格ゲー全一Vtuber【完結】   作:難民180301

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配信3

風邪治ったので格ゲー配信やります

マシュマロも読みます

 

雨乃るー子@格ゲーVtuberにマシュマロを投げる|マシュマロmarshma…

 

 

 

ーーー

 

 

 

「あーあー、音量このくらいでいい? はい、じゃあ今日もやってこー」

 

コメント:

やってこー

前回からだいぶ日があいたな

病み上がりに無理しないで

WTF is this loli

マフラーあったかそう、新グラ?

今日は前作やるのか

 

 前回配信で姉に心をハメ壊されついでに風邪もひいたるー子は、期末テストや終業式に追われしばらく配信がストップしていた。ストイックキャラで押していくのもありかとの姉の提案によりSNSの更新も止めていたので、本日の聖夜配信には待ちかねた多数の文字たちがやってきている。病み上がりを意識したるー子のLIVE2Dには淡い水色のもふもふマフラーが巻かれているのに加え、生身の方ではちゃんちゃんこを羽織っており、万全の養生であった。

 

「マフラーはヤツと姉さん……ママパパが突貫で用意してくれたわ。かわいいでしょ」

 

 かわいい、個人勢とは思えない質などの称賛コメントに気をよくしつつ、瑠雨はせわしなく手元を動かし配信画面をいじっていく。いつまでも姉にやってもらうのは情けない。ちょっとした準備や進行くらいは自分でやってみせるのが、今夜の目標である。

 

 しかしそっちに気を取られてか、大事な告知を忘れていた。

 

「あっ……まあいいや、えー文字さんたち。実は今日ね、サプライズニュースがあります」

 

コメント:

なんだなんだ

予想、スポンサーがついた

プロシーン参戦

姉さんデビュー

留年決定

ノーパン

 

「誰がノーパンか! 留年もきっちり回避したわ! んんっ、答えは収益化でした」

 

 少し配信を休んでいる間に収益化の申請が通り、るー子は広告収入や視聴者からのスパチャ、いわゆる投げ銭を受け取れるようになった。SNSで事前に告知するはずだったが、わざわざ聖夜に配信を見に来る熱心な文字たちへのサプライズということにしておく。

 

コメント:

もうとっくにしてるもんだと思ってた

療養代¥1,000

クリスマスプレゼント¥5,000

ファイトマネー¥10,000

 

「あっあっ、ありがとうございますありがとうございます、ファイトマネーといってもまだ戦ってないけど」

 

 文字たちも言われて気づいたのか、カラフルなスパチャの嵐が発生し、るー子は戸惑いを隠せない。お小遣い月千円の身には過ぎた金額が、姉名義の口座に次々入金されていく。

 

 だがここで萎縮していては全一を名乗れない。るー子はいかにも配信者然とした明朗な発音で、スパチャコメントの名前を読み上げていく。

 

「えっと、僕のアーケードスティックをぐるぐるしてほしいさん、俺のスティックでレイジングストームしてほしいさん、最近スティックの調子が変なんださん、スパチャありがとうございます! でも自分のスティックなら自分でいじるべきだと思うわ。調子がおかしいならメーカーに問い合わせるといいかも」

 

コメント:

ひどい、ただただひどい

るーちゃんを汚すな

暗に一人でいじってろとか言われてて草

お読み上げがセンシティブ会場と化す予感

保健体育の成績めっちゃ悪そう

 

「ふぇえ!?」

 

 そっち系のネタだったか。かあっと顔を赤くした瑠雨がモニター向こうの壁を見るが、無音のままだ。姉の壁ドン検閲を免れるギリギリのセンシティブネタだったらしい。

 

 にわかオタクのるー子でも、そういったネタが過ぎるとBANされることは知っている。これ以上ボロを出さないようさっさと予定を進めていく。

 

 画面上に映された前作のタイトル画面からトレモへ移行。それに伴い配信者名物、マシュマロのメッセージを表示する。今回は収益化告知とマシュマロデビューをこなしつつ、格ゲーをプレイして終了する予定だ。

 

 コメント欄には『ちょっと巻いてる?』『もっと配信して』などの内容があふれる。るー子も同意だったがこれには訳があった。

 

「お父さんとお母さんにね、早く寝ないとサンタさんが困るって言われてるの」

 

コメント:

くぁさ草の草

wwwww

マジでリアル幼女?

おいお前ら下手なこと言うなよ

るー子ちゃんはサンタさんのことどう思ってる?

 

「どう、って。まあ大変な仕事よね。寒い中空飛んで世界中にプレゼント配るとか、物流業界の闇を感じるわ」

 

 大量の「あっ(察し)」にるー子は眉をひそめつつ、マシュマロに似たような質問があったことを思い出す。手早くマウスをいじって画面に表示された1つ目の質問は、『サンタさんに何を頼んだ?』である。

 

 最初に瑠雨が願ったプレゼントは格ゲーをプレイしてみんなにチヤホヤされる世界だった。しかし当時のサンタさんは世界をプレゼントしてくれることなく、代わりに格ゲーの攻略本が枕元に届けられた。後のアプデによりそのプレゼントは価値を失くした。その年以来るー子はサンタさんに期待しなくなり、枕元には『いらぬ』とデカデカ書いたメモ書きを置いているが、なんだかんだサンタさんは勉強道具などをプレゼントしてくれている。

 

「そんな感じかな。ていうかよく考えたら怖くない? なんでひげもじゃのおっさんを深夜家に入れるわけ? ますます日本社会の闇を感じるわ」

 

コメント:

い ら ぬ

ご両親は苦労多いやろうな……

純真なのかひねくれてるのか、あるいはその両方か

闇感じるんでしたよね?

 

「闇感じまくりね。なんで両親の話出てくるの?」

 

 幸いコメントには優しい大人が多く、致命的な指摘がなされることはなかった。

 

 ひとしきり対応した後、るー子は満を持して次の質問へ。

 

『格ゲー全一だかなんだか知らねーし、まあかわいいのは認めてやるけど。セビ滅できんの?』

 

 るー子の指がアケコン上を走る。それに応じ画面上の道着ハチマキキャラが機敏に動いた。昇竜、セビキャン、ウルコン。傍目にはワンパンで天高く打ち上げた相手に巨大な波動拳を叩き込む派手かつテクニカルなコンボである。できるととてもかっこいいし、実戦でできればその上気持ちいい。

 

「どやぁ」

 

コメント:

渾身のドヤ顔で草

さてはこれやりたいがためにマシュマロ始めたなww

入力はっやwww

そりゃできるよなぁ

往年のレジェンドを思い出す

セビ滅ができる無知ロリつよつよVtuver

指で残像できてる

 

「んっふっふ、すごいでしょすごいでしょ。それにしても……この頃の主人公は主人公だったわよね……」

 

 悲しげな顔で郷愁の念に駆られるるー子。その表情にあてられた文字たちも沈痛なお悔やみコメントを発し、るー子は悲しくなって前作を終了。いつもの最新作を起動した。

 

 使用キャラを道着の鬼に固定してランクマッチ。マッチング待機画面で力士を選びしばらくどすこいしていると気分が上向いてきた。後はこのまま雑談しつつランクマでフェードアウトしていくだけだ。

 

『年末年始は配信する?』

 

「大晦日と元旦以外は配信するわ」

 

『他のゲームはやる?』

 

「希望があればなんでもやるけど……需要あるの? やり込んでるタイトル以外はうまくできないわよ?」

 

『PLEASE MARRY ME LOLI-CHAN』

 

「……ほーりーしっと」

 

『きゅーちゃんとのコラボ配信見たい!』

 

「ぶふっ! ダメ、あの人の名前見ると変な笑いが……まともに話せる気しない……!」

 

『るー子さんの配信見て最新作買いました。初心者におすすめのキャラはいますか?』

 

「買った? うれしいありがとう! おすすめはやっぱり総帥か帝王ね。総帥は一発が強い技ブンブンしてるだけで結構楽しいし、帝王は弾も対空もトリガーもある主人公みたいだし」

 

『力士の四股キャン張り手強いですよね! ところで四股を二回続けて言ってくれませんか?』

 

「ああうん、強いわよね。シコシコ? シコシコがどうしたの。シコシコ、シコシコ〜?」

 

コメント:

ところで(天下無双)

センシティブラインに前ステしていくぅ

みんなのるーちゃんを汚すな

お姉ちゃんにはもうちょいそっち方面の教育してもろて

真・姉さん:一発アウトは壁ドンで止めるから大丈夫

公認無知ロリ

姉さんいたぁ!

 

「なんなのよもー!」

 

 るー子は腹を立てた。姉まで文字たちと結託して人を無知扱いしている。これでも瑠雨は中学の保健体育テストで五十点中の二十一点を獲得した自称物知りだ。無駄に国際色豊かになりつつある文字だって魂で意味が分かる気がする。バカにされるいわれはない。

 

「なんであなたたちはやたら保健体育方面に持ってくの! そんなだから彼女もできないのよ!」

 

コメント:

ぐはっ(即死)

ド正論

無垢なる言葉の刃

ワイの彼女なら画面の中にたくさんおるで

ぷんすこるーちゃんかわいい、結婚しよ?

 

「するかっ!」

 

 などと雑談を重ねていてもなかなかマッチングしない。クリスマスイブは男女がもっともイチャイチャしがちな日であり、それができない勢は推しの配信を見たり一人でチキンを貪ったりするのに忙しく、この時期は格ゲープロたちも大きな大会を終えてつかの間のオフに入っている。対戦相手に困るのも無理はない。

 

 そのまま一時間が経つ。相手はやはりいない。

 

 サンタさんを困らせるのも悪いから、パッとしない内容だけども配信をシメようかというとき、ようやくマッチングが叶った。

 

「あ、なんか来た……あぁっ、この人ぉ!?」

 

 試合が始まる直前、相手のアカウント名を見たるー子は悲鳴を上げる。ざわつく文字たちを気にする暇もなく、瞬時に頭を対戦に切り替えた。

 

 相手は、野生のプロである。

 

 

 

ーーー

 

 

 

「んっ、んんんーっ!?」

 

コメント:

RIP 61 WINS

連勝があああ

あああああ

この歩き投げは老獪

><この表情初めて見た

惜しかった

トッププロ相手にフルフルはすごい

対応合戦になるときちー

相当久しぶりに負けたんじゃないかこれ

 

 るー子は負けた。フルセットフルラウンドまでもつれこんだが、僅差で勝利を逃した。積み上げてきた連勝カウントがリセットされる。

 

 しかしるー子はめげない。敗北は嫌いだが、負けた要因を探して対策を試行錯誤する楽しみは何にも代えがたい。異様な早口で野生のプロとの対戦を語りだす。

 

「前に負けたとき前跳び全然しない人だなって印象があったから、今日は上捨てて地上戦だけに集中してやってみたの。それで一セットとれたはいいんだけど、次のセットで急に跳び通されちゃって、たぶんここで上見てないのがバレたのね。それで上を見るようにしたら向こうの地上戦が鋭くなって一セット落としたと。最後のセットは内容自体はよかったんだけど、あの歩き投げが予想外すぎたわ……うーん強い」

 

コメント:

なんで負けたのに嬉しそうなんだよwww

るーちゃんは負けると急に早口になる

確かに一試合目は6大P刺さりまくってた

流れ変わったのは気のせいじゃなかったかー

あんだけ中足振られたら歩き投げは意識の外になるよなぁ

るーちゃんかつてないウキウキ笑顔

対空しないなら跳びまくるよ? ってのが伝わってきた

強者は拳で言葉を交わし合う

相手有名な人なん?

元世界大会優勝者

ヒェ

 

「え、そうだったの!?」

 

 るー子も一緒になって驚きつつ納得する。道理で強いわけだ。

 

 格ゲーの試合には会話がある。ジャンプ攻撃の少ない相手なら地上だけを意識する、対空をしない相手なら対空されるまで跳びまくり、投げを意識してないと思うなら無理にでも投げを通しにいく。やりこみを通じて無言で話し合う瞬間が、るー子は好きだ。

 

 最後にリプレイデータを見て反省会しながら配信を終えよう。そう思い立ったるー子だが、新たに誰かとマッチングしてしまった。ランクマ待機設定がそのままだったのだ。

 

 対戦が始まる直前、相手のアカウント名を確認。

 

 KIYU_CH。るー子は顔をしかめた。

 

「何かしら、この……高級懐石料理のシメにうまい棒が出てきたような感覚は」

 

 

 

ーーー

 

 

 

「だーれがうまい棒でーす!? たらたらスティック程度の価値はあるですよ!」

「良くてよっちゃんじゃないかな……」

「ああん!?」

「良くてよっちゃん」

「二回も言わなくていい!」

 

 同時刻。季節のイベントには敏感な配信者なので、フレフレの四天王の一角こと霧子きゆうも配信を行っていた。

 

 タイトルは【打倒力士】聖夜の奇跡を起こすまで、二窓推奨【きゅーにんコラボ】。SNSでのるー子の告知を受け、配信に合わせランクマをスナイプし前回の雪辱を果たす企画である。もちろんフレンジーフレンズとるー子のマネージャー(姉)の許可は取り付け済みだ。

 

 コラボ相手、もといきゆうのセコンドとして画面に映っているのは、陰流(かげる)ニン。すだれみたいに伸びた前髪の間からつぶらな瞳が覗き、改造くノ一装束の大胆なスリットから鼠径部を晒す忍びの者だ。予定が空いていたのでマネージャーに捕まってしまった。

 

「マッチングできて良かったぁ……」

「当・然! きゅーは業界一持ってる犬なのです!」

 

 きゆうは胸を張るが、この企画の主眼はランクマで再びマッチングすることではなくきゆうの苦労である。

 

 国技によってプライドを破壊されたきゆうは、狂ったように力士対策配信をするようになった。るー子が風邪でダウンしている間も力士対策一筋。来る日も来る日もどすこいを重ね、しまいにはマネージャーに「今から語尾をどすこいにしていいどすこい?」と提案しデコピンをもって却下されるほどに、徹底的にやり込んだ。

 

 そのゴールとして想定されたのが、「頑張って対策したけど結局マッチングできなかった」というオチである。フレフレはきゆうに撮れ高を期待していた。

 

「あれっ、じゃあまずいのかなこの状況」

「まずくねーですっ!」

 

 ニンはふと気がついた。まさか本当に巡り合ってしまうとは。どうしよう場がしらける。

 

 まあ撮れ高にならなくても、最悪ニンの得意な腹切りトークでお茶を濁せばいい。ニンは切腹の歴史や作法を語らせると右に出るものはいない腹切りオタであり、配信ガイドラインのギリギリを攻める血なまぐさい語り口から『境界線上の忍び』との呼び声も高い猛者である。個性の失敗をさらに強い個性で塗りつぶすのは、フレフレのオハコだ。

 

 頑張るぞ、と忍者が握りこぶしを作ったその時。

 

 狂犬が悲鳴を上げた。

 

「ちょっ、え、なんかガングロ道着男が出てきたんですけど! 頭にケミカルライト刺さってんですけど!」

「わ、ほんとだ。コメントで聞いたら答えてくれるかな」

 

 イヤホンで視聴していたるー子の配信に、ニンが「力士は?」とコメントする。

 

『力士? なんで? 使いたいキャラ使うだけよ』

 

「いひひ、ごもっとも」

「いひひじゃねーですよぉ! きゅーの努力は、対策は!?」

「すいほー」

 

 悲鳴を上げつつもきゆうは懸命に応戦する。頭に光る角の生えた道着男を迎え撃ち、体力量でいえば互角の戦いだった。

 

 しかしきゆうは、あまりにも力士に時間を使っていた。道着男の定番戦術など調べる暇はなかったのだ。

 

 ガード硬直で固まったきゆうを、道着男がめった打ちにする。

 

『キエエエエ!』

「グエエエエっ!?」

「いひっ」

 

コメント:

これを聞きにきた

怪鳥が、五臓六腑に、しみわたる エサ

ニンニンの笑い声が引き立つなあ、かわいい

これ当て投げ? ジャンプは無理?

瞬獄は暗転後一フレだから無理。暗転前なら飛べる

 

「暗転前に跳ぶ! 把握した、もう喰らわないデース!」

 

 コメント(エサ)から学んだきゆうは、次のラウンドですぐに実践する。

 

 ガードで固まった瞬間、バックジャンプを──

 

「グエエエエっ!?」

「いひひっ、ひ、きゅーちゃんの考えることわかるみたい……!」

 

コメント:

空対空で狩られてて草

撃墜されたww

向こうがゲージマックスで密着不利背負うと、瞬獄と空対空のガチ択になっております

これが全一

 

 きゆう、ここで深呼吸。相手のペースに乗ってはいけない。幸い通常技の差し合いは勝負になっているから、冷静に地上戦を頑張れば勝機はある。

 

 もちろん、なかった。

 

『キエエエエ!』

「グエエエエ!」

「いひっ、いひひひ!」

 

コメント:

大草原

草草の草

悲鳴と笑顔がうるさい、ここが配信動物園

立ち中足からしゅんごくはえぐない?

400ダメ確定中足

立ち回りのリターン最強のロリ

 

 こうしてきゆうの挑戦はあえなく玉砕に終わる。

 

 痛ましい空気の中、必死で笑いをこらえるニンと、キエグエ草の三種で塗れるコメント欄に、放心するきゆう。

 

 沈黙を破ったのはきゆうだった。

 

「う、うう〜」

「ひゃっ!? くすぐったいよぉ」

 

 配信画面の狂犬と忍者は並び立つだけだ。しかし歴戦のエサたちにとって、スネたきゆうがニンの胸にすりついている様を想像するのは、あまりに容易い。濃厚なあら〜とてぇてぇ分が画面にあふれ、きゅー虐コンテンツが満たされていく。きゆうが負けるのは既定路線ながら、その後のメンタルケアこそセコンドの主たる役目である。

 

「きゅーちゃん大丈夫? 腹切りする?」

「……しない」

「したいときはいつでも言ってね。絶対、私が、きれいに介錯したげるから」

「下手な慰めどうもデース……」

「いひっ」

 

 ニンは八割本気だった。

 

 

 

ーーー

 

 

 

 フレフレの二人が片耳ずつ共有していたイヤホンを、このときすでに外していたのは幸運だったかもしれない。

 

「あはっ、ははははぁ! この人読みが全部通るっ、最高、楽しい、楽しすぎるわぁー! あはぁ!」

 

 すっかり気持ちよくなったどこぞの全一ロリが、ネジの外れた高笑いを発していたからである。

 

 格ゲー界隈の熱帯は、クリスマスイブでも変わらず熱い。

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