シベリア
凍てつくシベリアの大地。そこに黒いエネルギー体が降り立ち、人型に形成される。
「ここが、パンドラボックスの力でできた世界か。さて、早速試してみるか。魔王の力とやらを」
男は赤い結晶体、そしてグランドキングのスパークドールを取り出す。
「さあ、行ってきな」
赤い結晶体からエネルギーが放たれ、スパークドールズに直撃すると、スパークドールズは男の手を離れて地中へと潜っていった。
ズドドド!
すると地震が起こり凍てつく大地が音を立てて崩壊してゆく。
「人形の状態でこの力か...コレは使えるな」
そして崩壊した大地から一体の巨大な生物のミイラが冷凍状態で現れた。
..............
同時刻 某国
「こちら、B班。ファントムリキッドを無事回収した」
かつてビルド達の変身能力を奪い、グリスにリーダーを倒されたテロ組織ダウンフォールの残党がファントムリキッドを回収していた。
「これより、帰投する」
ファントムリキッドを回収したグループは本拠地に戻る事にして車に乗ろうとするが...
シュン!
団員A「ギャアッ!」
突如、一人の団員が倒れた。
団員B 「なんだ!?」
班長「構えろ!」
班長の命令で全員、ファントムスマッシャーになるためのボトルを構えるが...
シュン!
団員B「ぐあっ!」
団員C「がはっ!」
班長以外の全員が数秒の内に全滅した。
班長「な、なんだ?」
トントン...
後ろから肩を叩かれた班長は振り向く。
班長「⁉︎...お、俺?」
そこには自分と同じ顔をした人間が立っていた。
班長「な、何者だ⁉︎」
班長はファントムスマッシャーに変身する。同時にもう一人の班長は蜂の姿を模したビーワームへと変貌する。
ビーワーム「ジジジジジ...」
ファントム「くらえ!」
ファントムスマッシャーはミサイルを放つがビーワームはクロックアップで容易に避ける。
ファントム「く!どこだ!...ぐぁぁっ!」
ビーワームは毒針をファントムスマッシャーの背後に回り込んで連射する。
ファントム「あ、ぁぁぁ...」
ファントムスマッシャーは人間の姿に戻りながら溶けていき、骸骨となった。
ビーワーム「安心しろ。お前の人生は俺が引き継いでやる」
ビーワームは擬態した班長の姿となりニヤリと笑った。
..............
ダウンフォール残党の基地
各班から集められたファントムリキッドを満足げにリーダー格の男が見つめる。
リーダー「これだけあれば、我々の革命も実現に近い。B班はどうした?」
通信員「未だ、連絡ありません」
キィィ
すると車の止まる音がしてB班のメンバーが基地内に帰ってきた。
「遅いぞ!連絡くらい..」
バァン!バァン!
B班は注意しに近寄ってきた団員を撃ち殺した。
リーダー「な、何の真似だ!貴様ら!」
B班長「ダウンフォールは今日で完全に終わる...」
B班長はビーワームに変貌する。ビーワームはそのままクロックアップして団員を弾き飛ばしながら、リーダーに接近する。
グサっ!
リーダー「うっ...!」
リーダーは腹を刺され地を吐きながら倒れた。
通信員「り、臨戦態勢を...!ぎゃああっ!」
そのままダウンフォールの基地はビーワーム、そしてトータスロードやジャガーロードに擬態したサナギワームに攻め込まれた。ダウンフォールは見たこともないワームのクロックアップや擬態に対応出来ず、あっけなく壊滅し、全員がワームになり変わられた。
「全員死んだか?」
顔に傷を負った一人の男が歩いてくる。
ビーワーム「ああ、全員擬態も完了した」
「そうか。やはり、ダウンフォールのリーダーは私でなければ...」
その男の顔は、かつてメタルビルドであった浦賀啓示に瓜二つであった。
..............
5日後
nascita
戦兎「よお、美空」
美空「あっ、いらっしゃい。戦兎。カツミさんも」
カツミ「どうも」
戦兎とカツミはnascitaに来ていた。店主の娘である石動美空が出迎える。
美空「ご注文は?」
戦兎「コーヒーとツナサンドで」
カツミ「俺も同じやつを」
「衝撃!恐竜のミイラ!古代からのメッセージ⁉︎」
店のTVから音声が響く。その番組を店長である石動 惣一はじっくりと見ている。
キャスター「つい先日、シベリアの凍土から出てきた氷漬けの恐竜のミイラ。古生物界を揺るがす大発見だと話題になっています!吉田アナウンサーがシベリアに派遣されたクラウス・エッカルト博士と共に現地から中継します。吉田さーん!」
吉田「はい、こちらシベリアの恐竜のミイラの保管場所に来ています!」
惣一「いや〜...ロマンだねぇ...」
美空「お父さん、注文!」
惣一「ああ、悪い悪い...つい見いちまった...でも凄くないか?完全な形で残った恐竜のミイラなんて。ロマンの塊だよ!」
美空「恐竜ねぇ..」
美空が興味なさげに呟く。
カツミ「恐竜か...昔見たジュラシックパークみたいな感じか?」
戦兎「あれは生物学的に間違ってる。当てにしない方が良い。...しかし、まさかあんな綺麗に残ってるとはな...」
吉田『それではクラウス博士に解説を頼みます』
クラウス『今回、この恐竜のミイラは地球温暖化による氷の融解、及び地震により出土しました。世間では、奇跡の大発見などと言われてますが...これは現在の地球環境が太古の眠りを妨げるほどに悪化したという事。奇跡などではない!人類の愚かさを証明する事件なのです!』
カツミ「何言ってんだ?この人...」
戦兎「飛躍しすぎでしょうが...」
吉田『あ、あの博士、そういう話はまた別の機会に...』
ドガァァァァ!
吉田が困惑した直後、爆発音がした。
ダダダ!
更に、銃撃音が響く。
「動くな!この研究所は我々ダウンフォールが占拠した!」
すると、迷彩服を着た集団がTVに映し出される。
戦兎「⁉︎...あいつらは!」
吉田『い、一体何が起こ...ぎゃああ!』
そして、画面が乱れ放送が途切れた。
カツミ「何だ今のは...⁉︎」
惣一「お、おいおい...なんか物騒なことになってなかったか?」
美空「戦兎!今のって...⁉︎」
戦兎「ああ、間違いない。奴らだ!」
..............
シベリアの研究施設
ビーワーム「ファントムリキッドを注入しろ!」
殺した構成員に擬態したビーワームが同じく団員に擬態したワームに命じる。巨大な注射器のような容器に入ったファントムリキッドが恐竜のミイラに注入される。
「グォォォ!」
すると恐竜のミイラはあろうことか動き始めた。
ビーワーム「こいつで仕上げだ...!」
するとビーワームはタンクロストフルボトルを取り出し、何回か振ると恐竜の口に投げ入れた。
「グゥ...ギャァァァァァ!」
すると、氷が砕けて恐竜の下半身が戦車のキャタピラを思わせる物に変化した。恐竜戦車というべき存在はそのままタンク部分から砲弾を放ち、研究施設を破壊して脱出した。
..............
日本
幻徳「現在、ダウンフォールはクラウス博士をさらって以降、行方不明だ。恐竜のミイラも消えた」
幻徳がモニターを見ながら言う。そこには戦兎、一海、ジャーナリストである滝川 紗羽
もいる。
一海「ダウンフォール...生き残りがいやがったのか...」
紗羽「奴らの目的が恐竜だったとしたなら...恐竜を生物兵器にして売り捌くとか?」
幻徳「こないだ一緒に見た映画みたいだな。ええと...なんだっけ?」
紗羽「ジュラシックワールドでしょ。もう忘れちゃったの?」
戦兎「...だから、あれは生物学的に間違いだらけなんだって」
紗羽「ファントムの技術で恐竜を蘇らせたりサイボーグにしたりとかじゃないの?」
戦兎「俺の研究した限りでは、ネビュラガスやファントムリキッドに死者を蘇らす力はない。ましてや、あんな昔に死んだ生き物なんてそもそも作用するかも怪しい」
一海「それじゃなんであんな馬鹿でかいやつ盗んだんだ?死体なんて役立たねえだろ」
戦兎「.....この世界の技術じゃ恐竜を蘇らすのは無理だ。だが、こないだのスペースビースト細胞を使ってるなら話ば別だ」
紗羽「スペースビーストて...北海道に出たあのネズミみたいな怪獣?」
幻徳「ダウンフォールがスペースビースト細胞を入手したと?しかし、奴はカツミ君が焼き尽くしたはずでは..」
戦兎「あのスペースビーストはワームが操っていた。そして、奴らは別の世界から来た...もし、この世界に来たワームがあの時の連中だけじゃなかったとしたら...」
PPP!
すると、幻徳の携帯がなる。
幻徳「親父か。どうした?」
泰山『幻徳!非常事態だ!円盤がに現れた!』
幻徳「円盤⁉︎まさか...」
..............
市民A「何だあれ...」
市民B「UFOか?」
北川市の住人が空に浮かぶ円盤を見て騒いでいる。
パァァァァ....
すると、円盤から光が放たれ...
ドガガガ!
突如、光の中から砲撃が放たれ、街が破壊される。それはダウンフォールに擬態したワーム達による集団であた。
ファントムクラッシャーやハードガーディアンを率いて浦賀が市街地を破壊しながら歩く。
浦賀「日本よ!我々は復讐しに来た!今度こそこの国を我が物とする!」
ブロロロ...
浦賀がそう叫ぶと同時に、バイクの音が響く。
浦賀「来たか...」
バイクに乗った仮面ライダービルドが現れる。
ビルド「ハッ!」
ビルドはドリルクラッシャガンモードでハードガーディアンを狙撃する。
グリス「オラァッ!」
空中ではグリスがヘリコプターフルボトルの力で飛びながら敵を撃ちまくる。そのまま三人は浦賀の前に停止、着地する。
ローグ「ダウンフォール...」
グリス「テメェは俺が倒した筈だ...なぜ、生きてやがる!浦賀!」
ビルド「....一海、コイツは恐らく、浦賀じゃない。奴は死んだままだ」
グリス「何だと?...!...そうか、そういうことか!」
浦賀「...察しがいいな。俺は浦賀啓示であって、浦賀啓示ではない...」
すると、浦賀の顔にワームの顔がうっすら浮かぶ。
グリス「あの虫ども、ダウンフォールにまで擬態しやがったのか!」
浦賀「受け継いだのは姿だけじゃない...」
擬態浦賀はビルドドライバーとハザードトリガーを取り出す。
ビルド「それは⁉︎」
『ハザードオン!』
『タンク!』
『タンク!』
『ガタガタゴットン!ズッダンズダン!』
『Are you ready?』
浦賀「変身!」
『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!』
『ヤベーイ!』
浦賀はメタルビルドに変身した。
ビルド「馬鹿な⁉︎あの時のドライバーは破壊された筈...!」
メタルビルド「我々の協力者が、オリジナルの浦賀の残したデータから復元したのだ」
ローグ「協力者?誰だそいつは!」
メタルビルド「貴様らに語る必要はない!...出よ!」
メタルビルドが指を鳴らすと、構成員の一人がダミージャイロを取り出し、クリスタルをセットする。
『恐竜戦車!』
すると、かつてウルトラセブンを苦しめた戦車怪獣、恐竜戦車に似た怪獣が現れた。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
メタルビルド「これが、我々の新兵器、ダイノタンクだ!」
グリス「コイツ、ニュースで見たミイラと同じ...!」
ビルド「やはり、異世界の力で改造されたのか!」
メタルビルド「その通り!ビースト細胞を混ぜたファントムリキッドを注入して蘇生させ、特殊な加工をしたタンクフルボトルを飲ませて究極の生物兵器を作り上げたのだ!」
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
恐竜戦車はビルド達に向かって、タンク部分の大砲から砲弾を放つ。
ズダダダダ!
ビルド・グリス・ローグ「ぐぁぁぁ!」
ビルド達は大爆発で吹っ飛ぶ。
ローグ「ぐっ、何て攻撃力だ!」
メタルビルド「ダイノタンク!トドメを刺せ!」
恐竜前者は再びビルド達に砲撃するが...
『ウルトラマンロッソ!フレイム!』
ロッソ「ヘアッ!」
間一髪でロッソが空中から現れてフレイムミラーウォールで砲撃を防いだ。
メタルビルド「何!?」
グリス「ウルトラマン...!」
ビルド「ナイスタイミングだ!カツミ!」
ロッソ「シュア!」
ロッソは恐竜戦車に対して構えるとそのまま走って向かってゆく。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
恐竜戦車は砲撃するが、ロッソはジャンプで避けて恐竜戦車の体に跨り、後頭部をパンチを放つ。
ビルド「さあ、こっちも...」
グリス「行くぞ!オラァァッ!」
ビルドとグリスは擬態ダウンフォールの面々に向かっていく。
.......
ビルド「ふっ!はっ!」
ビルドはガーディアンやファントムスマッシャーと戦いながら、円盤を見る。
ビルド「ちょと、分析してみますか!」
そういうとビルドは一本フルボトルを取り出す。
『ホーク!カメラ!』
フルボトルをセットした瞬間、ビルドはホークカメラへと姿を変える。そのまま、カメラ側の複眼を使い、円盤を分析、透視する。
ビルド「円盤の窓から、クラウス博士が見えるな...一海、幻さん!しばらく任せても大丈夫か?」
グリス「ああ、任せとけ!オラァッ!」
グリスはファントムクラッシャーをパンチで吹っ飛ばしながら答える。
ローグ「こいつらはこっちで押さえておく!」
ローグはメタルビルドと取っ組み合いながら答える。
ビルド「分かった!頼むぞ!」
ビルドはそのまま円盤目掛けて空へと飛び上がった。
.........
円盤内
ドガァァァ!
外からのビルドの攻撃で円盤の窓が割れる。そのままビルドは円盤内に入る。
ビルド「クラウス博士!」
クラウス「来てくれたか...待っていたよ」
ビルドはカメラサイドの目でクラウスを分析する。
ビルド(どうやら奴らの擬態じゃなさそうだな..ネビュラガスやファントムリキッドの反応もない)
ビルド「行きましょう。こちらです」
シュン!
ビルド「うぁっ!?」
突如、ビルドは高速で動く物体に吹っ飛ばされる。
ビルド「何だ⁉︎」
『clock over』
電子音声が響くと同時にハチの姿を模した戦士...仮面ライダーザビーが現れる。
ビルド「お前は...仮面ライダー⁉︎」
ザビー「...その通りだ。貴様とは違って、人類の敵だがな...!」
ザビーは拳を振るい、ビルドに襲いかかる。
ビルド「くっ!」
ビルドはザビーの攻撃を何とか捌きつつ、ボトルを変える。
『忍者! コミック! ベストマッチ!』
『Are you ready?』
『忍びのエンターテイナー! ニンニンコミック! イェーイ!』
ニンニンコミックフォームにチェンジして四コマ忍法刀を召喚し、ザビーに斬りかかる。
ビルド「ハアッ!」
『火炎斬り!』
炎を纏った刀身がザビーのボディに火花を散らす。
ザビー「チイっ!」
『clock up』
ザビーはクロックアップで襲いかかる。
ビルド「ぐっ!」
『ドロン!』
ビルドは吹っ飛ばされるが、即座に四コマ忍法刀を操作して煙幕を放って姿を消す。
ザビー「何⁉︎何処だ!」
ザビーは思わず、クロックアップを解いてしまう。
『分身の術!』
すると、何処からともなく煙から分身が現れてザビーを連続で斬りつける。
ザビー「グアっ!」
ザビーは怯んで地面を転がる。
ビルド「さあて、こっちの番と行きますか...!」
ビルドはドライバーのレバーを回してボルテックフィニッシュを放とうとするが...
ドガァァァァ!
ビルド「うぁぁぁっ!」
突如、強烈な光弾が背後から直撃して倒れる。
ビルド「ぐっ...誰だ?...!..クラウス博士⁉︎」
後ろを見ると、異形の腕をはしたクラウスが立っていた。
クラウス「残念だったね。確かに僕はワームではなくクラウス自身だ。だから、君は分析しても疑わなかった...しかし、この世には人類の科学では理解が及ばない力がある。僕はその力で高次元な存在に生まれ変わった!」
すると、クラウスは異形獣サタンビゾーの姿に変化する。
ビルド「お前は...何者だ?」
サタンビゾー「僕は、此処とは別の宇宙から来た。そして、あらゆる並行世界の知識を身につけた上で、ワームと手を組み、手始めにこの世界を管理する事にした」
ビルド「管理だと?ふざけるな。お前の好きにはさせない...」
ダダダ!
ビルド「ぐっ⁉︎」
すると、今度は立ち直ったザビーがザビーゼクターから針を発射する。
ザビー「ふっ、貴様はまんまと罠に嵌ったのさ!」
ビルド「どうやらその様だな...俺を追い詰めるために...」
サタンビゾー「目的は君じゃ無い。我々は囮だ。真の目的は別にある」
ビルド「真の目的?...!..まさか!」
.............
国立先端物質学研究所
忍「急げ!皆、早く避難するぞ!」
近くでダウンフォールや怪獣が暴れている情報を聞きつけた葛城忍は出来るだけ多くの研究データを保護し、避難することを所員に命じていた。
研究員1「所長!ホワイトパネルは⁉︎」
所長「ああ、今取りに行かせている!」
ダウンフォール事件以降、戦兎はホワイトパネルを警備が整っている研究所に預けていた。
ガーディアン「ホワイトパネル、確保」
すると、ホワイトパネルを持った警備用のガーディアンが現れる。
忍「おお、持ってきたか!さあ、急いで避難するぞ!」
研究員「(ニヤ...)」
その時、研究員の一人が不気味に笑うとビーワームの正体を表す。
忍「な、いつの間に侵入を⁉︎」
ビーワームはホワイトパネルを持ったガーディアンに襲いかかる。
バキィィ!
警備用のガーディアンの首が千切れ飛ぶ。
ビーワーム「ジジジジジ....ありがとよ。わざわざ持ってきてくれて」
ガーディアン「!」
警備ガーディアンはビーワームに銃を向ける。
パチン!
ビーワームが指を鳴らすと、何人かの研究員がワームのサナギ体となる。そのまま警備ガーディアンに襲いかかり、怪力で破壊する。
忍「...そうか。今、街で暴れている連中は囮か」
ビーワーム「その通り!仮面ライダーやウルトラマンが街で暴れている方に気を取られ出る隙をつき、我々は密かに研究所に侵入してこのホワイトパネルを狙っていた。コレが手に入った以上...貴様は用済みだ!」
ビーワームは口から忍に向かい毒針を放つ。
忍「!」
忍と研究員は身構えるが....
キィーン!キィーン!
ビーワーム「何⁉︎」
赤いレーザーが毒針を撃ち落とした。
ガキィン!
ビーワーム「グアっ!!」
更にビーワームに高速で動く何かが体当たりし、吹っ飛ばされる。同時にホワイトパネルが手から落ちる。
ビーワーム「我々と同じクロックアップ...まさか!」
『clock over』
「そこまでだ!ワーム!」
忍「!...仮面ライダー⁉︎」
ビーワームが見た先には青いクワガタの様な戦士、仮面ライダーガタックが立っていた。
ビーワーム「ガタック!えぇい!この世界に来ていたとは!」
キィーン!キィーン!
サナギ「ぎゃああ!」
更に強力なレーザーがワームのサナギ体を貫く。
忍「今のは...!」
レーザーが来た方向を忍が見ると...
「大丈夫ですか!早く、こっちに!」
XIGと書かれたエンブレムが付いた水色や銀に彩られた制服に身を包んだ青年が銃を構えていた。
ガタック「我夢さん!その人達を頼みます!」
ガタックは青年に声をかけるとビーワームに向かい、取っ組み合う。
我夢「ああ!任せてくれ!皆さん、早く!」
我夢は落ちていたホワイトパネルを拾うと忍たちに向かって叫ぶ。
忍「あ、ああ!皆、行くぞ!」
忍と生き残った研究員は我夢の元に集まる。
ビーワーム「く!逃すな!追え!」
ガタックと取っ組み合い、手が離せないビーワームは部下のサナギ体に叫ぶ。サナギ体は我夢達を目掛け進む。
キィーン!キィーン!
我夢「PAL!リパルサーリフトバリア起動!」
『分かりました。我夢』
我夢はジェクターガンをサナギ体に撃ちながらXIGナビ内のAIに叫ぶ。すると、バリアが形成されて我夢と忍達を包み、浮き上がり、そのまま空中を移動する。
ビーワーム「しまった!」
.........
研究所から外へと脱出した我夢達は地上に降り立つ。
忍「今のは...何だ?」
我夢「リパルサーリフト。僕の発明です」
忍「...君は、一体?」
我夢「高山我夢です。別の世界から来ました」
.........
ガタック「ハアッ!うおりゃあ!」
ガタックの連続パンチにビーワームは怯み、吹っ飛ぶ。
ビーワーム「ジジジジジ...」
ビーワームは毒針を放つが、ガタックは肩のガタックダブルカリバーを外して振るい弾く。
ガタック「観念しろ!ワーム!クロックアップ!」
『clock up』
ビーワーム「!」
シュン!
ガタックとビーワームは互いにクロックアップして常人には察知出来ないスピードでぶつかり合う。
キィン!
ワームの爪とガタックのダブルカリバーがぶつかり火花を散らす。
ガッ!
ビーワーム「ジジジジジ!」
ガタックのダブルカリバーを掴んだビーワームはガタックの顔に向かい、毒針を放つ。
ガタック「くっ!オラァッ!」
ガタックは首を動かして避けてキックで吹っ飛ばす。
ビーワーム「ジジジジジ!」
ビーワームは羽を広げて飛び回り、毒針を空中から放つ。
ガタック「くっ!...でやっ!」
ガタックはダブルカリバーをブーメランの様に投げる。
ズバッ!
ビーワーム「!」
ビーワームの羽根が斬られて落下する。
『ONE TWO THREE』
ガタック「ライダーキック!」
『RIDER KICK』
ガタックはガタックゼクターを操作して、ビーワームに向かって走る。
ガタック「うおりゃあああっ!」
ガタックの強烈な飛び回し蹴りがビーワームの顔面に決まる。
ビーワーム「グギャアアアァァァッ!!」
ビーワームは断末期を上げて爆発した。
............
一方、市街地。
ロッソ「ヘアッ!!」
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
ロッソが火炎弾を発射すると同時に恐竜戦車が目から光線を放ち相殺する。
メタルビルド「フン!」
ローグ「ヌゥッ...!」
メタルビルドは黒いエネルギーを纏った回し蹴りを放つが、
ローグはワニの顎を模したエネルギーを拳に纏わせて相殺する。
グリス「オラァッ!」
『シングルブレイク!』
その隙にグリスが協力なエネルギーを纏ったツインブレイカーによる打撃を放つ。
メタルビルド「ぐ!...少しはやる様だな...」
一方、UFO内
ザビー「テェヤッ!」
ビルド「ぐっ!」
ザビーのパンチをビルドは何とか避ける。
サタンビゾー「グォォ!」
しかし、続けてサタンビゾーが鉤爪を使い斬りかかってくる。
『火炎斬り!』
ビルド「うおおっ!」
サタンビゾー「ぐぉぉっ!」
ビルドは炎を纏った四コマ忍法刀でサタンビゾーを斬り裂く。サタンビゾーはバラバラになる。
ビルド「一体やったか...次はお前だ...!」
そう言ってザビーの方を向くビルドだが...
ガシっ!
ビルド「何⁉︎」
バラバラにされたはずのサタンビゾーの破片がそれぞれ動き出し、小さな複数のサタンビゾーとなり、ビルドの身体に纏わりつく。
ビルド「くっ!一体どうなってるんだ⁉︎こいつ...」
サタンビゾー「言ったはずだ。僕は人間より高位な存在に進化したと」
バリバリバリ!
そのまま電流が流れビルドの動きを鈍らせる。
ザビー「ライダースティング!」
『RIDER STING』
ザビーはザビーゼクターを操作して必殺技の態勢を取る。ザビーゼクターの針にエネルギーが充填される。
ザビー「ハアッ!」
そのままザビーはライダースティングをビルドに向けて放つ。
ビルド「ぐぁぁぁっ!」
ビルドにザビーゼクターの針が刺さり、そのまま吹っ飛ぶ。
ビルド「くっ...」
ビルドは変身解除してしまう。
サタンビゾー「どうかね?僕の力は...ん?」
PPP!PPP!
『パネルを奪いに行った部隊の反応が途絶えました』
サタンビゾー「何?」
............
一方、UFOの下では
ドガァァァ!
グリス「ぐぁっ!」
ローグ「ぬぅっ...!」
メタルビルドの回し蹴りでグリスとローグが吹っ飛ばされる。
メタルビルド「フン、やはり性能差がモノを言った様だな....」
メタルビルドは黒いホークガトリンガーの様な武器を二人に向けて、銃弾を連射するが....
シュンッ!
ガタック「うぉぉぉ!」
ガキィィィン!
メタルビルド「何⁉︎」
クロックアップにより、乱入したガタックが銃弾をダブルカリバーで全て斬り裂き、現れる。
グリス「何だ⁉︎」
ローグ「新たな..仮面ライダー?」
.....
恐竜戦車「グエァァァァ!」
恐竜戦車は砲台から追尾ミサイルを連射する。
ロッソ「グゥァ!!」
全てが恐竜戦車の体の上に乗り首を締め上げているロッソの背中に着弾し、その隙に恐竜戦車はロッソを振り落とす。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
恐竜戦車は強烈な尾による打撃をロッソに連続で決める。ロッソは吹っ飛ばされて地面を転がる。
恐竜戦車「グォォ!」
その隙に恐竜戦車は猛烈な勢いで突進し、ロッソを轢こうとするが...
ドォン!ドォン!
恐竜戦車「グエァ⁉︎」
光弾やミサイルが空中から放たれて恐竜戦車を怯ませる。
ロッソ「今のは...?」
ロッソが空を見上げると、銀色の戦闘機、XIGファイターEXが飛んでいた。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
恐竜戦車はXIGファイターEXに目からビームを放つがEXは旋回して避ける。
ロッソ「今だ!」
『ウルトラマンロッソ!グランド!』
ロッソは恐竜戦車がXIGファイターEXに気を取られた隙にロッソグランドへと変化する。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
ロッソ「グラヴィティ...ホールド!」
恐竜戦車が放ったミサイルを重力波で止める。
ロッソ「食らえ!」
そのまま操作して恐竜戦車に当たる。
恐竜戦車「グァァァァッ!」
ロッソ「グランドエクスプロージョン!」
そのまま巨大なエネルギーを纏った岩を恐竜戦車にぶつける。大爆発が起きて恐竜戦車は大ダメージを負う。
.........
メタルビルド「ぐぁっ...!」
グリスとローグの攻撃を受け止めた隙にクロックアップしたガタックのダブルカリバーによる攻撃に怯み、メタルビルドは膝をつく。
PPP!
クラウス『浦賀、ここは一旦引こう。さすがに分が悪い』
メタルビルド「くっ、仕方ない....」
円盤から回収ビームが放たれてメタルビルドの体が透明になる。
ガタック「待て!逃すか!」
メタルビルドを目掛けて走るライダー達だが、間に合わずメタルビルドは消えた。
.........
シュウウン!
恐竜戦車「グゥ...!」
恐竜戦車にも回収ビームが放たれて姿が消えた。
ロッソ「!」
円盤に攻撃を加えようとするロッソだが...
ローグ「待て!まだ、中に戦兎がいる!」
ロッソ「何⁉︎」
ローグの叫び呼ぶ声を聞き、ロッソはエネルギー充填を解除する。その隙に円盤はワープで消えた。
............
その後 戦兎の住む倉庫
取り敢えず、ダウンフォールの面々を退けた形になった一同は新たに現れた我夢とガタックを連れて一旦、今後について話し合う事にした。
一海「それで、アンタら何者だ?」
加賀美「俺は加賀美新。別の世界から、ワームを追ってきた」
我夢「僕は高山我夢。加賀美君と同じく別の世界から来たXIGの隊員だ」
幻徳「ワーム...あの擬態する虫どもか?」
加賀美「ああ、奴らは元々、俺たちの世界にいた怪物だ。俺や仲間たちがワームの率いていた個体を倒して以降も何体か生き残っていだけど、最近は全く見なくなったから..地球を諦めたとも思ったが、まさか別世界に逃げていたとはな...」
一海「それで、アンタらどうやってこの世界に来たんだ?」
加賀美「俺は、ピンクの仮面ライダーからあなた達の世界にワームが侵入したとか言われて連れてこられたんだ...」
カツミ「まだ、他にも仮面ライダーが...?我夢さんもその仮面ライダーに連れてこられたんですか?」
我夢「いや、僕は自分で開発した時空転移システムの改良版をファイターEXに搭載して、ある人物を追ってきたんだ。それで、偶然この世界に来た加賀美くんと出会ったんだ」
幻徳「ある人物?それは一体...」
我夢「クラウス・エッカルト。かつて僕と同じアルケミースターズにいた学者だ」
一海「クラウスだと⁉︎」
幻徳「クラウス博士が...彼はダウンフォールに囚われた学者では...?」
我夢「...彼は人間じゃない。恐らく、ワームと手を組んで、この世界で眠っていた恐竜を利用したんだ」
カツミ「どうしてそんな事を...そもそもアルケミースターズて?」
我夢「アルケミースターズは人類の未来を守るために集められた科学者ネットワークだ。しかし、クラウスは僕らの住む地球を襲った根源破滅将来体との戦いの中で、奴等の手先となり人類を裏切った。そして僕が倒したはずなんだけど...どうしてか甦ったみたいだ」
カツミ「だとすると、戦兎が危ない...!助けないと!」
カツミはルーブジャイロを手に取り、外に出ようとする。
一海「待て!」
一海がカツミを呼び止める。
一海「場所も分かんねえのに...どうやって探すつもりだ」
カツミ「それは...」
我夢「今、PALに全世界のネットワークを探らせてる。何かしらの情報が得られたら良いけど...」
PAL『我夢!今、情報を受信しました。ただし、差出人が不明です』
我夢「構わない。表示してくれ」
すると、XIGナビから立体映像が現れる。
PAL『先日、シベリアのアルタイ山脈の各所で不可解な地震が相次ぎました。そして、昨日から日本の富士山の付近でも小規模ではありますが何箇所か地震が観測されています』
幻徳「それは知っている。幸い、小規模なのでまだ犠牲者はいないが...その地震が奴らとどう関係している?」
PAL『シベリアの恐竜は地震の影響で発掘されました。更に、今日、その恐竜は機械化して日本に現れた。クラウスが昨日日本に来て何かしらの準備を進めたのではないかと思われます』
我夢「じゃあ、奴らは富士山近くに居ると?」
PAL『この情報によると、シベリアの地震と日本の地震で似たエネルギーが発生したとされている様です』
我夢「...差出人が不明だから罠の可能性もあるけど..今は唯一頼れる情報だ。僕は行くけど、皆はどうしますか?」
加賀美「俺は行く。もし、ワームがそこにいるなら、これ以上好きにはさせられない」
カツミ「俺も行きます。戦兎はこの世界での恩人ですから」
一海「味方は少しでも多い方が良いだろう?俺も行くぜ」
幻徳「...俺は万が一のために残る。研究所がまた狙われるとも限らないからな」
こうして、幻徳は研究所の警備の為に残り、カツミ達は我夢と共にクラウスや擬態ダウンフォールが潜んでるであろう富士山近くへと向かった。
...............
富士山付近の工場地帯
クラウスらを乗せたUFOが工業地帯の一角に隠れている。そのUFOを遠くから見つめる影がいる。
「情報は送った...しかし、人のやり方をパクりやがって...少し、挨拶してやるか」
胸に三日月のきずがあるその人物は円盤と富士山を見てそう呟いた。
円盤内でクラウスがモニターを監視している。そこには一体の怪獣が表示されている。
クラウス「完全に育つにはまだ時間がかかりそうだな。土の魔王獣..」
兵士「ビルドが目を覚ましました...」
クラウス「分かった。会いに行こう」
クラウスは戦兎が捕らわれている部屋へと向かう。
戦兎「....お前たちの目的は何だ?何故、ダウンフォールに擬態している?」
浦賀「...間もなくボスがここに来る。その時、色々聞くがいいさ」
ウィィーン!
扉が開きクラウスが部屋に入ってくる。
クラウス「やあ、桐生戦兎。それともこう呼ぶべきかな?仮面ライダービルド」
戦兎「...お前は何者だ?クラウス...何故、俺を殺さない」
クラウス「...君には資格があるのさ。僕らと同じく支配者になる資格が」
戦兎「資格だと?」
クラウス「君はさまざまなライダーシステムを作り、世界を融合させてこの新世界を作った。その頭脳は天才と言っても過言ではない」
戦兎「お前に褒められても全く嬉しくないがな..」
クラウス「そう思うなら構わない。だが、君はこの新世界を見て思わないか?人間は愚かだという事に...」
戦兎「何?」
クラウス「折角、君が平和な世界を作ったのに、人間たちは愚かにも旧世界と同じ事を繰り返している。今、ここにいる彼らのオリジナルが正にその代表格だ。科学の力を使い、無駄な血を流して争う...人間なんて所詮そんな物だ。どの世界でも変わらない」
戦兎「どの世界でも...?」
クラウス「僕のいた世界でも、人間は環境を汚し、元々地球にいた生命体を自分達の都合で排除し、その過程で使われた兵器でまた環境を破壊する悪循環を繰り返していた。この地球ゆ住むにはあまりにも自己中心的で愚かなんだ。人類は...!」
戦兎「だから...人間を滅ぼそうてのか?」
クラウス「違う。導くのさ。君や僕のような才能あるもの達が人類を導き、地球と人類を共存できる道を模索するんだ」
戦兎「ふざけるな!たくさんの人々を傷つけておいて...!じゃあ、なんで、その怪人態に協力する」
クラウス「彼らには手伝って貰ってるだけさ。滅びていい人類の抹殺をね..」
戦兎「何だと⁉︎」
クラウス「人間はあまりに数が多い。それは天敵がいないからだ。だから、人間の天敵となる存在を用意して、人間の数を管理する。ましてやテロリストなんていない方が世のためだ。そうして優れた人間のみを選んで何は人類のみでなく地球全体の生命のサイクルを管理する。これがこの星に平和をもたらす方法なのさ..!」
戦兎「....フッ、馬鹿馬鹿しい...結局、お前は人の上から目線で他人を見下したいだけじゃないか?」
クラウス「何だと...?」
戦兎「自分の基準で生命の管理をするなんて...おこがましいにも程がある。お前のやろうとしていることは...旧世界でのネビュラガスによる実験...俺のかつての罪と何も変わらない!命を弄んだ先にあるのは...後悔だけだ!」
クラウス「....どうやら、君は僕とは違う様だ。惜しいが、ここで死んでもらおう。安心したまえ。君の才能はワームに継いでもらう」
そう言うとサナギ体とファントムクラッシャーが現れる。
戦兎「最悪だ...まさか、こんな形で償いを受ける日が来るとはな..」
ファントムクラッシャーが銃口を向けたその時...
ドガァァァァ!
突如、円盤を強い揺れが襲い、全員が体勢を崩す。
浦賀「な、何事だ⁉︎」
ズドォ! スタッ!
突如、天井に斬られるように穴が空き赤い三日月の傷が胸にある宇宙人らしきものが現れる。
「ヤァァッ!」
その宇宙人は刀をファントムクラッシャーに振りかざす。ファントムクラッシャーは真っ二つとなり爆散した。
クラウス「な、何者だ?貴様!」
「フッ...名乗るどのものじゃない。なーんてな♪フッフッフ...」
三日月の傷の宇宙人は愉快そうに笑うと、一瞬で戦兎を拘束していた鎖を斬った。
浦賀「逃がしはせん!」
そう言ってドライバーを取り出す浦賀だが...
「新月斬波っ!」
宇宙人は刀から赤黒い斬撃刃を放ち、変身を妨害する。浦賀は間一髪で避けたが周りにいたサナギ体やガーディアンは巻き込まれて爆死した。
「ついて来い、脱出だ..」
戦兎(何だか怪しいが...今はコイツを頼りにするしかないか...!)
戦兎は自分を助けた宇宙人...ジャグラスジャグラーの後に続き、部屋を脱出した。
.........
一方、富士山付近上空
PAL『我夢!強力なエネルギーを感知!』
我夢「何だって⁉︎...!..あれは...」
我夢は大きな煙が上がってる場所を見つける。
我夢「PAL!あそこか!」
PAL『ハイ。99%の確率であの場所からエネルギーを感知しました』
我夢「分かった!皆に伝える!」
..........
円盤内
ジャグラーと戦兎はある部屋に近づく。
ジャグラー「あの場所にお前のベルトがある。行くぞ」
そう言って部屋に向かう二人だが...
ダダダ!
二人に向かって銃撃が飛ぶ。見ると二体のファントムクラッシャー、ガーディアンと仮面ライダーザビーが部屋の前に立ち塞がっている。
ザビー「この部屋には絶対に入れん!やれ!」
ザビーの命令で兵隊達が突撃をかけるが..
ドガァァァァ!
ガタック「うぉぉぉぉ!」
ガタックエクシテンダーエクスモードに乗ったガタックが突撃してガーディアン達を吹っ飛ばして爆破する。
ザビー「何⁉︎ガタック!貴様ぁ!」
ガタック「はあっ!」
ガタックはザビーに掴みかかり、そのまま力任せに壁に叩きつける。
ジャグラー「今のうちだ。お前はベルトを取り返せ」
戦兎「...分かった」
ジャグラーは残ったファントムクラッシャーとガーディアンの前に立ち塞がり、戦兎を部屋に向かわせる。
ファントム「グォォ!」
ファントムクラッシャーとガーディアンは光弾を発射するが..
ジャグラー「フン!ハッ!」
しかし、ジャグラーは蛇心剣を素早く振るい、ビーム弾を弾き返し、ガーディアンに逆に当てて全て倒した。
ファントム「!!!!!」
ファントムクラッシャーはミサイルを放つが...
ジャグラー「新月斬波ぁっ!」
ジャグラーは斬撃刃を放ってミサイルを相殺する。そのまま大爆発が起きる。
ジャグラー「ハッ!ヤァっ!」
爆炎の中からジャンプで現れたジャグラーはすれ違いざまにファントムクラッシャーを蛇心剣で斬り裂く。
ドバアッ!
次の瞬間、ファントムクラッシャーの首が血を吹いて宙を舞い、頭を失った身体は崩れ落ちた。
ジャグラー「フン、この程度か?ガッカリだよ...」
..........
クラウス「くっ、円盤のワープ機能が死んだか...仕方ない。出て来い!恐竜戦車!」
クラウスの叫び声に従い、恐竜戦車が地中から現れる。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
カツミ「出たか!」
外で待機していたカツミはルーブジャイロを取り出す。
カツミ「セレクト!クリスタル!」
『ウルトラマンタロウ!』
カツミ「纏うは土!琥珀の大地!」
『ウルトラマンロッソ!グランド!』
ロッソ「シュアッ!」
恐竜戦車の前にウルトラマンロッソグランドが立ち塞がる。
恐竜戦車「グエァァァァァ!!」
恐竜戦車はロッソに対して吠える。
.........
浦賀「チッ、ウルトラマンが現れたか...」
我夢「クラウス!」
グリス「浦賀ァッ!」
我夢とグリスがクラウス達の前に立ち塞がる。
クラウス「まさか、ここを突き止めるとはね
...我夢」
我夢「クラウス!君は...僕が倒したはず!何故蘇った!」
クラウス「確かに僕は君に敗北して死んだ。しかし、その魂はあらゆるマルチバースに通ずる墓場へとたどり着いた」
我夢「墓場?」
クラウス「そこで眠りについていたが...墓場を荒らした黒い巨人に強制的に融合させられた影響で僅かに意識が蘇ってね。黒い巨人が倒された後、時空の間に飛ばされて様々な世界を見た...殆どの世界に地球があり人間がいたが...どの世界でも同じだ!互いに争い、星を汚す!...だから僕は全ての人間を支配して導く事にした...」
我夢「そんな奴らと手を組んでまでか⁉︎」
クラウス「彼らは、地球を、増えすぎた人間を管理するための使徒さ」
グリス「コイツ、イカれてやがる...」
クラウス「好きに言うが良い。どの道、お前たちは淘汰されるからな!」
クラウスはそう言うとサタンビゾーとなり、グリス達をビームで攻撃する。
サタンビゾー「今の僕は復活が不完全で巨大化出来ない上にこの姿にしかなれないが、お前たちを始末するには十分だ!」
グリス「くっ!」
浦賀「私も行くぞ!変身!」
『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!』
『ヤベーイ!』
浦賀はメタルビルドへと変身した。メタルビルドはそのまま黒いホークガトリンガーを向けるが...
ビルド「たぁっ!」
メタルビルド「ぐっ!」
突如、ビルドが現れて飛び蹴りでメタルビルドを怯ませる。
グリス「戦兎!無事だったか!」
ビルド「何とかな...変な刀を持った奴に助けてもらった」
我夢(刀をを持った..?)
ビルド「さて、ビルド同士の対決と行きますか!」
メタルビルド「フン、勝敗は既に決まっている!」
.........
一方、富士山付近の地中....
「見つけたぞぉ...魔王の力を宿す怪獣」
垢と金のステンドグラスを思わせる外見の仮面ライダーが地中で眠る一体の黒い怪獣を見つける。
「少し、覚醒を早めてやるか...チャオ」
そう言うとダミージャイロを取り出し、テレスドンのクリスタルをセットする。
『テレスドン!』
するとテレスドンの鳴き声と共にエネルギーが照射されて黒い怪獣に放たれる。
.........
恐竜戦車「グエァァァッ!」
ロッソ「ヘアッ!」
ガガガガガガ!
ミサイルを放つ恐竜戦車に対してロッソは大量の土塊による弾丸を放ち相殺する。その時...
ズズズズズ....!
ガタック「何だ⁉︎」
グリス「地震か⁉︎」
ロッソ「何だ...この感覚は!」
ドガァァァァァァァッ!
「ギァァァァァゥゥゥッ!」
突如、巨大な地割れが発生し、地中から赤いエネルギーを放ちながら、かつてウルトラマンオーブが戦った土ノ魔王獣マガグランドキングが現れた。
サタンビゾー「マガグランドキング⁉︎もう覚醒したのか⁉︎」
マガグランドキングを見てサタンビゾーが驚きの声をあげる。
グリス「まだ怪獣を隠してやがったのか!」
マガグランドキングギァァァァァゥゥゥッ!」
マガグランドキングは腹の発光体からマガ閃光をロッソに向けて放つ。
ロッソ「クッ!」
ロッソは間一髪で避ける。そして後ろにあった山に当たり、山に大きな穴が空き崩れ落ちる。
『スペリオン光線!』
ロッソ「シュアッ!」
ロッソはスペリオン光線をマガグランドキングに放つが全く効いていない。
ロッソ「クッ!グラヴィティホールド!」
続いて、重力波で動きを封じるが...
マガグランドキング「ギァァァァァゥゥゥ!」
マガグランドキングはマガ一閃を放ち、重力波を弾いた。
ロッソ「なんて奴だ!....グアッ!」
ロッソはマガグランドキングに気を取られてる隙を突かれて恐竜戦車の目からの光線をくらってしまう。
マガグランドキング「ギァァァァァゥ!」
更にマガグランドキングは再びマガ閃光を放つ。ロッソはすかさず、土の壁を貼り防ぐが..
ロッソ「ウワァァァッ!」
マガ閃光の威力の前に砕け吹っ飛んでしまう。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
マガグランドキング「ギァァァァァゥゥゥ!」
ロッソは二体の怪獣に挟まれ、ピンチに陥る。
我夢「!...」
我夢はロッソのピンチを見て、地球から受け取った光が入ったエスプレンダーを取り出す。
我夢「ガイアァァァァァァッ!」
赤い光に包まれて我夢はウルトラマンガイアへと変身した。
ドォォォン!
ガイア「デヤッ!」
ロッソ「⁉︎」
ガイアは勢いよく砂塵を上げて着地するとマガグランドキングにファイティングポーズを取る。
ロッソ「ウルトラマン....もしかして我夢さんですか⁉︎」
ガイア「!...」
ガイアは一瞬振り向くと頷いて肯定した。
ロッソ「一緒に戦います!先輩...!」
ガイアとロッソは互いに並び、怪獣達に対峙する。
ガイア「ダッ!」
ガイアはマガグランドキングにキックを叩き込む。しかし、マガグランドキングは怯まず、大爪を振るいガイアを狙う。ガイアはそれをしゃがんで避けて腹に連続パンチを叩き込む。
マガグランドキング「グゥ...!」
僅かによろめくマガグランドキング。
ガイア「デヤッ!」
ガイアは更に体を回転させて顎に蹴りを数発入れる。ガイアの連続打撃が決まるが、硬い表皮を持つマガグランドキングには大して効いていない。
マガグランドキング「ギァァァァァ...」
マガグランドキングはマガ一閃を放とうと体を光らせる。
ガイア「ジュアッ!」
ガイアはその場からジャンプで脱出して回避する。
マガグランドキング「ギァァァァァゥゥゥ!」
ガイア「オァァァ..デヤァァァッ!」
マガ閃光に対してガイアはクァンタムストリームを撃つ。二つの光線がぶつかり合い、クァンタムストリームがマガ閃光を押し切り、マガグランドキングに命中する。マガグランドキングは一瞬動きを停止するも、再び吠えて威嚇する。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
ドドドド!
ロッソ「ヘアッ!」
ロッソは恐竜戦車から放たれるミサイルを重力波で防ぐ。
恐竜戦車「グゥ!」
しかし、恐竜戦車は重力に囚われない目からのビームを撃ち止まっているミサイルを撃つ。
ドガァァァァ!
ロッソ「ウァッ!」
ロッソは爆発で吹っ飛ぶ。
.............
『ボルテックブレイク!』
ビルド「はっ!」
ビルドはジャンプしてドリルクラッシャーで斬りかかるが、メタルビルドは手にタンクのキャタピラを模したエネルギーを纏い弾く。
メタルビルド「テェヤッ!」
ビルド「おっと!」
ビルドはメタルビルドの回し蹴りをバックステップで回避してドリルクラッシャーガンモードで狙撃する。対してメタルビルドはブラックホークガトリングを撃って相殺する。
グリス「オラァッ!」
グリスはツインブレイカーをサタンビゾーに繰り出すが、サタンビゾーは鉤爪を繰り出して鍔迫り合いを繰り出し火花を散らす。
ガタック「はあっ!」
ザビー「ちぃっ!」
ビルド達が戦ってる間をガタック達がクロックアップで高速移動しながらぶつかり合う。ガタックのダブルカリバーを避けつつ、ザビーはパンチを狙うがガタックもそれを何とかいなし続ける。
..........
グリス「おらぁっ!」
サタンビゾー「グオッ!」
グリスの肩から放ったヴァリアブルゼリーによりサタンビゾーの腕が斬り落とされる。
グリス「フン、悪いな。ウォォォ!」
ここぞとばかりに向かうグリスだが...
ギュイイン!
サタンビゾー「フッフッフ....」
斬れた両腕が小さなサタンビゾーに変化する。
グリス「な、何⁉︎どうなってやがんだ!コイツ...」
サタンビゾー「グォォ!」
3体のサタンビゾーはグリスをエネルギー弾で攻撃する。
グリス「くっ!」
グリスはジャンプで避けるが小型のサタンビゾーが腕を触手の様に伸ばしてグリスを捕らえる。
サタンビゾー「フゥン!」
サタンビゾーは中心な発光体から強烈な光弾を放ち、グリスを狙撃する。
グリス「グァァッ!」
グリスは地上に落ちる。
サタンビゾー「残念だったな。君に僕は倒せない」
サタンビゾーは小型のサタンビゾーを吸収して腕を再生させる。
グリス「どうかな...切り札ってのは、最後まで取っておくもんだぜ!」
グリスはブリザードナックルを取り出す。
『ボトルキーン!』
『グリスブリザード!』
『激凍心火!グリスブリザード!』
『ガキガキガキガキガッキーン!』
グリスはグリスブリザードとなる。
グリス「この姿は色々キツいからな...サッサと、終わらすぞぉぉ!」
..........
『ボルテックフィニッシュ!』
ビルド「うぉぉ!」
ビルドはライダーキックを放つが...
メタルビルド「ぬぅん!」
ビルド「うわっ!」
メタルビルドの回し蹴りに押し負けて吹っ飛ぶ。
メタルビルド「所詮は旧式。俺の方が有利だ」
ビルド「どうかな...コイツで条件は五分五分だ!」
ビルドはハザードトリガーとフルフルラビットタンクボトルを取り出す。
メタルビルド「させん!」
妨害しようと走るメタルビルドだが...
『タンク&タンク!』
すると、何処からともなく青い小型の戦車の様な軍団が現れてメタルビルドを狙撃する。
メタルビルド「ぐっ!」
『ガタガタゴットン! ズッタンズタン!』
『Are you ready?』
『オーバーフロー!』
『鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!』
『ヤベーイ!ツエーイ!』
ビルドはタンクタンクフォームに変身する。
ビルド「さあ、反撃開始と行きますか!」
............
ガタック「おらぁぁっ!」
ザビー「ぐぁぁぁっ!」
ザビーはガタックのダブルカリバーの一撃で吹っ飛ぶ。
ザビー「く...おのれ!」
『RIDER STING』
ザビーはザビーゼクターを操作する。
ガタック「ライダーカッティング!」
『RIDER CUTTING』
ガタックはガタックダブルカリバーを合体させてエネルギーを充填させる。
ザビー「ぬぅぅ...はぁっ!」
ザビーはジャンプしてガタックにエネルギーが詰まったザビーゼクターの針を突き刺そうとするが...
ガタック「はあっ!」
ガキィィィン!
ザビー「ぐぅあっ!」
針が届く直前にガタックがガタックダブルカリバーでザビーを挟み込んだ。
ガタック「うおおおおおっ!」
ガタックは思い切り、ダブルカリバーをクワガタの大顎の如く、閉める。
ザビー「ぐはぁぁぁぉ!」
ザビーの体は真っ二つとなりワームの姿を表しながら爆発した。
ガタック「ふぅ....」
ガタックはダブルカリバーを下ろした。
............
グリス「おおらぁぁぁっ!」
グリスブリザードのショベルカーの様なパワーアームがサタンビゾーを襲う。
サタンビゾー「グオガッ!」
これまでとは明らかに違うパワーにサタンビゾーは怯む。
サタンビゾー「チイっ!」
サタンビゾーは鉤爪を振るうが、パワーアームに掴まれてそのまま凍らされる。
グリス「らあっ!」
サタンビゾー「ぐあっ!」
サタンビゾーはキックで吹っ飛ばされる。同時に凍った腕が身体から切り離される。
グリス「フン!流石に凍っちゃ再生できないみたいだな!」
「シングルアイス!」
「グレイシャルアタック!」
「バリーン!」。
グリス「オラァッ!」
グリスブリザードはベルトのレバーを回転させて、左腕に冷気を纏い、サタンビゾーにパワーアームを模した冷凍エネルギーを放つ。
サタンビゾー「ぐっ!」
サタンビゾーは全身が凍りつく。
グリス「砕け散れぇぇ!」
グリスはそのまま勢いよく突進してパワーアームでサタンビゾーを束縛し、地面に思い切り叩きつける。
ガシャアアアアン!
サタンビゾーはガラスの様に砕け散り四散した。
..........
ビルド「はぁっ!」
メタルビルド「ヌゥン!」
二人のビルドのそれぞれキャタピラを模したパンチやキックがぶつかり合う。
バギィ!
ビルド「ぐあっ!」
メタルビルド「ぐっ!」
お互いの拳が胸を捉えて同時に吹っ飛ぶ。
メタルビルド「おのれ!旧式の分際で...」
メタルビルドはドリルクラッシャー取り出して足にキャタピラ型のエネルギーを形成する。
ビルド「旧式、旧式て...うるさいんだよ!」
ビルドはフルボトルバスターブレードモードを取り出し、ゴリラボトル、ダイヤモンドボトル、ジェットボトル、潜水艦ボトルを装填する。同時に、足が戦車のキャタピラ部分に似た形のエネルギーを形成する。
『ハザードフィニッシュ!』
『アルティメットマッチデース!』
「「うおおおおぉぉぉぉ!」」
二人は互いの剣を突き出し、突撃し、激突する。その結果...
メタルビルド「ぐぁぁあ!?」
フルボトルバスターブレードモードがドリルクラッシャーを粉砕すると同時にメタルビルドの体を斬り裂き、タンクモードのキャタピラがメタルビルドを吹っ飛ばした。
メタルビルド「な、何故だ...性能は上な筈..」
ビルド「確かに、スペックはそっちのが上だが、フルボトルの組み合わせで硬度と速度を強化した結果、俺の方が上回った。さあ、フィニッシュだ!」
『フルフルマッチブレイク!』
ビルドはフルボトルバスターバスターモードにフルフルボトルを装填する。
ビルド「勝利の法則は決まった!..はあっ!」
フルボトルバスターから強力な光弾が放たれて、メタルビルドに直撃する。
メタルビルド「ぐぁぁぁぁっ!?馬鹿なぁぁ!」
メタルビルドは爆死した。
........
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
ロッソ「クッ!」
ロッソは恐竜戦車の突進攻撃を重力波で封じるが、恐竜戦車は弾丸とビームを放つ。ロッソは、土の壁を作って何とか防ぐ。そのまま突撃する恐竜戦車の攻撃をジャンプで避ける。
ロッソ(アイツの突進と砲撃を同時に封じる方法...!...試したことないが、やってみるか!)
ロッソはルーブスラッガーロッソを召喚し、クリスタルをセットする。
『ウルトラマンタロウ!』
火のクリスタルをセットした事で、頭身に炎が宿る。
恐竜戦車「グエァァァァァ!」
恐竜戦車は再び砲撃を行う。
ロッソ「マグマクラッシャー!」
ロッソはルーブスラッガーを大地に突き刺す。すると、大量の火砕流とマグマの様なエネルギーが噴き出し、ミサイルやビームを相殺し、恐竜戦車目掛けて真っ直ぐ進む。
ズドォォォォ!
恐竜戦車「グァァァァ⁉︎」
火砕流は恐竜戦車に直撃し、タンク部分のキャタピラを溶解させた上に地面が陥没して体
が沈む。
『ゼットシウム光線!』
ロッソ「シュウァァッ!」
ロッソはゼットシウム光線を恐竜戦車に放った。
恐竜戦車「グギャァァァァァ!」
恐竜戦車は爆死した。
........
ガイア「ダッ!オァァァッ!デヤッ!」
ガイアは両腕を上げるとエネルギーを体にみなぎらせて赤く光らせた後、腕を下ろす。すると、ガイアの身体は一回り程体格が筋肉質になりボディラインに青が加わり、肩にもプロテクターが付いたスプリームヴァージョンへと変化する。
ガイア「デヤッ!」
ガイアはマガグランドキングに対して勇ましく構えると、勢いよく走り出す。
マガグランドキング「ギァァァァァ!」
マガグランドキングは大爪を振るうが、ガイアはそれを容易く受け止めてパンチを繰り出す。
マガグランドキング「ギァァァ⁉︎」
マガグランドキングの身体から火花が散り、先程とは段違いな威力を見せつける。マガグランドキングは慌ててハサミを突き出すが、
ガイア「ダァッ!」
ガイアは勢いよく踵を振り下ろして、ハサミを破壊する。
ガイア「デヤッ!」
ガイアはマガグランドキングにラリアットを放ち、後ろに勢いよく倒す。
ガイア「ジュッ!ダァァ!」
ガイアはそのままマガグランドキングを持ち上げて回転させて、勢いよく投げ飛ばす。
マガグランドキング「ギァァァァ!」
マガグランドキングはマガ閃光を放つが...
ガイア「ジュッ!デヤッ!」
ガイアは光の刃、シャイニングブレードを放つ。マガ閃光を物ともせず進み、マガグランドキングに直撃して身体を斬り裂く。
マガグランドキング「ガァァッ...!」
マガグランドキングは斬られた場所から火花が散る。
ガイア「ジュッ!オァァァ...デヤァァァッ!」
ガイアは胸の前に左の拳を置き、エネルギーを発生させると、頭上に赤と青の光が集中してそれを両腕で回収する様に上げて、胸の前で両の掌を合わせてから勢いよく交差させて協力な光線、フォトンストリームを放つ。
マガグランドキング「ギァァァァァゥゥゥ!」
マガグランドキングは大爆発を起こして四散した。
.............
カツミ「我夢さん。ありがとうございます」
変身を解除したカツミは我夢にお辞儀をする。
我夢「良いよ。同じこの地球を守るウルトラマンなんだから」
一海「無事か!」
見ると向こうから加賀美、一海、戦兎が走ってくる。
カツミ「戦兎!無事だったのか!」
戦兎「まあ、何とかな。てか、この2人誰よ?」
戦兎は我夢と加賀美を見て言う。
我夢「ああ、君にはまだ自己紹介してなかったね」
一海「まあ、ここじゃ難だし、一旦戻ろうや」
今回の事件が収束して一同はそれぞれ帰還した。
............
戦闘の跡地
カタカタ....
グリスに敗れたサタンビゾーの破片が動き出す。
一方....
ガイアに倒されたマガグランドキングのマガ結晶の破片が転がっている。そこにダミージャイロが前に翳される。
キィィーン...
ダミージャイロが起動されると、マガグランドキングの鳴き声が鳴り、ダミージャイロに吸収されてマガグランドキングのクリスタルが精製された。
「フッフッフ...まずは一体。これからも頑張ってくれよ」
そのクリスタルを見つめて...仮面ライダーエボルは愉快そうに笑った。
...............
戦兎のアジト
我夢「これは...」
我夢はクローズの顔が描かれた丸いデバイスを見つめる。
戦兎「俺が新世界を作ったと同時に手の中にあったものだ。構成されてる部品が未知のパーツで分析できずにいたが...自分で異世界に行くマシンを作るアンタとなら、何とか解析できるかもしれない。協力を頼めないか?」
我夢「...わかった。手を貸そう」
我夢はそのデバイス....未来の仮面ライダーが使うであろう「ライドウォッチ」を手にして戦兎の提案を受け入れた。この未来のデバイスがどう戦局に関係するかは..まだ誰も知らない。