横須賀鎮守府は鎮守府向かう巨影を確認する。果たして江ノ島艦隊は最強の秘匿艦娘を撃破できるのか···
横須賀所属大淀
《こちらに向かってくる反応を確認。これは···オロチです!》
横須賀所属大和「ついに来ましたね···」
横須賀提督《皆、頼むぞ!》
大和達はオロチを迎撃する体制に入る。
推奨BGM『Overture』(AC4より)
オロチ「よう!姉貴達ぃ!新旧どっちが強いか試そうぜぇ!」
オロチはその巨体からは考えられないスピードで動き、精密な砲撃をしてくる。そしてその一撃で当たった艦娘は轟沈寸前となっていく。更に、砲撃だけでなくそのスピードを活かした格闘戦を仕掛けてくる。
オロチ「オラオラァッ!そんな程度かよ!?」
オロチに首根っこを掴まれて投げられた駆逐艦が軽巡に激突し、オロチはそこに砲撃する。
横須賀所属加賀「あのスピードをどうにかして殺さないと···」
叢雲と天龍、龍田が別々の方向からオリジナル蛟に接近する。しかしオロチは回転すると同時に主砲のアームで3人を薙ぎ払うと同時に砲撃する。
横須賀鎮守府に所属している艦娘は全て出撃させており、他の鎮守府や大本営からも艦隊が出撃している。しかしオロチは量産型を1機も連れておらず、それにも関わらずオロチは鬼神の如く蹂躙している。
しかしオロチは突然目を見開いて飛び退く。次の瞬間、オロチのいた場所に水柱が上がる。見ると深海棲艦の艦隊が到着しており、オロチは完全に包囲されていた。
オロチ「おい、邪魔すんなよ···ハッハッハッ!だが良いぜぇ!なんなら全員纏めて焼き尽くしてやらぁ!」
その場に一瞬だけ強い風が吹く。
オロチ「さぁて···第2ラウンドだぁっ!」
オロチは後方から砲撃を受けつつも突撃しており、有効なダメージにはなっていない事が判る。
陸奥の目の前に来たかと思えば横にステップし、後方の赤城に砲撃する。
オロチは大和に接近するが、武蔵が大蛇の顔面を殴り飛ばす。オロチはすぐに飛び退くと同時に砲撃する。
オロチ「ハッハッ!やっぱり姉貴だから簡単にはいかねぇか!」
加賀と瑞鶴の爆撃機が爆撃しようとするが、オロチは回避する。しかし時間差で大鳳の爆撃が直撃する。
オロチ「ぶへっ!···やるじゃねぇか!」
オロチの視線が大鳳に移った瞬間に多数の砲撃が放たれるがやはり避けられる。しかし、大和の砲撃がオロチの脚部艤装に当たり、若干スピードが低下する。
オロチ「いやぁ~流石は大和の姉貴だよ···」
スピードが低下したことにより攻撃が少しだけ当たるようになってきたが、それでもオロチは攻撃の手を緩めない。だがしかし、もう既に大破していない艦娘は5分の1にまで減っている。
そして、潜水艦達のの雷撃により、オロチのスピードは更に下がる。
この一瞬···その場の全ての艦隊の攻撃は奇跡的な一致をし、オロチに同時に命中する。
それにより、ここまで蓄積されてきたダメージがオロチを大破させ···
最後に『まるゆ』の魚雷がオロチの脚部に直撃する。
脚部艤装が完全に破壊され、動きが止まった所に大和と武蔵の砲撃が命中する。
オロチ「ガハァッ!」
オロチは仰向けに倒れ。
オロチ「あぁ~あ、負けちまったなぁ···」
オロチの傷口からは止めどなく血が流れており、虚ろな目でオロチは横に立つ大和と武蔵を見る。
オロチ「勝てると思ったんだけどなぁ···やっぱ、経験が違うか···」
目は虚ろだが、どこか清々しさを感じる顔でオロチは笑う。しかし仮にも妹であるオロチにトドメを刺したことで、大和と武蔵の表情は浮かないものである。
オロチ「アッハッハッハッハッ!何しけた顔してんだよ?勝ったのはお前らだろ?だったらそんな顔すんなよ!」
オロチは自身の命が消えていくというのに、笑って大和達を気遣っている。そして、肉体の限界を向かえたオロチの体に突如火がつき、燃え始める。
オロチ「ああ···もう、終わりかよ···じゃあな···楽しかったぜ···姉貴達···」
オロチの肉体は燃え尽き、灰となって霧散していった···
大和「さようなら···オロチ···」
武蔵「もしかしたら、解り合えたのかもしれんな···」
横須賀提督《ああ···》
大和型秘匿戦艦『オロチ』
江ノ島鎮守府正面海域にて轟沈。他の秘匿艦娘とは違い、量産型を伴わず単艦で侵攻してきた。
全種の艦娘と多数の深海棲艦を相手にしつつも、その圧倒的な戦闘力を見せつけた。しかし蓄積されたダメージにより大破し、まるゆの雷撃によって航行能力を喪失し、姉である大和と武蔵によってトドメを刺された。
最強の秘匿艦娘にトドメを刺すきっかけを与えたのが、まるゆだったのは何かの運命なのかもしれない。
オリジナル大蛇による撃破数は艦娘と深海棲艦合わせて700を越えているが、民間人には決して手を出していない事が確認されている。
読んでくださり、ありがとうございます!
オロチ戦、どうでしたか?オロチはあくまで"戦い"を求めていたので、非戦闘員である民間人には手を出していませんでした。
感想、是非お待ちしています。