格ゲー全一Vtuber【完結】   作:難民180301

2 / 8
配信/掲示板

 初配信を終えた次の日の土曜日、瑠雨は姉の部屋に招かれ借りてきた猫みたく縮こまっていた。

 

「るーちゃんどしたの? 調子悪い?」

 

 心配げな姉の言葉に首を振る。別に体調が優れないわけでも、壁一枚隔てただけの姉の部屋に来て緊張しているわけでもない。部屋の内装に絶句しているのだ。

 

 見たことのない二次元美少女たちをあしらったタペストリー、ポスター、カレンダーが壁と天井を埋め尽くし、ラックにはフィギュア、アクリルスタンドが林立している。ハンガーには赤面して衣装をはだけさせた少女たちの枕カバーが大量に吊るされ、そのうちの一つと思しきものは乱れたベッドの上で枕に装着されている。

 

 私室兼仕事部屋を侵すまいと敬遠していた姉の部屋がまさかこんな有様になっていようとは。瑠雨はどんな顔をしたらいいのか分からない。

 

 最終的に引きつった笑みを浮かべる瑠雨に姉は首をかしげ、しかし気にせず「さて」と本題を切り出す。

 

「それではこれより、『第一回夢の配信者生活〜動画一本につき1億兆万円〜』推進会議を始めます」

「いちおくちょう、ってどのくらい?」

「すごいたくさん」

 

 ほえー、と素直に感心する瑠雨はアホそのものだが、会議の内容自体はしごく真面目だった。司会の姉が淡々と議題を提示し、ときに質問会の色を帯びながら滞りなく進行していく。

 

 将来に全一格ゲーVtuberを選択した瑠雨だが、道のりは平坦ではない。顔出し、Vを含め配信戦国時代を迎えつつある昨今、いくらグローバルランキング一位の肩書きがあっても創意工夫がなければすぐに埋もれてしまう。故に今後の配信における具体的な方針などを決める必要があった。

 

 心持ち厳しい顔つきの姉に、瑠雨はごくりと喉を鳴らす。

 

「配信戦国時代……厳しい世界なのね」

「そうそう。特にバックのついてない新人とか、毎日五時間配信してコメントゼロとかざらだよ」

「えっ、でも昨日めっちゃコメントついてなかった?」

「告知につられたんでしょ。でもあの人たちがみんなチャンネル登録してくれたとは限らない……あれ?」

「姉さん?」

 

 何気なくスマホ画面をチラ見した姉は固まった。目をまん丸にして画面を見たまま動かない。

 

 瑠雨が手元を覗きこもうとしたところでハッと我に返り、スマホを背に隠す。

 

「と、とにかく甘い世界じゃないの。そこで瑠雨ちゃんには目標を持ってもらいます」

「今何を隠したの?」

「目標を持ってもらいます」

 

 姉がNPC方式でゴリ押しを始めると止められないのは知っているので、大人しく耳を傾ける。

 

 姉いわく、昨日のようなライブ配信や動画投稿で継続的に収入を得るにはチャンネル登録者数の増加が不可欠。そのためには配信における一貫した方針と、目標が必要になる。

 

 これは瑠雨にも理解できた。たとえば中距離で意味もなく立ち中足を擦るだけでは立ち回りで勝てない。長いコンボルートは小分けにして目標を設定することでできるようになる。方針と目標は何事につけても大事だ。

 

 配信でやりたいことといえば、いいプレイを見せつけて褒めてもらいたい、ちやほやしてもらいたい。が、これではあまりに即物的で独りよがりだ。自分と配信を見に来た人たち両方のためになるような方針と目標とは──

 

「見えた」

 

 瑠雨はカッと目を見開いた。

 

 達人かよとツッコむ姉に決然と宣言する。姉は顎に手を当て数秒考えた末に笑顔でうなずき、議決された結果は以下の通り。

 

配信の方針:格ゲーをたくさんの人に知ってもらう

配信の目標:視聴者たちとオンラインで大会を開く

 

 瑠雨は小中学時代を通じ同年代の若いプレイヤーが少ないことを痛感していた。その層に瑠雨がやりこむタイトルの面白さを伝え、いつかは配信で大会を開く。それが瑠雨の見た素敵な未来である。

 

 もちろんチーター対策や視聴者数の確保など課題は多いが、そこは姉がどうにかする腹積もりだった。焚き付けた者の責任として行けるところまで付き合う覚悟だ。うなずきあった姉妹は手を取り合い、えいえいおーと気炎を上げる

 

 かくして格ゲー全振りJKとハイスペック姉さんによる目指せいちおくちょうまんえん生活がスタートする、

 

「お父さんは認めないぞ!」

「うわ出た」

 

 かに思われたが、突如部屋に乱入してきた不審な男性が待ったをかけた。

 

 その正体は父親だ。外で賤しく盗み聞きしていたらしい。後ろから母親が困り顔で「ごめんなさい、入ってもいい?」と聞くので姉妹は仕方なく中へ入れる。

 

「配信で食ってくのがどれだけ大変か分かってるのか!? 大半は志半ばで時間だけ浪費して去っていく業界なんだぞ!」

「お父さんこれ、昨日の初配信から十二時間後のチャンネル登録者数」

「……えっ、個人勢の新人でこの数字? ぱねえ」

 

 姉が先程隠したスマホ画面を見せたとたんタジタジになる父。瑠雨はがんばって画面をのぞこうとするが、身長差のせいで何も見えない。

 

 これワンチャンあるか、とぶつくさ言っていた父は頭を振って再び厳しい顔になる。

 

「いやしかし、今後もこの勢いが続くとは限らん。大人しくどこかの大学に行って、その時間で他のやりたいことを見つけてだな……」

「瑠雨のやりたいことなんて一択でしょ。その気持ちにウソ付いてモラトリアム貰っても、時間とお金が無駄になっちゃうよ。実例は私」

「う、ううむ」

 

 胸を張る姉に対し、父はさらに怯んだ。

 

 姉は持ち前の頭脳を活かし国立大に入学、優秀な成績で卒業して大手企業に就職したが、入社から半月経たずセクハラ上司の顔面へ裏拳と退職願を叩き込み、今では趣味で始めたCGモデラーのフリーランスとして活躍しつつ毎月家にお金を入れている。大学で学んだことは一切関係ない。

 

「あなた、もういいでしょう」

 

 怯んだ父の肩に母親が手をかける。

 

「人生、やりたいことはやったもん勝ちです。二人が本当にやりたいことなら応援しましょうよ」

「しかし、だな……」

「私たちもそうでしたね。親に反発し、お互いヤリたい子とヤッた。ヤッてヤッてヤリまくった結果この娘たちがデキた。そうして幸せになったじゃないですか」

「お前……」

「いいこと言ってる風だけどさぁ」

「?」

 

 含意に気づいた姉は顔をしかめ、一方の瑠雨は「やりたいこと?」と無邪気に首をかしげている。

 

 結局父は母の言葉が決め手となって引き下がり、本当に挑戦したいならとことんやってみればいい、と発破をかけた。

 

 目標と方針が決まったのに加え家族の合意も取り付け、会議はこの上なく円満な形で終わり、ようやく瑠雨は本格的な活動を始めていく。

 

 

 

ーーー

 

 

 

 姉のリサーチによると、視聴者層の大半は前回のランクマのような神プレイを求めているらしい。よって第二回目の配信でもひたすらランクマッチを回す。

 

 反応は上々だった。

 

「ここはゲージ使って投げ圏内にしまして……あっやば。エイジスはいやだエイジスはいやだ……よおし!」

 

コメント:

40連勝で草

前回から負けなしすげえ

コンボ一回もミスらないのどうなってんの?

同じキャラで始めてみたけど、昇竜すらまともに出ないぞ

このキャラ波動拳飛ばないんですけど

ちなみに286連勝したことある?

 

「連勝は108回が限界ですね。波動拳が飛ばない? 灼熱で頑張りましょう。コンボは反復練習あるのみです!」

 

 瑠雨にとっては当たり前のことだが、普段格ゲーをやらない大半の視聴者には簡単なコンボでも見栄えする。20連勝までは意識もしないようになっていた連勝表示にもコメントが反応してくれるので、瑠雨は気持ちよかった。

 

 しかし瑠雨はクールを重んじる。たとえ流れる文字たちにどれだけ褒めそやされようと、すまし顔で神プレイを連発し「やれやれこの程度ではしゃぎすぎですよ」「私また何かやっちゃいました」とクールに決めるのがカッコイイ。そう心に決めて手堅いプレイに徹する。

 

「うぇへへすごいでしょすごいでしょ。あっ、これ確認です、中足EX空靂! めっちゃ練習したんですよ、ドヤ? ドヤ?」

 

コメント:

ドヤ顔かわいい

何言ってるのかは分からんがとにかくかわいい

かわいい割にプレイングえげつなくて草

 

 手堅く、クールに……

 

「んああっお漏らし!? あっあっお仕置き痛い痛い死んじゃう許して! 無敵阿修羅で一息ついて……対空阿修羅昇竜!」

 

コメント:

エッッッッ

幼女がお漏らし、お仕置き……閃いたから通報した

申し訳程度の人間アピール

パナシに保険つくのはつえーよなぁ

ちなお漏らしは確認ミスのことな

いやそもそも確認ってなんだよw

 

「えー、確認とはですね……あっ間違えたごめんなさい! すみません! んにゃあああコンボ選択も間違えたあああ!」

 

コメント:

なっさけない悲鳴好き

確反ミスると謝るの分かる

今のはクラカントリガー発動フルコンでリーサル

喋りながらだと精度落ちて当然

さっきからランク1万台と当たってるけど、なんで?

今の環境だとランク2万くらいから無差別帯になる。そこ行くと一位のるーちゃんとも当たる

有識者にい助かる

 

 その日は野生のプロや準プロレベルの猛者とは遭遇せず無敗で終わったが、瑠雨は危機感を覚えた。コメント対応が下手過ぎる。

 

 練習するには何事もお手本を見るのが一番だ。配信用にと姉が譲ってくれたパソコンでVTuberを検索し、著名な配信者の切り抜きやアーカイブを見て回る。PCスペックにものを言わせ複数動画を同時に再生し数時間たったころ、瑠雨は噎び泣いた。

 

「どんだけゴミなのよ私……!」

 

 Vtuberの先人たちはみんな輝いていた。それぞれが太陽のような個性を発揮し、瑠雨には意味不明なコメントにもよどみなくかつ面白く返す。他の配信者と絡むコラボではお互いのキャラクターを尊重しつつも要所では個性を前面に出し、華やかな配信に仕上げている。

 

 これに対し瑠雨の配信のなんと情けないことか。このままでは格ゲーを広めるなど夢のまた夢だ。

 

「瑠雨、入るよー。収益化の話なんだけど……どしたの?」

「姉さんお願い! バーチャル文化を教えて!」

「うわまためんどいスイッチ入ってるぅー」

 

 瑠雨はその道の有識者である姉を捕まえ、配信を休んで猛勉強を始めた。その過程で次々と自身に足りないものを知っていき、もっとも足りないのはリスペクト精神であると認識した。

 

 瑠雨はバーチャルデビューしたが、コミュニティを築き上げた先人たちの活動や歴史をあまりに知らない。しかもデビューした動機にしたって姉がVオタクだったからという夕立の後の水たまりより浅いものだ。これでは業界に爪弾きされてもおかしくない。姉の指導のもとバーチャルの何たるかを4日間みっちり勉強した。

 

 その結果、

 

「ふひひまふみふてぇてぇえなぁ。しぐりんは陰キャかわいいなぁ名前読んでほしいなぁ。姉さん、スパチャってどうやるの?」

「染まるの早すぎない!?」

 

 立派なオタクへと変身した。帰宅部で割と暇なのをいいことに夜中まで切り抜きを漁り、推しのライブがあれば複数窓で視聴し気持ち悪い笑いをこぼす。瑠雨は一度のめり込むと制御不能になる女の子だった。

 

「ああっ、配信見てるのに!」

「アーカイブ見なさい! んもーフォロワーさんたち呆れてるよ!?」

 

 姉は推しの配信を閉じ配信ソフト各種を立ち上げ、ゲーム機とアケコンを複数のケーブルで連結して配信準備を始める。サブモニターに待機列のコメントが流れ出したところで、瑠雨はやっとV沼の底から浮上した。

 

コメント:

V沼に落ちて配信放棄する新人がいるらしい

先達へのリスペクトを忘れない新人の鑑

限界オタクボイスがキモすぎて笑うww

それどこで聞ける?

↑姉のトゥイッター

ボイストのしぐりんとフレフレの箱推しらしい

狂人は惹かれ合う

 

「はい本番三秒前。さん、にー、いち」

「ふぇあ!? え、えーみなさんおひさしぶりです。とりあえずランクマやってきますね」

 

 コメントが濁流のように流れ出して目で追えない。ポンコツ、噂の全一、収益化などの単語が目に入る。

 

 いつものくせでレバーをぐるぐる回すが、ゲームから一日以上離れるのは以前のゲーム断ちと小学生の自然学校くらいのものだ。ブランクがある感は否めない。

 

「今日はリハビリで力士使います」

 

 そこで別のキャラを選択した。道着姿の鬼のような持ちキャラから力士へ。力士はリリース時に多少触った程度なので鬼と比べれば練度は落ちるが、単純に動かして面白いキャラクターだ。リハビリにはちょうどいいだろう。

 

「えー、中パンと払い蹴り振りつつ不意の百貫と弱頭突き弱張りでプレッシャーかけて……トリガーたまったら強制画面端……えっ強くないですかこのキャラ」

 

コメント:

つよい(確信)

そりゃ国技だからな

払い蹴りヒット発動から画面端密着起き攻めはずるい

マジで何使っても強いなこの子ww

強化張り手で払い蹴りキャンセルできるよ

性能はよく分からんがめちゃくちゃうるさいw

 

「うるさい? ああ確かに……」

 

『どすこい! どすこーい! どぉすこーい! はーっはっはっはー! 岩戸開きじゃーい! スーパー頭突きじゃーい! 歯磨き粉じゃーい!』

 

「……むふっ」

 

『ちゃんこォ、食わんかーい!』

 

「あは、ははははっ、あはは、あはぁっ!」

 

コメント:

るーちゃん頭おかしくなってて草

これは相撲キメてますわ

勢いで笑わせにくるw

ボタン連打してるだけやんw

対戦相手台パンしてるww

きゅーちゃん壊れちゃーう

 

「え、台パン? なんで分かる、ってこの人フレフレの人じゃないですか。ちょっと見てみよ」

 

 対戦相手のアカウント名はKIYU_CH、調べる時間は足りなかったがとある箱に所属する企業勢Vtuberだ。スマホで検索するとすぐにライブ配信チャンネルが出てくる。

 

 るー子はためらいなくリンクをタップし、

 

『グエエエエエッ!?』

 

 クリーチャーじみた絶叫にスマホを取り落とした。

 

 

 

ーーー

 

 

 

 フレンジーフレンズは新興株式会社マッドが運営するVtuber事務所である。所属配信者は四名と少数だが、それぞれが持つ強烈な個性から注目度は最大手事務所のボイドストリーミングに負けるとも劣らず、個性の玉突き事故、一種の収容所、配信動物園、混ぜるな危険などの異名で呼ばれコアなファンも多い。

 

 そんな事務所で四天王最弱と言われているのが、霧子きゆうである。

 

「私をさしおいて全一名乗るとかありえねーんですけど!」

 

コメント:

無差別帯まで後少し

格ゲー得意とかいう初期設定消えてなかったんだなー

新人ちゃん逃げて!

ランク的に逃げるのはきゅーちゃんの方なんだよなぁ

 

 ぴんと立った犬耳に凛々しい目元、ところどころ跳ねたふさふさの栗毛は軍用犬を思わせる。しかし彼女には従順さのかけらもなく、気に入らない者には誰彼かまわず噛み付いていく狂犬として恐れられている。

 

 その犠牲になるのが噂の格ゲー全一配信者、雨乃るー子だ。同じく格ゲー得意設定のある自分をさしおいて全一を名乗るなど不届き千万。オンラインマッチでスナイプして分からす、という腹積もりである。

 

「はい、ダイヤ到達! どーです餌共、ここまで負けなしです?」

 

コメント:

思ってたより百倍うまい

絶対フカシだと思ってたw

もうイキり撮れ高丸とは呼べない

中足確認は?

 

「だーれがイキり撮れ高丸だコラ! それと中足確認だけど、このキャラたしか猶予17フレです? 人間業じゃねーですって」

 

 無差別帯に到達しても、ランダムマッチングで目当てのプレイヤーと当たる可能性は限りなく低い。しかし何の因果か、きゆうはあっさり一発で件の新人に巡り合う。

 

 アカウント名はRainySister、使用キャラは──

 

「なんか力士出てきたんですけど! ちょっ、何こいつ何こいつ何だこいつぅ!?」

 

コメント:

圧殺

一生画面端で張り手食らってるww

弱張り連打つええ

しかも地上戦の技振りもクソうめーんだよなぁ

るーちゃん大爆笑してるwwww

 

「……」

 

 爆笑だと。悪質な鳩は基本無視するきゆうだが、爆笑とまで言われると気になる。ラウンドの合間にブックマークから新人の配信ページを開く。

 

『あは、ははははっ、あはは、あはぁっ!』

「潰す……!」

 

 およそ知性の感じられない哄笑。きゆうの心の中で何かがキレた。無意識に台パン。

 

 しかし人性能の差はいかんともしがたい。

 

『ちゃんこォ、食わんかーい!』『ちゃんこォ』『チャンコぉー!』

 

「何っ回ちゃんこ食わすですこいつぅ!」

 

コメント:

コマ投げが通る通るww

垂直跳びには強頭突き、詰みだろこれ

ちゃんこの数を数えろ

ちゃんこ投げつええ

 

 格ゲーマーは有効な技をひたすら繰り返すものだ。狂ったように強力な投げ技を繰り出するー子と、ほぼすべてを食らってしまうきゆう。しかしさすがに何度もやっているとパターンを覚え、投げを躱し反撃を叩き込む。

 

 お互い体力残りわずかで睨む合う最終ラウンド。

 

 じりじりとした緊張感の中、力士が真横方向へかっ飛ぶ。

 

『スーパー頭突きじゃーい!』

 

「グエエエエエッ!」

 

コメント:

断末魔助かる

恵まれた萌え声から生まれる奇跡のような絶叫

怪鳥、いたね?

霧子・怪鳥・きゆう

どっから声出してんだww

これはいい昇天

 

「いやいやおかしいでしょーが! なんで力士が地面と水平にぶっ飛んでくんの! こんなの国技っつーか国辱じゃんか!」

『あっははははは、あはぁっ、はは、お腹痛い、助けて、あはっ』

「グエエエエエッ!」

 

コメント:

おかわり

この断末魔のために生きてる

うっすらるーちゃんの爆笑が聞こえてきて草草の草

配信見ながらやってんのかよww

鳩は絶滅しろ(先読み)

 

 ランクマッチはきゆうの惨敗に終わる。

 

 当然連コを試みるきゆうだが、ランダムマッチングのランクマで連コはできない。見事に勝ち逃げを決められたきゆうは怪鳥がごとき断末魔をもう一度重ね、半泣きで配信を終えたのだった。

 

 

 

ーーー

 

 

 

新人Vtuber発掘スレ4

 

1:名無しの視聴者

面白いのに埋もれてるVtuberを紹介、発掘するスレ。

企業勢、個人勢は問わない。自薦もオッケー。あなたの推しをどんどん語ってほしい。

トゥイッターや配信ページのリンクがあるとうれしい。

荒らし、アンチはスルー推奨。次スレは>>950

前スレhttp○☓▲〜

150:名無しの視聴者

とんでもない個人勢が出てきた。

雨乃るー子。自称格ゲー全一Vtuber。

アーカイブあるからまずは見てほしい

http//〜〜

 

151:名無しの視聴者

告知が強気過ぎて敬遠してたがおもしろいじゃん。

姉妹てぇてぇは健康にいい。

 

152:名無しの視聴者

自称でもなんでもなくて草。ガチの世界一位じゃねーか

最後のマイク切り忘れ聞き取れないんだが、解析班いる?

 

153:名無しの視聴者

るー子ちゃん格ゲーを止めようとする→続けるために姉がVtuberデビューさせる

これ以上の因果関係は分からん

 

154:名無しの視聴者

格ゲーのことはよく分からんけど、声もモデルもかわいい。推す。

でもグローバルランキング一位ってことはプロゲーマーでしょ。個人勢じゃなくね

 

155:名無しの視聴者

このアカウント前作時代からずっとオンにいるけど、プロじゃないよ

そもそもプロゲーマーはランクマよりオフ対戦とかランクに関係ないラウンジに強いやつ集めて練習したりしてるから、ランクは低い傾向がある。実際るー子ちゃんも低ランクのプロに負け越したりしてる

 

156:名無しの視聴者

ほーん、世界最強ではないのね

 

157:名無しの視聴者

つっても推定プレイヤー人口百万の頂点やぞ。実質アマ最強やろ。

手元配信アリでコンソール版やからチートの疑いもなし。古参格ゲーおじとしては推し不可避

 

158:名無しの視聴者

どうせプロの代打ちか元プロってオチだろ

だまされんぞ

 

159:名無しの視聴者

 その可能性は限りなく低い。順を追って説明してやる。

 まずるーちゃんが使ってるキャラクターはそこそこ強いがプロが大会で勝ち抜けるほどのパワーはない。俺は長年格ゲーのプロシーンを追っているが、そんな半端なキャラをあそこまで仕上げているプロはいない。仮にいたとしてもVデビューするよりどこかの大会に別キャラ仕上げて出るほうがリターンは大きい。

 複数キャラ使ってるプロじゃないのかって? 違う。『キャラを仕上げる』というと簡単なようだが、大会で使える練度にするには途方もない時間と労力が必要になる。るーちゃんの使ってるキャラをサブであそこまで仕上げるのは誰にも不可能だ。そいつを実装以来ずっとやり込んでる、るーちゃんを除いてな。

 そして何より、あの手元カメラを見てみろ。お人形さんみたいに小さくて白いおててじゃないか。るーちゃんかわいいなあハアハアペロペロしたいなあうひひ

 

160:名無しの視聴者

おい最後www

 

161:名無しの視聴者

そこまで書いたなら最後までちゃんとやれwwww

267:名無しの視聴者

【朗報】全一格ゲーVtuber、大手の先輩に忖度せず【きゅー虐】

動画リンク:http〜〜

 

268:名無しの視聴者

喉に女の子と怪鳥を同棲させる狂犬

 

269:名無しの視聴者

るーちゃん笑いすぎて過呼吸になってるの興奮する

まあ力士のネタっぷりときゅーちゃんの死に芸見たら誰でもそうなる

ていうかなんで力士が空飛んでんだ?

 

270:名無しの視聴者

ヨガ極めてテレポートできる世界観やぞ

 

271:名無しの視聴者

案の定るーちゃんのチャンネル登録爆増してて草草の草

 

272:名無しの視聴者

新人つぶしするたびに撮れ高になる狂犬

コラボ相手がアホほど多いから、関連動画の紐付けで新人の知名度上がる

シーサーの口開けた方の狂犬とはよく言ったもんだ

 

273:名無しの視聴者

シーサーは犬じゃなくて獅子だし口開けてる方はオスだ二度と間違えるな

 

274:名無しの視聴者

これもう個人勢だとトップクラスなんじゃないか?

 

275:名無しの視聴者

ジト目幼女でしかも全一格ゲーマーやからな。そら話題になるわ

 

276:名無しの視聴者

惜しむらくは対戦ばっかりでるーちゃんの情報が不足している点

他の子とのコラボ、他ゲー実況、雑談、お姉ちゃんとの絡み、夢は無限大やで

 

277:名無しの視聴者

さすがにこれ以上はスレチ

【格ゲー】つよつよVtuber雨乃るー子を語るスレPart1【全一】

http://〜〜

続きは個人スレで

 

278:名無しの視聴者

GJ

 

289:名無しの視聴者

GJ

 

 

 

ーーー

 

 

 

 るー子がきゅーちゃんをガン処理した数時間後の深夜。

 

 雨乃るー子のチャンネル及びアカウントを管理する姉は、百単位で増えていく登録者数とフォロワーのカウンターを見ながら、こうつぶやいたという。

 

「ワンチャン一億兆まんえん、いけるくね?」

 

 いけるわけねーだろ。

 

 普段ならそうツッコんでくれる妹はベッドで夢の中だ。いや、起きていても「ほえー」で流すかもしれない。

 

 さびしくなった姉はひとまず配信サイトに収益化の申請だけしておいて、PCの電源を落としベッドに身を投げ出す。記念配信とかコラボ企画とかいろいろ手を回さなきゃ、などと考えているうち眠りに落ちていた。

 

 姉妹による格ゲー全一Vtuberの活躍は、まだ始まったばかりである。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。