TWO DEMENTION HEROES   作:謎のna0

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遂に客演編。しかし、強引な展開が目立ちます...


第5話

クワトロM

 

万丈が捕らわれてしまった事を受けて湊家では口論が行われていた。

 

イサミ「俺は龍我を助けに行く!」

ウシオ「ダメだ!カツミもいないのに、勝ち目なんて無いだろ!」

イサミ「じゃあ、どうすんだよ!このまま龍我を見捨てろってのか!」

 

アサヒ「ジャイロを持ってるのは、イサ兄だけじゃないです!」

イサミ「え?」

アサヒ「私も、ツルちゃんの残したこのジャイロで、戦います!龍我さんを助けます!」

ウシオ「駄目だ!アサヒまで危険な目には晒せない!」

 

ミオ「随分揉めてるわね...」

 

ドアが開き、ミオが入ってくる。

 

ウシオ「ミーしゃん!万丈君が!」

ミオ「知ってるわ!アイゼンテックも襲われたし」

イサミ「ええ⁉︎」

ウシオ「大丈夫だったのか⁉︎」

ミオ「まあね...仮面ライダーに助けてもらったけど..」

イサミ「仮面ライダー⁉︎龍我達と同じやつか?」

ミオ「ボトルじゃなくてカードで変身していたから、多分違う世界のライダーね。それに彼の話によると、今回チェレーザはある存在からバックアップを受けてるみたい。あの黒い兵隊達、それに今まで現れたこの世界に居ないはずの怪人もその存在が提供したみたいだわ」

イサミ「だからまた変身できるようになったのか..」

アサヒ「その仮面ライダーさんはどこですか?」

ミオ「他にやるべき事があるてオーロラで何処かに行っちゃったわ。ただ、彼が言うには、私たちに助っ人を呼んだて言っていたけど..」

ウシオ「助っ人...?一体誰だ?」

ミオ「まだ分からないけど...兎に角チェレーザの計画にも穴はある筈。過去の事件を洗って何か証拠を探すわ」

 

イサミ「アイツの悪事を明るみにするって、どうすんだ母さん?」

ミオ「チェレーザがオーブダークになった日の前後のデータを調べた所、うちの元社員を含めて記憶喪失になった人々が数人いる事がわかったわ。それにオーブダークが助けたとされているセスナ機のパイロットも記憶が曖昧みたい」

イサミ「もしかして、チェレーザがその人達の記憶を弄った..て事か?偶然じゃないのか?」

ミオ「それも思ったけど...皆、アイゼンテックから2km以内に住んでたり働いたりしてる人ばかりていうのが妙に引っかかるの。そんなに同じ街でコレだけ記憶喪失、しかも原因が分からないなんてあり得る?」

アサヒ「でもどうやってその人たちを集めるんです?」

ミオ「幸にも綾香市復興プロジェクトに我が社の医療部門も参加してる。さっき話したうちの元社員を専門で見てるから...そこから何か得られるかも」

 

 

ppp

 

イサミ「何だ?...!」

 

両親が話してる間にイサミの携帯が振動し、画面を見て驚愕する。

 

『万丈龍我を助けたければ明日の13時までに一人で変身して現れるか、クリスタルを献上せよ。断れば奴の命はない。及び妹の学校に怪獣を出現させる。 愛染マコト』

と記されている。

 

アサヒ「イサ兄、どうしたんですか?」

イサミ「いや、何でもない..」

 

 

..........

 

愛染「うん、美味い!」

 

TV出演を終えた愛染は立ち寄ったステーキハウスで食事をしていた。

 

マリー「マスター、こんな所でくつろいでいて良いのですか?」

愛染「私の勝利は決まったようなもの。前祝いだ。食事もヒーローにとっては大事だ。お前こそ何故、明日の13時まで猶予を持たせる?今すぐあの憎き兄弟の片割れと忌々しいエボルトの遺伝子を宿すものなど始末すれば良いものを...」

マリー『本日の市街地の被害状況からこれ以上の戦闘は我が社の評判に響く可能性があります。それに[あの方]...私の創造主に黙ってクローズを始末すれば、マスター、貴方の命がありません』

 

愛染の手が止まる。

 

マリー『お忘れなく、マスター。貴方が再起できたのは...あの方のお陰であることを...』

愛染「わ、分かってるよ...ハハ..」

 

 

近くの席で愛染を見る男が一人いた。

 

(奴がこの世界の悪党か。成程...ワーム以上に胡散臭い)

 

「オイ!ふざけてんのか!」

 

向こうの方でガラの悪い客が店員に声を荒げてる。

 

店員「そうおっしゃられても..」

客「だから焼けてないて言ってんだよ!金返せ!」

 

愛染(全く、静かに食えん..)

 

愛染は知らん顔で食事を続ける。

 

「...」

 

しかし、愛染を監視していた男は立ち上がり口論してる方に向かう。

 

客「客の言う事が聞けねえのか!」

 

客が拳を上げた瞬間...

 

ガッ!

 

「言いがかりはよせ。他の客にも迷惑だ」

 

男はガラの悪い客の腕を掴んで言う。

 

客「な、なんだお前!」

「....俺の見た所、この肉は十分焼けてる。食べるには問題ない筈だ。大体、半分以上、食べた時点で言い出すなど、ムシが良すぎる。いっそ自分で作ればいいんじゃないか?」

 

客「なんだと!テメェ!」

 

ドカッ!ガスっ!バキッ!

 

「うわあああっ⁉︎」

 

次の瞬間、ガラの悪い客は店の入り口から放り出され、近くのゴミ捨て場に投げ込まれた。

 

 

「全く、愚かな奴だ..」

 

男は一仕事終えたように手を払うと、周りから拍手を浴びた。

 

店員「ありがとうございます。私、怖くて..」

「気にするな。お婆ちゃんが言っていた。悪党には必ず罰が下るとな」

 

愛染「...彼も中々良いヒーローになれそうだ!」

 

愛染は男を見てスカウトを企んだ。

 

食後...

 

男が店を出た瞬間...

 

愛染「いいねぇ〜君!」

「...何だ?お前は?」

愛染「さっきの活躍見ていたよ〜!君なら良いヒーローになれる..君の力、お借りします!」

 

愛染は男の肩を掴もうとしたが、男は素早く身を翻して避けた。

 

愛染「あら⁉︎お、お借りします!あら⁉︎」

 

愛染は男を捕まえようとするが全く捕らえられない。

 

愛染「ハアハア...もういい。君は帰りたまえ..」

「...なんだか知らんが、俺の力が必要なら手を貸してやらない事も無いぞ」

愛染「え?ほ、本当かい?」

「ああ、本当だ。しかし、条件がある。俺をまずはコックとして雇え。愛染マコト」

愛染「⁉︎...君のような逸材を見逃すわけにはいかない。仕方ない。良いだろう。君は何者だ?」

「お婆ちゃんが言っていた..俺は天の道を行き、全てを司る男..天道総司だ」

 

天道は天に向かい人差し指を上げた。

 

 

 

 

 

...........................

 

.............

 

翌日 早朝

 

アサヒ「本当にいいんですか?イサ兄」

イサミ「ああ、送ってくよ。」

 

イサミはアサヒを車で学校まで送る事にした。無論、本来は学校の近くで見張る為である。

 

イサミ(もし、昨日の手紙の通りなら...アサヒや学校の人たちが危ない...それに龍我も..)

 

........

 

綾香市内 某病院

 

ミオ「どう?」

医療スタッフ「相変わらずです。患者さんは何も話せません。」

 

最新医療機器で脳内を調査されつつ、医者に様子を見てもらってる患者が居るが結果は著しくない様だ。

 

ミオ「彼らの記憶に何か有力な手がかりが有れば...と思ったんだけど...」

 

ダーリン「社長!面会したいと言う方が...」

ミオ「悪いけど後にして...」

ダーリン『門矢士に呼ばれて来たとおっしゃてますが...」

ミオ「⁉︎...彼の言っていた、助っ人?」

 

...アイゼンテックの前に、黒い服と右腕に何かしらのデバイスをつけた男が立っている。入り口の扉が開く。

 

ミオ「貴方は?」

「藤宮博也。協力しに来た」

 

...........

アイゼンガーディアンズ

 

愛染「美味い!美味い!美味すぎる...!」

 

愛染は天道の作った料理の数々に舌鼓を打っていた。

 

愛染「この地球、いや宇宙にこんな美味い料理があったとは...!」

天道「当然だ。俺の作った料理だ」

愛染「いや〜、君の要求を呑んで正解だった。これならバリバリ働けそうだ!ガツガツ...!」

天道(...少しでも時間稼ぎになれば良いが..)

 

 

 

............

 

アイゼンガーディアンズ

 

万丈「くそッ!ビクトもしねえ!」

 

万丈は檻に囚われていた。しかし、いくらエボルトの遺伝子を備えた万丈でも人間のままでは突破するのは不可能であった。檻のすぐ近くにはスクラッシュドライバーがバリアを貼られて封じられている。

 

万丈「変身できりゃこんな檻..」

 

ドゴォ!

 

万丈「うおっ!?何だ!」

 

すると、万丈は見た先には穴が空いた壁、そしてその穴を開けたカブトゼクターがいた。

 

万丈「何だ?カブトムシ?」

 

........

愛染「ふぅ、中々だったぞ...」

 

愛染「マリー、あちらの様子は?」

マリー『現在、何の動きもありません』

天道「メシの途中悪いが少し、話を聞かせてくれないか?アンタの目的は何だ?それがわからないと協力は出来ない」

愛染「目的?そんな物は決まってる。我がアイゼンガーディアンズは世界を、邪悪な敵から守る!真のヒーローとして!人々の希望になるのだ!」

天道「ほう...胡散臭いな」

愛染「...なんだと...?」

天道「昨日、俺はアンタが同じ店にいたのを知ってる。アンタは俺があのチンピラを追っ払うまで何もせず、食事をしていた...ヒーローにしては随分薄情だな」

愛染「わ、私も対処できたが...私は社長だ。何かあったら社員が困る」

天道「ほう...では他の社員は何処だ?あの装甲服の集団がいるだろ?」

愛染「そ、それは皆訓練してるのだ!真のヒーローになる為に...さあ、そろそろいこうか!」

 

愛染は天道の肩を掴もうとするが、天道は素早く察知して愛染の腕を止める。

 

愛染「イタタ!何をする!」

天道「だから、その真のヒーローになる者はどうなるか聞いている。貴様のことはある程度調べた...愛染マコト。元アイゼンテック社長で現社長の旧友...何故アイゼンテックに戻らない?何か許されないことでもしたのか?」

愛染「お前、何が言いたい?」

天道「そもそも、この施設はどうやって用意した。明らかに一人で用意できるものじゃない。誰か後ろに控えてんじゃないのか?2つの世界を繋げしもの...」

マリー『マスター!万丈が牢屋に居ません!』

愛染「何ぃ!?」

天道「上手くいったか...!」

 

.........

 

カブトゼクターの突進により破壊された鍵穴が目立つ牢屋からそれ程離れてない廊下で万丈が走っている。

 

万丈「なんだか分かんねえけど、お前のおかげだ!ありがとな!」

 

万丈は上を飛んでいるカブトゼクターに感謝を述べる。

 

シュタッ!

 

ショッカーライダー「ギィ!」

 

万丈「またコイツら!...て、やっぱりアイツ、八百長していたのか!」

 

万丈は構えるがスクラッシュドライバーを奪われた今、戦うのは厳しい。

 

ドガァァ!

 

ショッカーライダー「ギャ⁉︎」

 

その時、銃弾が放たれショッカーライダーが吹っ飛んだ。

 

万丈「何だ!?何処から?」

 

「グワー!」

 

更に、万丈に馴染みある鳴き声が聞こえて来る。

 

万丈「ドラゴン!」

 

上にビルドドライバーを乗っけったクローズドラゴンが現れる。

 

万丈「ビルドドライバー!直ったのか!?いつのまに⁉︎大体、お前どうやってここに!」

 

ショッカーライダー「ギァァァ!」

 

立ち直ったショッカーライダーが叫ぶ。

 

万丈「!..んなこたぁどうでもいいか」

 

『ウェイクアップ!』

 

『クローズドラゴン!』

 

『Are you ready?』

 

万丈「変身!」

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』

 

万丈は仮面ライダークローズに変身してショッカーライダーに向かう。

 

 

「ま、俺が手助けするのは..今のところこんなもんか..」

 

インビジブルを解いたディケイドが背後で戦闘を見守る。ミオによって修理されていたビルドドライバーを密かに受け取っていたのだ。

 

ディケイド「さて、奴らを追うとするか..」

 

ディケイドはオーロラへと消えた。

 

 

......

 

愛染「くっ、貴様、何者だぁ!」

天道「言ったはずだ。俺は天の道をゆき、全てを司る男...俺が望みさえすれば、運命は絶えず俺に味方する」

 

ドゴーン!

 

壁を突き破りショッカーライダーが飛んでくる。

 

クローズ「今度こそ逃さねえぞ!インチキ野郎!」

 

愛染「!...マ、マリー..G4達は!」

マリー『ご安心を、すでに出撃済みです』

 

ドォン!ドォン!

 

クローズ「うおっ!」

 

クローズに銃撃が飛ぶ。

 

クローズ「もう出てきやがった!」

 

扉を破壊し、G4とシャドウトルーパーが銃を構える。

 

愛染「その男を撃て!」

 

シャドウトルーパーが天道に銃撃する。しかし、天道は華麗に身を翻して避ける。同時にカブトゼクターが天道を守る様に残りの銃弾を弾く。そのまま天道はカブトゼクターを手に取る。

 

天道「変身!」

 

『HENSHIN』

 

天道は仮面ライダーカブトマスクドフォームに変身した。

 

クローズ「仮面ライダー⁉︎」

 

クローズは新たな仮面ライダーに驚く。

 

G4「ウオォ!」

 

G4とシャドートルーパーはカブトに向かう。

 

 

愛染「では、君たち、後はよろしく!」

 

その隙に愛染は逃げ出す。

 

クローズ「待ちやがれ!」

 

クローズは愛染を追いかけるが...

 

ダダダダ!

 

シャドートルーパーが銃撃で邪魔をする。

 

クローズ「ぐっ!くそっ!」

 

........

 

一方、愛染は地下ドッグに配備していたキングジョーに乗り込む。

 

愛染「奴等め、厄介な刺客を送ってくれたな!ならば、こちらも本気で潰しにかかるか...マリー!発進準備だ!」

マリー「了解。マスター」

 

キングジョーがアイゼンガーディアンから発進する。

 

愛染「こうなっては仕方ない。奴を誘き出すか...」

 

愛染はダークラーのクリスタルを取り出す。

 

愛染「学校を襲え!奴をおびきだせ!」

 

........

 

アサヒの通う学校の近く

 

ドォドォン!

 

ダークラー「ギャオオッ!」

 

生徒A「何だ!?」

生徒B「怪獣⁉︎」

 

生徒達は怪獣が出てきたことに動揺してパニックになる。

 

アサヒ「皆、落ち着いてください!」

教師「今すぐ非難を!とにかく冷静に!」

 

アサヒや教師が宥めるも効果はない。

 

 

ダークラー「グオオオ!」

 

イサミ「まだ13時前だぞ!あの野郎...!」

 

学校の近くに車を止めて待機していたイサミはルーブジャイロを構える。

 

イサミ「纏うは水!紺碧の海!」

『ウルトラマンブル!アクア!』

 

 

ズゥゥン!

 

ブル「ハアッ!」

 

ブルアクアが現れてダークラーに対して構える。ブルはダークラーに対して走り出すが...

 

ビィィィィィ!

 

ドガァァァァ!

 

ダークラー「ギャオオッ⁉︎」

 

しかし、突如、空から2つの光線が放たれダークラーは爆散した。

 

ブル「⁉︎」

 

オーブダーク「ヌゥワッ!」

キングジョー「フォォォォ...」

 

オーブダークとキングジョーが上空から着地した。

 

オーブダーク「久しぶりだな!リベンジを果たしにきたぞ!」

ブル「お前、何で戻ってきたんだ!」

オーブダーク「今から、倒される者に...答える理由などない!いけ!キングジョー!」

 

キングジョーはオーブダークの命令でブルに向かう。

 

ブル「ハアッ!」

 

ブルはキングジョーにパンチを繰り出すが全てガードされ、腕を掴まれ張り手で吹っ飛ばされる。

 

ブル「アクアジェットブラスト!」

キングジョー「!」

 

ビィィィ!

 

続いて水流を放つが光線で相殺される。

 

ブル「なら、これはどうだ!ハアッ!」

 

アクアストリュームを放つも、分離して回避される。

 

ブル「何⁉︎」

 

そのまま瞬時に背後に回って合体しブルを殴り飛ばす。

 

ブル「くっ...何で動きが分かるんだ!」

 

オーブダーク「教えてやろう!私は今までの貴様とクローズの戦いを監視していた!それをG4の予測システムに学習させ、キングジョーにも同様の装置を搭載した!つまり、貴様の勝ちは...ないと言う事だ!」

 

オーブダークはオーブダークカリバーを出してブルに斬りかかる。

 

ブル「ウワァァァ!」

 

 

 

アサヒ「イサ兄っ!」

 

アサヒは避難に急ぐ校舎からブルの戦いを見る。

 

 

キングジョー「グワァシ...グワァシ...」

ブル「ウア!」

 

キングジョーがブルにアイアンクローを仕掛け、そのまま持ち上げ振り回し、投げ飛ばす。

 

オーブダーク「オーブダークインフェルノカリバー!」

 

オーブダークがカリバーから炎の輪を飛ばしブルに炸裂する。

 

ブル「ぐぁぁぁっ!」

 

ブルはカラータイマーが赤になり倒れてしまう。

 

 

オーブダーク「兄がいない弟など雑魚同然!このままチリとなり、消えてしまえ!」

 

オーブダークとキングジョーはトドメを誘うと光線をチャージする体勢に入る。

 

「.....」

 

しかし、その光景を見て走る男がいた。

 

「.....!」

 

男は右腕の結晶体の付いたブレスレットを起動する。するとブレスレットの結晶体が光る。そのまま顔の前に掲げる。

 

「アグルゥゥゥー!」

 

結晶体の周りの羽が開き男は光に包まれる。そして両腕を上げて青い巨人が現れる。

 

 

「デアァァァー!」

 

ドガァァァァ!

 

オーブダーク「ぐぁぁぁ!?」

 

青い巨人...ウルトラマンアグルは登場と同時にドロップキックをオーブダークとキングジョーに食らわす。

 

ズゥゥン!

 

アグルはそのまま大地に砂塵を上げて着地する。

 

アグル「.....」

 

アグルは立ち上がるとブルに対して無言で顔を向けて手を差し出す。ブルは手を掴むとアグルは思い切り引っ張り立たせる。

 

アグル「オァァァ...デアッ!」

 

アグルはカラータイマーからエネルギーを出しブルに分け与える。

 

オーブダーク「ぐぐ...貴様ぁ!不意打ちとは卑怯な!」

 

ブル「あんたは...?」

アグル「...同じ水のウルトラマンとして...力を貸してやる。..さあ来い..ウルトラマン擬き!」

オーブダーク「も、擬きだとぉぉ⁉︎貴様ぁ!このウルトラマンオーブダ..」

 

バシュウン!

 

アグル「ドゥァッ!」

 

オーブダーク「ぐおっ!?」

 

アグルはオーブダークの名乗りを聞くまでもなく一気に近づきアッパーで吹っ飛ばした。

 

アグル「貴様如きが...ウルトラマンの名を語るな!」

 

キングジョー「グワァシ!...グワァシ!」

 

キングジョーが背後から襲いかかるが

 

ブル「オリャッ!」

 

ブルがスライディングでキングジョーの下から入り足を取りよろけさせる。

 

ブル「誰かはわからないけど..今はアンタを信じて賭ける!」

アグル「そうか...行くぞ!」

 

ブルとアグルは背中合わせでそれぞれの相手に対してファイティングポーズを構えた。

 

 

 

............................

 

 

...........

 

 

ドォン!ドォン!

 

カブトはカブトクナイガンでG4を狙撃する。

 

G4「...」

カブト「...!」

 

G4はGM01で相殺する。

 

クローズ「うおらぁぁ!」

 

クローズはビートクローザーを振るうがシャドートルーパーはそれを避けてライフルと電磁ナイフでクローズを攻撃する。

 

クローズ「ぐぁっ!くそっ、攻撃が全て読まれる...」

 

 

カブト「フン!」

 

カブトはカブトクナイガンアックスモードを振り下ろすがG4はそれを避けてパンチを打ち込む。カブトは後退する。

 

カブト「成程...こちらの行動を読んでるわけか...」

 

G4「はっ!」

 

G4は至近距離でカブトを狙い撃つ。

 

ドォン!ドォン!

 

が、カブトは何もせずに銃撃を喰らう。

 

クローズ「⁉︎...アイツ、何考えてんだ!」

 

G4は怯んだカブトにパンチを打ち込む。

 

カブト「....」

 

カブトはカブトクナイガンアックスモードを振るうがG4は苦も無くそれを数撃ガードした後受け止める。そして腹目掛けパンチを打ち込む。カブトは後退する。

 

ダァン!ダァン!

 

G4はさらにGM01で追い討ちをかける。カブトは倒れ込む。

 

G4「消去...」

 

G4はギガントミサイルランチャーを呼び出しカブトを狙う。

 

クローズ「グ...く...逃げろぉ!」

 

クローズはシャドートルーパーの攻撃をなんとか耐えながら叫ぶ。

 

カブト「そろそろか...」

 

カブトはカブトゼクターの角のレバーを操作する。

 

カブト「キャストオフ!」

『CAST OFF』

 

キガンドミサイルが放たれると同時にカブトマスクドフォームのアーマーが弾け飛ぶ。

 

ドガァン!

 

G4「ぐぉっ!?」

トルーパー「ぎゃっ!」

 

アーマーがG4やシャドートルーパーにあたる。G4のギガントミサイルはアーマーで防がれた。

 

『CHANGE BEATRE』

 

カブトはライダーフォームにチェンジする。

 

カブト「さて、次は此方から行くか...」

 

カブトはカブトクナイガンをクナイモードへと切り替える。

 

G4「...」

カブト「...」

 

カブトはカブトクナイガンを構えたまま動かない。

 

G4「はっ!」

 

G4はGM01を放つが、カブトはカブトクナイガンで弾丸を叩き落とす。

 

カブト「....」

 

ダァン!ダァン!カチカチ...

 

G4「⁉︎」

 

カブト「はぁっ!」

 

GM01の弾丸が尽きた隙をついてカブトはジャンプで近づきカブトクナイガンで斬りつける。

 

G4「うっ...!」

 

怯んだG4はすぐさまパンチを放つがカブトは首を動かし避ける。

 

G4「!」

 

シュッ!シュッ!

 

G4の渾身のパンチはカブトに全て避けられる。

 

ガッ!

 

カブト「タァっ!」

 

カブトはパンチを受け止めて強烈なキックで吹っ飛ばす。先程とは真逆な状況だ。

 

カブト「お婆ちゃんが言っていた...俺の進化は光より速いと...」

 

カブトライダーフォームはアーマーが無くなった分、動きが早くなる。カブトはワザとG4に攻撃を見切らせ、尚且つマスクドフォームで耐え続ける事で好きができるチャンスを伺ったのだ。

 

クローズ「そうか!姿を変えれば!」

 

クローズはマグマフルボトルを取り出す。

 

『ボトルバーン!』

『クローズマグマ!』

 

『極熱筋肉!』

『クローズマグマ!』

『アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』

 

クローズはクローズマグマとなり背中のウイングを使い飛び上がる。

 

トルーパー「!」

 

シャドートルーパー達はクローズ目掛け銃撃するが、クローズマグマは自在に飛びながら避け続け、クローズマグマナックルにロックフルボトルを装填する。

 

カブト「そいつらは洗脳された人間だ!直撃は辞めておけ!」

クローズ「分かった!うおぉぉ!」

 

クローズは鍵状のエネルギーを纏ったクローズマグマナックルを上空から高速で降りながら一気に地面に叩きつける。するとエネルギーが地面に迸り、シャドートルーパー達を鍵型の拘束する。

 

クローズ「オラァッ!」

「ぐあっ!」

クローズ「でやあっ!」

「があっ!」

 

クローズマグマはその隙にシャドートルーパーの仮面にパンチを喰らわす。仮面にヒビが入る。

「ううっ...」

 

シャドートルーパーのアーマーから火花が出て倒れた。

 

クローズはアーマーのヘルメットを取る。

 

クローズ「何だよ...マジで人間かよ...」

 

 

G4「ぐっ....くっ!」

 

G4は再び立ち上がりカブトに飛びかかるが、カブトは容易に払い除ける。

 

『ONE TWO THREE』

カブト「ライダーキック...!」

『RIDER KICK』

 

カブトはベルトのボタンとゼクターを操作して必殺技の体勢に入る。

 

G4「ウオオオオ!」

 

G4は背を向けたカブトに襲いかかるが...

 

カブト「ハッ!」

 

G4が殴りかかる直前にカブトはカウンターでライダーキックをG4に直撃させる。

 

G4「うっ...!」

 

G4のアーマーから火花が散る。

 

カブト「クロックアップ!」

『CLOCK UP』

 

カブトは高速移動で火花が散るアーマーをクナイガンで斬り裂き装着員を救出する。

 

ドガァァァァ!

 

G4のアーマーは爆発した。装着員はカブトに救い出され無事だった。

 

クローズ「お見事!...アンタ、スゲーな...」

 

カブト「まだ仕事は残ってる。彼らを連れ出すぞ」

 

 

..........

 

 

ブル「ハッ!」

 

ブルはルーブスラッガーブルを取り出してキングジョーに斬りかかるがキングジョーに効いてる様子はない。

 

ブル「くっ!」

 

 

一方、アグルvsオーブダーク

 

オーブダーク「ジュヴァっ!でぇやぁっ!」

アグル「......」

 

オーブダークはカリバーを振り回してアグルに斬りかかるがアグルは全て紙一重で避け続ける。

 

オーブダーク「逃げてばかりで勝てるのか?ジュウァッ!」

 

煽るオーブダークであるが、全く当たらない事に動揺している。

 

ガッ!

 

その時、アグルは振るうカリバーをジャンプで避けて刀身を台にして踏みつけ...

 

アグル「デァァァァッ!」

 

強烈な蹴りをオーブダークの顔面にお見舞いする。

 

オーブダーク「がぁぁぁっ!?」

 

オーブダークは顔を抑え苦しむ。アグルはそのまま一回転して着地する。

 

オーブダーク「よくも私の顔を...むぅぁぁぁっ!」

 

激昂したオーブダークはカリバーに炎を宿して背中を向ける斬りかかるが...

 

ガキィン!

 

オーブダーク「ウッ⁉︎」

 

アグルはアグルセイバーを精製してカリバーを止めてそのまま弾いた。後退するオーブダーク。

 

アグル「.....」

 

アグルはアグルセイバーをオーブダークを挑発する様に向ける。

 

オーブダーク「おのれぇぇぇ!」

 

オーブダークはカリバーを再び振るうがアグルのアグルセイバーに全て弾かれ鍔迫り合いになるも...

 

アグル「ドゥアッ!」

 

ガッ!

 

オーブダーク「グフっ!?」

 

アグルは隙をついてニーキックをオーブダークの腹に決めて怯ませる。

 

アグル「ダァァッ!」

 

アグルはそのままセイバーを振るいオーブダークカリバーを付け根から切断する。

 

オーブダーク「な!?....」

 

オーブダークは刀身が無くなったカリバーを見て驚愕する。

 

アグル「......」

 

アグルはセイバーを消して不敵に手招きをして挑発する。

 

オーブダーク「どこまでも舐めやがって!うゥァぁァッ!」

 

アグル「ドゥアッ!」

 

怒りに任せて殴りかかるオーブダークのパンチを避けてアグルは腹に裏拳によるパンチを決める。

 

オーブダーク「ぐぅぁぁぁっ!?」

 

...........

 

ブル「ハアァッ!」

 

ブルはルーブスラッガーブルを振るうもののキングジョーは腕を払い除けて張り手で吹っ飛ばす。

 

ブル「ウワァッ!」

 

ブルは吹っ飛びビルに激突する。

 

ブル「ダメだ!このままじゃ...」

 

 

『イサミ!イサミ!聞こえるか!』

イサミ「!...龍我か!?大丈夫なのか⁉︎」

 

臨時通信で携帯から万丈の声が響く。

 

『ああ!なんかカブトムシが助けてくれたぜ!いいか!奴らのロボットを倒すには、奴らが予測できない知らないやり方で倒す!それだ!』

 

イサミ「予測できないやり方?....よし!イチかバチか!」

 

イサミはティガクリスタルを取り出す。

 

イサミ「纏うは風!紫電の疾風!」

『ウルトラマンティガ!』

 

キングジョー「!」

 

ビィィィ!

 

ブル「ハアッ!」

 

『ウルトラマンブル!ウインド!』

 

ブルはブルウインドとなってキングジョーから放たれた光線を回避する。

 

ブル「ハッ!」

 

ブルはルーブスラッガーを兄のロッソと同じく二つに分ける。

 

ブル「オレのやり方がダメなら..カツ兄のやり方をオレなりにやってやる!」

 

オーブダーク「バカめ!兄を真似てなんになる!貴様の負けは既に決まって...うぐっ!?」

アグル「黙ってろ。貴様の相手は俺だ」

 

アグルはアイアンクローでオーブダークの顔を掴み、地面に叩きつける。

 

 

ブル「シュアッ!」

 

ブルは上空を飛んで光線を避けつつ、斬撃を飛ばして反撃する。

 

ウイィィン!

 

キングジョーは分離で避けてブルに向かう。

 

ブル「ヘァァッ!」

 

ブルはそのまま上空に向かって飛び上がる。

 

『ウルトラマンギンガ!』

 

イサミはギンガクリスタルをルーブスラッガーにセットする。

 

キングジョーはそれを追いかけ、光線で追撃する。

 

ブル「くっ!グアっ!」

 

ブルはなんとか光線を避け続けるが、一撃が掠り、落ちる。

 

キングジョー「!」

 

4機の分離したキングジョーは好機と見て一斉にブルに向かうが...

 

 

ブル「今だ!」

 

ブルは落ちる中両腕を水平にして回転し始める。すると猛烈な吹雪を纏う竜巻が発生する。それに巻き込まれた4機は風の中で機体を安定させられない。竜巻の中で何個かの鋭い氷塊が当たる。堪らず、4機は再合体し着地すると同時にブルも竜巻を解く。

 

キングジョー「@#(?(@...」

 

キングジョーの様子がおかしい。

 

ブル「ハァッ!オリャッ!」

 

ブルウインドの素早い斬撃に対応できず、くらい続ける。

 

オーブダーク「キングジョー⁉︎どうしたんだ!」

 

ブル「へへっ!分離した分、剥き出しになる部分が出てくるからな!そこを一気に冷やして機械をショートさせるて戦法だ!」

 

ブルはルーブスラッガーを一本に戻しキングジョーの光線をスレスレで避けてカウンター気味に斬りつける。

 

 

オーブダーク「何故だ⁉︎何故だ!今回ばかりは完璧な作戦だったはず!うぐっ!?」

 

アグルはオーブダークの腕を取り背後に移動して締め付ける。

 

アグル「命ある者は前に進み続ける...昨日までのデータなど...無意味だ!」

 

アグルはそう言い放つとオーブダークを持ち上げて遠くに投げ飛ばす。

 

ブル「ウオリャァァァァ!」

 

ブルは風の力を纏った正拳突きでキングジョーを吹っ飛ばす。

 

キングジョーとオーブダークは同じ方向に飛ばされて地面に叩きつけられる。ブルとアグルは互いに並び立つ。

 

アグル「決めるぞ!」

ブル「ああ!」

 

ブル「フッ!ハァァッ...」

 

ブルはアクアに戻り拳を胸の水平位置に上げて水のエネルギーをチャージする。

 

アグル「デァッ!オァァァ...!」

 

アグルは両腕を広げエネルギーを貯めて右腕を天に掲げた後、両腕で囲む様に光球を形成する。

 

 

ブル「アクアストリューム!ハァッ!」

 

ブルは腕をL字型に組みアクアストリュームを放つ。

 

アグル「デァァァァッ!」

 

アグルは光球を両腕から放つ必殺技フォトンスクリューを放つ。

 

 

ズガガガガ!

 

キングジョー「@#r(?@\@/y?!」

オーブダーク「ぐぁぁぁっ⁉︎..こ、こんな筈ではぁぁぁぁぁァァゥァァァッ!!」

 

ドガァァァァァァァン!

 

アクアストリュームがキングジョーに、フォトンスクリューがオーブダークにそれぞれ炸裂し大爆発を起こした。

 

 

ブルは肩息を上げながらも勇ましく立ち、アグルは静かに腕を組み、ブルを認める様に見た。

 

 

 

.........

 

戦闘後

 

愛染「くっ.....こんな、こんな馬鹿な...」

 

服がボロボロになった愛染は地を這いずりながら落ちているオーブリングNEOⅡとオーブオリジンクリスタルを手に取ろうと進む。

 

ガッ!

 

しかし、取る直前に腕を誰かが踏む。

 

藤宮「.....」

 

それは藤宮博也だった。藤宮は愛染に怒りと見下す様な眼差しを向けるとオーブリングNEOⅡとクリスタルを回収する。

 

愛染「返せ!それは私の、ウルトラマンの力だぁっ!」

 

愛染は立ち去ろうとする藤宮に掴みかかるも容易に払い除けられて殴り飛ばされる。

 

藤宮「さっきも言ったはずだ...この地球を遊び場程度にしか考えてない貴様が...」

 

藤宮はそこまで言うとクリスタルのオーブの絵を見てかつて共に戦ったまだ甘ちゃんながらも自分なりに懸命に戦い抜いた青年に思いを馳せ、同時にその力を歪んだ目的に使う愛染への怒りを込めて言い放つ。

 

藤宮「ガイ...ウルトラマンオーブの力を授かる資格などない!」

 

藤宮はそのまま去っていった。

 

 

愛染「ぐぅぅ...だぁぁぁぁー!うぁぁぁー!」

 

愛染は怒りと悔しさの余り、子供の様に地団駄を踏みながら叫んだ。

 

 

..........

 

 

アイゼンガーディアンズ

 

 

愛染はなんとかアイゼンガーディアンズに帰還して叫ぶ。

 

愛染「マリー!反撃のアイデアはないのか!もうヒーローの矜持などどうでもいい!奴らの全てを徹底的に破壊する!」

マリー『ザーンネン♡。貴方は負け犬、もう世間にとって価値はありません』

愛染「なっ⁉︎どういう事だ!」

 

マリーはモニターにニュースを映す。そこには会見を行う湊ミオの姿があった。

 

ミオ「今回の調査により前社長、およびアイゼンガーディアンズ社長愛染マコトが非道な人体実験を繰り返していたことがわかりました」

 

すると、かつてオーブクリスタルを作るために利用された被験者達の映像が映し出される。

 

「急に社長に、お疲れさんです!て言ったら、変な部屋に連れてかれて...」

「女性を助けた瞬間、声をかけられて...」

 

愛染「ば、馬鹿な...彼らの記憶は消去して、二度と自律的な行動は出来なくしたはずだ!」

 

愛染はモニターを見て動揺する。

 

ミオ「更に、あの黒いウルトラマンについても疑いが出ています」

 

画面にかつてオーブダークは自ら落とし、自ら助けた飛行機のパイロットが現れた。

 

「あの時、操縦席から巨人が見えたと思ったら、急に光を出して飛行機に当たって...そのまま気を失って記憶喪失になっていたみたいで...」

 

ミオ「更に、先日怪獣を操っていた青いウルトラマンに関してですがアイゼンガーディアンズから持ち帰った設計図にこの様なものがありました」

 

それはニセブルの設計図であった。

 

ミオ「ご覧の様に怪獣を操っていた青いウルトラマンにプロテクターが付いてますが今日、及び過去に現れた彼には付いてません。我々はアイゼンガーディアンズの作ったロボットではないかと推測しています」

「ちょっと待ってください⁉︎愛染マコトだけでなく、あの黒いウルトラマンもグルで我々を騙していたって事ですか⁉︎」

 

記者の一人が問う。

 

ミオ「我々はその方向で見ています。更にアイゼンガーディアンからは黒いウルトラマンに似たエネルギー値を示す怪獣の描かれたクリスタルが発見されG4の被験者も誘拐された人で..」

 

 

愛染「ま、まさか!」

 

 

愛染は慌ててメンテナンスルームに行く。

 

愛染「な、なんて事だ..」

 

そこには破壊されたG4と荒らされたクリスタルホルダーが散乱していた。この日、ヒーローとしての愛染マコト、いやチェレーザの人生は完全に終わった。

 

 

............

 

会見も終わり夜

 

 

クワトロM

 

イサミ「イテッ!」

万丈「アサヒ!もっと優しくしてくれよ..」

アサヒ「二人とも、男の子じゃないですか。我慢してください」

 

アサヒが二人の怪我を看病している。

 

イサミ「助かったよ。アンタが来なきゃ負けていた」

藤宮「気にするな。同じこの地球を守る戦士だ」

イサミ「そういえばアンタ、名前は?」

藤宮「藤宮博也。ウルトラマンアグルだ。俺もこれからはお前たちに協力する」

万丈「よっしゃあっ!頼もしい仲間が増えたぜ!」

 

藤宮はイサミと万丈と握手した。

 

イサミ「でも、どうやって被験者の記憶が戻ったんだ?」

藤宮「こいつのおかげさ」

 

 

すると、藤宮は銀色のカブト虫型メカ「ハイパーゼクター」を見せる。

 

ミオ「藤宮さんの持ってきたこの時を司るハイパーゼクター。これをうちの医療機器に上手く接続して被験者の脳の状態を被検前に戻したの」

イサミ「時を操るのか⁉︎そんなアイテムまで持ってんのか?アンタ..」

藤宮「...これに関しては俺の他に来た...仮面ライダーに礼を言ってくれ」

 

天道「ほう。意外とわかる男だ。そいつは俺の物だしな」

 

すると奥からエプロンを着た天道が現れる。

 

イサミ「誰...?」

天道「俺は天の道をゆき、総てを司る男...

天道総司だ」

 

イサミ「何言ってんだこの人...」

万丈「...俺もさっぱり分かんねえ...」

 

ウシオ「おーい!飯ができてるぞ!」

 

続けて、奥から出てきたウシオが皆を呼ぶ。

 

イサミ「⁉︎...なんだコレ⁉︎」

 

そこには麻婆豆腐やらサバ味噌やらかなり美味そうな料理が並んでいた。

 

ウシオ「いやぁ、少し味見させて貰ったが...かなり美味いぞ!天道君の料理!」

天道「当然だ。俺の料理はそこら辺の店が束になっても敵わない」

アサヒ「なんだか、とっても美味しそうです!私、お腹空きました!」

ミオ「そうね。万丈君も帰ってきたし、祝いと行きましょうか!」

 

その夜、湊家と万丈は感嘆の声で溢れた。

 

 

.........

 

数日後

 

 

警官「まてぇー!愛染!」

 

愛染「はぁはぁ...」

 

一転して誘拐および詐欺容疑で追われる身となった愛染マコトは警官に深夜の森林で追いかけられていた。

 

 

警官B「止まれ!」

警官A「もう逃げれんぞ!」

 

挟み撃ちにあい、愛染はあせる。

 

愛染「た、頼む!見逃してくれ!」

 

警官A「何馬鹿な事を...ぎゃああー!」

警官B 「ぐぉぁー!」

 

すると上から光線が放たれ警官を焼き殺し消滅させた。

 

「全く、貴方にはガッカリですよ...」

愛染「貴様は!」

 

そこにはフードを被った宇宙人らしき人物がいた。

 

「私がここまでバックアップしたのに...このザマとは...」

愛染「黙れぇ!貴様がこの世界に来るのが遅れなければ...こんな事に...ウゥッ!?」

 

するとフードの宇宙人はサイコテキネシスで愛染を締め上げる。

 

「すいません。最初に2つの世界を融合させようとした時...仮面ライダーディケイド達の妨害により、この世界への経路が一時的に絶たれてしまいましてね。今は私一人これるくらいには復旧しましたが...」

愛染「が、がぉぁ..」

マリー『マスター。いや、チェレーザ。謝るのよ?言ったでしょ?この方には逆らえないと..』

 

するとミニロボットにAIを宿したマリーが現れ、冷たく言い放つ。

 

愛染「わ、分かった..私のミスだ。認めるから..離してくれぇ!」

 

フードの宇宙人は愛染の拘束を解いた。

 

「貴方にチャンスをあげましょう」

 

するとフードの宇宙人は2枚のクリスタルを投げた。

 

 

愛染「これは...」

 

そのクリスタルには両腕が鎌になったバイザー目の怪獣、カブト虫の様な見た目のドリル腕の怪獣が描かれている。

 

 

「貴方は今回、異世界のウルトラマンと仮面ライダーの助太刀が入り、敗退した。ならば、こちらも異世界の...ウルトラマンも仮面ライダーもまだ知らない力を使うのです。マリー、出しなさい」

マリー『了解』

 

すると、マリーからあるアーマースーツのデジタル設計図が映し出される。その設計図にはこう書かれていた。「Stark Industries」と...

 

 

 

 

 

 

 

 

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