帽子…良し!カバンも良し!
今日は青葉さんに誘われて出かける準備をしている
しているけど…
つぐみ「モカちゃん遅いね」
そう…約束の時間なのに青葉さんが姿を現さない
何かあったのかな?
モカ「ごめんごめん~寝坊した」
つぐみ「モカちゃん、庄司くんずっと待っていたのよ」
モカ「おぉ~嬉しいね~モカちゃん感激。しょーくん、
僕は青葉さんに親指を立てる(`・ω・´)b
モカ「ありがとう~じゃあ、つぐ。しょーくんを借りていくね~」
つぐみ「うん…庄司くん無茶しないようにね?」
コクリ
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~商店街~
モカ「ふふ~ん♪」
今日の青葉さんは機嫌がいいみたい。そう言えば今日は何処に行くんだろう…
『どこに行くのですか?』送信っと
モカ「今日はね、モカちゃんのお気に入りのところに連れて行くよ~」
お気に入りの所?
~山吹ベーカリー~
沙綾「いらっしゃい!待っていたよ。モカ」
連れてこられたのは山吹ベーカリー
この前に千聖さんが持ってきてくれたのも、ここのパンだったような…
モカ「今日はよろしくね~沙綾」
沙綾「うん。それで、そっちの子がこの前言っていた」
モカ「しょーくんだよ」
それって…紹介出来てないような…
『羽沢 庄司です』
沙綾「山吹 沙綾、ガールズバンドPoppin'Partyのドラム兼ここ山吹ベーカリーの手伝いをやっている。よろしく、庄司」
山吹さんと握手をした
沙綾「さて、早速始めようか」
始める?何を始めるのだろうか
モカ「あぁ、しょーくんにはまだ話してなかったね。今日はね~」
青葉さんは腕を大きく広げこう言った
モカ「今日はパンを作ろうと思います」
え?
~厨房~
沙綾「どんなパンを作りたい?」
モカ「塩パン」
『クロワッサンとか?』
モカ「あと…しょーくんが持ってきてくれた。あれ?」
カバンからあれを出す
沙綾「それって…ジャム?」
モカ「フフフッ···これはしょーくんが今日のために作ってくれたんだよ~」
昨日、お店に出すため試作したリンゴジャム
青葉さんに頼まれてもう一瓶作って持ってきた
沙綾「へぇー味見していい?」
コクリ
モカ「アタシも……こ、これは…」
沙綾「美味しい!ねぇ、このジャム…家の分も作ってもらっていい?」
そんなの美味しくできたんだ…良かった良かった
『つぐみさんと話してからでいいですか?僕一人で判断できないので』
沙綾「うん、いいよ。そうだ!いっそのことコラボ食品でも出しちゃう?」
それもいいかも…でもやっぱり僕一人では決められないな~
沙綾「まぁ、つぐに伝えておくね」
コクリ
沙綾「さてと、モカ。何時まで舐めているの?」
モカ「いやぁ~美味しくて…つい」
三分の一ぐらい減っている。
沙綾「じゃあ、モカの塩パンから作ろうか」
モカ「あいさ~」
パンをこねるのにスマホもスケッチブックも使えない
ジェスチャーで何とかするしかないか
沙綾「さて、まずは…」
小麦粉、砂糖、イースト菌 今回は塩パンだから塩を少し多めに…
軽くなじませて、水、牛乳を入れてこねる
モカ「ベトベトしてる~」
沙綾「まだゲルテンが繋がってないからね」
ゲルテン?あとで調べてみるかな?
沙綾「台にこすりつけるようにこねていくといいよ」
モカ「おぉー」
沙綾「庄司くんの方も大分いい感じになってきたね」
ベトベトしていたのが段々まとまってきてモチモチしてきた
沙綾「じゃあ、今度はこの生地を叩いていくよ」
叩く? 取り敢えず、麺棒で生地を……
沙綾「あぁ!麺棒で叩くんじゃなくて…こうするの」
山吹さんは生地を台に叩きつけ、手前から奥に生地をこねる
モカ「しょーくん、猟奇的だね~」
沙綾「やってみようか」
コクリ
暫く生地をこねくり回し、発酵させる
発酵させている間に、Poppin'Partyの話や、普段僕が何をしているか話や、山吹さんの妹さんたちと遊んで時間を潰した
~二時間後~
沙綾「あとは焼き上げるだけだね」
僕のリクエストのクロワッサン。青葉さんの塩パンを焼き上げる
焼いているパンたちが膨らんだり萎んだり繰り返している。
これは…見ているだけで楽しい!
モカ「しょーくん、オーブンずっと見ているね」
沙綾「生地が膨らむところが面白いからね。さてそろそろ…」
チン!
沙綾「出来たみたいだね」
山吹さんが焼きたてのパンを取り出す
モカ「さてさて、お味は…」
美味しい!焼きたてのパンって初めて食べた
沙綾「うん。美味しくできたね」
モカ「ここにしょーくんのジャムを乗せて…う~ん!美味しい!」
沙綾「どれどれ…うん、酸味が効いてて美味しいね」
確かに、塩とジャムがいい感じに組み合わさっている。
そうだ!お義父さんたちの分も持って帰ろう
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1時間後
『山吹さん今日はありがとうございます』
沙綾「ううん、こっちこそジャムありがとうね。今度はライブ見に来てよ」
コクリ
モカ「じゃあね、沙綾」
沙綾「またのご来店お待ちしています」
『青葉さん今日はありがとうございます』
モカ「つぐに頼まれたからね~しょーくんにいろんなところに連れて行ってって」
つぐみさんが…この町に来てつぐみさんに助けてばっかりだ
モカ「それに…あたしもしょーくんとお出かけしたかったし」
悪戯っぽく青葉さんは言った
モカ「じゃあ…またねー」
僕は手を振り、青葉さんを見送った
~羽沢珈琲店~
つぐみ「お帰り!庄司くん」
ふと…山吹さんの妹たちを思い出す。
つぐみさんは僕の事をどう思っているんだろ?
年齢的には同い年だけど···この家に来たことを考えると···弟になるのかな?
つぐみ「どうかしたの?」
僕は首を振り、ただいまの挨拶した
もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?
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羽丘
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花咲川