機動戦士ガンダム00 Black swan 作:SOLUNA
俺、ヴァン・シュヘンベルグはブラックウイングのネオバード形態でピースハーバーから地球へと向かっていた。自分は転生者だ。そして、ピースハーバーというピースミリオンの改良型の中のカプセルの中から目覚め、そこでガンダムWのドクターJに会った。自分の事を知っているようで、ドクターJは「お前さんはこれから何をしたい?」と聞かれ、「自分はこの先にある小さな未来を守りたい」と答えた。その返答を聞いたドクターJは自分にブラックウイングを与えた。彼はこういった。「このブラックウイングは自分がなすべきと思ったことの為に仕え。迷った時は自分を信じ、己の心に従え。」と言って。俺は「了解した。」と言って、ブラックウイングに乗りピースハーバーから地球へと旅立っていった。
俺はドクターJから与えられる任務を着実にこなし、基地破壊を敢行していた。ドクターJからは「人的被害は最小限に」といわれており、基地破壊の前には必ず退避勧告を出していた。勧告を受け入れを確認し、条件がクリアされた瞬間、ターゲットである基地をツインバスターライフルで跡形もなく破壊したのだった。
「任務完了・・・。」
ヴァンは任務完了を確認し、離脱して言った。
俺はその後もドクターの任務を確実に遂行していた。もちろん人的被害はゼロを堅持していた。『ヴァン・リッター』と名乗り、個人情報登録を済ませた後、ノートパソコンを開いていると、
「おう、ヴァン。調子はどうじゃ?」
ドクターJから通信が入った。
「ドクターJ。基地破壊は完了した。次の任務は?」
「次の任務は明日の三大国家連合軍のタクラマカン砂漠でのガンダム鎮圧作戦の妨害とMSの壊滅じゃ。人革連がパーチョンレイという秘密兵器まで投入したようなんだ。くれぐれも気をつけてくれ。」
「任務了解。それと、ドクターJ。アレの開発の進み具合はどうですか?」
「アレか?建造は一応進んでいるよ。まあ、造ったとしても扱えるのはお前さんかJrくらいしかいないと思うがな。」
「分かりました。」
そして、俺はブラックウイングに乗り込み、タクラマカン砂漠へ向かっていった。
一方、世界三大国家群はソレスタルビーイングに、合同軍事演習の名目で行われた大規模な三大国家連合軍の包囲網による消耗作戦によるガンダム鹵獲作戦『オペレーション・ローカスト』を決行していた。今回ソレスタルビーイングはこの攻撃を予期しておらず、エクシアはアリー・アル・サーシェス率いる外人傭兵部隊、デュナメスはユニオンのフラッグ部隊、ヴァーチェはAEUのリアルド・ヘリオン部隊に強烈な包囲攻撃を受けていた。さらに、キュリオスは人革連の猛烈な攻撃を受けて鹵獲されるなど初めての窮地に立たされていた。
その現場に乱入したヴァンはマイスター達を襲っていたMS隊にツインバスターライフルとビームサーベルを併用して、わずか数分の時間で、部隊のMSの3分の2を沈黙させていた。そして、ヴァンはデュナメスを攻撃していたオーバーフラッグ隊を急襲し、プラズマソードで切りかかってきたグラハム・エーカーのフラッグカスタムとブラックウイングのビームサーベルとフラッグカスタムのプラズマソードでの激しい剣戟が繰り広げられた。激しい剣戟を繰り広げながら、肩のマシンキャノンでグラハムを牽制しつつ、展開している他の部隊のMSを破壊して、着実に三大国家軍の兵力を潰していった。そうして行くうちに、ビームサーベルとプラズマソードの剣戟は更に激しさを増していった。ヴァンがこの時間を楽しんでいたその時、突然戦況分析スフィアが三大国家連合軍数百機のMSが此方に向かってきていることに反応した。
(これ以上長居するのは危険か。)
そう思うが早く、ブラックウイングがシールドでフラッグカスタムの体勢を崩して突き飛ばし、急速上昇をした。ブラックウイングはツインバスターライフルを二丁に分割し、ローリングバスターライフルでその水平方向周囲360度にいた数百以上いた三大国家連合軍の部隊を一瞬にして消滅させたのだった。この光景に恐れをなした三大国家連合軍は我先に次々と撤退していったのだった。
「任務完了。」
「ご苦労じゃった。ヴァン。すぐそこから離脱してくれ。」
「了解。」
レイスはそう呟き、ブラックウイングをネオバード形態に即変形し、区域を離脱していった。
「「「「・・・・・。」」」」
静寂に包まれた戦場には、何が起こったか分からず呆然と立ち尽くしブラックウイングが飛んでいった方向に目を向けるマイスター達だけが残されていた。
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