそれを追う。

しかし跳躍した瞬間に迅が迂回して回り込んできてたのか背後から奏にタックルを仕掛けた。

 

「邪魔はさせないよ!」

 

「くそっ! いや---まだだっ!」

 

「なっ!? 後ろ!」

 

戦闘経験の差故か落ちながらも奏は槍を構え、槍を投擲する。

自ら得物を離したことに迅が驚き、迅の警告と共にネフシュタンの少女へ槍は一直線に飛んでいく。

 

「ぐぅ!?」

 

即座に反応したネフシュタンの少女は咄嗟の判断で槍を弾くが、空中に居たため、槍を弾いた際の衝撃でデュランダルの位置からズレてしまう。

 

「・・・邪魔をするな」

 

「これが任務なんでね」

 

「このまま行けば、この場の全員が滅びるぞ」

 

「・・・何?」

 

取っ組みあっていたアークゼロとエボルだったが、意味深なことを呟かれたからかエボルが怪訝そうに聞く。

そんな時だった。

 

「立花!」

 

「はい!」

 

チャンスが舞い降りてきたからか、翼が声を上げる。

それに気づいた響が再び跳躍し---アークゼロがエボルを無視して同じく跳躍した。

 

「・・・間に合わない、か」

 

「とどっ・・・けぇえええ!」

 

翼が放ってきた斬撃を軽々と弾くが、その動作は一秒以上掛かってしまう。

諦めたかのようにアークゼロの口から呟かれ、時を同じくして響がデュランダルを掴み取った---否、()()()()()()()

 

「新たな結論を予測した・・・ッ!」

 

アークゼロが地面に降り立つと、同じくして着地した響に振り向き、今まで見せたことのない()()()()()()を響に向けた。

そして---

 

「ウゥ・・・ゥウウウゥウゥゥゥウ・・・!!」

 

響が両手で持つ剣は石色から黄金色の大剣へと変化しており、それはデュランダルの起動を意味している。

天高く雲を貫く黄金の光。だが、間違いなく異常事態だった。

 

「響!?」

 

「立花、何が!?」

 

全く余裕のない表情でデュランダルを握り、響の上半身が黒く変質して獣の如く雄叫びを上げ、理性の飛んだような淀んだどす黒い感情の渦巻く視線で獲物を探すように周囲を見渡した。

 

「アァアアアアアァァァ!」

 

「そういうことか!」

 

「・・・まずい」

 

そんな響の様子に最も早く気がついたのは二人。エボルとアークゼロ。

次に響の明らかな異変に気づいた奏と翼は近づこうとするが、味方であるにも関わらず響は近づく存在を敵だと判断したようでデュランダルを横に薙ぎ払った。

 

「なっ!?」

 

「くっ・・・!」

 

二人は即座に避けようするが巨大な剣なだけあり、範囲が大きく間に合わない。

咄嗟に二人は自身が持つ得物でガードしようとするものの、その程度では完全聖遺物を防ぐことなど不可。間違いなく、デュランダルの斬撃が通った逕路(けいろ)同様、肉体は抉れる---死。

 

ロケット!クリエーション!』

 

『Ready Go!』

 

すると、即座にコブラエボルボトルをロケットフルボトルに入れ替え、レバーを回したエボルが凄まじい速度で奏と翼の居る位置まで向かい---

 

ロケット!フィニッシュ! チャオ!』

 

当たる寸前に抱えることで空中に行き、躱すことに成功する。

そして別の位置に降ろしていた。

 

「全く・・・死ぬ気か!?」

 

「た、助かった!」

 

「す、すみません・・・ですけど、このままだと立花がっ!」

 

「それは分かっているが、ありゃ一体・・・うん?」

 

デュランダルによる一撃をエボルが間一髪のところで助けたため、難を逃れた二人。

そして翼の言葉に思考しようとしていたエボルは何かに気づいたように声を出していた。

何故なら、デュランダルの範囲から逃れたのはたったの三人・・・つまり、残りはまだデュランダルの範囲内に居り、横薙ぎによる一撃は止まらずに刻々とネフシュタンの少女と迅へ迫っていた。

 

「や、やばっ---」

 

迅はすぐに慌てて避けようとするが、動かないクリスを見て行動を中止し、彼女の傍に寄る。

だが、その合間にデュランダルはすぐ目前まで来ている。今から回避行動を取っても無事では居られないだろう。

()()()()()()()の話、だが。

 

「早く避けろ」

 

「なっ!?」

 

「お前、何を・・・!?」

 

離れていたはずのアークゼロが目に追えぬ速度で二人の傍に行き、範囲外まで蹴り飛ばす。

ネフシュタンの少女と迅はそれによって吹き飛び、範囲外から逃れるがデュランダルの一撃はアークゼロに向かっていた。

それを見据えたアークゼロは腕に悪意のオーラとも言える赤黒いエネルギーを纏うことで、防御の体勢に入り---物凄い速度でエボルたちがいる場所よりも遥か先に地面を削りながら吹き飛ばされる。

 

「ッ!?」

 

さらに肉体からは小さな爆発のように連鎖的に火花が散っていて、自然と止まる頃には仰向けに倒れていた。

 

「コイツを使うしかないかァ・・・?」

 

その威力を見て流石にキツいと思ったのか、石化しているトリガーのようなものを取り出したエボルは響を見つめる。

 

「こいつ、何を・・・!? そんな力を見せびらかすなッ!」

 

そんな中---アークゼロが吹き飛ばされたのを見た後、とある人物を見て歯軋りしたネフシュタンの少女が動き出し、ソロモンの杖を手にして響に向かって放った。

 

「ダメだ! 逃げるよ!」

 

「ウゥゥゥ・・・ガァァアアアアァァ!」

 

新たな敵と判別したのか響がデュランダルを再び天へと掲げる。

それを見た迅がネフシュタンの少女の手を取り、背中から展開した翼を利用して離れようとする。

しかし、まるで逃さないと言うように響がデュランダルをゆっくりと振り下ろしていた。

 

「このまま人殺しをさせちまうと、アイツに合わせる顔がなくなるな・・・」

 

それを見たエボルが仕方がないと言わんばかりにため息を吐き、トリガーを押すが起動がしない。

ならば、と駆けつけようとし---()()()()()()誰よりも早く直撃する前にデュランダルの真正面に立っていた。

その正体はアークゼロであり、アークゼロは全身に赤黒いオーラのようなものを纏い、拳を振り上げる。

それだけで、先程とは違う威力なのかデュランダルの一撃は()()()()()()

 

「グァ・・・? ウゥウウアアァァアアアッ!」

 

打ち消されたことに響が驚いた様子を見せたが、デュランダルのエネルギーはその程度で止まることは無い。

何故ならデュランダルには『不滅不朽(ふめつふきゅう)』という意味があり、膨大なエネルギーを無尽に生み出す為、エネルギー切れということは有り得ないのだ。

攻撃を辞めさせるには手に持つ装者の意識を奪うか、殺すか。はたまたデュランダルを手から離れさせるしかない。

そして今度はデュランダルから今まで以上のエネルギーが集められていた。まるでアークゼロの存在を警戒してるかのように。

対するアークゼロベルト上部にあるボタンを中指で弾くように押し込む。

 

オールエクスティンクション

 

アークゼロの腕に今まで以上の赤黒いオーラが纏わりつく。

同じくしてデュランダルの一撃が再び放たれ---アッパーカットの要領でアークゼロはデュランダルにぶつけた。

 

「・・・静まれ」

 

地面にクレーターを作り、明らかにアークゼロが押されている状態。

そんな中でも焦ることも無く冷静に見つめ、アークゼロは()()()を取り出した。

それはプログライズキー。しかし迅が持っていたプログライズキーとは別で()()()()()()()が描かれたプログライズキー。

アークゼロはデュランダルによる攻撃と拮抗しながら、プログライズキーの起動ボタンを押す。

 

マリスラーニングアビリティ

 

その瞬間、響の足元から()()()()()が出てきてアークゼロが持つプログライズキーに吸収され---

 

「あっ・・・!?」

 

響が元に戻り、ぐらりと足を縺れたことで倒れそうになる。

そしてデュランダルが離された瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オール

    エクスティンクション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。離された為、威力を失ったデュランダルのエネルギーが凄まじい威力で打ち上げられ、大爆発が起こった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・あれ? 私・・・」

 

大爆発が起こり、爆風が収まると響は完全に意識を取り戻していた。

 

「心配しなくとも、全員無事だ」

 

「ギリギリって感じだけどね」

 

「ネフシュタンの少女と仮面ライダー迅、アークゼロは逃したが、立花が無事でなによりだ」

 

そんな響にエボルと奏、翼は声を掛ける。

全員が無事なのを見て、響は安心する。しかし暗い顔をしていた。

 

「わ、私・・・今、全部壊れろって・・・体が勝手に---ッ」

 

「分かってるよ。誰も響を責めちゃいないって」

 

「響ちゃんの歌声で起動したデュランダルの力ね。だけど残念ながら作戦は中止よ」

 

了子はそれだけ言うと、電話に出ながら工場地帯だった場所を事態の収拾にやって来た一課と二課のメンバーと共に片付けに入る。

不幸中の幸いと言うべきか、工場地帯は既に人が出払っていた。

しかしデュランダルとアークゼロのぶつかりあった一撃により、工場地帯---それも薬品を扱ってる場所だったのもあって大爆発が起こったのである。

そんな中で了子を翼が。奏が逃げ遅れた二課の面々を。

そしてエボルが響を助けたからこそ、無事に被害が出ることがなかった。

ただし---周囲は悲惨な光景になっているのだが、先の爆発による死者は居なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆

 

---場所は変わり、アークゼロとデュランダルの一撃によって爆発が起こった直後、二課のヘリでは爆発による黒煙で何もかも見えずに居た。

何も見えず、消えない煙にもどかしさを感じていた弦十郎はふと、ある場所を見た。

それを見て一瞬悩むように躊躇するが---亡に後を任せることを伝え、頷く亡を見てから地面に降り立つ。

 

「待ってくれ!」

 

そして即座にある人物に近づき、声をかける。

その人物はゆっくりと振り向くが、そんな動作すら恐ろしさを感じさせていた。

 

「・・・二課の司令か。なんのようだ」

 

相手は、アークゼロ。

先ほどのダメージが効いているのか腕を抑えているが赤い瞳は色褪(いろあ)せて居らず、ここで戦闘に発展しようものなら今すぐにでも戦いは始まるだろう。

 

「目的は、君の目的はなんだ? 何のためにこんなことをする!?」

 

「・・・」

 

弦十郎の問い掛けに、アークゼロは沈黙で答える。

 

「頼む、話してくれ。君と戦うつもりは無い---俺は奏を救った行動にも、誰も死者を出すことをせず街を破壊した行動にも何か理由があると見ている」

 

弦十郎は言葉通り、拳を構えることすらせずに、ただアークゼロを正面から見つめる。

そんな姿を見たからか、アークゼロは口を開いた。

 

「・・・二課の司令。たったの一人で堂々と私の前に出てきた肝に免じて、答えてやる。私の目的は---()()()()()()()()()()

 

「人類を、見極める・・・?」

 

アークゼロから返ってきた言葉に弦十郎は理解出来なかったのか、アークゼロと同じ言葉を呟いていた。

 

「そうだ。人類が悪意を撒き散らし続け、奇跡を消し、悲しみを生み続け分かり合うことすらしない。そして希望すら覆う愚かな人類なのか---共に歩み続けられる存続の道を往き、手を繋ぎ笑顔を作ることの出来る希望を見い出すことが出来るか---つまり人類が救うに値する、本当に滅ぼすべき存在か滅ぼすべきではない存在。それを見極める必要がある」

 

「・・・仮に、仮に滅ぼすべき存在ならば、君はどうするんだ?」

 

「---その時はこの世界を、いや・・・()()()()()()()()()

 

それだけ言い放つと、アークゼロは用がないと言わんばかりに踵を返す。

弦十郎はそんな姿を見つめるだけで、攻撃は仕掛けようとしない。彼はやらないと言っておいて不意打ちを仕掛けるほど小物な人間ではないからだ。

 

「・・・俺たちは、分かり合うことは出来ないのか?」

 

「---可能性を見せてみろ」

 

望んで呟いたはずではない言葉。

しかしアークゼロの足は止まり、感情を込めた言葉を弦十郎に言い放った。

 

「どういう・・・ッ!?」

 

アークゼロに言葉の意味を聞こうとした弦十郎は、突然やってきた凄まじい突風によって目を覆った。

突風はすぐに消え去ったが、既にアークゼロの姿は何処にもなく---

 

「可能性とは、どういうことだ・・・?」

 

残されたのは一人、アークゼロの言葉を思い返すように呟いた弦十郎のみだった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




○エボルトォ!
玩具持ってないので音声合ってるか分かんないです・・・。でも有能。

○仮面ライダー迅
初陣の相手が悪すぎるだろ!いい加減にしろ!よく頑張った・・・。

○アークゼロ
ただの拳で一度は完全聖遺物を完全に打ち消す変態。
あまりにもの化け物っぷりにデュランダルさんが原作本編以上の全力を引き出したが、アークゼロの悪意回収キーが強かった。
目的が発表されました。なお、誰も一つだけとはいっていない。

○アズ
察した人は居そうで怖いですねぇ!あるアニメをちょい参考にしてたりします。番外編作品ね。
彼女の全部が分かるのは四期だと思うけど。

○セレナ・カデンツヴァナ・イヴ
今回、単純に遠回しにシンくん大好き表現しかしてなくね・・・?ちゃ、ちゃんと出番作るから大丈夫(震え声)

セレナァァアアアアアァアァ!!(大人セレナだとアルトくんの歳上になっちゃうので少女版)生存させるか

  • 生存させろ
  • (しなくて)いいです
  • アークの意志のままに・・・
  • アークワンはよ
  • (いっそヒロインにしても)ええんやで
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