鴉の航路(ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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初の依頼を達成した武龍。その後もいくつか依頼をこなしていくが、ついに海軍からの依頼が···




第5話 評価(ver2.0)

武龍は初の依頼の後も漁船の護衛、物資輸送船の護衛、近海警備など、いくつかの依頼を遂行したものの、どれも小さなものばかりであった。

 

ジュリアス「しかしやはり、海軍からの依頼は来ないな···」

 

ソラ「フフフ···それはフラグよ?さっき依頼が来たそうよ···あああ、まだ私達は出れないのかしら···待ちくたびれちゃう♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼主:海軍中将『野山(のやま) (てつ)

 

目標:岩手県沖の防衛

 

作戦開始時刻:15:30

 

備考:味方艦隊との共闘

 

報酬:700000円及び各種資材(燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト)

 

先日、度重なる攻撃により岩手県沖の防衛線の一部が突破されかけた。追加の艦娘が到着するまで数日かかるらしい。

そのため、急遽訓練中の艦娘4人を出撃させることになったが、少しでも戦力が欲しい、協力を要請する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武龍を載せたストークAが作戦エリアに到着する。

 

徹《本当に来たな···》

 

投下された武龍を映像で確認した徹は質問してくる。

 

徹《その者の名は?》

 

武龍「俺はコードネーム『ミグラント』だ」

 

徹《本名は?》

 

瑞希《野山中将、そのような質問を続けるおつもりなら受注を破棄します》

 

徹《む···ではこれより、作戦を開始する》

 

武龍を含んだ5人は沖へと進む。

味方の艦娘は旗艦である重巡『那智』を始め、軽巡『球磨』、駆逐『若葉』、駆逐『初春』である。

 

那智「こちらの指令がすまない」

 

武龍「気にするな。今は任務に集中しよう」

 

球磨「は、初めての実戦だクマ···」

 

艦娘達は初めての実戦に、息を呑む。

 

 

 

 

 

その後しばらく警戒を続けていると、深海棲艦の反応が検知される。数は6体、やれない数ではない。

 

瑞希《敵反応、駆逐イ級3、軽巡ホ級2、軽巡へ級1とそれから···これは、空母ヲ級です!》

 

徹《空母だと!?》

 

瑞希《ミグラント!ヲ級の撃破を最優先してください!》

 

武龍「了解!」

 

すぐさま武龍はヲ級にグレネードキャノンで砲撃するが、回避される。右側面からのへ級の攻撃をかわしつつ、至近距離からマシンガンを連射し、へ級は仰向けに倒れる。

そこにヲ級の爆撃機が飛んでくるが、爆撃をギリギリで回避し、マシンガンで爆撃機を撃ち落とす。

 

初春「ぬおっ!」

 

若葉「若葉は、まだやれる···!」

 

苦戦している様子の艦娘を確認した武龍は、振り向いて小型ミサイルを艦娘達と交戦しているイ級に1体ずつロックオンし、発射する。それぞれのミサイルは直撃し、イ級達に損傷を与える。

 

那智「感謝するぞ、ミグラント!」

 

しかし、ここでまだ生きていたへ級の砲撃が武龍の背部に当たり、小型ミサイルが破壊されてしまう。武龍はへ級に接近し、レーザーブレードを横薙ぎに振り、へ級を撃破する。

 

そして武龍は振り向くと共に、背部の格納されているブースターを展開して出力を最大にし、『オーバードブースト(以下OB)』を起動させ、ヲ級に突撃する。ヲ級に急接近した武龍はレーザーブレードをヲ級の胸に突き刺し、ヲ級は苦悶の表情を浮かべて沈んでいった···

 

武龍「こちらミグラント、ヲ級は撃破した!」

 

那智「こちらも、深海棲艦の殲滅に成功した!」

 

周囲に深海棲艦の反応が無いことを確認すると、ストークAが武龍の回収に来る。

降りてくるクレーンが武龍の胸部と背部を挟むように取り付けられ、持ち上げられていく···

 

那智「感謝するぞ、ミグラント」

 

武龍はサムズアップして答える。

 

武龍「また会えたら、次も味方でな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武龍が帰還しているその頃、拠点の会議室にAF達と草薙が集まっていた。

 

ソラ「調べてみたけれど、やっぱり"イケナイ事"をしてる鎮守府がいくつかあるようね。それも、その一部は艦娘まで関わってるわ」

 

ソラは資料をテーブルの上に並べ、資料を見たジュリアスは腕組みをし、鼻を鳴らす。

 

ジュリアス「フン、欲に駆られたか」

 

ラン「まあ、艦娘っていっても同じ感情や考えの奴なんていないしな」

 

アン「皆様、そんなゴミクズとガラクタ、さっさと滅ぼしましょう?」

 

リプ「待つのだ。まだステージに上がる時ではないのだ」

 

草薙「しかしこれ以上続けられるのは皆さんも不本意でしょう?」

 

有澤「ではその1つに私が参りましょうか?」

 

草薙「あなたは派手すぎます···そうですね、ジュリアス、行ってくれますか?」

 

ジュリアス「承知した、一振で終わらせてこよう」

 

草薙「しかし、1つだけではもの足りませんね···」

 

ティス「まあいいじゃん、見せしめになるし!」

 

草薙「まあ、そうですね·····フフッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日後、1つの鎮守府が壊滅するという事件が起こる。それと同時に、その鎮守府の悪事が世間に晒されるという事まで発生してしまう。

その鎮守府は薙ぎ払われたような形跡があり、まるで溶断されたかのようだったという···

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

初の海軍からの依頼、そして艦娘との共闘でしたね!
感想やご指摘など、いつでもお待ちしています!

●野山 徹
白髪交じりの黒い短髪で身長180cm、51歳で6月2日生まれ。
海軍中将であり、荒い人事で有名である。
上官から傭兵の事を調べるよう言われ、今回の依頼を出した。

●ミグラント
武龍のコードネームであり、『本来起こり得た未来』の運び屋の総称。

●オーバードブースト
背部に格納されているブースターを使用し、ブースターを最大出力にして前進するもの。
エネルギーの消費は激しく、曲がるのも難しくなるがその分スピードは倍以上出る。

●ジュリアス
黒髪のポニーテールで身長170cm、肉体年齢は18歳。
艦娘ではなくAF。

黒い日本の甲冑を身に付けており、その下には紫色の和服を着ている。
AF組の中では最も剣術に長けており、武龍に剣術を教えた。

●ソラ
金髪のショートヘアで身長165cm、肉体年齢は20歳。
艦娘ではなくAF。

白いビジネススーツを着ており、妖艶な性格をしている。
また経営に長けているため、組織の財政を担っている。
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