こえ無き声を届けたい   作:hirag

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11話

~羽沢珈琲店~

 

昨日はRoseliaのライブがあった…うん、最高のライブだったけど

 

蘭「…」

 

美竹さん、少し苛立っているようなに見える。

実は···少し問題が起こったそれは――

 

_________________

 

~CiRCLE~

 

『すごい演奏でしたね』

 

つぐみ「お客さんを引き込むのと盛り上げるのをやってるんだよ、すごいよね。蘭ちゃん」

蘭「まぁ、確かに…」

 

巴「スッキリしない言い方だな」

モカ「そうだよね~湊さんは蘭のライバルなんだもんね」

 

『ライバルなんですか?』

 

蘭「そんなんじゃないから!あたしはただ、あたしたちの方が盛り上がるライブにできるって――」

 

それをライバルって言うのでは?

 

蘭「聞いてる?」

 

コクリ

 

友希那「Afterglowが私達よりも盛り上がるライブを?」

 

Afterglow「――!」

 

この人、確か…Roseliaのボーカルの…後ろには紗夜さんやほかに三人のメンバーがいる

 

ひまり「友希那さん!それにあこたちも、終演後フロアに来るなんて珍しいね?」

 

あこ「みんなが来てくれてるから、ライブの感想聞こうかなーって」

リサ「微妙なタイミングで来ちゃったみたいだね~」

 

つぐみ「えっと…ご、ごめんなさい!私達そんなつもりじゃ…」

 

どうしよう?この空気…

 

友希那「自分たちが1番ライブを盛り上げることが出来る。誰しもそう思って当然よ。私達は気にしてないから、謝らなくていいわよ」

 

すごい堂々としている。良かったこれで喧嘩になりそうにな――

 

蘭「それって、あたし達の事は眼中にないって意味ですか?」

 

こ、これは不味い。と、止めないと…

 

『美竹さん、落ち着いて!』

 

蘭「アンタは関係ないでしょ!入ってこないで!」

 

美竹さんに突き飛ばされ、体勢を崩しそうになる

 

モカ「おっとと…大丈夫?」

 

コクリ

 

ひまり「ちょ、ちょっと蘭!」

蘭「比べるまでもないってことは、RoseliaがAfterglowより上だと思っていることですよね?」

 

友希那「それは…」

蘭「何その微妙な返事。それなら湊さんは、いったい――」

巴「それはどう言う意味ですか?」

 

え⁉宇田川さんまで!

 

紗夜「そのままの意味だと思いますが…」

蘭「やっぱり、Roseliaはあたし達を下に見ていることじゃないですか」

 

モカ「おぉー。ヒートアップしてますな~」

つぐみ「蘭ちゃん!お、落ち着いて」

蘭「あたしは落ち着いている」

 

あれ?よく考えたら、美竹さんは誤解しているような…

 

友希那「貴方達は、なにを言っているの?」

紗夜「こちらの意図が伝わっていないんじゃないですか?」

 

やっぱり、少し誤解してるみたいだ。

 

燐子「ご、誤解を…解かないと…」

 

蘭「もういいです。Roseliaがあたし達の事どう思っているか、よくわかりました。言葉だけじゃ説得力無いですね。だったら――2マンライブで勝負しましょう」

 

巴「ガツンとぶちかましてやろうぜ!」

 

もう止められそうにないな。これは…

 

リサ「ちょっと待ってよ!ライブ自体は楽しそうだけど、勝負って…」

 

紗夜「落ち着いてください。こちらはそんなつもりは…」

 

友希那「受けて立つわ」

リサ「友希那、ただ誤解されているだけなんだから、説明すれば…」

 

友希那「必要ないわ。彼女たちはライブで決着を望んでいる。それなら受けるのが礼儀よ」

 

_________________

 

――ってことがあった。

 

些細な誤解がこんな大事になるなんて、思ってもいなかった。

 

蘭「庄司…ちょっと来て」

庄司『注文ですか?』

 

蘭「そうじゃない。その…昨日はごめん…急に突飛ばしたりして…」

 

昨日の事気にしていたみたい。あの後はみんな各自で帰っていったから、話すタイミングがなかったから仕方ない

 

庄司『気にしてないので、大丈夫ですよ』

蘭「アンタが良くても、あたしが悪い…」

 

庄司『じゃあ、今度作品をスケッチさせてください』

 

蘭「それぐらいの事ならいいよ」

 

昨日は少し苛立っていただけなんだから、仕方ないと思う。

 

それに、今回の事はAfterglowとRoseliaの問題だから部外者の僕がとやかく言うことはないと思う

 

もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?

  • 羽丘
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