はいふり世界で航空主兵   作:エタノールの神様

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英語力はない!すまん!


よくよく考えたらホワイトドルフィンって白鯨じゃなくて白イルカだった

『これより我々は横須賀女子海洋学校の間宮、明石から補給を受ける!総員戦闘配置!』

 

ジリリリリリリリリリリリリリリ

 

『非常閉鎖よし!』

 

『主砲配置よし!』

 

『速射砲配置よし!』

 

『格納庫配置よし!』

 

『機関配置よし!』

 

『見張り異常なし!何も見えませんが…』

 

『無人機コントロールルーム配置よし!』

 

『電探異常なし!バッチリ間宮、明石、その周りを囲むように駆逐艦三を確認!』

 

『識別信号は?』

 

『明石、間宮、朝風、浜風、舞風と確認!』

 

『よし、無人機を出せ!無人13番機、無人12番機発艦用意!識別信号通りか確認しろ!』

 

「無人12、13番機発艦用意!」

 

「ヘリウムおよび燃料確認よし!」

 

「操作無線繋げ!」

 

「繋ぎました!」

 

「後部エレベーターに12番機を、中央に13番機を動かせ!」

 

「了解!」

 

「同志沢田!13番機を押すのを手伝ってくれ!」

 

「了解だ同志大鷲!」

 

艦長はさすがだ。味方であってもそれは乗っ取られて攻撃に来ているのかもしれない。それを考えての総員戦闘配置と偵察機発艦だろう。

 

 

 

 

 

 

一浪してるだけはあるな。

 

 

 

 

 

「13番機中央エレベーターに乗りました!我々整備士と共に甲板に上がります!」

 

「中央エレベーター上昇開始!」

 

「後部エレベーターも準備よし!」

 

「後部エレベーター上昇開始!」

 

『整備士!無人機のカメラの前に立て!映像確認を行うぞ!』

 

「了解、カメラの前にたちます!」

 

『こちら無人機コントロールルーム、カメラ映像よし、ちゃんと写ってます。』

 

やれやれ。毎回発艦の度に顔をカメラに写されるのって辛いんだよな…

 

『中央エレベーター上昇完了!』

 

『後部エレベーター上昇完了!』

 

『これより無人機が発艦する。整備士は退避せよ!』

 

「待避!待避!」

 

全く…忙しいぜ!

 

『無人機発艦準備よし!』

 

『無人機発艦せよ!』

 

今度は着艦だな…誘導灯を持ってこなきゃ…

 

『無人機コントロールルームから艦橋へ、目標探知。』

 

『発光信号によって通信し、安全を確認せよ。』

 

『了解、無人機から発光信号送ります』

 

 

 

 

「艦長、加賀の無人機より発光信号です。」

 

「読み上げて」

 

「貴艦らは停船し補給準備に入られたし、我そちらに向かい航行中」

 

「返信、了解。貴艦は我々の後ろに回り込んで補給位置に着かれたし」

 

「了解、返信します」

 

「やるわね、呉の一年生たち」

 

「台風の中突っ切ったらしいしね…」

 

「艦長は彩と一緒で一浪らしいよw」

 

「あんた覚えてなさい」

 

飛行船支援母艦加賀はぐるりと方向を変え、補給艦隊に後ろからアプローチする。

 

「第一第四小隊、第二第五小隊に仕事を引き継いだ後待機!」

 

やーっと終わったー。

 

内地(ただし境港。軍艦用の補給施設なし)に寄港して僕は精密検査を受けた。結果は良好。取り越し苦労だったようだ。

 

しかし加賀は補給していない上に当初のルートから大きく遠回りしたため燃料消費が予定より多く、また早く飛行機が見たい艦長が色々コネをつけて横須賀女子海洋学校の工作艦を補給につけることができた。

 

やったね。色々と技術支援をいただけるよ!

 

「なあ同志真田」

 

「なんだ同志大鷲」

 

「僕が精密検査をしてる間に飛行機はなおったか?」

 

「骨組みはなおったぞ!境の海上都市でブルーシートも買ったから結構出来上がったからな!あとはエンジンだけだぞ!」

 

「そこまで終わったか…」

 

「第三、第六小隊は補給準備を手伝え!」

 

「第一、第四小隊は待機続行か。」

 

「なんか整備課って雑用みたいだよな…」

 

「臨検隊も整備課から編成されるし、陸戦成績トップも整備課だし、料理に至っては主計科より上手にできる自信はあるし」

 

「自信だけじゃなくて実力も実際にあったし…」

 

「一応機関も弄れるし…」

 

「艦長の愚痴も聞いてくれるし…」

 

「もうまじで整備課ってパシられすぎだろ…」

 

「だよなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も気づかない。しれっと加賀副長が話に紛れ込んでいることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンジンあるかな…」

 

「明石に積んであったとしてももらえないよな…」

 

「もらえるわけないじゃん。150馬力以上のパワーが出るガソリンエンジンで軽いやつなんて。」

 

「やろうか?」

 

「は?」

 

「え?」

 

 

 

そこにいたのは明石の艦長、横須賀女子海洋学校3年明石組の東山彩であった。

 

「ひっ!東山艦長!」

 

「私の船に水平対向六気筒の200馬力のガソリンエンジンだったものがあるけど?」

 

「できればそれを…いただけないでしょうか…」

 

「だからあげるって言ってんじゃん」

 

「いただけるのですか!やったあ!」

 

「まって、さっき水平対向六気筒の200馬力のガソリンエンジン『だったもの』とおっしゃいましたよね?それ今はどうなってるんですか?」

 

「ちっ!勘のいい後輩は嫌いだよ。でも見せてやるさ。魔改造されたエンジンのなれの果てをな。」

 

がしっ!

 

「あのー肩を組むのでしたら肩の上に手を回すのが普通では?なんで脇の下から背中を通して…………うわ!持ち上げないで!脇に抱えないで!」

 

「ごちゃごちゃうるせーぞ!」

 

「同志真田!これ脱出する方法あるか!」

 

「あなたと同じ状況の人間に聞かないでいただきたい!ふざけんな!」

 

「よし、明石まで連行だ!」

 

「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいやああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

甲板を爆走する明石艦長東山彩の両腕には軽々と抱えられ絶叫する加賀の整備士二名の姿があった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~明石甲板~

 

「えっと…これが…」

 

「水平対向六気筒200馬力エンジンだったもののなれの果てですか?」

 

「そうだけど?」

 

「なんだこれ…要らんもん全部取っ払って機械式過給機と原付用の排気タービン式過給機取っつけてるかんじ?しかも直噴じゃん。」

 

「200馬力の面影はどこに…」

 

「これを貴様らにくれてやろう!お代は飛行機械の完成だ!」

 

「感謝感激雨あられ、下げた頭が地面にめり込み地球の反対側に出そうです…」

 

「ではこのエンジンを二個、加賀に運ぶように手配しよう。」

 

「ありがとうございま…えっ?二個?」

 

「予備が要るでしょう?」

 

「東山艦長太っ腹…ダメだこのご恩を御返しする方法が見当たらない…」

 

 

 

 

こうして僕らはエンジンを獲得、あとはエンジンルームの再設計をするのと同志沢田のトレーニングが終わるのを待つ、これだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記、同志真田が明石艦長の自室に連れ込まれたあとから奴はおならが出まくってるんだ。どう言うことだろうか?




次回、ついに動き出す。
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