地球在住の協力者も楽じゃない   作:グリグリ

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本編入るまでが長くなりそうなので、先に投下。
Zさんの口調難しいですね。色々間違ってるかもしれませんがよろしくお願いします。


未来
先の未来(Z)


「Zさん、あれ何すかね?ほら、空に光る線がうにょうにょーって」

≪何ですとハルキ!…ええと、あれがこうでこう変換…ええ?≫

「どうしたんすか?」

≪日本語で書いてあるでございます!読みますぞ!警備隊入隊おめでとう。来たなら顔を出しなさい≫

「へー、ウルトラマンって日本語書けたんですね。あ、増えた」

≪普通は宇宙公用語なんだけど、ええと、住所は…≫

 

 

「来てはみたんすけど…ここ、俺が生まれる前からある服屋さんすよ」

≪昔、ウルトラサインは解読された事があると警備隊で聞いた事がある。罠かもしれない≫

罠、という一言に背中に冷や汗が流れた。誰が、どこから。

「やあ、いらっしゃいハルキくん。ストレイジの仕事お疲れさま。今日はどうしたの?背中が破けた?」

近くの売場から、着物袴姿の(たまき)店長が寄ってきた。

「あ!環さん!押忍!仕事頑張ってます!や、背中は破けてないっす!えと、ちょっと見回り途中でどうしてるかなー、って」

「そう、来てくれてありがとうね。お店は大丈夫だよ。それとも、何か【顔を見て】話す用事でもあるのかな?…ここじゃ話しづらいから、別棟の工房で話をしようか」

 

「狭いけどどうぞ」

「すっげぇ…。生地がいっぱいある…」

「スーツも着物も、こだわる人はこだわるからね。さて、ハルキくん。君の中にいるのはZくん、間違いないね?」

お茶を目の前についガードが下がったところを唐突にぐさりとやられ、同居人が飛び跳ねた。ついでにハルキはお茶を噴きかけ盛大に噎せた。

≪ひえぇ!?な、なな何でバレたでございますか!?同化してたら普通バレないって≫

「バレた!?」

「地球人にはバレてない。僕は同族だよ。ほら」

言う目の前に差し出された両手。左手の爪先から銀が広がり、肘まで滑らかな銀の外皮、青い上腕、銀の仮面に琥珀色の楕円型の目。

「宇宙警備隊装束部兼支援部のジェイドだ。僕の事は警備隊要綱に書いてあるはずだよ。……あちゃー、ハルキくんが気絶したか」

 

≪ハルキ!ハルキ!起きろでございます!≫

「はぇ?……あ!環さんは!?」

「ここだよ。驚かせてごめんね。気絶するとは思わなくて。目眩はしない?」

「ないっす。ええと、環さん、いつから地球に?」

「最初にウルトラマンが来る前からだから、もう50年以上か。僕は3代目という建前だけど全員が僕という同一人物だ。ついでに歴代の防衛組織と軍には太ーいコネがある。何かあったら連絡してね」

≪…師匠に何も教えられてないっす…≫

「ゼロもゼロで雑なとこあるからねぇ…。要綱とか読むより体動かす方が性に合ってるのは変わらないか」

 

同時間帯、ゼロがくしゃみをしたかは定かではない。

 




解説しますと、ジェイドがウルトラ族としての名前。
環は地球の店での名前です。
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