こえ無き声を届けたい   作:hirag

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2話

冷たい雨が体を冷やす・・・僕はもう帰れない。もう彼女たちの迷惑になるわけには・・・

 

???「あら?あなたはつぐみの所の子じゃない!」

 

黄色い傘を持った金髪の少女ともう一人の少女が僕の前に立ちはだかる

 

???「こんなところで何してんの?」

 

庄司「・・・・・・」

 

???「ねぇ!美咲。この子どうして何も話さないのかしら?」

 

美咲「確か・・・病気で声が出せなかったような?」

 

二人の会話を聞き流し、再び歩み始める

 

美咲「待って!この雨の中何処に行くの?」

 

どこってどこでもいい

 

こころ「黒服のみんな」

 

金髪の少女がそう言うと黒服の女性が僕を囲むように現れた

 

そして、リムジン?

 

大きな車に乗せられた

_________________

 

 

夢を見た。

 

もう十年以上前の出来事なのに・・・

 

あれは夏休みの出来事だったけ・・・

 

あたしは蘭達と遊んだあと家に帰る途中だった。あたしはふと・・・河川敷をみる

 

そこには河川敷で一人の男の子が座り込んでいた

 

男の子「あれ・・・何処に行ったの・・・?」

 

男の子は草むらを搔き分けながら何かを探していた

 

もか「どうしたの~?」

 

あたしはその男の子の近づいて聞いてみた

 

男の子「おとうさんと・・・おかあさんの・・・写真を落としたの・・・」

 

男の子は泣きそうになりながらそう言った

 

もか「もかちゃんも探してあげる」

 

あの時のあたしはどうしても男の子の事を放っておけなかった

 

しばらく探しても写真は見つからなかった。そして――

 

「繧キ繝ァ繝シ縺上s。こんなところで何してるの?」

 

母親らしき人物があたし達に近づいてきた

 

男の子「おかあさん・・・しゃ、しゃしんが・・・」

 

母親「うんうん・・・失くしちゃったんだね。でも大丈夫。また一緒に撮ればいいから」

 

男の子は母親に泣き着いていた

 

そして、母親はあたしの頭を撫でながらこう言った

 

母親「あなたも一緒に探してくれたのね。ありがとうね、お礼にこれあげるね」

 

あたしは男の子の母親から飴を貰った

 

母親「じゃあね。行くわよ、繧キ繝ァ繝シ縺上s」

男の子「うん・・・」

 

親子は河川敷を後にしていった。

 

_________________

 

目を覚ますと全身汗だくになっていた

 

モカ「どうして今になってこんな夢をみたんだろう・・・それにあの子は誰だったんだろう?」

 

しょーくんが行方不明になってもう3日経った

 

警察に捜索願を出そうと提案したが、しょーくんの父親の件もあって話し合った結果出さないことなった

 

でも、あたし達は探し続けた。リサさんや沙綾・・・ポピパやRoseliaにパスパレとハロハピのみんなにもしょーくんを探すのを手伝ってもらった。

 

でも、ハロハピの美咲ちんだけは・・・なにか違和感を感じた

 

 

美咲「あ、おはよう・・・青葉さん」

モカ「おはよー美咲ちん。」

 

美咲「えっと・・・探してた子見つかった?」

モカ「ううん・・・まだ」

 

美咲「そう・・・あの、青葉さん。放課後あたしの家に来てくれない?連れて行きたいところがあるから・・・」

 

モカ「?」

 

 

~放課後~

 

美咲「あ、こっちこっち」

 

放課後、バイトも練習もなかったからあたしだけ美咲ちんの所に向かった

 

モカ「美咲ちん。何処に連れて行くの?」

美咲「こころの所です」

 

 

黒服「こちらの部屋です」

美咲「ありがとうございます」

 

黒服の人はあたし達を一つの部屋の前に案内し終えるとどこかに去っていった

 

モカ「美咲ちん。この部屋は?」

美咲「青葉さん、もしもの事があるのであたしから離れないでください」

モカ「?」

 

美咲ちんが扉を開けるとしょーくんが大きなベットに眠っていた

 

モカ「しょーくん⁉」

美咲「あ、青葉さん!」

 

美咲ちんの言葉を無視しあたしはしょーくんの傍に駆け寄る

 

しょーくんは汗をかいて顔が少し赤かった

 

美咲「黙っててごめんなさい。彼をここに匿ってからしばらくの間、黒服やあたし達を拒絶してて危なかったから黙っておくことにした・・・」

 

モカ「顔が赤いけど・・・しょーくんに何かあったの?」

美咲「あたし達が出会った時、その子は傘を持ってなくて雨に濡れてたから多分風邪をひいてるだけだと思う」

 

モカ「しょーくん・・・」

 

あたしがそう呟くと、しょーくんは目をうっすら開けあたしを見つめてる

 

[髱定痩縺輔s?溘←縺?@縺ヲ縺薙%縺ォ?]

 

しょーくんはあたしに向かって何か言ったけど解らなかった

 

モカ「しょーくん・・・ねえ、美咲ちん一つお願いしてもいいかな?」

 

_________________

 

~翌週~

 

あたしとしょーくんは皆には内緒で密会をすることになった。その理由は・・・

 

モカ「ヤッホー!しょーくん元気にしてる~?」

 

扉を開けてみるとしょーくんは部屋の隅でうずくまっていた

 

モカ「大丈夫~?」

 

この状態でみんなと会ったらどうなるか分からない

 

あたしは後ろから抱き着く。冷たい・・・布団に包まっているのにしょーくんの身体はとても冷たかった

 

モカ「大丈夫・・・大丈夫だよ・・・」

 

[縺溘☆縺代※縺斐a繧薙↑縺輔>縺斐a繧薙↑縺輔>]

 

しょーくんは譫言のように口を動かしていた

 

あたしは強く…強くしょーくんを抱きしめた

 

数分後

 

しょーくんの身体の震えが収まった

 

モカ「落ち着いた?」

 

コクリ

 

冷静になったしょーくんは静かに頷いた。その次にしょーくんは空を見ていた

 

 

 

もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?

  • 羽丘
  • 花咲川
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