雲居の空   作:くじぃらぁす

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想いを言葉に乗せて

今からこの姿を夜去に見せるのか、すごく恥ずかしい。私おかしくないかな?しのぶも夜去に見せるのを恥ずかしがっているみたいだ。

今まで私は男性に対して特別な感情を抱いたことなどなかった。

でもあの日から、夜去のことを考えると胸が痛い。

貴方が私を助けてくれた、本当の私、胡蝶カナエを見つけてくれた。

みんなの心を照らしてくれる太陽に、私は恋をしてしまったんだ。

 

「カナエちゃんにしのぶちゃん。障子開けるよ???」

真菰ちゃんは私達を揶揄うように言っている、まだ心の準備ができていない。

変に思われないだろうか、変なところはないだろうか。

しのぶと私は真菰ちゃんの手を止めようとするが、それはもう遅く障子を開けてしまった。

 

「とっても似合ってます。着物姿がこれほど似合う人いませんよ」

「楽しんできてくださいね」

顔を紅くしながら言ってくれた、本当に思ってくれているんだと思う。

私達もいつか普通の女の子の生活を送ってもいいのかな。

そんな日を迎えることができたら伝えたいな、この私の想いを。

夜去、あなたの事を愛していると。

 

「夜去、何したらいいかわからないよ」

みんなで街に出掛けるなんて初めてだから、何をしたらいいかわからない。

 

「何をするか、みんなで考えるのも楽しいと思いますよ?」

「いつか、こんな毎日が普通になった時困りますよ?今日で練習してきてください」

夜去はいつかこの日常が訪れることを確信しているんだ、明るい未来を見ている。

 

「うん!夜去に真菰ちゃん、いってきます!」

 

「はい、いってらっしゃい」

お父さんとお母さんも私としのぶが街に出掛ける時に言ってくれた。

とても懐かしい、今日だけはいいのかな。普通の女の子に戻っても。

 

「手繋いで行こ?みんなで」

私の守りたい人達、そして私の大切な家族だ。

 

────

姉さんがこんなに嬉しそうに笑うのはいつぶりだろう。

もう見れないと思っていた笑顔を、夜去が取り戻してくれた。

街の人達に手を繋いでいた私達はものすごく見られてしまった。とても恥ずかしい、でもこの繋いだ手を絶対に離さない。

 

「どこ行きたい、しのぶ??」

 

「どこがいい?アオイ」

 

「私ですか?カナヲはない?」

 

「カナヲさん私達を見てもわかりませんよ〜」

誰も決めれないじゃない。どうするのよ、これ。

誰も決めれずに、全員が悩んでいる光景が可笑しく、みんなで笑っていた。

夜去の言ってた意味がわかった、みんなで何をするか考えるのも楽しい。

この事を忘れていた。昔は姉さんと二人で今日は何をして遊ぶか、何を勉強するか、どこへ行くかを考えていた。

その日々は楽しかった、そんな日々もなかったことにしていたんだ。

思い出させてくれてありがとう、そしてまたみんなとそんな日を過ごさせてくれてありがとう夜去。

今なら言えます、私は夜去、あなたの事を心の底から愛しているんだ。

いつか伝えることができたらいいな、今はまだ恥ずかしくて本人には言えないけど。

 

「お昼だから、ご飯でも食べる?」

お鍋を食べれる所に来た、みんなで一緒に食べれるからだ。

 

「しのぶ、生姜の佃煮あるよ。頼まないの?」

お母さんの作ってくれるのは世界で一番美味しく、大好きだった。

でもあの日、以降に食べるのは何かが違う気がした。

 

「今日は、大丈夫」

 

「頼もうよ。ね??」

そこまで言われたら断れないでしょ、姉さんはずるい。

 

「はい、あ〜ん」

昔みたいにしないで、恥ずかしい。もう十五歳で、もう大人よ、背はあまり高くないけど……

すごく美味しい、何でこんなに美味しいんだろう。

──

「お母さんの生姜の佃煮は、何でそんなに美味しいの?」

 

「お母さんは別に何もしてないよ。いつかしのぶも美味しくなる魔法に気付けたらいいね」

 

「魔法なんてないよ、絶対何かあるんだ。待ってて、私が絶対に見つけるから」

 

「絶対にあるよ〜。うん、待ってるね」

──

お母さん、私やっとわかった。

大切な人と一緒に食べる、それが美味しくなる魔法だよね。

最近は忙しく、みんなでゆっくり会話をしながらご飯を食べる機会も減っていた。

お母さんの言ってた通り、これは魔法だった。

 

「しのぶ、どうしたの?泣くほど美味しかった?」

 

「うん、とっても美味しい。それにずっと分からなかった事が分かったの」

「一日。一食はみんなでご飯を食べない?」

 

「一食なんて言わずに、三食にしよ〜」

幸せだな。夜去もそこにいればいいのに、怪我が治ったら居なくなってしまうのだろうか。

ずっと一緒にいてほしいな、頑張って伝えてみようかな。

 

────

カナエ姉さんと、しのぶ姉さんに蝶屋敷に連れて来てもらった時は何も感じることができなかった。

今は感じないわけではないんだ、でも言葉に出す事ができない事がたくさんある。

辛い思い出しかない、親から暴力を振るわれる毎日。でもそんなのもいつの日か辛くなくなった。

全部どうでもよくなった、自分じゃ決められない、このコインがないと決められない。

でも今日なら伝えられるのではないだろうか。それに今日言えなかったら、この先も言えない気がする。

勇気を出さないと、でもあと少しの勇気が出ない。

そんな時、夜去さんが私に預けてくれた羽織が背中を押してくれたような気がした。

 

「カナエ姉さん、しのぶ姉さん、アオイ、きよ、すみ、なほ」

呼んでしまった、手汗がすごい。なんて言ったらいいんだろう、なんて言えば伝わるだろうか。言葉が出てこない、みんなが心配そうに私を見つめている

夜去さんも言っていた、ゆっくりでいい、ゆっくりで言いんだ。私の想いを聞いてもらおう。

 

「私は……みんなと…過ごせる日々が……とても幸せです」

「蝶屋敷の…みんな……のことが………………とても私は大好きなんです」

とても聴き取れるような声ではなかった、みんなには届いいないと思う。

下を向いた顔を上げれない。どんな顔をしているのかな。

 

「カナヲの本心を初めて聞けた気がする」

「姉さん、とっても嬉しい」

顔を上げるとそこには、みんなの笑った顔があった。下を向いていつもみなかった笑顔。

こんなにも綺麗だったのか、私もこんな風に笑えるのかな。

 

「カナヲ、今笑ったよね??いつもとは違う笑顔だった」

 

「アオイ、私が?」

私は笑えたのだろうか、いつも人には笑顔を向けるようにしている、作った笑顔を。

笑顔というのは作る物ではないんだろうか、ふとした拍子になってしまうものなのかな。

私もみんなのように笑えているといいな。

 

夜去さん、私伝えることができたよ、本当にこの羽織は私に勇気をくれた。

この羽織を夜去さんに預けた人は、とても大切な人で、とても優しい人で、姉さんのような人と言ってたな。

どんな人なんだろうか、私もなれるかなその人のように……

何故かわからないけど、夜去の事は兄ではなく、弟みたいな存在だと思ってしまう。

私よりも背が高いのに、私よりも年上なのに、なんでだろう今度聞くことができたら聞いてみよう。

でも私は夜去のことがとても大切な存在だと思ってしまう、さっきから呼び捨てにしてしまったいた………

何か約束をしなかったっけ、とても大切な。

 

「姉さん、私は夜去さんの事を弟のように思ってしまうんですよね」

「自分よりも背が高いのに、年齢が上なのに」

 

「カナヲ、それならしのぶは妹になるね」

 

「………」

 

「カナヲ??どうゆうことかな?詳しく聞いてもいい?」

 

「……わかりません」

怖い、怖い、しのぶ姉さんがとても怖い、走って逃げるがすぐに追いつかれてしまった。

私は今怖いという感情を感じることができた、これから沢山の事を感じれたらいいな、蝶屋敷のみんなと過ごしていく中で。

 

────

「蝶の髪飾り、今日の記念としてみんなで新しいのにしよう〜」

私はその蝶の髪飾りをつけてもいいのかな、私は自分が怖いという理由で鬼殺から逃げた。

弱い未熟者の私が、貴方達と一緒にいてもいいのかな。

 

「これは、アオイの分ね」

 

「私がこれを受け取っていいのでしょうか?」

「私は、自分が怖いという理由だけで鬼殺から逃げました。カナエさんや、しのぶさんとは正反対です」

 

「アオイ、そんな事ないよ。貴方は自分のできる事を精一杯してくれてるじゃない。鬼殺隊のみんなは貴方に助けられているのよ」

「人間それぞれできないことがある、それは誰かが補ってあげたらいいこと」

 

「アオイが鬼と戦えないなら私達が戦う。だから、私や姉さんができないことはアオイに頼んでもいい?」

 

「私達もお手伝いしますよ、アオイさん」

 

「アオイ、私にできることない?できることは少ないけど」

夜去さん貴方の言ってた通りだ、みんな私を認めてくれている。私がみんなを信じていなかった。

──

「アオイさん手伝いますよ」

 

「大丈夫です、私にできることはこのくらいですから」

 

「そんなことないと思うけどな、アオイさんはすごいと思うよ」

「怪我しても貴方がアオイさんがここにいてくれるから、安心して任務に行けるんじゃない?」

 

「そんな事ないですよ、私なんか」

 

「なんかじゃないよ、アオイさんはすごい。僕は貴方に助けてもらったんだ。今はわからないと思うけど、たくさん、たくさん」

「心の底から感謝してるんですよ。そんな人が沢山いる、今も近くに何人かいると思うよ」

「もっと先の未来にはさ、そんな人が両手では収まらないんだ、数え切れないほどたくさんいるんだよ?」

──

夜去さんを助けたことがあるんだろうか、怪我していた間のお世話の事を言ってるのだろうか?それもしのぶさんや真菰さんがしてたから少しだったのに。

すぐ近くにいる、それは蝶屋敷のみんなの事だったんですね。

未来で私に感謝してくれている人はたくさんいるのか。でも何故そんな事を知っているんだろう、未来なんてわかるはずもないのに。

 

「カナエさん、蝶の髪飾りつけさせてもらいます」

 

「よかった〜気に入ってくれて」

今日からまた頑張ろう、私がみんなにできる事を。美味しい料理を一杯食べてもらおう。

──

「僕さ、アオイさんの料理がとっても大好きなんだ。鬼のいない未来でさ、みんなで食べれたらって想像したら幸せが溢れてるよ」

「アオイさんの料理は人を幸せにする、それは他の人にはできない」

「いつか、みんなで食べたいな

 

「わかりました、その時はたくさん作りますね。。腕に磨きをかけておますね」

──

夜去さんとの約束もある、私の料理が好きということは顔を見れば嘘をついていないこともわかる。

夜去の好きなおにぎりたくさん作ってあげないとって、夜去さんはおにぎりが好きなのだろうか?なんで今、頭に浮かんだんだろう。

それに私もカナヲと同じように弟のような気がしてしまう、なんでだろう。

でも一つだけわかることそれは、夜去のことが大切だということ。呼び捨てにしてしまった今度から気をつけないと。

 

「蝶屋敷のみんなが私も大好きです」

日が沈み始めた、帰ろう私達の戻るべき場所、蝶屋敷へ。

 

──

 

「帰ろう、きよ、すみ、なほ」

みんなそれぞれが自分の想いを伝えられている。

私達三人はまだ子供だから、継子にもなれない、アオイさんみたいにお手伝いもあまりできない。

カナエさんやしのぶさんの足手まといになってるんではないだろうか。

二人が私達を蝶屋敷に置いておく理由は特にないと思う。

──

「夜去さん、私達はカナエさんやしのぶさん、カナヲさんやアオイさんの足手まといになってないでしょうか?」

 

「なんで、そう思うの?」

 

「だって私達、お仕事お手伝いも子供だからまだできません。カナエさんとしのぶさんが蝶屋敷に置いていてくれる理由がわかりません」

 

「すごく、わかる。子供だから何もできない気持ちは」

 

「やっぱり、私達は……」

 

「でも、しのぶさんやカナエさんは三人のことそんなに思ってないよ絶対に。アオイさんとカナヲさんだってね」

 

「蝶屋敷のみんなの事好き?」

 

「大好きです、とても優しくて、あんな風に私達もなりたいと思っています」

 

「四人も三人のことが大好きだと思うよ。君達に元気をもらってると思うな僕は、実際に僕も元気をもらってる」

「少しずつ、何か自分のできることを見つけていくといい。まだまだ人生長いからね」

「三人はすごく器用だから、すぐ見つかると思うけどね」

──

「カナエさん、しのぶさん、アオイさん、カナヲさん。もっと四人のお手伝いがしたいです、私達は」

四人には大丈夫とまた言われてしまうのだろうか。

その言葉は私たちのことを想ってのことだと言うことはわかる、でも遠ざけられているような気がして寂しい。

 

「きよ、すみ、なほには辛い想いをさせてたね、ごめんね。でも私達は貴方達に、普通の女の子のように幸せな生活してほしかったの」

 

「私達は四人といられるだけで幸せなんです。これからも蝶屋敷にいさせてください、お願いします」

蝶屋敷にいさせてほしい、蝶屋敷のみんなと一緒にいたい、もう離れるのは嫌だから。

 

「当たり前じゃない、蝶屋敷は貴方達のお家でもあるのよ、ほら帰ろう私たちの蝶屋敷へ」

「今日から、三人にも少しずつお手伝いしてもらってもいい?」

 

「はい!やらせてください!」

私達の蝶屋敷、その言葉がすごく嬉しい。夜去さんの言った通りだった、四人は私達のことを足手まといなんて思っていなかった、大切にしてくれていた。

想いを言葉にするのは大事だ、蝶屋敷のみんなとの時間を作ってくれてありがとうございます、夜去さん。

 

──

「夜去、真菰ちゃん、戻ったよ」

早く二人に今日あったことを伝えたいな、色々お話しできた、夜去は全部こうなることがわかってたのだろうか。

 

「みんなお帰り〜」

「お帰りなさい……」

夜去疲れているのかな、元気があまりない。

けど私は理由を聞けずにいた、何かあったのではないかと思ったからだ。

 

「夜去何かあったの?」

しのぶはこういう時、素直に聞くことができるから羨ましいと思う。

 

「聞いてくれるんですか??診察に来た隊士の方達、しのぶさんとカナエさんいないからって帰るって人ばっかりなんですよ」

「僕、今日診察した人、一人もいないんですよ???全員真菰さんがいいって言うし、男は辛いです」

なんだ、そんなことか心配した私が馬鹿馬鹿しくなった、声に出してしまっていた、私としたことが。

 

「なんだ〜そんなことか。心配した私が馬鹿だった」

 

「カナエさんはそんなこと言うんだ、優しくないよ、女神なんかじゃないね、みんなが言うように」

「誰か怪我した人いませんか、診ますよ僕が」

優しい、女神のようだとよく言われる、こんなこと言われたことはない。

たまにはこう言われるのもいいな、夜去に言われてるかもしれないけど。

 

「残念ながら、大丈夫かな」

 

「………せっかく覚えたのに、もういいですよ!

「それよりお話し聞かせてください、楽しかったですか??」

今日あった事の話を話していると、夜去は頷いて自分の事のように喜んでいた。

 

 

夜の見廻りも富岡君が代わってくれたから、特に用事もないので縁側でお茶を飲んでいる。

今日は本当に楽しかったな、またいつか行きたいな、今度は真菰ちゃんと夜去も一緒に。

 

「冷えますよ、どうぞ僕の羽織ですけど」

夜去の大事にしている羽織だ、返そうとしたが寒いから着ていて止められた。

 

「今日とっても楽しかったよ、みんなの想いも聞けた。嬉しかったな」

それと一緒に怖くもなった、この日常を奪われてしまったらと考えたら、死んでこの楽しかった日を忘れたりしたら。

 

「同時にすごく怖くなった、この幸せな日常が壊れると考えたら。前も夜去がいなかったら私は、今いない」

私は強くなんてない、みんなの前では強い自分を演じているが本当は怖がりなんだ。

 

「怖いと思ったら、泣きたいと思ったら泣いても大丈夫。僕が受け止めるって言ったじゃん」

「少し、頼りないけど僕の胸なら貸しますよ?」

「大丈夫、大丈夫。助けを求めてよ、四肢を失ってでも守るから。」

「僕は柱になる人間だから四肢なんて失わずともみんなを守るけどね」

夜去の胸に顔を埋めて声を上げて泣いている、夜去は前言ってたようにどんな私も受け入れてくれる。

やっぱり私は、あなたのことがどうしようもなく愛おしい。

言ってる相手を柱と思ってないな、夜去は。夜去の前では柱でいなくともいい気がした。

 

「あ、いいこと考えた。今日初めての患者さんはカナエさんだ。診断は泣き虫病ですね」

「薬は僕でいいですか?」

 

「揶揄ってるの??ほんとうにたまにすっごく意地悪になるよね夜去は」

 

「カナエさんは泣いた姿も美人ですね」

 

「お世辞でも、ありがたく受け取っときますね。もう寝るよ、意地悪な人と一緒にいられません、夜去も早く寝ないとダメだよ」

本当は恥ずかしかったんだ、美人と言われたのが。嬉しい、顔が熱くなるのを感じたから逃げるように部屋に戻った。

普通の女の子を夢見てもいいんだろうか、その時が来たら夜去に想いを伝えよう。

羽織を持ってきてしまった。返しに行かないと。

 

「輝夜姉さん、咲夜姉さん、僕もっともっと強くなる。いつか二人のようになれるかな?」

夜去のお姉さん達は、輝夜さんと咲夜さんというんだ。どんな人なんだろう、夜去と一緒で顔が整っているんだろうな。

 

「カナエさんは輝夜姉さんには、涙を見せてたの?」

「しのぶさんも咲夜姉さんには、弱い自分を曝け出していたの?」

「僕は二人の拠り所になれてるかな、姉さん達のように」

私としのぶが夜去のお姉さん達と親しい間柄だったかのように話している?私たちの知っている人でそんな人達がいた記憶はない。

 

「あれ、寝ちゃってた。なんか夢見てたような」

寝言を言ってたのか、可愛い……姉に憧れているのかな、今度してあげようかな。

でも二人を知っているような、二人の名前を私達は呼んでいたような。多分街で誰かが呼んでいた名前が耳に残っているんだろう。

 

「夜去、羽織持って行ってた。寒いから背中にかけとくよ」

 

「ありがとうございます、おやすみなさい」

 

 

「危なかった…いつか言わないといけないのに。でも言えないよ、今日は」

「こんな幸せな日に言えない、いつか僕も笑顔で伝えられるといいな」

 

 

 

 

 

 

 

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