こえ無き声を届けたい   作:hirag

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アンケートにご協力ありがとうございました。

近いうちに次の話を投稿できればいいな~


3話

あたし達があの人…庄司を助けてから1週間が経った…

 

初めは言葉を話せないことに驚いたけど、彼はとても優しい人だとわかった。

 

でも、偶に悲しそうな顔をする時がある。その時はバンドの話をしているとき

 

退院出来たらライブに招待する話もあったけど、あたしは反対した。

 

庄司の過去になにがあったのかは知らないけど。あの悲しそうな顔が頭から離れない…

 

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~羽丘女子学園~

 

友希那「美竹さん」

蘭「湊さんどうかしましたか?」

 

Roseliaのボーカル、湊さんが校門前で待っていた

 

友希那「貴女が最近病院に通っているって聞いたわ。何かあったの?」

 

湊さんの言う通り、ここ最近は練習が終われば庄司の様子を見に行っている。

 

蘭「ご心配なく…友達が入院しているだけですから」

友希那「そう、なら良かったわ。呼び止めて悪かったわね」

 

蘭「いえ···これから練習がありますので···」

_________________

 

~つぐみside~

 

今日も練習が終わり、庄司くんがいる病院に来ていた。

 

初めて会ったときは、怖がっているような顔をしていたけど、ここ最近彼はよく笑うようになってきた。

 

普段はニコニコ笑いながら話を聞いてくれるけど。バンドの話をすると彼から笑顔が消えた。

特にキーボードの話をすると、とても辛そうな顔をしていた。

 

ひまり「庄司くんやっぱり辛そうな顔していたね…」

モカ「バンドより音楽事態に嫌な思い出があるのかも」

巴「本人に聞こうと思ってもな~」

蘭「調べてみる?」

つぐみ「それはちょっと…」

 

庄司くんの過去になにかあるのが気になるけど…それはすこし悪い気がする

 

巴「何も話さなかったら大丈夫だろ」

つぐみ「それもそうだけど…」

蘭「やっぱり、本人が話すまで待ってみよう」

モカ「さんせー」

 

 

_________________

 

~庄司side~

 

食事を終え、ベットに座りすっかり暗くなった外を眺める…

 

彼女達はAftergrlow…の名前でバンド活動をしているらしい

バンドか――もし声が出るのなら僕はボーカルかな?

 

もしそんなことが叶うのならお金のためじゃなく、自分のために歌いたかった…

 

こんな願いを祈ったとしても返ってくるのは残酷な現実だ。

 

歌うことも人と話すこともできない…こんな僕に生きている意味なんてあるのだろうか?

 

僕はベットから立ち上がり、気分転換で外の空気を吸うため、ふらつく足で病院から抜け出した

 

 

_________________

 

病院から抜け出し、近くにある公園でボーっと空を眺めていた

 

星を見ようと思っても僕が住んでいたところと違って周りが明るすぎて見えない…

 

ふと、お母さんの言葉を思い出す――

 

『悪いことの後にはきっといいことがあるわよ』

 

本当にそうなのかな?お母さん……

 

お母さんの口癖を思い出していると――

 

⁇「こんなところで何しているのですか?」

 

声がする方向に顔を向けると真面目そうな女性がいた。

一瞬、病院関係者に見つかったのかと思いドキッとした。

 

⁇「隣いいですか?」

 

コクリ

 

⁇「失礼します」

 

女性は僕の隣に座り、美竹さんや青葉さんが持っていたものと同じようなギターケースを降ろした。

 

この人もギターを弾くのかな?

 

………

 

しばらくの間沈黙が続いた

 

話しかけようと思ってもスケッチブックを置いてきてしまったので、どうすることもできない

 

⁇「寒くはないのですか?」

 

女性は聞いてきた。今は1月の下旬、寒さが厳しい時期だ。

 

僕は首を横に振った。でも正直な事だけど少し寒い――

 

⁇「その状態だと風邪をひきますよ。せめてこれを――」

 

女性は自分が巻いていたマフラーを僕の首に巻いた。

 

温かい…この人もどうして僕にこんなことをしてくれるのだろう?

 

⁇「お姉ちゃ~ん!!」

⁇「私はもう帰りますが貴方も早く帰った方がいいですよ。今日は冷え込むので」

 

そういって女性は公園の出口に向かって行った。出口には手を振っている女性と帰っていった…

 

この後、大人しく病院に戻り寝ることにした。

幸いなことに僕が抜け出したことは誰にもバレてなかった

 

 

もしも主人公(庄司)が学校に通うなら?

  • 羽丘
  • 花咲川
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