この作品は誤字、脱字、駄作等の要素が含まれていますご了承下さい
僕はただ、認めて欲しかった
だからさ
「はい、どうも皆さんこんばんは、今日も配信していきたいと思います」
:ん^〜お耳が妊娠しちゃう〜
:相変わらずのイケボ配信、感謝します。
:初見です。助けてください、俺の性癖変わりそうです。
:お^^お仲間さんちっすちっす^^
今、とても幸せだよ
『..........えぇ、なぜこの計算が成り立つかというと.......』
他生徒は真剣に授業を受けているなか、僕は騒がしいほどに蝉が鳴いている、活気が溢れるほどに
激しく太陽に照らされている外を見ていた
「あぁ.......退屈だ.......」
蒼風 葵はたった17年という期間で人生というものに退屈を感じていた
何も変化のない日々、一定の、規則正しい日々、青春なんてものは僕には無縁なようで目的の無い
身の締まらない生活をしている
今日もそんな日々を送るのだろう、もうすでに覚えている授業内容を聞き流し思い耽る
「.......ふわぁあ.......帰るか.......」
夕方、空が茜色に輝き、カラスが鳴いている
とっくに授業は終わり、放課後になっている
帰路を歩いている途中、日課であるネットニュースを見る
するとある記事が目につく
「vtuber?」
[今話題のvtuberなぜこれほどまでに人気なのか!魅力とは?]
聞き慣れない言葉に疑問符を浮かべてしまう
少し気になり、vtuberのことを調べる
どうやらアニメキャラクターのようなものに入り込み、動画配信をする、というものらしい
なるほど、道理で知らないわけだ、僕あまりそう言う類のものは見ないしな
興味をそそられた僕は更に深く調べ上げる
家に着いた時には、vtuberというものに興味津々だった
どうやら多くの人達と触れ合い、親睦を深めることができるそうだ
これまで友達というものができなかった僕にとって魅力的な内容でつい目を追ってしまう
「それに......もしかしたら、そんなに多くの人がいるなら.......」
僕を認めてくれる、必要としてくれる人がいるかもしれない
僕の退屈な日々を変えてくれるかもしれない
...........よし、決めた僕vtuberになるよ
僕は今人気急上昇中の“ななはちじ”というvtuber事務所の3期生応募に申請する
どうか、受かりますように
『あ“あ”あ“あ”...........』
『まぁ、これまた大きなため息ですなぁ、』
『だってぇ.....またあの子と話しそびれたよぉ.......』
『まぁ、仕方ないんじゃね?あいつ話しかけんなオーラ凄いし、すぐ帰るし隙がねえもんな』
『でももったいないじゃん!?あんだけいい素材もってるのにさぁ!?』
『くるよ......葵専用マシンガントーク.......』
『あなた達だってみたことあるでしょ!!葵さんのご尊顔!!男という性別なのにも関わらずあの
美しさ!!男の娘というには美人寄りすぎる顔!!あのキメ細かく、サラサラとした髪質にツヤの
ある肌!!男の子なのに女子が羨むほどのくびれ!!美しすぎる白い肌!!キリッとした瞳に抑え
めで整ってる口!!足も長くてスタイルもいいて.......どうなってんのよ!!??』
『まぁ、確かに超可愛いけどな』
『クレオパトラも羨むほどの美貌だよな』
『そうなのよ!超美しいの!それに評判を聞くあたり性格もいいみたいだし.......それに何より...
声がカッコ良すぎる!!!!!』
『そうなんだよなぁ......』
『分かるわぁ.....』
『なんか、こう....引き込まれますよね』
『見た目と反して超声カッコいいんだよなぁ.......』
『そんなギャップがたまんないのよ!!ああぁ.....葵たん尊すぎるぅ......hshsしたいぃ......』
『はいはい、お前一応女の子なんだからそういう発言控えような』
『いいのよ!葵たんの前では私なんてハエにも満たないカスだからね!』
『......俺はお前が怖いよ......』
葵が帰宅し終えた頃の放課後 クラスのちょっとしたひととき