俺が伝説の鬼の名を襲名して良いのだろうか?   作:佐世保の中年ライダー

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お気に入り登録及び評価ありがとうございます。
やはり高い評価を付けていただくと嬉しいモノですし、その逆に低いと凹みますね。


急転する事態。

 

  南房総市『御○山山中』4月7日

 PM3:31

 

 互いにその身を異形へと変化させた俺と童子と姫は、大凡6〜7メートル程の距離を開け対峙する。

 幾らかは慣れて来たとはいえ、やはりこの時ってのは緊張するもんだな…怪童子と妖姫へと変貌を遂げたせいで奴らの表情は読めないが、怪童子の方はジリジリと此方へ向けて躙り寄って来ている事から、何らかのアクションを起こそうとしている事は明らかだ。

 

 なら、ソレをじっと待つのもアレだよな、俺は怪童子へと顔を向け、鬼面となった顔の口部を開く。

 

 「はあっ!」

 

 俺は口部から蒼い炎を撃ち出す、その蒼い炎は怪童子に直撃し、その身を激しく燃え上がらせる。

 良し、上手い具合に『鬼幻術、鬼火』が一発でクリーンヒットしてくれた!

 その炎の熱に声も無くのたうち回る様に足掻く怪童子だったが、やがて限界を越えたのか、その身を爆散させ消え失せた。

 

 「…よし、先ずは一丁っと…。」

 

 怪童子が消え去るのを確認し俺は一言呟き、油断ぜずに妖姫へと気を向ける。

 向けながら俺は、腰の装備帯からニ対の音撃棒『烈火』阿と吽を取り両手に持ち構える。

 俺と輝鬼さんは鬼としての能力特性が先代の響鬼さんとほぼ近く、その性質は炎の力であった為、鬼石の色は先代のそれと同じ赤だった。

 なので先代の引退に際してその音撃棒『烈火』の名迄をも俺が継承させていただいたって訳だ。

 

 あっ、因みに言っとくと輝鬼さんの音撃棒の名は『業火』だ。

 

 

 

 

 

  南房総市『御○山山中西部』4月7日  PM3:31

 

 童子と姫を撃退し、僕は今ツチグモと対峙している。

 その身の丈は此れまでに遭遇したツチグモに比してだけど小さい様に感じるのは 、この個体がまだ成熟していないからなのかな?

 とは言っても、その大きさは小型のトラック位はあるんだけどね。

 

 そのツチグモは再三に渡り素早くその口から蜘蛛の糸を飛ばしての攻撃を繰り返してくる、それを僕は回避或いは音撃棒『業火』にて、火炎弾『鬼棒術、業火弾』を射して相殺、それによりツチグモは僕に対して攻めあぐねている状態だ。

 だったら此処は速攻で片付けようと一気に間合いを詰め、その背に飛び乗ろうとしていたんだけど、ツチグモは何を考えているのか。

 ツチグモには知能らしきものは無く本能的に攻撃を仕掛けてくる性質だと学んだんだけど、そのツチグモは突如その身を翻し反転逃走に移った。

 

 「しかもその方角は西側、まさか向こうと合流………。」

 

 杞憂であってくれれば良いんだけど、そう願いながら僕は逃走したツチグモを追う。

 

 

 

 

 

  南房総市『御○山山中西側』4月7日  PM3:33

 

  怪童子撃破後、妖姫は俺にその口から糸を連射しての攻撃を繰り出す、その連射を烈火の先端、鬼石に炎を宿し迎撃する。

 

 「おお!こりゃ凄え我ながらよく燃えてるわな、燃えろよ燃えろよ炎よ燃えろ火の粉を巻き上げ天まで焦がせ♪ってな思わず歌っちゃって自画自賛までしちゃうわこれ、フヒッ…あっ。」

 

 俺は妖姫を挑発する意味合いも込めてそんな事を口にする、因みにこのキャンプファイヤー等でお馴染みの『燃えろよ燃えろ』の原典はフランスの民謡で原曲は『星影さやかに』と『一日の終わり』であるこれマメな。

 しかし最後にフヒッとか声に出ちゃったけど、別にコイツらにキモっとか思われたって平気だい! つ、強がりとか誤魔化しとかなんかじゃあ無いったら無いんだからねっ。

 大体今は鬼に変身しているし、素顔とか判んないだろうし、昔は腐っているとか評された俺の目も妖姫には見えんからな……。

 

 『!!』

 

 なんて事を考えていたのが徒となったのか、或いは油断してしまったのか俺は妖姫の吐く蜘蛛の糸をこの身に受けてしまった。

 

 「ヤバっ!」

 

 この糸攻撃自体にはダメージを与える様な威力は無かったが、それに依って動作を封じられるのが此方の不利に働いてしまうからな、相手が反撃に転じた時の対処が面倒になってしまう、案の定妖姫は…。

 

 『シャァァ!!』

 

 と、声?を出しながら飛び上がり先端が鉤爪の様に鋭いく尖った腕による攻撃を仕掛けてきた。

 

 「うわぁっとおぉっ!?」

 

 俺はその場から飛び退って回避に努めるがタイミングと糸によって動きをかなり制限された為か、妖姫の鉤爪の腕による攻撃を“掠める程度”だけど喰らってしまった。

 喰らいはしたけど、そのおかげで身体に巻き付けられた蜘蛛の糸を切断してくれた形になったので“おあいこ”だ。

 流石は八幡、不利な状況下にあってもそれを利用し抜け目無く覆す!

 嘘です、ただ単に偶然此方の回避行動とあちらの攻撃行動に依って、形としてそうなっただけです、嘘は良く無いですねゴメンナサイ。

 

 「…そっちの攻撃のお掛けで動ける様になったわ、サンキューな…。」

 

 俺はもう一度挑発的な言葉を妖姫に投げ掛ける、俺の左腕には妖姫の鋭い鉤爪攻撃によって付けられた傷がある、それを俺は。

 

 「ハアッ、ふっ!………よし。」

 

 掛け声を発し気合いを込て俺は腕の傷を塞ぐ、この程度の怪我なら俺達鬼にとってはどうと言う事は無い。

 敢えて妖姫の前でその傷が塞がって元の無傷な状態に戻った腕を確認がてらプラプラと振る、コレも妖姫に対する挑発行為だ、それで向こうがどう言う行動に出るかな…。

 

 『…………!!』

 

 妖姫は挑発されプッチン切れて攻撃に出るのかと思っていた俺だったが、それは外れた。

 妖姫は顔を上向きにして、上方へと蜘蛛の糸を吐き出す、その糸を樹の枝へと粘着力により接着するとそのままその糸を巻き戻すかの様に伝い、枝へと飛翔する様に登っていった。

 

 「おおっ、マジか…って感心してる場合じゃ無いわな。」

 

 俺はルリオオカミをディスク形態に戻すと、逃走に移った妖姫の後を追い疾走る。

 勢いが付いたところで大きくジャンプして妖姫を真似る様に枝へと登り、蜘蛛の糸をまるでターザンのロープの様に操り枝から枝へと飛び移る妖姫の後を追跡する。

 

 「ハッ!、ハッ!、トリャッ!」

 

 先代とカガヤキさんに鍛えてもらい、また自らも鍛えた脚力によって、俺も枝から枝へとジャンプして妖姫を追う。

 その逃走と追跡劇は時間にして数十秒といったところか、やがて俺達はあのルリオオカミが収めた映像にあった崩れた岩場の様な場所へと出た。

 

 『シャァ!!』

 

 

 「タァッ!」

 

 妖姫が枝から飛び降り着地した後、数瞬の間を置いて俺も続いて着地、岩場の前で再度相対する。

 

 「目的地にご到着ってかよ、その岩場にツチグモが隠れてんのか、それとも岩場に擬態でもしてんのか……。」

 

 『…………!!』

 

 その岩場を前にして、妖姫は再度俺に対して接近戦を仕掛けてきた。

 鉤爪の様な手を振り上げながらの突進による攻撃、と思わせながら妖姫は近距離から蜘蛛の糸を吐き出してきた。

 

 「なっ…ヤベっ、おっと!」

 

 左後方へサイドバックステップでその攻撃を回避し、次の動作で妖姫の右斜め後方へと回りこみ。

 

 「たぁりゃぁっ!」

 

 と音撃棒烈火を妖姫の後輩部へ叩き込む、するとその衝撃で妖姫はつんのめる様に倒れ伏す。

 すかさず次の攻撃、上方へと掲げた烈火を倒れた妖姫に打ち下ろす。

 

 「はあぁっ!」

 

 しかしその攻撃は妖姫が地面を回転する事で回避されてしまった。くそっ、ヤルなこいつ。

 そのまま回転動作を止めずに妖姫は転がり続けて岩場の方へとむかう(どうでも良いけどお前目が回らないのかよ、と突っ込みたくなったけど、我慢する)と岩場を背に立ち上がる、すると突然。

 

 「ん、なっ!?」

 

 俺達がいる周囲の地面が突如として、揺れはじめた。

 その揺れは最初小さかったが直ぐに大きくなり、そして……。

 

 重なり積もる岩塊を蹴り飛ばしながら巨大な複数の気味悪い脚が顕れた。

 めきょめきょと蠢くその脚の動きが、控えめに言ってもかなりキモいがそれはこれから顕れ出るだろうツチグモの一部分でしか無いんだよなぁ。

 その全身が顕れたら一体どれ程キモいやら、想像するだけで気分が滅入りそうだ…。

 

 「おっと、それどころじゃ無いってぇのっ!」

 

 ツチグモが蹴り飛ばした岩塊が砲弾の様に四方に飛び、その内の大半はこちら側つまりは俺の方に飛来して来る。

 なのでここは当然回避運動を行わなきゃならない訳で。

 

 「よっと、ハッ、ショっ!」

 

 俺は妖姫とツチグモへの対処、攻撃が出来無い有り様だ、くっどうしてこうなった!?

 …まぁそれは俺の未熟さ故ですね、認めたくは無いものだな、なんて言えないわこりゃ。

 

 そして対にツチグモがその全身を陽の元に顕した、小刻みにその身を振るいながら、ツチグモは何やら周囲を見渡している様に思われる。

 さしずめ餌になる物があるかどうかを探しているってところかな。

 

 「……お出ましかい!?しかしやっぱデカッ、そしてキモっ!」

 

 お婆ちゃんの知恵袋って訳でも無いだろうけど昔から『蜘蛛は益虫』なんて言われるよな。

 それって全ての蜘蛛が該当するって訳ゃ無いわな、なんせ世界には毒蜘蛛とかも居るんだし。

 まぁコイツは毒蜘蛛とかのレベルを遥かに超えてもう、自然界にも人間社会にとっては害悪でしかないんだよな、それを駆逐するには俺達鬼が奏で放つ清めの音色でしか出来ない訳なんだよな。

 最新の兵器とかで以ても退治出来ないって事だし、まさかハリウッドのホラーとかSF映画の様に核を撃ち込むとか尚更無理って物だ。

 魔化魍出現の度にそんな事をやってちゃ、日本の国土はあっという間に焦土と化して、人が住めない環境になってしまうわ。

 

 「だから、俺達鬼がやらなきゃなんだよなっ!」

 

 俺は両手に烈火を構え、ツチグモに相対しようと膝を軽く曲げて何時でも突進の出来る体勢を取る。

 だがしかし、ツチグモは俺が全く思ってもいない行動に出た、それはツチグモの近くに立つ、ツチグモにとっては育ての親とも言える存在である筈の……妖姫を…。

 

 『ブシャーーッ』

 

 糸を吐き出し絡め取り己の口の中へと取り込んだ、まさかの…共食い、いやこの場合は…。

 

 「……マジか、親殺しかよ…。」

 

 たちばなの猛士の関東支部にある資料室のデータベースで読んだ事があるんだが、先代が屋久島で遭遇したツチグモも親を喰い殺したってそれには書いてあったが、時を越えて当代の俺もその光景を見せられるとはな…。

 

 「…悪食にも程があるだろう…。」

 

 

 親たる妖姫を喰らい終えたツチグモは次に俺をその視界に捉え、その身体の向きを俺の方へと変えた、次の獲物は俺に決定ってかよ。

 

 「そうと解っていて黙って喰われる馬鹿は居ないってなっ!」

 

 俺はツチグモの周りを、その脚による振り下ろし攻撃に捉えられない様にウィービングしながら疾走り、ツチグモの左側方へと回り込みその一脚に烈火を撃ちつける。

 

 『ギャァーン!?』

 

 とツチグモは吠えるが、今の俺の打撃は浅くしか入らなかった様で威力は今一歩みたいだ。

 

 「クソッ、砕けなかったか!」

 

 だからと言って、此れで諦めるなんて選択肢を選ぶ訳にはいかない、俺はツチグモの挙動、特に長く太く大きな脚の動きに注意しながら更にツチグモへの攻撃を続ける。

 ツチグモ視点から見ると俺はちょこまかと動き続けるからきっと、イラッと来てるんじゃないかな。 

 動いて動いて、そして程良くいい感じの距離にツチグモの脚が位置している場所へ到達し。

 

 「だったらっ、これでっ!」

 

 烈火の先端、鬼石に炎を宿して俺は音撃棒をツチグモに対し振るうが、この攻撃はツチグモも嫌な様で脚を動かし回避行動をとり、俺の打撃は空振ってしまった。

 

 「くっ、コイツっ!?」

 

 脚をどうにか出来りゃ、ツチグモの機動力を削げるんだが、中々どうして魔化魍の本能ってのも侮れないんだな。

 しかも何気にツチグモのヤツ、回避の為に持ち上げた脚を下ろす事で反撃に転じてくるし。

 

 「マジ…本能って怖っ!」

 

 それを今度は俺が回避しながら減らず口を叩く、あれっ俺ってば結構余裕あったりするのか…ってそんなふうに楽勝ムードに浸ったりするとしっぺ返しが怖いからな、こう言う時こそ気も引き締めてっと、そこだ!

 

 「おぉりゃあっ!」

 

 俺は音撃棒烈火の鬼石に気を込めて、炎の刃を生み出しツチグモの脚に斬りつける。

 『鬼棒術、烈火剣』それがこの炎の刃の名だ、そして流石は烈火剣、それは見事にツチグモの脚の一本を半ばから断ち切った。

 

 『ギャギャァアァァーン!?』

 

 「…よっし、決まった、次だ!」

 

 己の脚が切断された事に驚愕したのかはたまた痛みに喘いでいるのか、ツチグモは大きく嘶いている。

 ならばと俺は再び烈火剣を以てツチグモの脚に狙いを定め切り掛かるが、ツチグモのヤツはどうした事か、まるで怖じ気着いたかの様に後退る。

 そしてそのまま、片脚一本を失いながらも何故かツチグモは逃走に移った。

 

 「なっ!? ちょっ…お前マジか。」

 

 脚を一本奪われたとは言え魔化魍がまさか『逃げるんだよォ!』をやらかすなんて、俺は1ミリグラムたりとも考えてもいなかったので思わず呆気に取られてしまったぜ…。

 

 「アイツ一体何考えて逃げやがったんだよ…………………………ハッ!?」

 

 俺は逃げ出すなんて思ってもいなかったから、それに付いて疑問に思ったんだが、一つ気になる事があり、天の太陽の位置を確認する、現在の時刻はおそらく午後4時前後だから陽はかなり西側に傾いている筈だ、と言う事はもしかして。

 

 「はぁ…やっぱりだアイツ東側へ向って逃げやがった…しゃあないさっさと追い掛けて対処しないとだな。」

 

 ツチグモが向かったのは傾いた太陽と反対方向つまりは東側ってことだ、そして東側と言えば輝鬼さんがもう一体のツチグモを相手取っている。

 いやまて…ならこのままいっその事輝鬼さんと合流して二対ニでやるってのも一つの方法か。

 

 「まぁ、どうするか、どうなるかは俺がヤツに何処で追いつけるかだよな。」

 

 逃げたツチグモを俺は目一杯の走力を以て追い掛ける事にした、もし俺がヤツを逃してしまったら輝鬼さんに余計な負担をかける事になるかもだからな、そいつはなるべく避けたい。

 こうやって先輩ってか師匠の事を思い動く俺マジ弟子の鏡、全日本弟子選手権が開催されたら優勝間違い無しだな…まぁそんな大会なんてありゃしないけど。

 てかマジバナすると先代とカガヤキさんこそ俺からすると師匠の鏡なんだけどな、こっ恥ずかしいからあんまそう言う事言わないけどな。

 

 「てかアイツ、木々も何もかんも無差別に破壊しやがって!」

 

 ツチグモの後を追いながら俺はヤツが残した破壊の跡に、思わずボヤキが口を吐く。

 

 

 

 

 

 

 南房総市『御○山山中』4月7日  PM4:06

 

 ツチグモのヤツが逃走を始めて、数分が経ったかな、体長が5〜6メートルもある巨体が山林の中を全力疾走?しているんだからな、そりゃ当然樹木が邪魔になるだろう。

 

 「しっかし…あんだけ木々を巻き込んでんのになんてスピードとパワーだよ、しかも一本とはいえ脚を切断されてるってのに…っと、危ねえっ!。」

 

 ツチグモのタフネスさに呆れるやら感心するやら、何とも言えない奇妙な感覚を味合わされる。

 ツチグモが逃走しながら巻き込み吹き飛ばした木々や岩塊などが、追いかける側の俺の方へと飛んでくるせいで、中々追いつけ無いが流石にそろそろこの状況をどうにかしないとな、これじゃあ大概とんでもレベルの森林破壊だ…。

 

 『しかし輝鬼さんの方はもう片付いたんだろうかな。』

 

 俺は何とは無しに、輝鬼さんの事が気になった、まっ輝鬼さんはもう十年近く鬼としての仕事を果たしているベテランだからな、新米ペーペーの俺がどうこう心配する程の事態になんてそうそう陥らないだろう。

 

 「シャアっ!先ずは人の事より自分の事だなっ…………ん、何だ!?」

 

 ふと…俺の耳は俺が追い掛けるツチグモが起こしている破壊の騒音とは違う別の音を捉えた。

 それはまだ幾分俺が居る場所からは離れてはいる様だが、次第にその音が大きくなって来ている事からそれが此方に近付いて来ている事が窺える…まさかなそんな事が!?

 

 「まさかこの音、輝鬼さんの受け持った方のがコッチのツチグモと同じ様な事になってるとかなんじゃ…。」

 

 悪い予感てのはよく当たる物で、こうなって欲しくないって事ばかりが現実になるんだよな、どうせなら良い予感の方が当たってくれりゃ良いのにね、例えるなら宝くじが高額当選するとかな、それが現実になれば俺はそれを元手に資産運用でもして一生社畜の様に働かず、悠々自適な生活が送れるのにな、結論ニート王に俺はなる!事は出来ませんよね、だって俺は受け継いでしまったからな…と要らん妄想はこれ位で。

 

 それはやはり、輝鬼さんが受け持ったもう一体のツチグモと、それを追う輝鬼さんだった。

 

 マジか、これから一体どんな事が起こるやら…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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