俺が伝説の鬼の名を襲名して良いのだろうか?   作:佐世保の中年ライダー

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現わるる鬼。

  南房総市『御○山』野営地 4月7日  PM3:02

 

 

 カガヤキさんと俺は帰還して来たディスク達のチェックを開始した。

 ディスクが記録した物は俺達が鬼に変じる時に使用する『変身音叉』にセットする事で確認作業が出来る。

 変身だけじゃ無く再生にまで利用出来るとか変身音叉マジ万能!ディスクアニマルをセットする事で何時でも何処でも見たい映像を即再生、この大変便利な変身音叉、一家に一台変身音叉。

 今ならなんと番組終了後30分以内にお電話を……って、何をいきなりテレビ通販始めてんの、残念な事だが変身音叉は鬼になれる資格がある者にしか扱えないし、また記録された物も同じく見る事も聴く事も出来ないっての。

 まぁ専用プレイヤーが有れモニターに再生出来るけどな。

 

 てか今でこそ俺達は、このディスクが捉えた映像を視認し確認出来る様になっているが、以前はそれが出来なかったそうだ。 

 変身音叉にセットしてディスクを回転させ鬼達はその音を聞く事で当たり判定を確認していたとの事だ。

 それがみどりさんはじめ、猛士の開発部の皆さんの研究と努力の成果として、それが実り現在のディスクは直接脳に作用して映像までもを確認出来る様になったと言う訳だ…ああ?その構造がどうなっているかだって!? そんなモン知らん! だって俺は猛士の開発部じゃ無いからねただの使う人だから…。

 ただまぁ、今じゃドローンとかでも普通に映像記録媒体とか積めてるし、みどりさん達開発部の人達の技術とかも昔より発展してんだろうから、それくらいの事出来るんじゃないの、知らんけど。

 

 帰還して来たディスクの数は全部で16体、それを半分ずつ手分けして俺とカガヤキさんで確認して行く。

 俺達の居る野営地を起点として、西側を俺が東側をカガヤキさんとで手分けして、変身音叉にディスクをセットして確認する、そして。

 

 「出ました、当たりっす。」

 

 4枚目のディスクに童子と姫と思しき姿と中2の時に初めて見たあのこ汚い綿菓子の様なロープ、蜘蛛の糸の残滓も確認出来た。

 

 

 「大きな岩が崩れた跡みたいな所っすね、もしかすると其処に潜り込んでるのかな、流石にあからさまにハイキングコースとかの近くには張って無いみたいっすね…。」

 

 俺は自分が見たディスクの記録映像の内容をカガヤキさんに報告した、その報告を受けてカガヤキさんは一つ俺に向けて頷き、そして。

 

 「うん、僕の方も当りが出たよ、やっぱりこっちもツチグモだね…。」

 

 然程大きくも無いこの山に同種の魔化魍がほぼ同時発生かよ、そう言や先代とカガヤキさんが出会った頃って確か魔化魍が年間を通してかなり大量に発生したって聞いたけど、もしかして今年もそんな感じなのか。

 

 「取り敢えず、たちばなに報告を入れてから出発するとしようか、ヒビキにはそのまま西側を受けもらっていいかな、僕は東側に向かうよ。」

 

 「うす、了解っす。」

 

 カガヤキさんはスマートフォンを取り出すと画面をタッチし通話を開始した、電話に出たのは香須美さんだった様で、カガヤキさんはそのまま香須美さんにあらましを報告しツチグモ退治へ出発する旨を告げ通話を切った。

 

 「よし、それじゃあ現場へ向かうとしようか、ところでヒビキはツチグモは経験あるのかな。」

 

 「…はい、独り立ちしてからは去年の秋に一回やってますね、だからまぁ大丈夫です。」

 

 「そう、でも気を抜かないようにね、現場では基本を守りながらも臨機応変に対応する事もわすれずにね。」

 

 俺の返事を受けカガヤキさんはそう、年を押すように忠告してくれる、こう言う先輩からの言葉はよく聞いて心に留めておかないとな。

 そして魔化魍と童子と姫が居るであろう現場へ向かうべく、俺とカガヤキさんは、互いに映像を収めて来てくれたディスクアニマルに変身音叉をちょこんと軽く当て、ディスク形態からアニマル形態へと変形させた。

 

 「そんじゃあ、道案内頼むわ。」

 

 俺が見た映像を持ち帰って来たディスクアニマルはルリオオカミ、カガヤキさんの方はアサギワシだ。

 

 「…うんそれじゃあ行こうか、ヒビキお互いまた無事に此処でね、いってきますシュッ!」

 

 「っす、そうっすね、終わったら帰る前にゆっくりコーヒーの一杯でも飲みましょうカガヤキさん、行ってきますシュッ!」

 

 俺達は先代から受け継いだ挨拶のポーズを共に決めて野営地を後に、現場へと向かい征く。

 見るとルリオオカミが『何やってんの速く行くからグズグズすんなよな!』と俺に向けて催促しているかの様に機械音声でもって告げている様だし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  千葉市内『市街地歩道』4月7日 

 PM3:15

 

 由比ヶ浜さんと二人サイゼ○ヤを後にした私は、突然に由比ヶ浜さんから問われたそれは…。

 

 「ねぇ、ゆきのん家って猛士に協力してるんだよね?」

 

 『猛士』…その存在を私が知る事になったのは去年の入学式の日の通学路で、由比ヶ浜さんと比企谷君の二人と出会った事がきっかけとしてあったから。

 由比ヶ浜さんの不注意によりその由比ヶ浜さんのお宅の飼い犬の『サブレ』くんが着けていた首輪の金具の損傷に由比ヶ浜さんが気が付かず、早朝の散歩中にリードが外れてしまいサブレくんは道路に飛び出してしまった。

 その時サブレくんを救う為に何処からとも無く(少なくとも私にはそう思えたわ、そして由比ヶ浜さんもそう思えたと言っていたわ)突然に、とても人の走る速度だなんて思えない程のスピード(私が搭乗していた自動車よりも速かったわ確実に)で道路上のサブレくんを救い出した、私と同じ総武高校の制服を身に着けた男の子。

 その事故とも呼べない事故により、私の実家雪ノ下家は比企谷君に興味を持ちその身辺を調査した、ドライブレコーダーに映っていた比企谷君の姿が世間一般の人ではありえない程のスピードで私が搭乗していた車の前を通り過ぎていたのが確認出来たからだと思うのだけど。

 そして鬼と猛士の存在に辿り着き魔化魍と言う脅威が世に存在している事を知り、その猛士に協力を申し出たと言うことらしいわ。

 けれどその事を父も母も私には伝えてくれはしなかったけれども。

 

 「…ええ、去年からだけれど、それがどうかしたの由比ヶ浜さん?」

 

 私が由比ヶ浜さんの問に応え返すと、彼女は小さく『そっか…』と呟いき、暫しの間何か逡巡しているみたいだわ、一体どうしたのかしら由比ヶ浜さんらしく無い。

 

 「…ねぇゆきのん、ヒッキーはさ、人助けの為に魔化魍と闘ってるんだよね…そんでさ、猛士の人達はその魔化魍と闘う鬼の人達を手助けしてんだよね…。」

 

 ああ、そうなのね…由比ヶ浜さん、貴女はあの時と変わらず比企谷君の手助けをしたいと思っているのね、好きな人の側でその人のサポートを自分の手でと、だからそんなにも思いつめた様な顔をしているのね…。

 

 「…由比ヶ浜さん、あの日彼が…比企谷君が私達に言ったあの言葉を貴女も覚えているでしょう、彼は私達に言ったわよね。」

 

 

 

 

  千葉市内『市街地歩道』4月7日 

 PM3:19

 

 ゆきのんが言ってる事、あたしちゃんと覚えてるよ。

 去年の夏、あたしとゆきのんは川遊びに行ったんだよね、本当はヒッキーも誘ったんだけど『すまんバイトが入ってるから無理だ!』って断られちゃって、それであたしとゆきのん、それからゆきのんのお姉さんの陽乃さんが車を運転してくれて連れてってくれたんだよね。

 

 「…うん、覚えてるよゆきのん。」

 

 そんで、川で遊んでいる時に…あたし達の前にたくさん魔化魍が現れて(夏の奴って言ってたっけ?)あたし達もう駄目だって諦め掛けてた時にヒッキーとカガヤキさんとトドロキさんってオジサンが駆け付けてくれて、そんでヒッキー達は鬼に変身して魔化魍達をやっつけてくれたんだよね。

 

 あたし魔化魍が現れてもう駄目って思った時、ずっとヒッキーの事考えてたんだ。

 あたし…まだ言ってない、ヒッキーに好きだって言ってないのに死ぬなんて嫌だなって…多分あの時ゆきのんも同じ気持ちだったんじゃないかな?

 

 「あの時、比企谷君達が駆け付けて魔化魍を退治してくれて、事なきを得た後私達に比企谷君は全てを話してくれたわね、そして猛士の存在を知った私が願った事を由比ヶ浜さん貴女は覚えているかしら。」

 

 「……うん…。」

 

 ゆきのんは言ったよね、ヒッキーが話してくれたナイショの事とか知って『比企谷君、私に貴方の手伝いをさせてはもらえないかしら。』って

 あたしはゆきのんのそれを聞いて、ゆきのんって凄いなって思った、だってあんな怖い事に遭って直ぐそんな事言えるなんて。

 あたしもその後気を取り直してゆきのんと同じ様に、ヒッキーにお願いしたけど、ヒッキーはちょっとだけ笑って、そんでヒッキーは言ったんだよね。

 

 『ありがとうなお前達の気持ちは凄え嬉しいけど、出来ればお前たちには此方には来てほしくないんだ…ああ、その何てかな、ええっとだな、上手く言えないけど……そうだな、雪ノ下と由比ヶ浜には俺にとっての日常の象徴でいて欲しいんだ。』

 

 あたしはあんま頭が良く無いから、最初意味が理解出来なかったけど、多分何となくだけどそれってあたし達がヒッキーが帰って来る場所みたいな感じかなって…だったら嬉しいな。

 

 「なんと言えば良いのかしら、私はあの時彼の言葉を聞いて……嬉しさと、それからもどかしさを感じてしまったわ。

 私達と同級生の彼が、私達の知らない所で世の中の為にあんな闘いに身を投じているなんて予想だにしていなかったのですもの、そして私達ではそんな彼の力にはなれないのだから。」

 

 「…うん。」

 

 「だけど、そんな彼が私達に求めている物があるって事を知れて、その事はとても嬉しかったわ、だから私は“今は”彼がそれを求めているのなら…彼の意に沿う様にしようと思うの。」

 

 ふぇ?今はって………。

 

 「ゆきのん!?」

 

 「あくまでも“今は”よ由比ヶ浜さん、私達はまだ高校生だもの将来の目標を、就職先を何処にするか、それは“今は”私自身にも判らないわものね、だからそれまでに将来必要になるかもしれないスキル等を研くのも良いかも…でしょう、ふふふ。」

 

 ゆきのん…そっかあたし達“今は”まだ高校生だもんね、だから多分…きっとヒッキーも、あたし達と一緒に居る時は普通の高校生で居たいって思ってんのかもだね、それがヒッキーが今あたし達に求めてる物ならあたしも“今は”それで良いのかな、でも将来は…どうなるかなんて分かんないよねヒッキー。

 

 「すごいなゆきのんは、ありがとうゆきのん、あたしなんかスッキリしちゃった、うんあたしも考えてみるよ、将来何ができるかって!」

 

 やっぱゆきのんすごい、あたしゆきのんと友達になれて良かった。

 

 「…いいえ、由比ヶ浜さん…本当に凄いのは貴女よ。」

 

 ほへっ!?あたしが凄いって、何の事なんだろう…。 

 

 

 

 

 

 

  南房総市『御○山山中西部』4月7日 PM3:23

 

 俺はルリオオカミに先導されて御○山の山中を駆ける、こいつは数あるディスクアニマル達の中でも地上走行速度はトップクラスに速い(その最高速度は125㏄バイクの最高速度並み)上に小さいし小回りも効く、つかディスク自体が小さいから小回りは当然か。

 

 この山自体はそれ程大きく無い小さな山だが、それでもかなり人里から離れたんだって事が窺えるくらいには樹木が生い茂り空気も街のソレとは違っている事が実感として感じ取れる。

 まあそんな状態の場所を駆けているんだから、全力近いスピードで走っている訳じゃ無いが、それでも一般の人とは比較にならない速度で駆けている、いやマジ本当に我ながら良くぞここ迄鍛え上げたなと、自分で自分を褒めてやろう。

 べっ、別に誰も俺の事を褒めてくれないからとかそんな事は無いんだからね、昔と違って今はな。

 と…まぁふざけた脳内思考は一旦この辺までだな、何やら周りの雰囲気があまり良くないものに感じられる、こいつは近いな、まだまだ独り立ちして一年にも満たない新米のカンだけどな。

 

 「おい、ルリオオカミ止まれ!」

 

 俺はルリオオカミに声を掛け、周囲を警戒し気配を探る、ルリオオカミも俺の声に従い走行を止めるとまるで俺を真似る様に自身も警戒してか、その場で小さく飛び跳ねながらゆっくりと回転し周囲を探る、こういう仕草が妙に可愛いんだよなディスク達って、何かこうディスクアニマルに萌え萌えキュン……て事は無いけどな! とイカンまた阿呆な思考をしていたわ。

 なんでもディスクアニマルってのは、古くから伝わる陰陽道とかで言うところの式神ってヤツで、その中には動物とかの魂ってのが封じられていて、その為なのか案外ディスク毎に性格とか感情の様な物があるらしい。

 俺が先代とカガヤキさんに初めて会ったあの日俺を守ってくれたあの三体は、何てのか妙に俺の事を気に入ってくれた様で、今じゃ俺にとって公私共に相棒みたいな感じになってるし…特に熊。

 っと、そんな事を何時までも感心して見ている場合じゃ無いわな、集中集中!

 

 周囲の状況を集中して探る、風の流れを、草葉の揺れ、掠れ動く音を聴き生き物の気配を感じる、樹木の枝のしなりを舞い散る落ち葉を観察し変化の有無を見極める。

 

 そして……捉えたのは声。

 

 『鬼さんこちら、手の鳴る方へ…。』

 

 『鬼さんこちら、手の鳴る方へ…。』

 

 陰湿でオドロオドロしく不気味さを醸し出しながら、木霊するのはあまり聴き慣れたくは無いが聴き慣れてしまった感のある、男女の声だ。

 その声が俺の周囲を回るように、何度も何度も。

 

 「ん、チイッ!?」

 

そして俺は殺気の様な感覚を感じ咄嗟に左前方へと前転の要領で飛び退る、飛び退り俺は元いた位置を確認する。

 そこに居たのはその手を鋭く尖った異形の形に変え、その手を地に突き刺し俺の顔を見てニタリといやらしい笑いをする不気味だが顔の造りは中々にイケメンな男と、その後方に数メートル程離れた位置に立つやはり不気味だが妙な色香を漂わす女。

 人に非ざる魔の存在、半ば魔化魍とセットで現れる男女、童子と姫。

 

 「…はぁ、やっぱりツチグモの童子と姫かよ。」

 

 危なかった、もしコイツらの気配に感づかなかったならアレを食らってたかもな、あんな鋭いモンブぶッ刺されちゃたまったもんじゃ無いからな。

 地に突き刺さった異形の手を抜き童子と姫の2体はやはり不気味に笑いながら俺を見つめる、まぁこんなのに見つめられても何のときめきも感じないけどな。

 

 コイツラが何処から何故現れるのか諸説あるようだが、例えば一つにはその地に穢が溜まって自然発生したとか、以前は何やら奇妙な奴等が魔化魍や童子と姫を操っていたって事もあったらしいが、今回のは自然発生的なモノと考えても良いのかな。

 

 「…何かもう色々とやらかしてんみたいだよな前達はよ!?」

 

 俺は油断無く童子と姫に視線を固定して問いかける、何か意味のある返答があるとは期待しちゃいないけどな。

 

 『鬼の子かな…。』

 

 『鬼の子かな…。』

 

 ほらね、やっぱり会話が成立しませんね、八幡知ってたよ、いや知ったってかだろうなって思ったてたんだけど、取り敢えず言わずにはいれなかったんだよ察してくれ、てか質問に質問で返すなってぇの!

 

 「…ああ、鬼だよ。」

 

 だから俺はちゃんと答えてやりましたともさ、人として当たり前の事を当たり前にやってやった、これ大事。

 

 『…鬼は外!』

 

 『…鬼は外!』

 

 童子と姫はそう言いながら、その身を変えてゆく…ツチグモの童子と姫だからやっぱりその身形には蜘蛛の特徴が現れている…マジキモっ。

 

 「…いや、此処は最初っから外だからね、何ならお前らも今外に居るじゃないかよ。」

 

 季節外れの『鬼は外』に反論しながらも俺は懐から変身音叉をとりだす、目線は異形化した童子と姫(猛士では怪童子と妖姫と呼称している)から当然反らすこと無くな、何故なら妖姫が何やら行動を起こそうとしている事が見て取れるから。

 

 「!」

 

 妖姫は軽く首をのけ反らせてからその口を開き、あのこ汚い糸を俺の方へ向けて高速で射出する。

 

 「チッ!」

 

 俺はそれをサイドステップで右方向へ躱しながら、その躱した先に伸び立つ樹に変身音叉『音角』を打ち付ける。

 

 『キィーン…』と鳴り響く音叉から発せられる澄んだ金属音。

 俺は鳴り響く音叉を己の額の前へと手を挙げ運び我が身にその音が発する波動を受ける……。

 

 陽炎のような揺らめきが額を中心に広がり、やがてそれは蒼い炎となり俺の全身を包む………。

 

 「はぁー………」

 

 業火の如く燃える蒼い炎、その炎の中で俺の身体は異形へと変わりゆく…。

 

 「はぁーーーっ…たァーっッ!」

 

 変化を終え、俺はその炎を切り裂くように腕のひと振りで振り払う。

 その身は、藍色から青へとグラデーションかかった体色を基調とし手の部分は真紅、額に二本の角を持つ。

 

 清めの音色により魔を鎮め清める『太鼓の鬼』先代より去年の夏にその名を受け継いだばかりの駆け出し。

 

 その名は、当代の『響鬼』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




八幡と明日夢の鬼としての形態は響鬼さんと殆ど同じです。

身体の色は八幡が藍色〜青に手先は赤、明日夢=輝鬼は明るいキャンディブルーにやはり手先は赤、その辺りも響鬼さんとほぼ変わり無しです。
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