がっこうぐらし!RTA 狂戦士√で『あなただけがここにいない』END 作: 虗
心臓が脈打つのが痛いくらいに聞こえた。ゆりさんがいなくなった?
私は教師だ。こういう時こそ冷静に…冷静に。いつも百合さんに頼ってばっかだった。不甲斐ない国語教師の自分を励ましてくれた。みんなのためにと遊びを企画したのも彼女だ。
ゆきちゃんもゆりさんと同じようにこの生活に不安を感じないようにイベントを提案してくれている。
くるみさんもゆりさんと同じように「かれら」と戦えている。
ゆうりさんもゆりさんと同じように料理をしてくれている。彼女に家計簿が任されている。
たかえさんもゆりさんと同じようにゆきちゃんやるーちゃんを甘やかしている。
わたしとゆりさんのきょうつうてんはなんだろう?うらやましい。うらやましいうらやましいうらやましい。ゆりさんとおなじかのじょたちがうらやましい。それなのにわたしははげまされたりあまやかされたりばっか。
…私は何を?…だめだ。落ち着かなきゃ。でも、少し、少しだけ…あなたとの共通点が欲しい。
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くるみちゃんを怒鳴って閉まってから数十分が経った。正直言って場の雰囲気は地獄だ。めぐねえの目は虚ろで何も写してない。
ゆきちゃんやるーちゃんは私を見て少しばかり不安そうにしている。私はダメな姉だ。
こういう時にゆりさんが居たら楽なのに。変な言葉遣いで私たちを励ます。なぜか彼女の言葉には重みを感じる。それなのに私は…だめだ。彼女は何もかもポジティブにしないと人生やってられないとボヤいていた。
彼女から学んだことは多くある。特に生き方について。だけどあれは彼女だからできると言っても過言ではないと思う。
最近ゆりさんのことばかり考えている気がする。でもそうでもしないと…私は壊れてしまいそうで。
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りーさんになんで怒られたんだっけ?それどころじゃないんだ。今はゆりが1番大切なんだ。
…実験体Ω。ゆりがランダルの連中に呼ばれてた名称。ゆりはいつみんなにマニュアルのことを話すんだろう。
いや、話さなくてもいいかもしれない。ゆりを1番理解してるのは私だ。私だけでいい。それ以外は要らない。
改めて思えばあいつの身体能力は異常だ。実験体と言われて普通に納得できるものだ。
最初は実験体だからか感情の起伏が乏しかったけど、ゆきと関わってからか、かなり表情を崩すことになったと思う…
ゆき…ずるい。私が1番近くでゆりを支えるんだ。彼女の全ては私が元になっていて欲しい。
それなのに最近あいつは私以外に飯を作るし、みんなのために行動するし、目が離せない。目を離すと直ぐにどこかに行く。それだけは許せない。
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私だけが一日二話初投稿という異業を成し遂げたので一位でWRです。先駆者兄貴達も完走してないので私が完走すれば一位なRTA、はぁじまぁるよー!
前回はけいちゃん救出の際に誰にも伝えなかったのでるーちゃん、ゆきちゃん、チョーカーさん以外の好感度が依存度に変わってますね。
工事完了です…
十日目です。オッハー!(激寒)まあ今はお昼ですけど。やっぱ好きなんすね〜。この挨拶。
では久しぶりに私が料理しましょう。朝に(昼ですけど)オムレツと食パンとコーヒーって、すごい社会人のオシャレなご飯って感じしません?まあこの世界、社会人どころか社会が存在してませんけどね。(世紀末ギャグ)
さて、特に話すこともありませんが時間はみーくん救出まで余裕があるし、そこまでやることが多いわけでもありませんけど、倍速多用すると視聴者が離れるので解説をば。
料理はLv5がMaxです。Maxだと美味しさは料理人レベルになり、SAN値はそこそこ回復します。料理とは別にお菓子作りというスキルもあります。こちらもレベル上限は5です。
勿論料理スキルでお菓子作りに補正は掛かりますが、Lv5でも趣味で作ってる程度の美味しさや見栄えにしかなりません。
そして料理とお菓子作りを両方取っていた場合にお菓子を作った時、レベルが高い方を優先するのではなく、完成度が高い(いわゆる回復量が多い)方に依存します。つまり料理Lv5よりもお菓子作りLv3の方がお菓子に関しては美味しく作れるわけです。
さて、特に役に立たない私が調べた料理スキルとお菓子作りスキルの論文発表はここまでにして、みんなで食卓を囲む日常風景を楽しみましょう。
癒されますね。上に映ってる数値の色が紫でなければ。
数値の色について疑問に思った方用に
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《嫌悪度》
・最高値50。
・低ければ低いほど良い
・高いと言うことを聞いてくれない(最悪追放)
《好感度》
・最高値100
・高いと一緒にいればSAN値の回復が少し早い
・高いと言うことを聞いてくれやすくなる
《愛情度》
・最高値100
・好感度が100になった場合の分岐
・一緒にいるとSAN値の回復が早い
・言うことを可能なら聞いてくれる
《依存度》
・最高値100
・好感度が100になった場合の分岐
・一緒にいるとSAN値の回復が物凄く早い
・しかしいない時間にSAN値が早く減る
・言うことを何でも聞いてくれる
ちなみに好感度100になったら必ず分岐する訳ではなく、友情度的な100に収まることの方が多いです。
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さて、料理を作っただけなのに依存度が上がりました。ナオキです。(脳死)
先駆者兄貴はここで怪我の所為でガチガチに監視されていましたが、私は今依存度の所為でガチガチに監視されています。
特にすることも無いので今のうちにけいちゃんとコミュりましょう。
おい!後輩と話したいつってんダルルォ?なんでリー=サンが邪魔してくるんですか。(当然の疑問)というかなんであなたも依存度に変わってるのか説明をして、どうぞ。
「えっ…あっ…ごめんなさい…」
分かればよろしい。ほらけいちゃん話そうぜ?
「…ゆり先輩は、何を考えて行動してるの?」
…ん?これ今私バカにされました?
「ちがう、そういう訳じゃなくて…」
あなる✱。俺はなぁ…生存者を…助けられる人は全員助けたいんよ。だからラジオの時もな、仲間は俺が帰ってくるって思って待っててくれると思ったんだけど、なぁぜぇか、依存されてましたねぇ!…なんで?
「そら今まで頼りにしてきた人がいなくなったらそういう風に捨てられたと不安になるでしょうよ。」
ええ…(ドン引き)あんたが語録使うのか。ま、そういうもんなんですかね?
「それと…1つお願いしてもいいかな?」
おう言ってみろよみろよ。ということでここでみーくん救出の太い♂フラグが勃ちました。
ではこの件について夜ご飯タァイムの時に話し…ました。
めぐねえの車は4人乗りで、運転手のめぐねえと救出予定のみーくん、そして戦闘要員の私ともう1人行けます。
ここでくるみ姉貴を…ん?りーさんが来る?なんで?
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すみません、揉み合いになって決まらなかったのでめぐねえと私でイきます。異論は認めんぞ。
…依存度下がって、どうぞ。余計に上がるなんて許されるわけがな〜い。ふざけんな!(声だけ迫真)
さて、特に面白みもなく車を回収して、今日はもう寝ましょう。ほら、早く寝るんだよほら。
おはござまー!十一日目でーす!ラジオポチー!さて、朝ご飯は贅沢にしましょう。今回作るのはモンティクリストです!
フレンチトーストにチーズなどを挟んだサンドイッチのようなものです。
作り方は簡単です!チーズやベーコンなどを挟んだパンを卵液に浸してフライパンで焼くだけ。
これを全員分作ります。
作りました!
ほら簡単でしょ?というかこれはうん、おいしい!ですし蜂蜜でもかければスイーツに分類され、SAN値がより多く回復しますが、蜂蜜がないのでおあずけです。
ま、今はSAN値減る事態なんて私がいなくなるくらいなので問題はなし!
ほら食え食え。食うんだよ口開けろほら。
…もうすぐ、このRTAも終わりが見えてきましたね。
ま、みんながご飯食べ終わったので、くるみ姉貴、ここは任せましたよ。
ということで出発だめぐねえ!
「めぐねえじゃなくて佐倉先生、でしょ。」
はい佐倉先生!イきましょう!
ここでくるみ姉貴を連れてきていないので恵飛須沢家訪問イベントがないのはタイム短縮に繋がるのでウレシイ…ウレシイ…
ウィイイイイイッス!どうも~百合で~す。あ今日は、えんそく当日ですけども、え~とですねぇ…まぁ…街の、え~道路に出てきたんですけども…。
周りの景色はほとんど変わりませんでした。
スゥゥゥゥゥゥ
ほんで~かれこれ~ま(ゲーム内時間で)1時間くらい、えー車で走ったんですけども。
撮れ高は、何ひとつ…ありませんでした…
何ひとつ撮れ高は無かったです。残念ながら…はい。
なにかひとつぐらい見えるやろなぁと思ってたんですけども、スゥゥゥ結局ぅぅ…1時間くらい待っても何ひとつ見えませんでしたねぇ…。(先駆者リスペクトという名のコピペ)
ま、チャート完全記憶(マップガン見)の私にかかれば道案内も余裕ですし、今のところ最速で来てます。
「ねえ、百合さん…」
おっ、イベント発生ですかね?なんだなんだ?
「いえ、なんでもないです。」
Huh. なんで依存度が激増したんですか?
なんか盛大なガバが起きましたよ今。ママエアロ(全く良くない)。
さて、そろそろリバーシティ・トルルォンに着きますねぇ!
ではここでキチンとチキンセーーーブ!します!(4敗)最上階にみーくんと太郎丸がいらっしゃいます。まずはこの階を制圧し…ました。
地下へのエスカレーターを植木などで塞ぎます。そして念入りにめぐねえと危険がないか確認して周り、雑貨(特に防犯ブザーや蛍光ブレスレット)やとりあえず服全般をかき集めてもらいます。
私はみーくんとやらを救助しに行ってくるから頼んだぞ。頼りにしてるぞ。(念押し)
ん?あれは太郎丸!運がいいですねぇ!なぜか突っ込んできました。ここで太郎丸をキャッチ!フェロモンの効果でしょうかね。
五階でーす!おらっこんな軟弱バリケードは破壊だ!さて、標識無双が始まります。凄い入り組んでるけど、この標識は変幻自在のチートアイテムなので大丈夫だ。問題ない。
おっ、めっちゃゾンビが扉に集まってる部屋がありますね!さて、標識をぶち込んでイグッ!
みーくんおっすおっす!けいちゃんに頼まれてやってきたんだゾ。会いに行かないすか?
「…うん。でもなんで?けいはおこってるはずだよね?それにこんなに…」
なんかブツブツ言ってるけどスルーだ。ほら、帰るぞ。
めぐねえ、緊急回避アイテムは気持ちよく回収できましたか?私がカゴを4つくらい持ってくのであと2つはそれぞれ持ってください。
さて、では直ぐに学校に向かいましょう。一人分空いててよかったかもしれませんね。食料や雑貨を入れるスペースが多くなったので。
では学校にイクゾー!デッデッデデデデ!(カーン!)デデデデ!
帰宅しました。いやー、防火戸のバリケードは荷物の搬入が楽でいいっすね〜。
ではみーくんとけーちゃんは感動の再会を果たして、どうぞ。
「けい!」
「みき!」
幸せそうで何よりですね。私も嬉しくなってきますよ〜これ。
ではパパっと
やる気が死んだのにも関わらず書き上げたので失踪します
ラスト。
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希望
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絶望