TWO DEMENTION HEROES   作:謎のna0

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良くも悪くもクロスオーバーに便利なあのライダーが出ます。
※2話に絵(というか写真)を追加しました


第4話

何処かの公園

 

「よーし!行くぞー!」

 

河原で子供達がサッカーをしている。試合がヒートアップする中...

 

ボシュっ!

 

「あっ!」

 

1人の少年が勢いよく蹴り過ぎて上に飛び過ぎてしまった。しかし...

 

ガシっ!

 

偶々通りかかった1人の青年がジャンプで掴んだ。

 

青年「ボール、返すよー!」

 

青年は気前良く答えてボールを優しく投げた。子供達の感謝の言葉を聞くと笑顔で返して去った。そして、その様子を見てるものがいた。

 

「いいねぇ〜、彼の力、お借りします!」

 

 

................

 

 

 

綾香市

 

ブル「ウリャッ!」

 

ジャキイ!

 

チャンドラー「グァァッ!」

 

ブルがルーブスラッガーで有翼怪獣チャンドラーを斬りつける。

 

クローズチャージ「オラァッ!」

 

バキィッ!

 

マーキンド星人「ぐああっ!」

 

地上ではクローズチャージがマーキンド星人を殴りつける。

 

マーキンド「畜生!まだ宇宙警備隊の監視が届いてないこの世界なら、好き勝手出来ると思ったのに...」

クローズチャージ「警備だか警察だか分かんねえがな...この街は俺とアイツが守ってんだよ!」

 

『スクラップブレイク!』

 

クローズチャージはツインブレイカーにエネルギーを集め、ドラゴン型にして撃ち出す。

 

マーキンド「ぐぁぁぁっ!」

 

マーキンド星人は爆死した。

 

ブル「アクアストリーム!ハァッ!」

 

ブルはアクアストリームをチャンドラーに撃つ。

 

チャンドラー「ギャァァァァァウ!」

 

チャンドラーも爆死したのであった。

 

........

 

万丈「よっしゃあっ!今日も仮面ライダークローズ、そしてウルトラマンブルの大勝利!」

 

万丈はイサミにハイタッチを求めてイサミもそれに応えてハイタッチをする。

 

イサミ「イエイ!俺たち異世界ヒーローコンビに敵は無いってね!」

 

アサヒ「イサ兄ー!龍我さーん!」

 

アサヒが走ってくる。

 

アサヒ「怪我はありませんか?」

万丈「心配すんな。あんな奴ら俺たちの敵じゃねえ。楽勝だったぜ。なあ?」

イサミ「ああ、龍我が宇宙人を相手してくれたおかげでこっちもスムーズに戦えたよ」

アサヒ「なら、良かったです。うちに帰りましょう。お父さんが心配してます」

 

3人はクワトロMへと戻った。

 

 

................

 

愛染「さて、人数はこんなもので良いか...」

 

愛染は自らの選び拐った人間たちを装置に繋ぐ。

 

愛染「さあ、再び我が手に集え!オーブの光よ!」

 

装置が起動し苦しむ人々に構わず、エネルギーを吸い取る。同時に装置にオーブリングNE NEOが現れる。

 

愛染「おお〜!来たよ来たよ〜!ヒーロー復活への第一歩だ!」

 

愛染はオーブリングNEOを手に取る。

 

愛染「さて、君たちには...まだもう一踏ん張りしてもらうかな..」

 

愛染は捕らえた人々を見て言う。そしてモニターに仮面ライダーG4、そしてG4と同じ黒い色の強化スーツが表示される。

 

愛染「さあ、新たなる計画の始動だ!先ずは、悪役を作らねばな...」

 

 

................

 

束の間の休息、イサミは1人、かつてカツミとキャッチボールをした橋の下に来ていた。

 

イサミ「カツ兄...」

 

イサミは勝己への思いを馳せて壁に向かい、ベースボールを投げる。

 

イサミ(カツ兄、無事だよな。心配すんな。こっちは上手くやってるぜ!心強い味方がいるかならな!)

 

........

 

万丈「ハークッション!」

 

万丈はクシャミをする。

 

ウシオ「どうした?風邪か?」

万丈「いや、大丈夫っす。なんだよ一体..」

 

万丈は何故クシャミをしたのか自分でも分からない様子であった。

 

ウシオ「あ、向こうの棚から新しい商品取ってくれ」

万丈「おっす」

 

万丈(しっかし、変なデザインだな..)

 

万丈はウシオのデザインしたTシャツの数々を見ながら思う。

 

万丈(こんなん着たがるのは...)

 

万丈の脳裏に1人の人物が浮かぶ。

 

万丈(幻さんくらいだな)

 

 

 

TV『臨時ニュースです!』

 

万丈「なんだ?...⁉︎」

 

........

 

R R R!

 

イサミの携帯が鳴り出す。

 

イサミ「何だ?」

 

イサミは携帯を取り耳に当てる、

 

イサミ「万丈か?どうした?」

万丈「あー、良かったー!やっぱイサミじゃねえんだな!」

イサミ「は?何の話だよ?」

万丈「今、画像送る!待ってろ!俺もそっち向かってるから!」

 

万丈からラインで送られた画像を見てイサミは目を疑った。何故ならそこには、街を破壊するウルトラマンブルが映っていたのだ。

 

..............

 

グィィン...グィィン...

 

機械のような音を立てながらウルトラマンブル...否、身体中にかつてのニセウルトラセブンの様なプロテクターを付けたニセウルトラマンブルとでも呼ぶべき存在が街を破壊する。

 

ニセブル「ゼァッ!」

 

ニセブルは腕から高級を発射してビルを破壊する。

 

万丈「あんのっ、偽物が!変身っ!」

 

『ドラゴンゼリー!ブラァッ!』

 

万丈はクローズチャージに変身する。

 

クローズ「何とかアイツを街から遠ざけないとな!」

 

クローズチャージはニセブルのいる方角に走ろうとするが...

 

ドォン!ドォン!

 

 

クローズ「うおっ⁉︎何だ!」

 

クローズチャージの前に2体のショッカーライダーが現れる。

 

クローズ「コイツは...この世界に来る前に戦戦った...くそっ、足止めって訳か!」

 

ニセブル「...ジュワッ!」

 

ニセブルの掌から何かが発射される。

 

ウィィィィィン...

 

ダークラー「ギャオオオ...!」

 

ニセブルの放った光からカプセル怪獣ダークラーが現れる。

 

ニセブル「ジュッ!」

 

ニセブルは指示をするような動きをする。

 

ダークラー「ギャオオオ!」

 

ダークラーは角から光線を放ち街を破壊する。

 

クローズ「あの怪獣、偽ウルトラマンの野郎が操ってんのか⁉︎...うおっ⁉︎」

 

クローズチャージはショッカーライダーの攻撃を避ける。

 

一方、漸くニセブル達が暴れている風景が見える場所に着いたイサミはジャイロを構える。

 

イサミ「偽物め!今に見てやがれ!」

 

ドォン!ドォン!

 

ニセブル「グゥ⁉︎」

ダークラー「ギャアゥッ⁉︎」

 

突如、ニセブルとダークラーに光線が直撃する。

 

イサミ「何だ?」

 

イサミが上を見ると、四つの金色の宇宙船が飛んでいた。

 

 

ショッカーライダー「ギィッ!」

クローズ「ぐぁっ!」

 

ショッカーライダーのキックでクローズチャージは吹っ飛ぶ。

 

クローズ「くそっ、コイツら結構強え...」

 

ドガガガ!

 

その時、ショッカーライダーに銃撃が直撃する。

 

クローズ「⁉︎、なんだよ一体?」

 

クローズチャージの見た先には、銃器を構えた黒いアーマーの兵隊が立っていた。

 

 

 

イサミ「何か、どっかで見覚えが...」

 

イサミは四つの宇宙船に既視感を覚える。その時、宇宙人が合体し始める。そしてその姿は...

 

イサミ「!..あのロボットは..!」

 

それはかつて大苦戦した宇宙ロボットキングジョーであった。

 

キングジョー「.....」

 

キングジョーは電磁音を鳴らしながらポーズを取る。そして...

 

ズゥゥゥン!

 

 

イサミ「!...アイツは⁉︎」

 

オーブダーク「...我が名はウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ!久々に見参!」

 

ニセブルとダークラーの前にオーブダークとキングジョーが立ち塞がる。

 

......

 

クローズ「何だ、コイツら?ガーディアンじゃねえ..」

 

ドガっ!

 

更に銃撃に怯んだショッカーライダーを何者かがキックで蹴飛ばす。

 

クローズ「新手か⁉︎」

 

スタッ

 

G4「任務開始..」

 

仮面ライダーG4が黒い機械兵シャドウトルーパーを率いてショッカーライダーに立ち塞がる。

 

オーブダーク「ジュワッ!」

 

オーブダークはダークオーブカリバーを振るい、ダークラーに向かう。

 

ダークラー「ギャオオオ!」

 

ダークラーは角から光線を放つ。しかしオーブダークはオーブダークカリバーで防ぎ、キックで蹴飛ばす。

 

ニセブル「ジュア!」

 

ニセブルはルーブスラッガーらしき武器を振り回し、キングジョーに斬りかかるも、キングジョーはニセブルの斬撃を余裕で避けてスラッガーを掴む。

 

ニセブル「グァァッ!」

 

ニセブルはキングジョーの張り手で吹っ飛ばされる。

 

キングジョー「フォォォォォ....」

 

キングジョーは電磁音を鳴らしながらニセブルを見つめる。

 

ニセブル「デアっ!」

 

ニセブルはアクアストリームを放つ。

 

キングジョー「!!」

 

しかし、キングジョーは即座に分離してアクアストリームを回避してニセブルの周りを囲む。

 

ビィィィィィン!

 

ニセブル「グワァァァッ!」

 

ニセブルは分離したキングジョーの一斉破壊光線により爆散した。

 

イサミ「あのロボット、前より強くなってる...!」

 

 

........

 

ショッカーライダー1「ギイイ!」

 

ショッカーライダーの打撃をG4は的確に受け止め、腕を取り押さえ込む。

 

ショッカーライダー2「ギイイ」

 

後ろからもう一体のショッカーライダーが襲い来るが、

 

ドォン!ドォン!

 

咄嗟に反応してGM01で撃ち落とす。

 

 

ショッカーライダー2「グァァッ!」

 

 

シャドウトルーパー「ハッ!」

 

落ちたショッカーライダーをシャドウトルーパーが銃撃を放つ。

 

ダダダダダ!

 

ショッカーライダー2「ギャァァァァ!」

 

更にG4がショッカーライダー1を2に向かって投げつける。

 

G4「...」

 

G4が手をかざすとギガントミサイルランチャーが転送されて肩の上に置くように持ち上げる。

 

ドオオオ...!

 

ギガントミサイルがショッカーライダーたちに放たれて直撃、爆散した。

 

......

 

ダークラー「ギャァァァァァ!」

 

ダークラーは威力の増した光線を放つが..

 

オブダ「ジュワッ!」

 

オーブダークはカリバーから光輪を放ち、光線を切り裂きそのまま角を破壊する。

 

オーブダーク「ジェェアッ!」

 

オーブダークはダークオリジウム光線を放つつ。ダークラーは爆死した。

 

 

 

 

........

 

G4「撤退だ...」

 

 

G4の命令でシャドウトルーパー達はG4と共に並び立つ。

 

キングジョー「...」

 

するとキングジョーから転送光線が放たれてG4達を回収した。暫くしてオーブダークとキングジョーも飛び去った。

 

クローズ「何なんだ...一体?」

 

クローズチャージは変身解除をし、万丈に戻る。

 

イサミ「龍我!大丈夫か?」

万丈「イサミ!」

 

イサミは万丈を見つけ合流する。

 

 

万丈「あの、黒いウルトラマン、お前の仲間か?金ピカロボや真っ黒な兵隊といい何なんだアイツら..」

イサミ「...いや、アイツは味方じゃない。最低の詐欺師だ..」

万丈「どういう事だ?」

イサミ「アイツはチェレーザが変身したウルトラマンオーブダーク。俺たちがウルトラマンになるきっかけを作った、最初の敵だ」

万丈「最初の敵?」

イサミ「俺たちの街でヤツが怪獣を召喚したのが...俺たちのウルトラマンとしての始まりだった」

万丈「!...アイツが怪獣を?何でそんな...」

イサミ「アイツは、自分で怪獣を召喚してそれを倒す事でヒーローとして自分を認めさせようとしたんだ」

万丈「!...八百長て事か。じゃあ、さっきの偽モンのブルも...あのバッタみたいな兵士も!」

イサミ「ああ、多分、奴の仕業だ。前と全く変わってない」

万丈「なんて迷惑な奴だ!悪党と変わらねえじゃねえか!」

イサミ「ああ。けど、ヤツが取り憑いていた愛染が急に旅に出るとか言い出してから、俺たちもヤツがどこに行ったかは分からなかったけど..なんで今になって..」

 

RRR!

 

イサミの携帯が鳴る。

 

アサヒ『イサ兄、龍我さんもいますか?』

イサミ「ああ、いるけど」

アサヒ『大変です!今すぐ帰ってきてください!』

 

 

................

 

 

クワトロMに帰宅したイサミと万丈はアサヒに言われ、TVを目にする。TVには緊急生放送の字幕が出ている。

 

愛染『みなさん、お久しぶり!愛と正義の伝道師、愛染マコトです!帰ってきて早々皆さんに伝えなければならないことがあります!』

 

イサミ「アイツ、やっぱり復活してやがったのか!」

万丈「何だ?...この変なオッサン..」

イサミ「さっき話した...愛染マコトだ..」

万丈「じゃあ、コイツが..あの黒いウルトラマンか?」

イサミ「ああ、そうだ」

愛染「あなた方が味方と信じていた青いウルトラマン、残念ながら彼はこれまでの事件の黒幕だったことが我々の調査で分かりました!」

 

ニセブルが暴れてる映像、そしてダークラーを召喚する様子、そしてショッカーライダーが暴れてる様子が映し出される。

 

愛染「しかし、ご安心を!我が新組織、アイゼンガーディアンズが皆さんをお守りします!」

 

愛染の背後にキングジョーとG4とシャドートルーパーが映し出される。

 

愛染「さらに、我らがヒーロー、ウルトラマンオーブダーク(ryも帰還しました!今後、彼と協力して悪の侵略者から皆さんの生活を守ることを約束します!」

 

バァン!

 

万丈は壁を叩く。

 

万丈「何だよ、コイツ!ふざけやがって!」

 

万丈が怒りに満ちた表情で愛染を見つめる。

 

イサミ「....前よりも卑怯な手を使いやがって..」

 

愛染「それでは、皆様、改めてこれからも末永ーくよろしくお願いします」

 

緊急生中継は終わった。

 

........

 

ほぼ、同時刻。

 

翌日

 

TVのニュースで昨日の愛染の緊急生中継に関する市民の反応が流れる。

 

「ショックです。青いウルトラマンが悪者だったんなんて..」

「要するに、アイツは最初から我々を騙していたんだよ!」

 

キャスター「このように街では青いウルトラマンに対する落胆の声が上がっています。また帰ってきた愛染氏に対しても、賞賛する声がある一方、今までどこに行っていたか、以前の怪獣捕獲システムでの不祥事などで非難の声が上がっていますが..」

 

「その件については、私自ら答えましょう」

 

キャスター「お願いします。愛染社長」

 

G4とシャドートルーパーを引き連れた愛染が現れた。

 

愛染「皆さん、急に居なくなったのは心から謝ります。しかし、それには理由がありました。一つは新たなる脅威、「怪人」察知しての調査、二つはそれに対するこのG4システム、及び、シャドートルーパーの候補者を探すためでした。彼らと我が社が保有するキングジョー、そしてあのウルトラマンオーブダーク(ryが一丸となり皆さんを守ります!」

キャスター「それと、あの青いウルトラマンはあれで死んだんでしょうか?」

愛染「いいや、キングジョーの解析によると奴はまだ生きてる模様です。しかし、今度現れた時には、必ず、息の根を止めます!」

 

ピッ!

 

 

ウシオ「たくっ、気分が悪い..」

 

ウシオが不快な顔をしてテレビを切る。

 

万丈「親父さん、大丈夫か?」

ウシオ「ああ、いけねえ..こんな顔した客商売にならねえな..さっ、店開けるぞ!今日もバリバリ手伝ってくれよ!龍我くん!」

 

万丈「は、はい..」

 

しかし、そう言うウシオの後ろ姿は何処か威勢がなかった。

 

万丈「...あの野郎...」

 

万丈は愛染に対する怒りを増していた。

 

................

 

イサミ「.....」

 

イサミは部屋で1人ルーブジャイロを見つめ考えていた。

 

イサミ「カツ兄、こんなとき、カツ兄ならどうすんだ?」

 

イサミは思わぬ敵の復活と罠にどう対応すべきか悩んでいた。

 

トントン

 

イサミ「どうぞ」

 

万丈が入ってくる。

 

イサミ「お前、父さん手伝わなくていいのか?」

万丈「今の所、客いねえしな。それに、親父さん元気ねえし..」

イサミ「やっぱり、昨日のアレか..」

万丈「これからどうすんだ?下手に変身すりゃ、皆から疑われるぞ」

イサミ「確かにそうかもな...でも前とやり口が同じなら必ずまた怪獣を送ってくるはずだ。その時は..俺が戦う」

万丈「....イサミ」

 

 

................

 

アイゼンテック

 

ミオ「愛染君..いや、チェレーザ、一体何を考えて..」

 

ミオはオーブダークやG4の記録映像を見ながら対策を考えていた。

 

ダーリン『社長!受付より連絡です!』

ミオ「悪いけど、後にして」

ダーリン『社長に協力したいとのご相談をしにきた人がいるようですが..」

 

モニターにその人物が映る。

 

「うわ!」

 

警備員が吹っ飛ばされる。

 

「何度言ったら分かる?俺は怪しいもんじゃない..」

 

その男は、カメラを首からぶら下げていた。

 

 

................

 

アイゼンガーディアンズ本社

 

愛染「やれやれ、コレでひとまず信頼は取り戻した」

 

愛染は椅子に腰掛ける。

 

『お疲れ様です。社長』

愛染「ありがとう。マリー」

 

愛染は新たなaiに感謝を告げる。

 

愛染「君たちにもこれからビシビシ働いてもらうよ..」

 

愛染はカプセルで眠るG4やシャドートルーパーの装着員に声を掛ける。

 

愛染「さーて、私はもう一仕事するか..」

 

................

 

再びアイゼンテック

 

 

「会ってくれて嬉しいぜ。社長さん」

ミオ「...あれ以上、騒ぎを大きくされても困るしね。貴方、何者?」

「...何者..か。昔は世界の破壊者、なんて言われたりしたが、今は..通りすがりの旅人とでも言っておこうか」

 

ダーリン『社長!大変です!』

ミオ「どうしたの?」

ダーリン『また怪獣が!』

 

 

 

アロン「ギャァァァ!」

 

かつてガッツ星人の配下としてウルトラセブンと戦った剛力怪獣アロンが暴れ回る。

..............

 

クワトロM

 

イサミ「やっぱり、アイツまた..!」

 

イサミはジャイロを手に走り出す。

 

ウシオ「待て!イサミ!」

イサミ「離せよ!父さん!」

 

ウシオがイサミを引き止める。

 

ウシオ「今、お前は皆から疑われてるんだ!目立つマネをしたらかえって危ないぞ!」

イサミ「でも怪獣が!」

ウシオ「どっちみち怪獣はアイツが倒すんだろ?今、みーしゃんが頑張って対策を立ててるから、お前は暫く大人しく..」

イサミ「あそこはアイゼンテックも近い!目の前で皆が苦しんでるのに放って置けるかよ!」

 

イサミはウシオの腕を振り解く。

 

万丈「イサミ..」

イサミ「龍我!お前も一緒に..」

 

バギィ!

 

イサミ「うっ⁉︎龍我..なんで..」

 

万丈はイサミの腹を殴り気絶させる。

 

ウシオ「万丈くん⁉︎何を!」

 

万丈「済まねえ、イサミ、親父さん!俺に任せてくれ!」

 

万丈は手を合わせ謝るとマシンビルダーに乗り、走って去っていった。

 

 

................

 

ミオ「ダーリン!バリア装置でアイゼンテック本社を保護!」

 

ダーリン『で、出来ません!』

 

ミオ「え?」

 

ダーリン『突如、鏡から現れた怪物に内部システムを破壊されました!』

 

ミオ「鏡から..?」

 

「....ミラーモンスターか」

ミオ「貴方、知ってるの?」

 

キュイイン!

 

「シャアアアッ!」

「⁉︎」

 

すると窓のガラスから何者かが現れてミオに襲いかかるが..

 

「フン!」

 

ミオの前に立った男が怪物を吹っ飛ばした。

 

「やっぱりな..」

ミオ「貴方、一体?」

「俺は、通りすがりの仮面ライダーだ..覚えておけ!変身!

 

『KAMEN RIDE DECADE!』

 

ミオ「!」

 

仮面ライダーディケイドがその姿を現した。

 

 

................

 

マリー『マスター。ブルは現れません』

愛染「おかしい。奴も自称ヒーローなのに人々の危機に現れないとは..やはり警戒してるのか?」

マリー『このまま放っておけば、我々の信用問題にも関わります』

愛染「仕方ない..キングジョーをだせ。母親の方で惹きつける」

マリー『了解』

 

........

 

「KAMEN RIDE RYUKI!」

 

ディケイド龍騎となったディケイドはミラーモンスター・ギガゼールの攻撃を受け止め掴む。

 

ディケイド「ここじゃやりにくいしな!お前のホームで戦おうぜ!」

 

ディケイドはミラーモンスターを掴んだままミラーワールドに引き摺り込んだ。

 

ギガゼール「ギャア!」

ディケイド「さっさと片付けるか..」

 

ディケイド龍騎はドラグセイバーを取り出しギガゼールに向かう。ギガゼールも

槍を取り出して反撃する。

 

ディケイド「フン!ハッ!」

 

ドラグセイバーと槍がぶつかり合う。

 

ディケイド「タァッ!」

 

ギガゼールの槍の一撃をジャンプで避けて、上からドラグセイバーで斬りつける。

 

ギガゼール「ギャァッ!」

 

ディケイド「テヤァッ!」

 

ディケイド龍騎はキックでギガゼールを吹っ飛ばす。

 

ディケイド「トドメだ」

 

「ATACCK RIDE STRIKE VENT!」

 

ディケイド龍騎の右手にドラグレッダーの頭を模したドラグクローが召喚される。

 

ディケイド「はぁぁぁ..タァーー!」

 

ドラグクローから強烈な火炎が放たれギガゼールは爆死した。

 

................

 

トガガァ!

 

アロン「グァァッ!」

 

キングジョー「.....」

 

キングジョーの強烈な張り手がアロンを吹っ飛ばす。

 

キングジョー「!!!!」

 

ビィィィィィ!

 

キングジョーの目から破壊光線が放たれ、アロンば爆死した。

 

万丈「....」

 

万丈はキングジョーを見つめる。

 

ウィィィィィン...

 

キングジョーは分離して飛行する。

 

 

万丈「よっし!追いかけるか!」

 

万丈はマシンビルダーでキングジョーの跡を追いかけ始めた。

 

 

................

 

アイゼンガーディアンズ

 

愛染「マリー、市民の評価は?」

マリー『現時点ではまずまずの評価。しかし、来るのが遅いと言う声も少々』

愛染「全く、奴が現れたら計画通りに行ったのに..まあいい。母親を攫えば..』

マリー『そっちは失敗みたいです』

愛染「なに⁉︎」

マリー『謎の仮面ライダーに邪魔されちゃった♪ミラーモンスターの反応無しです』

愛染「ええい!いまや貴重なミラーモンスターが..」

マリー『それともう一つ悪いお知らせ』

愛染「何だ?」

マリー『侵入者です』

 

ドガァァァァ!

 

背後の壁が破壊される。

 

クローズ「覚悟しやがれ!インチキ野郎!」

 

クローズチャージが怒りに満ちた声で怒鳴りつける。

 

愛染「...ヒーローとは思えない乱暴さだな..」

クローズ「悪いな!俺は生まれつきケンカっ早いんだよ!」

愛染「なにをしに来た?」

クローズ「あの黒いウルトラマンになる前に、お前を潰す!」

愛染「まるで悪役のやることだな..それでよく仮面ライダーを名乗れたもんだ」

クローズ「黙れ!イサミや家族の想いを踏み躙りやがって!ウルトラマンの力で八百長してるテメェに言われたくねぇんだよ!」

 

クローズチャージは愛染に殴りかかる。

 

ガッ!

 

クローズ「⁉︎」

 

しかし、突如、その腕を止められる。

 

G4「...」

 

バギィ!

 

クローズ「ぐあっ!」

 

クローズチャージはパンチで吹っ飛ばされる。

 

 

愛染「愚かな...一人で乗り込んでかちめがあると思ったか?」

 

クローズチャージ「くっ...」

 

ダダダダダ!

 

クローズチャージ「うわっ!」

 

シャドートルーパー達がクローズチャージを狙撃する。

 

クローズチャージ「うおお!」

 

クローズチャージはツインブレイカーを振るい反撃するが、G4に避けられて連続パンチを喰らう。

 

 

シャドートルーパー「ハッ!」

 

複数のシャドートルーパーはクローズチャージを斬りつける。

 

クローズ「くそっ...!」

 

後退するクローズチャージはツインブレイカーをビームモードにして銃撃を行うが、G4はすぐ様避けてGM-01で反撃する。

 

クローズチャージ「ぐあっ!...俺の動きが読まれてる...?」

 

G4とシャドートルーパーの連携にクローズチャージは徐々に追い詰められていく。

 

G4「...」

 

G4はギガントを構える。そしてクローズチャージ目掛けて放つ。

 

クローズチャージ「うわぁぁぁ!」.

 

クローズチャージは爆発で吹っ飛び変身解除してしまう。

 

 

万丈「くっ、がはっ..」

 

愛染「いい気持ちだ...あの忌々しいエボルトの遺伝子を宿すものが無様にやられるのを見るのは...」

万丈「⁉︎...お前、エボルトの仲間なのか?」

愛染「!...違うっ!ちがーう!」

 

愛染は急に様子が変わり激昂する。

 

愛染「私は、私は...奴らの仲間なんかじゃない!あんな奴らと一緒にするなー!」

マリー『マスター、落ち着いて。こいつはどうします?』

愛染「そうだな..まだ利用価値はある..」

 

................

 

クワトロM

 

イサミ「っ...」

 

イサミが目を覚ます。

 

アサヒ「イサ兄!おきましたか?」

イサミ「アサヒ...! 龍我は?」

アサヒ「それが行方がわからなくて...」

ウシオ「おい!大変だ!」

 

T Vからニュースが流れる。

 

キャスター「本日未明、アイゼンガーディアンズに侵入者が現れた模様。男は20代であり、国籍は不明ですが..」

 

TVに万丈とクローズチャージの画像が映る。

 

イサミ「龍我!アイツ、何で無茶を..!」

 

キャスター「また、この男の件で愛染社長から話があります」

 

愛染「皆さん、本日も怪獣が現れましたが、我がアイゼンガーディアンズの誇るキングジョーが無事、鎮圧しました。しかし、その隙をつき、我がアイゼンガーディアンズに侵入者が現れました。男は見たこともない強化服を身に纏い、警察では対応出来ないと判断し、我が社で身柄を拘束してます。その過程でさらなる事実がわかりました」

キャスター「事実とは?」

愛染「その男は、あの青いウルトラマンの仲間であると言うこと、奴が言うにはやはり青いウルトラマンはまだ生きてると言う事です!...青いウルトラマンに告ぐ!奴を返して欲しければ、今すぐ挑戦しに来い!私たちはいつでも待つ...」

 

愛染の背後にオーブダークとキングジョーの活躍を記録した映像が流れる。

................

 

何処かのビル街の屋上

 

「.....不快な奴だ。この地球を遊び場のようにするとは...」

 

黒い服を着たクールな雰囲気の男が街のモニターTVに出てる愛染を見ながら言う。その右腕には発光体のついたブレスレットが装着されている。

 

「お前が光の巨人とやらか?」

 

後ろから別の男が近づく。

 

「...誰だ?」

「お婆ちゃんが言っていた..俺は天の道を行き、全てを司る男...」

 

男は天に向かい人差し指を立てる。そして、カブトムシの様なメカが指に止まった。

 

 

「お前もディケイドに呼ばれてきたんだろ?ちょうどいい。手を貸してやる」

 

 

窮地に陥ったイサミ達に光が刺した瞬間であった。

 

 

 

 

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