戦姫予測シンフォギア 〜未来へのREAL×EYEZ〜   作:絆蛙

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すみません。自身の誕生日に投稿してから二週間くらい投稿出来てませんでした。燃え尽きてたのもありますけど、魚の骨を喉に詰まらせてピンチになってたりテスト期間(勉強してるとはいっていない)だったりテスト(勉強してない)だったり寝てたり(大半がこれ)で全く書けてませんでした。
これからも全く書けないと思いますけど休載にはしません。ただもし私が三ヶ月以上も投稿しなくなったら『あっ、こいつ浪人したな』と思ってください。突然いつも通りに戻ったら『あっ、こいつ受かったな』と思ってくださいね。ちゃんと完結させたいので受かるといいなぁ・・・まあ受かるつってもまだ何も決まってないんですけど(おい)
最後に久しぶり過ぎて書き方変わってるかもしれないです

では、本編どうぞ!



第十四話 撃ちてし止まぬ運命のもとに

未来に見送られた響はネフシュタンの少女が現れたと報告のあった場所へ向かい、飛んでいく姿を捉えた。

響は一度深呼吸をし、覚悟を決めたように集中する。

そして彼女はシンフォギアを起動させ、ネフシュタンの少女に向かって跳躍した。

 

Balwisyall Nescell gungnir tron(喪失までのカウントダウン)---』

 

「ッ!? お前はッ!」

 

聖詠を唱え、ガングニールを身に纏った響はネフシュタンの少女に抱きつく感じで地上へと落ちていき、開けた森の中に共に落下する。

一瞬で距離を離したネフシュタンの少女は鞭を響にぶつけるが、響は腕でしっかりと防ぐ。

 

「どんくせぇのがやってくれる!」

 

「どんくさいなんて名前じゃない!」

 

挑発のためか威勢が良い表情をしていたネフシュタンの少女が、響の否定の言葉に反応する。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこの間の測定では157cm、体重は・・・もう少し仲良くなったら教えてあげる! 趣味は人助けで好きなものはごはん&ごはん! 後は---」

 

突然の自己紹介にか、ネフシュタンを纏う少女は固まっている。

そんな中でも何時でも反応出来るようしっかりと見据えながら、響は続きを紡いだ。

 

「好きな人は居るけど彼氏いない歴は年齢と同じッ!」

 

「な、何をとち狂ってやがるんだ。お前はッ?」

 

ネフシュタンの少女が最もなことを言うが、響は彼女を知るために自分のことを話すべきだと判断して自己紹介をしたのだろう。

彼女からしてみれば、謎の行動ではあるが。

 

「私たちはノイズとは違って言葉が通じ合うんだから、ちゃんと話し合いたい!」

 

「なんて悠長! この期に及んでッ!」

 

自分の気持ちを伝えようとする響にネフシュタンの少女は聞く耳を持たず、問答無用と言わんばかりに鞭を振るう。

響は間一髪といったところで避け、次々と振るわれる鞭を全て避けていく。

その姿を見て、何処か変化を感じさせる響の姿に彼女は表情に出して驚いていた。

 

「話し合おうよ! 私たちは戦っちゃいけないんだ! だって、言葉が通じていれば人間は---!」

 

「うるさいッ! 分かり合えるものかよ人間が! そんな風に出来ているものか! 気に入らねえ・・・気に入らねえ! 気に入らねえ気に入らねェッ! 分かっちゃいねぇことをベラベラと知った風に口にするお前がァァァ!」

 

激昂したように一口で捲し立てた彼女は肩で息をし、怒りの形相を浮かべていた。

そんな彼女に響は気圧され、彼女は血走った怒りの目で言葉を続ける。

 

「お前を引きずって来いと言われたがもうそんなことはどうでもいい・・・! お前をこの手で叩き潰す! 今度こそお前の全てを踏みにじってやるッ!」

 

宣言した彼女は拳を握りしめ、ネフシュタンの鞭を振り上げると鞭の先端にエネルギーを収束させ、黒い稲妻を迸らせた光球が形成される。

 

「吹っ飛べえぇっ!」

 

NIRVANA GEDON

 

「くっ!」

 

裂昂の叫びともに放たれる光球。

回避が不可能だと理解した響は両腕をクロスさせ、直撃を耐える。

凄まじい圧力が響を襲い、歯を食いしばってガングニールの防御力で衝撃が消えるまで耐えようとしていたのだが---

 

「もってけダブルだッ!」

 

もう一発放たれたNIRVANA GEDON。

一発だけでも精一杯だった響にとって、二発目は受け止めきれる筈がなく響は光球に押し潰され、爆発が起こる。

 

「・・・ッ!?」

 

しかし爆発による煙が風に乗って消えると、爆発の中心点には響は無事に両手に光の何かを形成していた。それは暴発し、響は吹き飛ぶがすぐに起き上がった。

ネフシュタンの少女はそれを見てアームドギアの形成だということに気づくと、驚きの表情を顕にする。

この短期間にアームドギアすら手にしようというのだから当然だろう。

 

「これじゃダメだ・・・! ならッ!」

 

自身の思いを届けるためにも、アームドギアを形成出来ないのであればエネルギーを直接打ち込めばいい、と考えた響はエネルギーを握りしめた。

 

「させるかよッ!」

 

兎に角にもアームドギアを形成されることを防ごうとしたネフシュタンの少女から響に向かって鞭が繰り出される。

それを響は見ることなく掴み取ると雷を握り潰すように握り潰し、一気に引き寄せる。

 

「なんだと!?」

 

二本纏めて握り潰され、引き寄せられたネフシュタンの少女は想定外の出来事に対応など出来るはずもなく、響に引っ張られる。

対応が遅れ、尚且つ空中にいる彼女に避けることなど不可能。

右腕を大きく引きながら腰部のバーニアを展開。

瞬間的に加速した響はほんの数秒も経たずに少女の目前へと迫る。

今の響にある想いはただ一つ。

 

(最速で、最短で、真っ直ぐ、一直線に---!)

 

「胸の響きを、この想いをッ!」

 

腰を捻り、振り絞った右腕を振りかぶる。

真っ直ぐに一直線へとネフシュタンの少女へ伸びていく響の腕。

狼狽する少女にそれを防ぐことなど敵わず。

 

「伝えるために---ッ!」

 

突き進む槍の如く少女に右拳が突き刺さる。

パイルバンカー方式で拳をぶつけて同時に打ち込む事で、事実上の二段攻撃を実現させた響により、少女の体を衝撃が突き抜けて鎧にヒビが入る音と共に吹き飛ぶ。

装甲が分厚い敵を貫徹し、有効なダメージを与える用法であるパイルバンカーと同じ用法なのだ。

さらに本来はアームドギアに利用されるエネルギーも合わさり、ダメージは計り知れない。

それこそ、絶唱に匹敵しかねないほどだ。

 

石垣に叩きつけられ、凄まじい威力に砕け散った瓦礫に背を持たれさせながらネフシュタンの少女は焦る。

なぜなら今の一撃で砕けたネフシュタンの鎧が再生を始めたからだ。

自身ごと食い破られる前に片を付けなければならないと理解したネフシュタンの少女は追撃が来ることも考え、痛みに堪えながら立ち上がる。

 

「なっ・・・」

 

しかし、ネフシュタンの少女の考えは目の前の光景に否定された。

ほんの数メートル先に構えることをせず突っ立っている響。ネフシュタンの少女はそれを見て怒りを覚えた。

 

 

「お前、バカにしてんのかッ!? このアタシを・・・雪音クリスをッ!」

 

「そっか。クリスちゃんって言うんだ」

 

怒りに身を任せ、思わず名乗ってしまった少女---雪音クリスは想定外の言葉が返ってきて僅かに呆然とするが、変わらずに笑みを浮かべる響の姿に苛立ちを募らせていく。

 

「ねぇ、クリスちゃん。こんな戦いもう止めようよ。ノイズと違って、私たちは言葉を交わすことが出来る。ちゃんと話をすればきっと分かり合えるはず! だって私たち、同じ人間だよ!」

 

「・・・くせぇんだよッ! 嘘くせぇ・・・青くせぇッ!! お前なんかにアタシの何が分かるッ!」

 

紛れもない響の本心。

されどクリスに届くことはなく、逆に怒りを爆発させたクリスは正面から響に迫って殴り飛ばし、さらに蹴り飛ばす。

その際に響はクリスの攻撃を両腕で防御をしていたが、吹き飛ばされた先でさらに蹴り飛ばされる。

そのまま追撃を行おうとしたクリスだったが、一番ネフシュタンの鎧のダメージが大きかった腹部が再生を再び始める。

人際強い痛みから自身の身体を蝕んでいることを知ったクリスは僅かに悩む様子を見せるが、決意した表情を見せた。

 

「ぶっ飛べよ! 装甲分解(アーマーパージ)だ!」

 

自身の身体を蝕んでいるネフシュタンの鎧の各パーツを周囲に放出することで脱ぎ捨てる。

欠片一つが鎧であり、完全聖遺物であることから木々が折れたり地面が土埃を起こして響を覆い隠す。

 

 

 

 

 

『---Killiter Ichaival tron

 

「この歌って・・・!?」

 

両腕で顔を守った響は土煙で見えない中、自分がよく知っているものが聞こえてきて驚く。

それは聖詠でシンフォギアを纏うために必要なもの。

今は見えないが、土煙の先にいるクリスが歌ったと思われるのだ。

 

「見せてやる。イチイバルの力だ」

 

そして土煙が消えると、赤を基調とした響や奏、翼と似た鎧を身に纏ったクリス。

彼女の言葉から、それこそ彼女が響たちが纏うシンフォギアと同じく聖遺物のひとつ。『イチイバル』ということだと察するのは想像に容易い。

 

「歌わせたな・・・! アタシに歌を、歌わせたなッ! 一つ教えてやる。アタシは歌が大っ嫌いだ!」

 

ネフシュタンを纏っていた時よりも苛立ちを見せ、叫んだクリスは両の手に握られたクロスボウを響へ向ける。

クリスが容赦なくトリガーを引くとクロスボウから一斉に五本の光矢が放たれる。

高速で響の足元へ飛来すると地面を抉り、小さな爆発を起こす光矢に響は逃げ惑うことしか出来ない。

それでも全て避け切った響に対し、クリスは狙っていたのか先回りして響を蹴り飛ばす。

吹き飛ぶ響に対し、クリスはアームドギアをクロスボウからガトリング砲に変形する。3砲身2連装のガトリング砲、それが両手に1基ずつで2基。

 

BILLION MAIDEN

 

ガトリングによる、弾丸の嵐。

響は身を屈めながら避けていく。

それで終わることなどなく、ダメ押しと言わんばかりにクリスが両腰部のユニットを展開。生成された小型ミサイルを一斉に放つ。

 

MEGA DETH PARTY

 

周囲の被害を考えずに放たれたミサイル。

障害物に当たらず、響の元へ不規則に蛇行しながら迫っていく。

直後、大爆発が起こるがクリスは爆撃の後も手を休めずにガトリング砲を撃ち続ける。

感情のまま撃つ姿は、まるで何かに怒りをぶつける姿と思えてしまうほどだ。

そして肩で息をするほど攻撃を続けたクリスは、爆発によって自身の目前に広がる黒煙を見つめるが、何かを感じ取ったのか前のめりになって観察する。

すると次第に晴れていく煙から巨大な壁のようなものが現れた。

 

「・・・盾?」

 

「---剣だッ!」

 

声が響いた方向に、クリスが視線を上へ向けると翼が立っていた。

盾と思っていた巨大な壁---否、巨大な剣が地面に突き刺さっていることから、それが響の身を守ったのだと理解出来る。

 

 

「槍も忘れないでくれよな?」

 

さらに聞こえてきた声にクリスが響の方へ視線を向けると、響と似たものを纏う奏が彼女を支えて起き上がらせていた。

人数差を感じ取ったのか、それとも響が無事だったからかクリスは舌打ちをした。

 

「翼さん! 奏さん!」

 

一方で、駆けつけてくれた二人に対して嬉しそうに名前を呼ぶ響。

そんな彼女に剣の柄部分で仁王立ちしていた翼は剣を小型化し、傍へ着地する。

 

「立花。私達が駆けつけるまでの間、よく持ちこたえてくれた」

 

翼の言葉に響は笑顔を浮かべ、奏に下がるように言われて素直に下がる。

すると、何度目かとなるツヴァイウィングとクリスの対面。

クリスはまたか、といった面持ちでアームドギアを構え、ツヴァイウィングの二人も同じくしてアームドギアを構え直す。

 

「僕も参加させてもらう」

 

そんな中、走ってきた一人の男がいた。

その男は既に腰にフォースライザーを巻いており、クリスの加勢に来たということが分かる。

気づいたクリスが一瞬驚くが、状況を考えて素直に頷く。

 

「迅・・・来たのか?」

 

「やっと追い付いたからね・・・。それじゃ、変身」

 

フライングファルコン!

 

ずっと走ってきたのか、一度深く呼吸した迅はプログライズキーを起動し、装填してレバーを引く。

強引にプログライズキーがこじ開けられ、ハヤブサのライダモデルが砕けたかと思うと、迅にはマゼンタ色のスーツが着用される。

さらにライダモデルが装甲として縛り付けられることで変身を果たす。

 

Break Down・・・

 

「これで二対二だ」

 

「翼」

 

変身した迅の言葉に反応することなく、奏が翼の名を呼ぶ。

すると翼は無言で頷き、奏も頷いた。絡み合った短時間な視線で互いの行動を理解したのだろうか。

奏が即座に槍を迅に振るい、迅はそれを避ける。

翼はクリスへ肉薄すると一閃。後方に飛んで避けたクリスは翼へとガトリング砲を撃つが、翼は見切ったように弾き、避けて上段からの振り下ろし。

クリスは撃つのを諦めて躱すが、離しても即座に近距離で持ち込まれて追い込まれていく。

 

「以前とは違うのか!? クソっ!」

 

「あたしらも日々成長してるんでね---ッ!」

 

槍による振り下ろし、突きなど様々な箇所からくる攻撃を躱して反撃の蹴りを繰り出す迅。

それが奏に受け流され、反撃の拳を受けて僅かに後方へ下がる。

 

「クリス!」

 

迅が奏に向かって飛行すると見せかけて刀を担ぎ、刃をクリスに向けている翼に突撃した。

翼は自身を呼ぶ奏の声に反応してクリスから距離を離し、斬撃を飛ばす。それに対して迅は背中から翼を広げて身を包むことでガードした。

 

「クリス、平気!?」

 

「あ、あぁ。助かっ---ッ!?」

 

互いに距離が離れた状況。再び第二ラウンドが始まるかと思われた刹那、空からナニカが飛んできてクリスのガトリング砲を両門とも破壊する。

 

『なっ!?』

 

予想外の出来事に驚き、空を見上げる一同。そこには、ノイズがいた。

元々三体居たのか二門を破壊したノイズとは別で、もう一体のノイズが不意打ちを受けた影響で隙が出来て無防備となっているクリスへと襲いかかるが、迅が翼を広げてクリスを抱えて距離を離す---ことが出来ず、身を挺して代わりに受けたことで地面を摺りながら倒れた。

 

「迅!? お前、何やって・・・!?」

 

「と、友達だから・・・守るに決まってる」

 

仮面ライダーとしての装甲のお陰か、少々のダメージで済んだようで、迅が立ち上がる。

 

「さっきまで一匹も居なかったのに。どっから現れた!?」

 

「奏さん!」

 

次々へと飛んでくるノイズを奏が槍で斬りつけ、周囲にも現れたノイズを響と翼がすぐに殲滅する。

そして二人の事よりもノイズを優先と判断したのか周囲を警戒し---見知らぬ声が辺りに響く。

 

「---命じた事すら出来ないなんて、貴女はどこまで私を失望させれば気が済むのかしら?」

 

この場の誰でもない女性の声。全員が声の主に視線を向けると、長い金髪の髪にハット、サングラスを掛けた女性がノイズを使役することの出来る『ソロモンの杖』を握り締めていた。

 

「フィーネ!?」

 

「なんでここに・・・!?」

 

「フィーネ・・・? 終わりの名を持つ者・・・?」

 

知り合いと思わしき迅とクリス。

クリスが呼んだ名から翼が記憶にある情報からそう判断する。

 

「こんなやつがいなくたって、戦争の火種くらいアタシが消してやる! そうすればあんたの言うように人は呪いから解放されて、バラバラになった世界は元に戻るんだろ!?」

 

「クリス・・・」

 

響に一瞬だけ視線を移し、フィーネに向かってクリスが叫ぶ。

そんなクリスを何処か心配を含んだような様子で迅が見つめるが、対するフィーネから返ってきたものはため息だった。

 

「もうあなた達に用はないわ」

 

「な、なんだよ、それ!?」

 

「どういうことだ!?」

 

フィーネの言葉に見ていた迅も声を上げるが、フィーネは何も語ることなく手を翳す。

するとクリスがイチイバルを纏うために脱ぎ捨てたネフシュタンの鎧が粒子となってフィーネの手に集まり、やがて消失した。

目的を達成したからか、フィーネがソロモンの杖からノイズを召喚して奏たちを囲む。

その隙に背を向けて姿を消した。

 

「待てよ! フィーネェ!」

 

「クリス! 一人だと危険だ!」

 

フィーネの言葉が信じられずにフィーネの後を追うクリス。

一人だと先程みたいに狙われるかもしれないと迅も共に向かっていき、即座にノイズを倒した奏たちは同じく追おうとすると---

 

「これはッ!?」

 

数本の紫色の矢が奏たちの足元で小さな爆発を起こして立ち止まるしかなく、さらに()()()()()()()()()()()()()()()赤黒い壁のようなものがクリスたちが去っていった方向に行かせんと出来上がっていた。

試しに奏が槍を全力で振るうと強固なようでアームドギアである奏の槍すら弾く。

 

「アイツの仕業か。これ以上は無理みたいだな・・・」

 

「クリスちゃん・・・」

 

これを行ったのが誰か察した奏は諦めたように呟くと、翼も同意見なのか刀を納める。

最後に残ったのは響の心配を含んだ声のみだった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「反応ロスト。これ以上の追跡は不可能です」

 

「こっちはビンゴですよ」

 

一方で二課の司令室では、映像に突如としてジャミングが入ることで余計に追跡することも不可能になっていた。

しかし藤尭は身元を調べることに成功したようで、画像を出す。

そこに居るのは、先程までイチイバルを纏っていたクリスだった。

 

「雪音クリス、現在16歳。二年前に行方知らずとなった、過去に選別されたシンフォギア装者候補の一人です」

 

藤尭の言う通り、元々クリスは装者候補として名の上がっていた少女だった。

しかし内戦に巻き込まれて以来、突如として失踪したといった経緯があった。

 

「・・・亡くん。大丈夫か?」

 

今はこれ以上何も分からないと分かると、弦十郎は話に入ってくることも無く無言のままいる亡に声をかけた。

 

「すみません。少し外の空気を吸ってきます」

 

「・・・分かった」

 

この場の誰もが理由を分かってるからか、誰も引き止めようとはせずに亡は司令室から出ていく。

 

「ようやく見つけた知り合いが敵対してるんだもんな・・・」

 

「流石に掛ける言葉が見つからないわ」

 

「俺たちには俺たちが出来ることをするしかない。・・・無理はするなよ、亡くん」

 

司令室を出ていった亡の方向を僅かに見て呟いた後、弦十郎は指示を出し始めた---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出てきた亡は、ベンチに座って街を見ていた。

その手には缶コーヒーが握られている。

 

「迅。一体何があったのですか・・・? 滅は一体どこに・・・それに誰よりも平和を願っていた貴方がどうして・・・? 彼女に手を貸すのにも何か理由があるのでしょうか」

 

誰も居ないからか、悩むように呟かれる言葉。

そんな中、当然の如く返ってくる答えなどない---

 

 

 

「知りたいなら、自分で聞いてみたら?」

 

()()()()()

亡は声が聞こえてきた方に即座に振り向く。

そこには、黒髪に赤いメッシュが入っている少女が笑みを浮かべながらいつの間にか立っていた。

両手に握られているのは、ホワイトシルバー色の一匹の()()()()が描かれている()()()()()()()()と迅が持っていたフォースライザー。

 

「貴女は確か・・・アズ?」

 

「正解」

 

亡が僅かに驚いたような表情を見せながら思い出すように言うと、アズは器用にベルトとゼツメライズキーを脇に挟んでパチパチと拍手をする姿があった---

 

 

 

 

 

 

 





迅→いい子
亡→迅が敵対していることに、僅かにショック中
エボルトさん→喫茶店のお仕事中
アーク様→遅刻(原因は次回)だけど妨害
アズ→アーク様の指示通りアイテムお届け(亡が二課から出てきたから渡せる)
でした。

とまあ、今回はいつものやつないですが、ちょいとどうでもいい報告をば。
滅亡迅雷が届きました!
まずプログライズキーandユニット→かっこいい!でも変身音なんて言ってるか分からんけどかっけぇな。
本編→アズを出して幸せにしてやろうという決断したけど未だにあのシーンだけは嫌い。
滅亡迅雷については、まだ見直してないけど悪だった存在が『悪になるしかない』って悲しいよね・・・。

次にスーパーヒーロー戦記の前にセイバー。
デザストと蓮の回、マジでセイバーで一番好きかもしれないです。内山昂輝さん好きだし。

スーパーヒーロー戦記→学校から予定が入らないことを願いながら初日に行きます。俺は未だにマイナビを許してねぇからな?(Foreverの件)。でも映画限定フォーム使い回しだよね?俺的にはだs・・・げふんげふん。文哉くんと奥野くん出るので死んでも行きます。サプライズ期待したいけどなければライブラリーにしてくれないかな。歴代戦士達。

では、リアルが忙しくていつになるか分かりませんが、また次回!

セレナァァアアアアアァアァ!!(大人セレナだとアルトくんの歳上になっちゃうので少女版)生存させるか

  • 生存させろ
  • (しなくて)いいです
  • アークの意志のままに・・・
  • アークワンはよ
  • (いっそヒロインにしても)ええんやで
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