はい……仕事が忙しくてこっちの方サボってました
~羽沢珈琲店~
ライブから二日…僕はいつも通りお店の手伝いをしていた。
今日はカフェごはんの練習、オムレツにナポリタン、フレンチトーストなどいろいろある。
今日はその中で、難しそうなオムレツからやってみようかな
二時間後
あれ?おかしい…全然卵が上手いことまとまらない。
つぐみ「調子はどう?」
僕は首を横に振った。予想どおりとはいえこんなに難しいとは思わなかった
つぐみ「ま、まぁ練習すればそのうちうまくいくよ!なんとかなるなる‼」
何とかなるかな?取り敢えずこれを食べようかな
⁇「こんにちは」
あれ?この声はもしかして…
つぐみ「紗夜さん!いらっしゃいませ。いつものでいいですか?」
紗夜「えぇ、お願いします。羽沢さん」
やっぱりあの時の人だ!そうだマフラーを返さないと…
僕は急いで二階に駆けあがり、あの人に貸してもらったマフラーを取りに向かった
紗夜「あら?あなたはあの夜に出会った…」
つぐみ「庄司くん。紗夜さんといつ出会ったの?」
えっと…どこから話したら…
紗夜「どうかしましたか?」
つぐみ「あ、紗夜さん。庄司くんは…」
つぐみさんが僕の声が出せないことやここで居候していることを話してくれた
紗夜「そうだったのですか…辛かったですね」
つぐみ「紗夜さんはRoseliaギターをやっているんだよ」
Roseliaのギター?この人が…そういえば、あの夜もギターケースを持っていたっけ
紗夜「自己紹介がまだでしたね。私は氷川紗夜です。先ほど羽沢さんが言った通りRoseliaのギター担当をしています」
庄司『羽沢庄司です。今は事情があり、本名は明かせませんがよろしくお願いします』
紗夜「えぇ、よろしくお願いします」
つぐみ「二人はいつであったのですか?」
紗夜「あれは…確か二月前半の寒い夜でしたね」
つぐみ「あれ?確かその時って、庄司くん病院にいたはずだけど…」
あ! バレた
紗夜「病院?そう言えば、あの公園の近くには病院がありましたね」
つぐみ「もしかして…庄司くん。病院から抜け出したの?」
コクリ
紗夜「だから寒そうな恰好をしていたのですね」
つぐみ「後ですこし、お話しようね…庄司くん」
笑顔なのに…目が笑っていない。すごく怖いよつぐみさん···
『あの夜、誰かと待ち合わせをしていたのですか?』
紗夜「えぇ、妹と待ち合わせをしていました」
『妹?』
つぐみ「紗夜さんは双子の妹さんがいるの」
紗夜「羽沢さん、日菜は迷惑をかけていませんか?」
つぐみ「はい…大丈夫ですよ」
――?
つぐみ「あ!ごめんね…分からないよね。」
紗夜「私の妹…日菜は――」
二人の話を聞いて分かったことは…
紗夜さんの妹、日菜さんはつぐみさんが通っている学校の一つ上の先輩で、よくつぐみさんに絡んでくることが多いらしい。
少し前まで、姉の紗夜さんと関係が悪かったみたいだけど、今は仲良くなっているらしい
天才か~本当にそんな人がいるんだな。
紗夜「もし、日菜が来たらその時はよろしくお願いします」
『はい』
つぐみ「あ!紗夜さんまた今度、お菓子作り教室をするので、ぜひ来てくださいね」
紗夜「はい。その時はまたよろしくお願いします」
へぇ~この人もお菓子作りするんだ。そう言えば、お菓子教室の時、僕はどうしようかな?今度、お義母さんに話してみよう
そういえば…作ったことはなかったな。これを機に僕もやってみようかな
紗夜「では、そろそろ時間なので失礼しますね」
つぐみ「はい!またのお越しをお待ちしております」
庄司『お待ちしております』
つぐみ「庄司くん?どうかしたの?」
『この町にはいろんな人がいますね』
つぐみ「そうだね!まだまだ、庄司くんに紹介したい人がいっぱいいるよ」
『いろんな出会いがあるから、この町には飽きそうにないですよ』
つぐみ「それなら良かった。さて、すこしお話をしようね」
あ!忘れてた
今更ですが、
庄司『こんにちは』は音声アプリで会話しており、
『こんにちは』これはメモで会話してます
使い分けはお店とかだと音声アプリ、プライベートはメモ会話しております
もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?
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羽丘
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花咲川