P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか?   作:へっくすん165e83

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紅葉と風船と私

 私はダイアゴン横丁で一通りの買い物を済ませ、漏れ鍋へと帰ってきた。

 漏れ鍋の店主であるトムには三ガリオン渡されていたが、食材を扱っている店で値切りに値切ったため一ガリオン以上手元に残っている。

 私は手元に残ったお金をマーリン基金の小袋とは違う財布に仕舞い、ポケットの中に放り込んだ。

 給料とは少し違うが、これは私が好きに使っていい金だ。

 盗んだ金でもなければ、施された金でもない。

 その事実が妙に嬉しくて、私は軽い足取りで漏れ鍋の店内へと戻った。

 

「トムさん買い物終わ──」

 

 私が店内に足を踏み入れた瞬間、急に視界が遮られたかと思うと、柔らかな感覚が私を包み込む。

 一瞬何が起こったのか理解できなかったが、すぐに何者かが私に抱きついたのだと理解した。

 

「よくぞご無事で……」

 

「ちょ、な──」

 

 抱きつかれたのは理解できたが、状況がイマイチ飲み込めず私はその者の腕の中で嫌がる猫のようにジタバタと暴れる。

 そしてなんとか腕の中から脱出し、改めてその人物を見上げた。

 

「えっと、マクゴナガル先生? 随分お早いご登場で……」

 

 そこには安堵の笑みを浮かべたマクゴナガルが立っていた。

 私はそのまま店の中をぐるりと見回す。

 朝には誰もいなかったパブの中にはそこそこ人が入っており、皆こちらをジッと見つめていた。

 

「サクヤ、マクゴナガル先生から話は聞いたぜ。なんでそういう大事なことを先に言わねえんだ。とんでもねえことになってるじゃねぇか」

 

 トムはカウンターに手をつきながらそう言った。

 トムの顔には真っ赤なビンタの痕が見てとれる。

 

「お陰で先生と話が食い違ってこの通りだ」

 

「うわ、痛そ……」

 

「『痛そ……』じゃありません。警察に保護されるでもなく、学校に連絡するでもなく、黙ってパブの安宿に転がり込むなんて……サクヤ、貴方は被害者なのです。逃げ回る必要なんてないんですよ?」

 

 マクゴナガルの言葉を聞いて、私は新聞の一文を思い出す。

 『ロンドン警視庁の協力依頼を受けて』ということは、警察組織の中にも魔法使いの存在を知っている人間がいるということだ。

 

「連絡はしようと思っていたんですが……」

 

「遅すぎます! 漏れ鍋に戻ってすぐに事情を説明し学校に連絡すべきでした。……それにしても、貴方だけでも無事で何よりです。ここの店主が引き止めていなければ、貴方も今頃……」

 

 マクゴナガルは顔を真っ青にして首を振る。

 確かに、マクゴナガルの言うことはもっともだ。

 だが、違う。

 そうじゃない。

 引き止められて私が孤児院にいなかったからこそ、孤児院のみんなは皆殺しにされたのだ。

 私がその場にいたら、そもそもブラックが殺しを行う前に私がブラックを殺している。

 そう、私がいれば、犯行を未然に防げたはずなのに……。

 

「貴方があの孤児院にいたということは報道規制がかけられています。あの孤児院に生き残りがいたと分かれば、ブラックが貴方の命を狙う可能性があるからです。何にしても、見つかって本当に良かった。私は貴方がブラックに連れ去られたのではないかと気が気で……」

 

「まさか。は、はは。私が死ぬわけ……」

 

「何にしても、ブラックのことは闇祓いに任せるとして、これからのことを考えなくてはなりません。ホグワーツにいる間は寮があるので問題ないとして、休みの間どうするかを決めなくては──」

 

「それなら、大丈夫です。ここで住み込みで働くことになったので」

 

 私はローブを脱いで中に着ていた制服を見せる。

 それを見て、トムは苦々しく頬を掻いた。

 

「サクヤ、そのことで先生からこいつを貰っちまってな。この鬼畜外道悪徳漢って」

 

「あ、あれは帰るところのなくなったサクヤの足元を見てこき使おうとしているのだと勘違いしたからであって……何にしても、学生という身分である貴方が自らの生活のために働く必要などありません。あんなことがあったのです。貴方は本来魔法省で保護されるべきなのですよ?」

 

「でも、何にしても泊まる場所は必要ですよね? だったらここで住み込みで働く方が──」

 

「確かに漏れ鍋に宿を取るというのは選択肢の一つでしょう。ですが、宿代のために働く必要がどこにあるのです?」

 

 まあ、マクゴナガルの言うこともわからなくはない。

 確かに私は保護されるべき対象だろうし、店主のトムもそんな状況の子供から宿代を取ろうなどと考えはしないだろう。

 だが、今重要なのはそこではない。

 宿代の話は、すでに私の中では些細な問題になっていた。

 

「いや、でも給料欲しいし、どうせ夏休み暇なので出来れば働きたいんですが……もしかして、ホグワーツってアルバイト禁止だったりします?」

 

 マクゴナガルはそれを聞いて大きなため息をつくと、チラリとトムのほうを見る。

 トムも呆れたように肩を竦めていた。

 

「……まあ、貴方がそうしたいのであれば、止めはしませんが。貴方の居場所もはっきりするわけですし」

 

「ほんとですか!? よかったぁ……それじゃあ、改めてよろしくお願いします」

 

 私はぺこりとトムに頭を下げる。

 トムは苦笑いをしながら頭を掻いた。

 

「まあ、そうだな。よろしく頼むよ。というわけだ、マクゴナガル先生。安心してくだせぇ。サクヤのことはちゃんと面倒見ますので」

 

 マクゴナガルも、私が暇を持て余してフラフラと出歩くよりかは、ここで仕事していた方が安全だと判断したのだろう。

 

「よろしくお願いします。何かありましたらホグワーツまでご連絡を。私はサクヤが見つかったことをほかの教師の皆さんに伝えに行きます。貴方は自身の親しい友人に自分の無事をご報告なさい。みな心配しているはずです」

 

 マクゴナガルはそう言うと、バチンと音を立ててその場からいなくなる。

 私はほっとため息をつくと、買ってきた食材や調味料をトムに渡した。

 

「……なあ、ほんとにそれでいいのか? 友達の家にホームステイするほうに切り替えてもいいんだぜ?」

 

「いいんですよ。小遣い程度のお金が欲しいのは本当のことですし。それにあんまり友達に迷惑掛けたくないんです。心配もされたくない。同情もされたくない」

 

「まあ、気持ちは分からなくはないけどな。わかった。そのことについては極力秘密にしておくぜ。お前はガリオン金貨欲しさに夏休みの間うちで住み込みで働く金欠少女サクヤだ」

 

 私とトムは改めて握手を交わす。

 何にしても、トムが物分かりのいい人間で助かった。

 

「よし、パブとしてはこれからどんどん忙しくなる時間だ。チャキチャキ働いてもらうぜ。今日のサクヤの仕事は客の注文を聞くことと、料理や酒を配膳することだ。まあ、ようは一般的なホールの仕事だな」

 

 私が頷くと、トムはホールの仕事内容のレクチャーを始める。

 何にしても、忙しい夏休みになりそうだ。

 

 

 

 

 私が漏れ鍋で働き始めて一週間近くが経過した。

 パブでの仕事にもすっかり慣れ、酔っ払いたちに可愛がられながら楽しく勤務している。

 シリウス・ブラックが脱獄してから少し客足が遠のいたらしいが、今は通常以上に繁盛しているようだ。

 

「サクヤちゃんビール!」

 

「私はビールじゃないわよー」

 

「サクヤちゃんこっちハイボールソーダ無しで!」

 

「それもうただのウイスキーじゃん」

 

「サクヤちゃん何か一発芸でもやってくれよー!」

 

 私は大きくため息をつくと、カウンターから十メートルは距離がある客に向かってリンゴを投げ渡す。

 客がリンゴをキャッチしてキョトンとした瞬間、カウンターに置いてあったナイフをリンゴに向かって投擲した。

 ナイフは一回転半回ってリンゴに突き刺さる。

 客は突然リンゴに生えたナイフを見て小さく悲鳴をあげた。

 

「はい、リンゴのナイフ刺し十七シックルね」

 

「それもう一ガリオンじゃねえか!」

 

 どっとパブの中が酔っ払いの爆笑で包まれる。

 私もクスクスと笑うとトムが用意したビールジョッキとウイスキーグラスを盆に載せてカウンターを出た。

 私がビールを配膳していると、暖炉が緑色の炎を上げて燃え上がり、中から小太りの男性が姿を現す。

 私は新しい客だと思い無意識的に駆け寄ったが、そこに立っていたのは魔法大臣のコーネリウス・ファッジだった。

 

「大臣じゃねえですかい! お仕事おわりですかい?」

 

「いやはや、そうだったらどんなに良かったか……ちょっと問題があってね」

 

「今のご時世常に問題だらけな気はしますが……」

 

「今のご時世だからこそ大問題なんだ」

 

 ファッジはカウンターに近づくと、声を小さくして言う。

 

「ハリー・ポッターが叔父の家からいなくなった」

 

 ファッジの言葉に、酔っ払いたちが騒めき始める。

 

「まさか……シリウス・ブラックに?」

 

「いやいや、単なる家出のようだ。居候先の家族と喧嘩をしたようでね。なんでも叔母を膨らませて飛ばしてしまったらしい。今現地に魔法事故リセット部隊が向かってるよ。それだけなら子供の微笑ましいイタズラで済んだんだが……まあこのご時世だ。ブラックも近くにいる可能性が高い。一刻も早く見つけて保護しなくては」

 

 何をやってるんだあの問題児は。

 私は空いた盆の上に空になったグラスを満載すると、カウンターへと運ぶ。

 そして新しいグラスに氷と水を注ぎ、ファッジに差し出した。

 

「おお、ありがとう。それでだ。ハリーがここに来てないかと思って立ち寄ったんだが……この様子じゃここには来ていないらしい」

 

 ファッジはパブを見回して客の様子からそう判断したようだ。

 

「まあ、どちらにせよハリーを見つけたらここに連れてくる予定だ。シリウス・ブラックがロンドンを彷徨いている今、ハリー一人をマグルの街に置いておくのはあまりにも危ない」

 

「それはそれは。お待ちしております」

 

 トムは恭しく頭を下げる。

 ファッジはグラスの中の水を一気に煽ると、暖炉の方へと歩いていき煙突飛行で何処かへ消えていった。

 

「ハリー・ポッターが家出……サクヤ、部屋を一つ用意しておいてくれ」

 

「わかりました」

 

 私は手に持っていたお盆を置くと、カウンターの下から簿冊を取り出して空き部屋を確認する。

 どうやら私の横の部屋が空き部屋のようなので、ハリーにはそこに入ってもらおう。

 私は物置部屋から新しいシーツを何枚か手に取ると、階段を上がって部屋の準備を済ませる。

 下に戻る頃にはパブは先程までの活気を取り戻していた。

 その後も入れ替わり立ち替わりで魔法省の人間が煙突飛行してきては、トムと一言二言情報交換をしてまた何処かへ煙突飛行をしていく。

 私は空になりつつある煙突飛行粉を補充しながら、小耳に挟んだ情報の整理を始めた。

 ハリーは居候先の叔父であるバーノンの妹、マージと喧嘩になり、マージを魔法で膨らませてしまったようだ。

 その後ハリーは荷物をまとめて居候先を飛び出したらしい。

 魔法省の人間が居候先の周辺を隈なく探したようだが、歩いて行ける範囲にハリーの姿はなかったようだ。

 ハリーはクィディッチ用の箒を持ってるし、親の形見である透明マントも持っている。

 もし透明マントを被って空を飛んでいるのなら、見つけるのはほぼ不可能だろう。

 そんなことを考えていると、店の外から耳をつんざくような音が聞こえてくる。

 何事かと窓の外に目をやると、店の外に三階建ての紫色のバスが停まっていた。

 このようなバスがロンドンを走っていたら確実に記憶に残っている筈だ。

 記憶にないということは、これは魔法界のバスなんだろう。

 私がバスを眺めていると、ファッジがハリーの肩をガッチリと掴んで店の中に入ってくる。

 どうやら無事ハリーを捕まえたようだった。

 

「大臣! 捕まえなすったかね!」

 

 トムはカウンターを飛び出すと、二人を個室へと案内していく。

 どうやら、ハリーは私の存在に気が付かなかったらしい。

 私は店の外に出ると、重たいトランクを息を切らせながらバスから降ろそうとしている車掌を手伝った。

 

「お、すまんな! あんがとよ!」

 

 車掌は私に軽くお礼を言うと、運転席に乗り込みバスを急発進させる。

 バスはそのまま路地裏の方へ走っていき、すぐに見えなくなってしまった。

 

「あれは確実に魔法界のバスね。絶対乗りたくないわ」

 

 側から見てるぶんには面白いが、あの中に居たいとは思わない。

 あの加速に耐えるにはバケットシートが必要だろう。

 

「取り敢えず、荷物を運んじゃいますか」

 

 私は荷物を順番にハリーが入る予定の部屋に入れていく。

 最後に重たいトランクを半ば引きずるようにしながら二階まで引っ張り上げ、息を切らせながら部屋の中に押し込んだ。

 

「はぁ……はぁ……、ほんと、私の鞄ってめちゃくちゃ便利ね……」

 

 本来ならば私の荷物もこれぐらい重たいのだと考えると便利な鞄を作って本当に正解だったと思う。

 そんなことを考えながら呼吸を整えていると、窓の外に一羽のフクロウが留まった。

 

「あら、ヘドウィグじゃない」

 

 窓の外に留まっていたのはハリーのペットであるヘドウィグだった。

 私は窓を開けてヘドウィグを部屋の中に入れる。

 ヘドウィグは部屋に置かれていた洋箪笥に飛び乗ると、小さくホォと鳴いた。

 

「ハリーと違って貴方は頭がいいわねー」

 

 私はヘドウィグの頭をそっと撫で、部屋を後にする。

 ファッジとハリーがどんな話をしているかが気になるが、まあその辺は後でハリーからゆっくり聞けばいいだろう。

 私はパブに戻ると、閉店時間も近いのでカウンターに置かれていた鐘をカランカランと鳴らし客にラストオーダーであることを知らせる。

 酔っ払いたちは鐘の音を聞いた瞬間慌てて注文を叫び始めた。

 

「ビール!」

 

「ブランデー!」

 

「エール!」

 

「はいはい順番に周りますからねー」

 

 私はテーブルをぐるりと巡り、注文を聞き終える。

 そのタイミングでトムがカウンターへと帰ってきた。

 

「はい、これラストオーダーです」

 

 トムは私が注文をメモした羊皮紙を見ると、手際良く酒を用意していく。

 私はトムが用意したお酒を盆の上に載せると、もうすでに意識が朦朧としている客たちに配膳して周った。

 

「はいビールねー」

 

「うぃー……」

 

「ブランデーお待たせ」

 

「あー……」

 

「はいジンジャーエール」

 

「いやそれジュースじゃねえか!」

 

 皆最後の一杯を飲み終わると、ゾンビのような足取りで暖炉の方へと歩いていく。

 支払いがまだだが、トム曰くツケでいいらしい。

 魔法界は狭い世界だ。

 酒代を取り立てる機会などいくらでもある。

 

「サクヤちゃんお会計お願い」

 

「はいはい今いきまーす」

 

 そして一部の意識がはっきりしている客はしっかり支払いを済ませてから姿くらましで帰っていく。

 しばらくすると、あれだけうるさかったパブは静寂に包まれた。

 私は机の上の皿やジョッキを流し台に運んでいく。

 流し台では魔法のスポンジがひとりでに皿を洗い始めていた。

 

「あ、そういえばハリーの荷物を部屋に上げときました」

 

「お、気が利くな。っと、そろそろ大臣がお帰りのようだ」

 

 トムが個室の方を見ながら言う。

 私もその方向に目を向けると、大臣が個室から出てくるところだった。

 トムは大臣と入れ替わるように個室の中に入り、ハリーを上の部屋へと案内していく。

 大臣は大きく伸びをしながらカウンターへと腰掛けた。

 

「何か飲んでいきます?」

 

「ファイア・ウイスキーを一杯だけ貰うよ」

 

 私はファイア・ウイスキーを棚から取り出し、小さなショットグラスに注いでファッジに差し出す。

 ファッジはグラスに口をつけると、半分一気に飲み干した。

 

「問題だらけで参っちゃうよ。でも、無事ハリーを保護出来てよかった」

 

「このご時世ですからねぇ」

 

 シリウス・ブラックが脱獄したというだけでも一大事なのだ。

 そこに更にハリー・ポッターが行方不明となったらファッジの支持率にも関わってくる。

 

「まあ、ハリーに関してはしっかり見張っておきますので」

 

「よろしく頼むよほんと。……ところで、初めて見る顔だが新しく入った人かな?」

 

 ファッジは酔いで少し顔を赤くしながら私に聞く。

 

「はい。サクヤ・ホワイトと申します。ひと月ほどここでお世話になる予定です」

 

 ファッジはそうかそうかと何度も頷くと、グラスの残りを一気に煽った。

 

「何か困ったことがあったらいつでも言いなさい。それじゃあ、私はこれで失礼するよ」

 

 ファッジは椅子から立ち上がると、ファイア・ウイスキーの代金をカウンターに置いて暖炉の方へ歩いていく。

 

「あとそれと、ハリーの宿泊費は魔法省へ請求してほしい。後日担当の者を向かわせよう」

 

 ファッジはそう言い残し、煙突飛行でパブを後にした。

 私は一通りの後片付けを済ませ、店内の灯りを落とす。

 私が時間を確認すると、もうすでに日を跨いでいた。

 

「さて、私も寝ますか」

 

 私は大きく伸びをし、借りている部屋に戻る。

 あの様子では、ハリーもこの夏はここに泊まるんだろう。

 私は身体を清め寝る支度を済ませると、ベッドに潜り込む。

 

「明日から楽しくなるわね」

 

 明日、何も知らないハリーの前にいきなりバーテン姿の私が現れたらハリーはどんな反応をするだろうか。

 私はベッドの中でクスリと笑うと、そのまま夢の世界へと落ちていった。




設定や用語解説

サクヤのナイフ投げ
 この時はまだ大道芸レベル。

三階建ての紫色のバス
 『夜の騎士バス』のこと。迷子の魔法使いが杖先を差し出すとそれに反応し迎えに行く。

Twitter始めました。
https://twitter.com/hexen165e83
活動報告や裏設定など、作品に関することや、興味のある事柄を適当に呟きます。
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