さて、物語も中盤に差し掛かってきました。
それに伴って次回作について少しアンケートにご協力お願いします。
アンケート内容は次回作のメインヒロインについてです。
期限はつぐみ編が終わるまで募集しようと思います
~羽沢珈琲店~
庄司くんが部屋に引きこもって3日経っている…
部屋の前にご飯を置いても、全然手を付けていない…
ひまり「つぐ…どうなの?」
つぐみ「今日もダメみたい…」
巴「いったいどうしちまったんだ?庄司の奴」
モカ「この前まで特に何もなかったけど…」
蘭「つぐみが迎えに来てから様子がおかしくなったんだよね」
つぐみ「うん…急にお父さんを見た途端に怯えてて…」
巴「う~ん…そうなると…」
つぐみ「お父さんが悪いことになるよね」
モカ「でも、どうしてつぐパパを見て、怯えたんだろうね~」
蘭「……」
ひまり「蘭?どうかしたの?」
蘭「庄司は過去に酔っ払った親に虐待されていたのをこの前聞いて…」
虐待…確か庄司くんは親の虐待でここまで逃げてきたんだった
つぐみ「あの時、お父さんはお酒を飲んでいたよ。もしかして…」
モカ「‘フラッシュバック’だね」
ひまり「フラッシュバックってなんだっけ?」
巴「確か…あれだろ?辛い体験を思い出すやつだろ?」
蘭「対処法は?」
モカ「えっと…薬で抑えたり…気持ちを切り替えさせた方がいいみたい」
つぐみ「薬…他に方法は?」
モカ「あとは…安心できる人に話を聞いてもらったり、環境を変えてみたりした方がいいみたい」
安心できる人…庄司くんにとって安心できる人って誰だろう…
ひまり「安心できる人って…それってもう…つぐの事じゃん!」
つぐみ「え⁉」
モカ「もう3ヶ月ぐらい同じ屋根の下で住んでいるし~」
つぐみ「ちょっとモカちゃん!わ、私と庄司くんはそんな…仲じゃないし…」
巴「それを言うなら、蘭も庄司を一日家に泊めたよな」
蘭「まぁ、そうだけど…」
ひまり「その時、変な様子じゃなかった?」
蘭「変かどうか分からないけど…あの日の夜雨が降っていたでしょ?」
ひまり「うん」
蘭「つぐみに聞くけど、雨の日。庄司は外の様子を見ていた?」
雨の日…確か庄司くんは、雨の日には外の様子を見ていたような…
巴「何か関係あるのか?」
蘭「あいつは、雨時には母親が死んだ日を思い出すって言ってた」
モカ「どういう事?」
蘭ちゃんから庄司くんの過去をきいた
ひまり「そうだったんだ…」
巴「でも、つぐも知らないことがあったんだな」
つぐみ「う、うん。本人から無理やり聞き出すは…」
モカ「抵抗あるよね~」
蘭「……」
ひまり「蘭。まだ何かあるの?」
蘭「ううん…なにもない」
ドゴーン!!
二階から大きな音がした…
巴「今の音は何だ⁉」
つぐみ「丁度、真上の階は庄司くんの部屋なの…」
ひまり「見に行った方がいいんじゃ…」
つぐみ「見に行っても鍵がかかって中に入れないの…」
モカ「合鍵ないの?」
つぐみ「あるけど…」
蘭「なら!直接行けば…」
つぐみ「ダメだよ!」
ひまり「つぐ⁉」
つぐみ「今はそっとしておいてあげた方が…」
巴「そうだな…あいつが一番苦しんでんだ。アタシ達に出来るのは待つだけだな」
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「おい!金を出せ!」
庄司「はい…父さん」
「これっぽちか…何してる!早く稼いで来い!」
庄司「もう喉が……そろそろ水を……」
「お前なんかに飲ませるものなんてねぇよ!ほらぁ!さっさと行けよ!!」
庄司「グフッ!」
体中を殴られて、喉が熱い…
「二度と俺に口答えするな!」
庄司「どうして…」
「所詮お前は金蔓…俺のために生きればいいんだよ!」
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庄司「……ッ‼」
また、あの夢…
――ッ⁉
全身が痛いし、気持ち悪い…
空腹感がある。あるけど胃が受け付けない。胃に何か入れないとダメなのは分かっている。分かっているけど…
そんな気分じゃない…時間は…15時…今日こそ外に出ないと
ドアノブに手を付けるが――
庄司「――⁉」
強い吐き気が襲う。昨日もそうだ。部屋から出ようとするたびに身体が拒否反応を起こす
外に出れば、また…
ドアノブから手を離し、後退りし破り捨てた紙に足を取られ転倒する
ドゴーン‼
そのまま這いずり布団に包まる
ここに居れば、殴られることもない…あいつも入ってこれないはずだから…
もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?
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羽丘
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花咲川