こえ無き声を届けたい   作:hirag

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どうも皆さんhirag(ひらぐ)です

前回あとがきに乗せるのを忘れていましたがアンケートを募集中です。
もう何人かには協力していただいていますが、今後のストーリー展開に重要な事なのでここで告知しておきます。

締め切りは来週の水曜日までにします。


2話

~翌日~

 

病院生活1日目

 

朝食は栄養バランスを考えられたものが出された。

大抵の人から病院食は不味いと聞くがゴミを漁っていた頃に比べれば、とても美味しかった。

 

酒井「おはよう、笹野くん。朝食を取ったばかりだけどリハビリに行こうか」

 

車いすに乗り、看護師の酒井(さかい)さんとリハビリルームに向かう

 

酒井さんは良く僕に話をかけてくれる。頷くことしかできない僕にいつも楽しそうにいろんな話をしてくれた。この前は、ライブに行ったらしい。

 

酒井「はい、到着!まずは指を動かす練習をしようか」

 

リハビリは文字を書くことを考えて、指を動かす練習を優先的に取り組むことになった。

 

4時間後

 

リハビリを終え、昼食の時間だ。栄養の事を考えたバランスのいい和食が出てきた。

 

今日の予定は昼食の後に冨田医師とのコミュニケーションぐらいかな…それにしても昨日の人たち本当に来るのかな?

 

 

昼食後

 

 

冨田医師「やぁ、気分は大丈夫かな?」

 

『平気です』

 

冨田医師「それは良かった。さて、君にいくつか聞きたいことがあるけどいいかな?」

 

聞きたい事?何だろう。取り敢えず頷いた

 

冨田医師「まず、君の出身は何処かな?」

 

『千葉県の船橋市です』

 

冨田医師「船橋市⁉そんなところから逃げてきたんだ!すごいね。大したものだよ」

 

冨田医師はメモ帳に何かを書いている。

 

冨田医師「次は君の年齢は?」

 

『16です』

 

冨田医師「16歳ね」

 

またメモ帳に書き込む。こんなやり取りを一時間ぐらいした。

_________________

 

~夕方~

 

冨田医師とのコミュニケーションを終え、酒井さんから貸してもらった小説を読んでいた

 

小説の内容は恋愛のもだった。本を読んでいてこんな人生なんてありえない。そう思いつつも続きが気になる、複雑な気持ちだ。

 

 

ガラガラ…

 

蘭「こんにちは」

モカ「ちは~」

 

美竹さんと青葉さんが来てくれた。背中には何か大きなものを背負っている

 

『本当に来てくれたんですね』

 

蘭「近くを通っただけですから…」

モカ「とか言いつつ気になっていた蘭であった~」

蘭「モカ!」

モカ「さーせん」

 

賑やかな人たちだな。そうだ…

 

『ここで話すより、談話室に行きましょう』

 

蘭「うん。分かった」

モカ「りょうか~い」

 

美竹さんと青葉さんの手を借りながら、車いすに乗る。

 

蘭「軽っ!」

 

車いすに乗せてもらった時、美竹さんはそう言った。

 

モカ「しっかり食べていますか~」

 

『今日ようやくまともな食事をとることが出来ました。それまでゴミを漁っていましたから』

 

モカ「っ⁉ご、ごめんなさい…」

 

『別にいいですよ』

 

蘭「優しいですね…」

 

そんなやり取りをしていると談話室に到着した

 

『後の三人は…』

 

モカ「ひーちゃんとトモちんは部活で少し遅れてくるよ~」

蘭「つぐみは生徒会で後から来ますよ」

 

部活と生徒会…久しぶりに聞く単語だ。

 

『聞きたい事があればどうぞ』

 

蘭「じゃあ、年齢は?」

 

『16』

 

モカ「モカちゃん達と同い年ですな~」

蘭「年上だと思ってた…」

 

『敬語は使わなくていいですよ』

 

モカ「りょうか~い」

蘭「笹野さんがそう言うなら…」

モカ「次は、えっと…あぁ~好きな食べ物は?」

 

食べ物か…う~ん…

 

『リンゴ』

 

蘭「意外と普通…」

モカ「モカちゃんはパン!」

 

ひまり「こんにちは!」

巴「笹野さん来ましたよ!」

つぐみ「元気そうですね」

 

そんな会話をしていると上原さん達も到着した

 

あれ?どうして談話室にいるってわかったんだろう?

 

モカ「モカちゃんが知らせておいたよ~」

つぐみ「あれ?モカちゃんどうして敬語使ってないの?」

蘭「笹野はあたし達と同い年だから」

巴「年上だと思ってた…」

ひまり「それでいまはどうゆう状況?」

モカ「質問中~」

 

『何でも聞いていいよ』と書いて見せた

 

巴「じゃあ、出身は!」

 

冨田医師に聞かれたのと同じ内容だから、出身を書いたページを探し出す

 

つぐみ「え⁉ち、千葉から!」

ひまり「ちょ、ちょっと待ってよ」

 

上原さんがスマートフォンで何かを調べている。しばらくすると…

 

ひまり「ええええ⁉」

つぐみ「どうかしたの?」

ひまり「笹野さんの出身から私達が出会った場所の距離を調べたんだけど…」

モカ「どれどれ…おぉ~これはすごい距離ですな~」

蘭「22km…‼」

巴「マジかよ…」

 

そんなに移動してきたんだ。逃げることに夢中で気にしていなかった。でも、ここまで逃げればお父さんにも捕まらないはずだ。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、この日の面会時間は終わった。

 

もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?

  • 羽丘
  • 花咲川
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